コメントに対する返事は、日を改めてしたい、と思います。
今日は、午前中に胸部から骨盤部に掛けてのCT検査(単純+造影)、血液検査を受け、午後に診察(結果を伺う)を受けて来た。
なお、前の診察の時に、前主治医が異動になる、と聞いていたので、そのつもりでいたのだが、今回から新しい先生が僕を診てくれる事になった。ちなみに、僕と齢は余り変わらないのではないか、と思う。
CTの結果。
右肺の中くらいの高さの所(乳首の高さ位か?)に、直径5mmの小結節があった。この半年間で大きさは変わらず。放射線科医の読影は、経過から考えて、古い炎症だろう、との事。新しい主治医の先生は、肺の場合、ゆっくり大きくなる癌もあるので、経過を追いたい、との事。なお、ちらっと、1年前と比べても大きさは変わらない、と言っていた。他は、何もない、との事。
僕は、33歳の時に、右の真ん中か真ん中より少し高い所(中肺野)に肺炎を起こした事があるので、放射線科の先生が書いたように、古い炎症(炎症の痕)である可能性は、そこそこ、ある、と思う。40℃の熱が出て、血の混じった痰が出ていたので、炎症としては、かなり強い炎症だったと思う。
一方、右肺には、2008年3月の時点で、3つ、転移巣があったと思う。そのうちの2つを胸腔鏡下で取ってもらった。(恐らく、そのうちの2つだろう、と思う。)そうすると、あと1つは、どうなったんだ、という事になる。もしかすると、これが、その、あと1つなのかも知れない。
僕の見立てでは、(一番、当てにならないが、)小結節の影が少し淡いように見えたので(羽毛を3つ位、重ねたような影だった)、もしかすると、炎症の痕かも、と思った。
炎症の痕なら、それはそれで、大変、有難いのだが、物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。
ただ、前回(半年前)と結節の大きさは変わらないので、癌細胞の性質が良いのか、何か僕の生活習慣が、癌細胞が大きくなるのを抑えている、と考えるのが妥当ではないか、と思う。しかし、何がいいのかは、全然、分からないので、とりあえず、今の生活を続ける、という事で行こうか、と思う。
あと、腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)は、正常範囲内だった。
小結節については、経過観察で、という事で、また半年後という事になった。
なお、次回は、大腸カメラ(肛門と回腸末端を縫い合わせた所を見てくれるとの事)もあり、6月12日(水)に大腸カメラ、17日(月)、CT、血液検査、24日(月)に診察となった。
新しい主治医の先生は、とても感じのいい先生で、同業者として、学ぶ所が幾つかあり、その点でも、有益な時間を過ごす事が出来た、と思う。
食事に関しては、かなり思い切った事をしていると思うので、「(結果について、)どうかな。」と思っていたのだが、今回も、良い結果を得る事が出来た。
ほっとしている。
今日は、午前中に胸部から骨盤部に掛けてのCT検査(単純+造影)、血液検査を受け、午後に診察(結果を伺う)を受けて来た。
なお、前の診察の時に、前主治医が異動になる、と聞いていたので、そのつもりでいたのだが、今回から新しい先生が僕を診てくれる事になった。ちなみに、僕と齢は余り変わらないのではないか、と思う。
CTの結果。
右肺の中くらいの高さの所(乳首の高さ位か?)に、直径5mmの小結節があった。この半年間で大きさは変わらず。放射線科医の読影は、経過から考えて、古い炎症だろう、との事。新しい主治医の先生は、肺の場合、ゆっくり大きくなる癌もあるので、経過を追いたい、との事。なお、ちらっと、1年前と比べても大きさは変わらない、と言っていた。他は、何もない、との事。
僕は、33歳の時に、右の真ん中か真ん中より少し高い所(中肺野)に肺炎を起こした事があるので、放射線科の先生が書いたように、古い炎症(炎症の痕)である可能性は、そこそこ、ある、と思う。40℃の熱が出て、血の混じった痰が出ていたので、炎症としては、かなり強い炎症だったと思う。
一方、右肺には、2008年3月の時点で、3つ、転移巣があったと思う。そのうちの2つを胸腔鏡下で取ってもらった。(恐らく、そのうちの2つだろう、と思う。)そうすると、あと1つは、どうなったんだ、という事になる。もしかすると、これが、その、あと1つなのかも知れない。
僕の見立てでは、(一番、当てにならないが、)小結節の影が少し淡いように見えたので(羽毛を3つ位、重ねたような影だった)、もしかすると、炎症の痕かも、と思った。
炎症の痕なら、それはそれで、大変、有難いのだが、物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。
ただ、前回(半年前)と結節の大きさは変わらないので、癌細胞の性質が良いのか、何か僕の生活習慣が、癌細胞が大きくなるのを抑えている、と考えるのが妥当ではないか、と思う。しかし、何がいいのかは、全然、分からないので、とりあえず、今の生活を続ける、という事で行こうか、と思う。
あと、腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)は、正常範囲内だった。
小結節については、経過観察で、という事で、また半年後という事になった。
なお、次回は、大腸カメラ(肛門と回腸末端を縫い合わせた所を見てくれるとの事)もあり、6月12日(水)に大腸カメラ、17日(月)、CT、血液検査、24日(月)に診察となった。
新しい主治医の先生は、とても感じのいい先生で、同業者として、学ぶ所が幾つかあり、その点でも、有益な時間を過ごす事が出来た、と思う。
食事に関しては、かなり思い切った事をしていると思うので、「(結果について、)どうかな。」と思っていたのだが、今回も、良い結果を得る事が出来た。
ほっとしている。
トラックバック(0) |
楽観でもなく悲観でもない客観
カノン のっぽ先生、「ほっとしている。」と書いてくださったので、私もほっとしました。
「右肺の中くらいの高さの所に、直径5mmの小結節があった。」という事実について、「物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。」というのは、のっぽ先生のこれまでの知識や経験から得たひとつの物事の捉え方であって、そこに楽観的であったり、悲観的であったりという、感情の揺らぎがあまり見られないところは、いつもながら流石です。
物事に対する絶妙な距離感を感じます。
主治医さんが、変わられたのですね。
感じが良いかは別として(笑)、前の主治医さんは、とても優秀な方だ、と何度も書いていらっしゃいました。
新しい主治医さんは、感じが良くて話しやすい先生のようですので、のっぽ先生との相性もよさそうで安心しました。
最近、医師の資質といったことを考えます。
ノーベル医学・生理学賞に決まった後、山中教授の整形外科医時代のエピソードが、繰り返し紹介されました。とても不器用なお医者さんで、他の先生が20分で終わる手術に、2時間もかかっていたと。
でも、山中教授のお人柄からして、患者さんにはとても親切だったであろう、と思います。同僚は、「自分が患者だったら、あの先生には絶対手術してもらいたくない」と思っていても、山中先生を慕う患者さんはそのことを知らない。
今となっては、微笑ましいエピソードとして笑いながらも、一方で、笑っていていいのかな、と思っていました。ちょっと怖いです。
また半年、ご自身の信じる道を、新しい知識を身に着けながら、自由に楽しみながら歩んでいかれることを、心から願っています。
しろ のっぽ187 さん
まずは、なんなく、よかったです !
別れは必ず、出会いも
いい出会いに、していきましょっ 。
ヒトの身体なので、客観的に。
のっぽ187 カノンさん
これまでの経過、2008年3月の時点での病状から考えると、癌細胞は未だ身体の中に残っている、もしくは、その可能性の方が高い、と考えています。
なので、新しい主治医の先生の話は、そう抵抗なく耳に入って来ました。(もちろん、いい気はしませんでしたが。)
僕としては、変化なし、なら、御の字なので、今回の結果は、10点を満点とすると、8点か9点、付けられる結果だ、と思っています。
医師の資質については、また日を改めて、書きたい、と思います。
のっぽ187 しろさん
有難うございます。
自分が付き合える人の数は、限られている、と思うので、会う人もいれば、別れる人もいるんだ、と思います。
主治医に求める物
のっぽ187 カノンさん
患者として、主治医に求める物は、僕の場合、
①人柄が良い。
②自分が専門とする領域の事は分かっている。
③外科医なら、腕が立つ。
ですね。
ただ、考えてみると、この条件は、結構、ハードルが高いな、と思います。
のっぽ187 拍手コメントをしてくれた方へ
ご訪問、そして、拍手コメント、有難うございます。「私もがんばろー」って思えた、というコメント、大変、嬉しいです。
カノン のっぽ先生、「ほっとしている。」と書いてくださったので、私もほっとしました。
「右肺の中くらいの高さの所に、直径5mmの小結節があった。」という事実について、「物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。」というのは、のっぽ先生のこれまでの知識や経験から得たひとつの物事の捉え方であって、そこに楽観的であったり、悲観的であったりという、感情の揺らぎがあまり見られないところは、いつもながら流石です。
物事に対する絶妙な距離感を感じます。
主治医さんが、変わられたのですね。
感じが良いかは別として(笑)、前の主治医さんは、とても優秀な方だ、と何度も書いていらっしゃいました。
新しい主治医さんは、感じが良くて話しやすい先生のようですので、のっぽ先生との相性もよさそうで安心しました。
最近、医師の資質といったことを考えます。
ノーベル医学・生理学賞に決まった後、山中教授の整形外科医時代のエピソードが、繰り返し紹介されました。とても不器用なお医者さんで、他の先生が20分で終わる手術に、2時間もかかっていたと。
でも、山中教授のお人柄からして、患者さんにはとても親切だったであろう、と思います。同僚は、「自分が患者だったら、あの先生には絶対手術してもらいたくない」と思っていても、山中先生を慕う患者さんはそのことを知らない。
今となっては、微笑ましいエピソードとして笑いながらも、一方で、笑っていていいのかな、と思っていました。ちょっと怖いです。
また半年、ご自身の信じる道を、新しい知識を身に着けながら、自由に楽しみながら歩んでいかれることを、心から願っています。
しろ のっぽ187 さん
まずは、なんなく、よかったです !
別れは必ず、出会いも
いい出会いに、していきましょっ 。
ヒトの身体なので、客観的に。
のっぽ187 カノンさん
これまでの経過、2008年3月の時点での病状から考えると、癌細胞は未だ身体の中に残っている、もしくは、その可能性の方が高い、と考えています。
なので、新しい主治医の先生の話は、そう抵抗なく耳に入って来ました。(もちろん、いい気はしませんでしたが。)
僕としては、変化なし、なら、御の字なので、今回の結果は、10点を満点とすると、8点か9点、付けられる結果だ、と思っています。
医師の資質については、また日を改めて、書きたい、と思います。
のっぽ187 しろさん
有難うございます。
自分が付き合える人の数は、限られている、と思うので、会う人もいれば、別れる人もいるんだ、と思います。
主治医に求める物
のっぽ187 カノンさん
患者として、主治医に求める物は、僕の場合、
①人柄が良い。
②自分が専門とする領域の事は分かっている。
③外科医なら、腕が立つ。
ですね。
ただ、考えてみると、この条件は、結構、ハードルが高いな、と思います。
のっぽ187 拍手コメントをしてくれた方へ
ご訪問、そして、拍手コメント、有難うございます。「私もがんばろー」って思えた、というコメント、大変、嬉しいです。
この記事へのコメント
のっぽ先生、「ほっとしている。」と書いてくださったので、私もほっとしました。
「右肺の中くらいの高さの所に、直径5mmの小結節があった。」という事実について、「物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。」というのは、のっぽ先生のこれまでの知識や経験から得たひとつの物事の捉え方であって、そこに楽観的であったり、悲観的であったりという、感情の揺らぎがあまり見られないところは、いつもながら流石です。
物事に対する絶妙な距離感を感じます。
主治医さんが、変わられたのですね。
感じが良いかは別として(笑)、前の主治医さんは、とても優秀な方だ、と何度も書いていらっしゃいました。
新しい主治医さんは、感じが良くて話しやすい先生のようですので、のっぽ先生との相性もよさそうで安心しました。
最近、医師の資質といったことを考えます。
ノーベル医学・生理学賞に決まった後、山中教授の整形外科医時代のエピソードが、繰り返し紹介されました。とても不器用なお医者さんで、他の先生が20分で終わる手術に、2時間もかかっていたと。
でも、山中教授のお人柄からして、患者さんにはとても親切だったであろう、と思います。同僚は、「自分が患者だったら、あの先生には絶対手術してもらいたくない」と思っていても、山中先生を慕う患者さんはそのことを知らない。
今となっては、微笑ましいエピソードとして笑いながらも、一方で、笑っていていいのかな、と思っていました。ちょっと怖いです。
また半年、ご自身の信じる道を、新しい知識を身に着けながら、自由に楽しみながら歩んでいかれることを、心から願っています。
「右肺の中くらいの高さの所に、直径5mmの小結節があった。」という事実について、「物事は、悪い方を想定して事を進めて行くべきだと思うので、転移巣で、ゆっくり大きくなっている、の線で考えて行こうと思う。」というのは、のっぽ先生のこれまでの知識や経験から得たひとつの物事の捉え方であって、そこに楽観的であったり、悲観的であったりという、感情の揺らぎがあまり見られないところは、いつもながら流石です。
物事に対する絶妙な距離感を感じます。
主治医さんが、変わられたのですね。
感じが良いかは別として(笑)、前の主治医さんは、とても優秀な方だ、と何度も書いていらっしゃいました。
新しい主治医さんは、感じが良くて話しやすい先生のようですので、のっぽ先生との相性もよさそうで安心しました。
最近、医師の資質といったことを考えます。
ノーベル医学・生理学賞に決まった後、山中教授の整形外科医時代のエピソードが、繰り返し紹介されました。とても不器用なお医者さんで、他の先生が20分で終わる手術に、2時間もかかっていたと。
でも、山中教授のお人柄からして、患者さんにはとても親切だったであろう、と思います。同僚は、「自分が患者だったら、あの先生には絶対手術してもらいたくない」と思っていても、山中先生を慕う患者さんはそのことを知らない。
今となっては、微笑ましいエピソードとして笑いながらも、一方で、笑っていていいのかな、と思っていました。ちょっと怖いです。
また半年、ご自身の信じる道を、新しい知識を身に着けながら、自由に楽しみながら歩んでいかれることを、心から願っています。
2012/12/18(Tue) 23:23 | URL | カノン #-[ 編集]
のっぽ187 さん
まずは、なんなく、よかったです !
別れは必ず、出会いも
いい出会いに、していきましょっ 。
まずは、なんなく、よかったです !
別れは必ず、出会いも
いい出会いに、していきましょっ 。
2012/12/19(Wed) 20:30 | URL | しろ #-[ 編集]
カノンさん
これまでの経過、2008年3月の時点での病状から考えると、癌細胞は未だ身体の中に残っている、もしくは、その可能性の方が高い、と考えています。
なので、新しい主治医の先生の話は、そう抵抗なく耳に入って来ました。(もちろん、いい気はしませんでしたが。)
僕としては、変化なし、なら、御の字なので、今回の結果は、10点を満点とすると、8点か9点、付けられる結果だ、と思っています。
医師の資質については、また日を改めて、書きたい、と思います。
これまでの経過、2008年3月の時点での病状から考えると、癌細胞は未だ身体の中に残っている、もしくは、その可能性の方が高い、と考えています。
なので、新しい主治医の先生の話は、そう抵抗なく耳に入って来ました。(もちろん、いい気はしませんでしたが。)
僕としては、変化なし、なら、御の字なので、今回の結果は、10点を満点とすると、8点か9点、付けられる結果だ、と思っています。
医師の資質については、また日を改めて、書きたい、と思います。
しろさん
有難うございます。
自分が付き合える人の数は、限られている、と思うので、会う人もいれば、別れる人もいるんだ、と思います。
有難うございます。
自分が付き合える人の数は、限られている、と思うので、会う人もいれば、別れる人もいるんだ、と思います。
カノンさん
患者として、主治医に求める物は、僕の場合、
①人柄が良い。
②自分が専門とする領域の事は分かっている。
③外科医なら、腕が立つ。
ですね。
ただ、考えてみると、この条件は、結構、ハードルが高いな、と思います。
患者として、主治医に求める物は、僕の場合、
①人柄が良い。
②自分が専門とする領域の事は分かっている。
③外科医なら、腕が立つ。
ですね。
ただ、考えてみると、この条件は、結構、ハードルが高いな、と思います。
拍手コメントをしてくれた方へ
ご訪問、そして、拍手コメント、有難うございます。「私もがんばろー」って思えた、というコメント、大変、嬉しいです。
ご訪問、そして、拍手コメント、有難うございます。「私もがんばろー」って思えた、というコメント、大変、嬉しいです。
| ホーム |