癌との共存を目指しています。
最近は、これまでのfighting modeから、自分を客観的に見るモードに切り替わって来ている。どうして、そうなって来ているのかは、自分でも分からないが、とにかく、そうだ。

術後すぐ、母が聞いた説明によると、「抗癌剤が効かないと、余命は1年。」とのことであった。これには、正直、僕も驚いたが、現在、示されているエビデンスからすると、妥当な数字だろう。なお、現時点では、癌そのものによる症状はない(と思う)。後半年で急に具合が悪くなる線も考えられないこともないが、自分の感覚としては、後半年という感じは全くしない。

色んな方のブログを見ていると、癌の種類、stageによって、書かれている内容がかなり違う。当然と言えば、当然だが。
僕自身について振り返ると、昨年の10月、11月に内科か外科を受診しておかなかったことが悔やまれる。そう言えば、あの頃は、准看護師を目指す人達に小児科を教えていた。「ちゃんと教えたいな。」という気持ちが強過ぎて、自分の体のことに気が回っていなかったというのが正直なところである。
結婚していれば、便器が赤くなっていることを指摘してくれて、受診、という線もあったかもしれないが、一人暮らしであれば、自分で気付くしかない。これは、正直、不運だったと思う。
あと、今考えれば、不勉強の極みだが、僕は、30歳台で○○癌というのには、なることはない、と思っていた。なる人は極めて少ない、ということと、なる人がいない、ということは、全然、別のことであるが、僕は、いつしか、「なる人は極めて少ない。」=「なる人はいない。」=「僕は、ならない。」と考えていた。
このことを思い出して、いつも思うのは、「人間の認知には限りがある。」ということだ。人は皆、覚えておける量、気に留めておける量が限られている。なので、物事をなるべくシンプルに捉える傾向にある。少なくとも、頭の中に入れておく際は、シンプルな形で仕舞っておくのだと思う。だから、「なる人は極めて少ない。」がいつしか「なる人はいない。」になっていたのだと思う。
僕の場合、中途半端な医学の知識が、早期発見のあだになっていた可能性がある。

とは言え、なってしまったものは仕方がないし、今までと変わりなく、ベストを尽くす、これに尽きると思う。

【2008/09/05 16:40】 | 自分の体
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ななこ
言葉が出ないですが、ひたすら抗癌剤の効果が出ることを祈っています。
「なってしまったものは仕方がないし、今までと変わりなく、ベストを尽くす、これに尽きると思う。」
病気の種類は違いますが、この言葉の重みは同じち思います。
絶えず前向きなのっぽさんの姿勢に見習おうと思います。


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つる つるこ
ステージによって、内容が違いますね。
間違っても「お気楽闘病記」は書けません。

私も、まさか30代で癌、しかもステージ4とは思ってもいませんでした。
ちなみに、便器を赤く染めるような症状ではなかったためか、配偶者に指摘されるようなことはありませんでした。

ありがとうございます。
のっぽ187
ななこさん

>言葉が出ないですが、ひたすら抗癌剤の効果が出ることを祈っています。

ありがとうございます。

>病気の種類は違いますが、この言葉の重みは同じと思います。

そうですね。

>絶えず前向きなのっぽさんの姿勢に見習おうと思います。

そう言ってくれると、とても嬉しいです。

晴天の霹靂
のっぽ187
つる つるこさん

>ステージによって、内容が違いますね。

ブログを巡回していると、痛感しますね。

>私も、まさか30代で癌、しかもステージ4とは思ってもいませんでした。

全く以って、同感です。

>ちなみに、便器を赤く染めるような症状ではなかったためか、配偶者に指摘されるようなことはありませんでした。

同居者がいて気付くとすれば、この症状くらいだったかな、と思います。

あとから思えば
ミッチー
病気になってから思えば、あの時症状が出ていたのだと思い当たる節は私にも多々あります。あの時、皆の言うこと聞いて病院へ行っていれば・・・、もっと摂生していればなどなど。でも、そうしなかったから本が書けた、私はそう思うことにしています。自分が今までしてきた技術を1冊の本にまとめることができたと。
しかも肉体的にも・精神的にも快適なときを過ごせていたのだと・・・。


もう少し時間が経てば
のっぽ187
ミッチーさん

>病気になってから思えば、あの時症状が出ていたのだと思い当たる節は私にも多々あります。あの時、皆の言うこと聞いて病院へ行っていれば・・・、もっと摂生していればなどなど。

殆どの方が、思い当たる節、というのは、あると思います。

>でも、そうしなかったから本が書けた、私はそう思うことにしています。自分が今までしてきた技術を1冊の本にまとめることができたと。

まだまだ、癌になったことを肯定的に捉えるというところまでは、僕は行かないです。もう少し、時間が経てば、そう思えるようになるかもしれません。

No title
kinkon1223
来週私の職場で35歳以下の健康診断が実施されるのですが、オプションで大腸がん検査(検便)や腫瘍マーカーが追加されていることに驚きました。
癌の若年化が進んでいることが要因ですね。私の病気のことを普段から話している20代後半の経理の女の子が前に座っているのですが、今日は癌の若年化の話と女性の大腸がんも非常に増えていることを伝えました。当然ながら早い時期から受けることを勧めたわけです。
私たちがん患者が、今健康な人たちに早期発見や保険の重要性を教えてあげることも役目かと思っております。


私達の役目
のっぽ187
kinkon1223さん

>来週私の職場で35歳以下の健康診断が実施されるのですが、オプションで大腸がん検査(検便)や腫瘍マーカーが追加されていることに驚きました。

kinkon1223さんが勤めていらっしゃるところは、とてもしっかりとした組織なんだな、と思います。とは言え、この話には、僕も驚きです。

>癌の若年化が進んでいることが要因ですね。

精神科医をしている分には、これまで全く聞いたことがなかったのですが、ブログを巡回していると、20歳代、30歳代に癌の方が多いことに驚かされます。

>私の病気のことを普段から話している20代後半の経理の女の子が前に座っているのですが、今日は癌の若年化の話と女性の大腸がんも非常に増えていることを伝えました。当然ながら早い時期から受けることを勧めたわけです。

素晴らしいことをされたと思います。
私事ですが、先月、いとこ2名(20歳代半ば女性と30歳代前半女性)に、自分の病(進行直腸癌、大腸ポリポーシス)を伝えました。後者は特に、遺伝性が強い病なので、大腸ファイバーを受けるように勧めました。

>私たちがん患者が、今健康な人たちに早期発見や保険の重要性を教えてあげることも役目かと思っております。

全く以って、その通りだと思います。

No title
うさみみ
だれも自分がなるなんて思わない。。人間はそんなものです。
仮に思っていた人がいたとしたら、それはそれで、普通に生きていくのに様々なことにビビリながら生きていくということであり、それは…。

配偶者がいても、うさみみが死に掛けたことは気付かなかったです。
おかしいなと思ったら、病院に行く。。それしかありませんが、重病だと、町医者では。。。

うさみみは幸い、ブログに書いて、お医者様が読んでくれて助かったんですが、「運」としかいいようがないです。


>「抗癌剤が効かないと、余命は1年。」

言葉がでないですが、人間は心の動物です。
どんなに元気だった人も、心の支えを失ったら、肉体も壊れていきます。
だったら、逆。。心~希望を失わない。信じること。いや信じきること~これが最強であると(^^♪



のっぽ187
うさみみさん

>だれも自分がなるなんて思わない。。人間はそんなものです。

そう言われると、ほっとします。

>配偶者がいても、うさみみが死に掛けたことは気付かなかったです。

そんなものなのですね。

>うさみみは幸い、ブログに書いて、お医者様が読んでくれて助かったんですが、「運」としかいいようがないです。

私達が生きていくのに、「運」の占めるウエイトは非常に大きいですよね。今更ながら、痛感します。

心の部分には、僕も大きく期待しています。心と免疫の関わりは、色んなところでよく指摘されていますし。

こんばんは
うさみみ
>心の部分には、僕も大きく期待しています。
>心と免疫の関わりは、色んなところでよく指摘されていますし。

ブログの更新。精力的にされてますね(^^♪
うさみみは、大学は農芸化学なので、生化学が好きなこともあり、免疫については、個人的に興味を持っています。
関係ないですが、「つぼ」なんかも(笑)

心はホントに大事ですね。38年生きてきて、年を取る毎にそう思います。


心と免疫
のっぽ187
うさみみさん

>ブログの更新。精力的にされてますね(^^♪

文章を書く過程で、自分の考えがまとまる、ということが結構、あるので、よく書いていますね。

人類が癌を克服するには、免疫面からのアプローチが不可欠であると思っています。

>心はホントに大事ですね。38年生きてきて、年を取る毎にそう思います。

運命も健康も「心」次第だ、と中村天風先生も仰っています。僕も、そう思っています。

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この記事へのコメント
No title
言葉が出ないですが、ひたすら抗癌剤の効果が出ることを祈っています。
「なってしまったものは仕方がないし、今までと変わりなく、ベストを尽くす、これに尽きると思う。」
病気の種類は違いますが、この言葉の重みは同じち思います。
絶えず前向きなのっぽさんの姿勢に見習おうと思います。
2008/09/05(Fri) 18:22 | URL  | ななこ #-[ 編集]
No title
ステージによって、内容が違いますね。
間違っても「お気楽闘病記」は書けません。

私も、まさか30代で癌、しかもステージ4とは思ってもいませんでした。
ちなみに、便器を赤く染めるような症状ではなかったためか、配偶者に指摘されるようなことはありませんでした。
2008/09/05(Fri) 18:44 | URL  | つる つるこ #JalddpaA[ 編集]
ありがとうございます。
ななこさん

>言葉が出ないですが、ひたすら抗癌剤の効果が出ることを祈っています。

ありがとうございます。

>病気の種類は違いますが、この言葉の重みは同じと思います。

そうですね。

>絶えず前向きなのっぽさんの姿勢に見習おうと思います。

そう言ってくれると、とても嬉しいです。
2008/09/05(Fri) 19:26 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
晴天の霹靂
つる つるこさん

>ステージによって、内容が違いますね。

ブログを巡回していると、痛感しますね。

>私も、まさか30代で癌、しかもステージ4とは思ってもいませんでした。

全く以って、同感です。

>ちなみに、便器を赤く染めるような症状ではなかったためか、配偶者に指摘されるようなことはありませんでした。

同居者がいて気付くとすれば、この症状くらいだったかな、と思います。
2008/09/05(Fri) 19:56 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
あとから思えば
病気になってから思えば、あの時症状が出ていたのだと思い当たる節は私にも多々あります。あの時、皆の言うこと聞いて病院へ行っていれば・・・、もっと摂生していればなどなど。でも、そうしなかったから本が書けた、私はそう思うことにしています。自分が今までしてきた技術を1冊の本にまとめることができたと。
しかも肉体的にも・精神的にも快適なときを過ごせていたのだと・・・。
2008/09/05(Fri) 20:42 | URL  | ミッチー #-[ 編集]
もう少し時間が経てば
ミッチーさん

>病気になってから思えば、あの時症状が出ていたのだと思い当たる節は私にも多々あります。あの時、皆の言うこと聞いて病院へ行っていれば・・・、もっと摂生していればなどなど。

殆どの方が、思い当たる節、というのは、あると思います。

>でも、そうしなかったから本が書けた、私はそう思うことにしています。自分が今までしてきた技術を1冊の本にまとめることができたと。

まだまだ、癌になったことを肯定的に捉えるというところまでは、僕は行かないです。もう少し、時間が経てば、そう思えるようになるかもしれません。
2008/09/05(Fri) 21:36 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
来週私の職場で35歳以下の健康診断が実施されるのですが、オプションで大腸がん検査(検便)や腫瘍マーカーが追加されていることに驚きました。
癌の若年化が進んでいることが要因ですね。私の病気のことを普段から話している20代後半の経理の女の子が前に座っているのですが、今日は癌の若年化の話と女性の大腸がんも非常に増えていることを伝えました。当然ながら早い時期から受けることを勧めたわけです。
私たちがん患者が、今健康な人たちに早期発見や保険の重要性を教えてあげることも役目かと思っております。
2008/09/05(Fri) 23:36 | URL  | kinkon1223 #-[ 編集]
私達の役目
kinkon1223さん

>来週私の職場で35歳以下の健康診断が実施されるのですが、オプションで大腸がん検査(検便)や腫瘍マーカーが追加されていることに驚きました。

kinkon1223さんが勤めていらっしゃるところは、とてもしっかりとした組織なんだな、と思います。とは言え、この話には、僕も驚きです。

>癌の若年化が進んでいることが要因ですね。

精神科医をしている分には、これまで全く聞いたことがなかったのですが、ブログを巡回していると、20歳代、30歳代に癌の方が多いことに驚かされます。

>私の病気のことを普段から話している20代後半の経理の女の子が前に座っているのですが、今日は癌の若年化の話と女性の大腸がんも非常に増えていることを伝えました。当然ながら早い時期から受けることを勧めたわけです。

素晴らしいことをされたと思います。
私事ですが、先月、いとこ2名(20歳代半ば女性と30歳代前半女性)に、自分の病(進行直腸癌、大腸ポリポーシス)を伝えました。後者は特に、遺伝性が強い病なので、大腸ファイバーを受けるように勧めました。

>私たちがん患者が、今健康な人たちに早期発見や保険の重要性を教えてあげることも役目かと思っております。

全く以って、その通りだと思います。
2008/09/06(Sat) 04:58 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
だれも自分がなるなんて思わない。。人間はそんなものです。
仮に思っていた人がいたとしたら、それはそれで、普通に生きていくのに様々なことにビビリながら生きていくということであり、それは…。

配偶者がいても、うさみみが死に掛けたことは気付かなかったです。
おかしいなと思ったら、病院に行く。。それしかありませんが、重病だと、町医者では。。。

うさみみは幸い、ブログに書いて、お医者様が読んでくれて助かったんですが、「運」としかいいようがないです。


>「抗癌剤が効かないと、余命は1年。」

言葉がでないですが、人間は心の動物です。
どんなに元気だった人も、心の支えを失ったら、肉体も壊れていきます。
だったら、逆。。心~希望を失わない。信じること。いや信じきること~これが最強であると(^^♪
2008/09/06(Sat) 11:01 | URL  | うさみみ #-[ 編集]
うさみみさん

>だれも自分がなるなんて思わない。。人間はそんなものです。

そう言われると、ほっとします。

>配偶者がいても、うさみみが死に掛けたことは気付かなかったです。

そんなものなのですね。

>うさみみは幸い、ブログに書いて、お医者様が読んでくれて助かったんですが、「運」としかいいようがないです。

私達が生きていくのに、「運」の占めるウエイトは非常に大きいですよね。今更ながら、痛感します。

心の部分には、僕も大きく期待しています。心と免疫の関わりは、色んなところでよく指摘されていますし。
2008/09/06(Sat) 16:54 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
こんばんは
>心の部分には、僕も大きく期待しています。
>心と免疫の関わりは、色んなところでよく指摘されていますし。

ブログの更新。精力的にされてますね(^^♪
うさみみは、大学は農芸化学なので、生化学が好きなこともあり、免疫については、個人的に興味を持っています。
関係ないですが、「つぼ」なんかも(笑)

心はホントに大事ですね。38年生きてきて、年を取る毎にそう思います。
2008/09/07(Sun) 22:45 | URL  | うさみみ #-[ 編集]
心と免疫
うさみみさん

>ブログの更新。精力的にされてますね(^^♪

文章を書く過程で、自分の考えがまとまる、ということが結構、あるので、よく書いていますね。

人類が癌を克服するには、免疫面からのアプローチが不可欠であると思っています。

>心はホントに大事ですね。38年生きてきて、年を取る毎にそう思います。

運命も健康も「心」次第だ、と中村天風先生も仰っています。僕も、そう思っています。
2008/09/08(Mon) 00:17 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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