癌との共存を目指しています。
今朝は、午前3時半に目が覚めたので、そのまま、調べ物をし、朝御飯を食べ、仕事が休みなので、午前11時20分から日光浴をした。午後0時30分まで、日に当たっていた。この間、5回、トイレ(大便)に行っている。

僕が日光浴をしていた1時間余りの間、ずっと太陽は直射していた事もあり、最後の10分間は、少し疲れた感じがした。

目には良くないのだろうが、3~5秒程、太陽を見る(厳密には太陽のわずかに下の辺りを見る)のを、5回位、した。

きっと昼御飯を食べたら、眠たくなるだろう、と思い、昼御飯を食べる前から、布団を引いていたのだが、案に相違して、御昼御飯を食べても全然、眠くならない。心地良い疲労感がわずかに残るのみ。

目を通して、網膜に太陽の光が入り、体内時計に影響を与えたのか、はたまた、1時間程の間に皮膚の中で作られたビタミンDが、そうさせているのか。

赤道近くでヒトは発祥したというが、僕の御先祖様は、間違い無く、サバンナの草原を走り回っていたか、熱帯雨林の中で、木の実や果物を求めて、歩き続けていたんだろう。そう確信した。(科学的根拠を以って、確信したのではないです。)

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【2012/05/16 15:31】 | 日記
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太陽の贈り物
カノン
のっぽ先生、元気に余裕をもって過ごしていらっしゃるご様子で、何よりです。私は相変わらず仕事に追われ、GWも働き、今日は精神科病院の理事会に出席してきました。会議の中で、保護室のトイレの便器は、患者さんに壊されないよう、陶器ではなくステンレスにしたほうがよいけれど、1つ50万円位する、という話が出たりして、精神科医さんは時に命懸けのお仕事だなあ、と改めて思いました。

以前より、日光浴の効用について何度か読ませていただき、今回は少しまとめて考えてみたのですが、難しいので、のっぽ先生のお考えを聞かせていただきたい、と思っています。

まずは、ヒトの進化というのは、すごいものですね。アフリカで発祥した人類が、ヨーロッパに渡った頃は、肌はまだダークスキンのままでした。日照量の少ないヨーロッパで、メラニン色素の多い肌で生きていくのは不利なことでした。そこに突然変異が生じて、肌が白いヒトが誕生して、その人たちは紫外線の吸収量が増して、体内でビタミンDが合成され、生き延びて子孫を残していくことになります。

現代では、紫外線のリスクばかりが、大きく取り上げられていますが、太古には紫外線をうまく吸収できるかどうかが、ヒトの生存にかかわることだった、と知って驚きでした。

次に、ビタミンDとがんの関係なのですが、国立がん研究センター予防研究部長の津金昌一郎氏の多目的コホート研究によると、血液中のビタミンD濃度が低いと、直腸がんのリスクが高くなる、とのことです。
溝上哲也氏は、年平均日光暴露レベルと消化器がんの死亡率とに、逆相関があることを示しました。

松股孝氏がGiovannucci E,の論文(Prospective study of predictors of vitamin D status and cancer incidence and mortality in men.)を日本語でダイジェストしたものの中に、「ビタミンDによるビタミンDレセプターの活性化は、癌細胞を分化させアポトーシスを誘導し、癌細胞の増殖を抑制し、浸潤を抑制し、血管新生を抑制し、転移を抑制するという首尾一貫した証明がされている」とありました。
つまり、のっぽ先生が目指していらっしゃるのは、このことなのでしょうか。

さて、テレビをご覧にならない、のっぽ先生にお伝えしたいことなのですが、明日の金環日食の観察に向けて、ニュースでは裸眼で太陽を観てはダメ、と繰り返し報道しています。1秒でも日食網膜症とやらを発症する危険性があるそうで、日光浴の際、太陽の方向をご覧になるのは、とってもお節介ながらちょっと心配です。

また長くなってしまいました。申し訳ありません。

取り急ぎ、お返事致します。
のっぽ187
カノンさん

超大雑把に返事をしたいと思います。

米国統合医療ノート(拙ブログからリンクしています)に、ビタミンDがいい、という事が、書かれていて、「これは。」と思い、日に当たっている、という事です。

よりきちんとした返事は、日を改めて、したい、と思います。

両親が、「裸眼で太陽を見ては駄目。」と話していたので、「そうなんだ。」と思い、17日か18日以降は、太陽を見るのは控えています。

とは言え、お教え頂き、有難うございます。

返事1
のっぽ187
カノンさん

保護室の内装は、いろいろと気を遣うようですね。

患者さんを診に保護室に入ると、その、よく配慮された造りに時々驚きます。

返事2、進化の観点から
のっぽ187
カノンさん

>ビタミンDによるビタミンDレセプターの活性化は、癌細胞を分化させアポトーシスを誘導し、癌細胞の増殖を抑制し、浸潤を抑制し、血管新生を抑制し、転移を抑制するという首尾一貫した証明がされている

細胞レベルの事は、読むと、「あっ、そうなんだ。」と思うのですが、どれ位、意味があるのかが、もうひとつ、ピンと来ないので、あまり印象に残らない事が多いです。この仕事に就いていながら、そんな事を言うのは、本当は恥ずかしいのですが、率直に言って、そうです。

>血液中のビタミンD濃度が低いと、直腸がんのリスクが高くなる

癌になるのと、再発するのは、きちんと考えるのであれば、別な事だと思うのですが、それを言っていると、使えるエビデンスが限られてしまうので、有効である可能性があると(僕が)考えた事については、なるべくやってみるようにしています。

>年平均日光暴露レベルと消化器がんの死亡率とに、逆相関がある

消化器癌と言っているので、対象が少しぼやけてしまうのですが(胃癌や食道癌の方も含まれるだろうから)、死亡率を見ているのは、僕にとって、意味ある事だ、と思います。

僕は、どうも、ミクロな事(細胞レベルの事とか)よりマクロな事(疫学や統計)の方が、ピンと来るので、どうしても、そちらの方のデータを重視して、物事を判断してしまいます。

あと、「がんに効く生活」(シュレベール著)を読んでからは、進化の観点から、物事が本当にそうなのかどうか、を考えるようになりました。

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太陽の贈り物
のっぽ先生、元気に余裕をもって過ごしていらっしゃるご様子で、何よりです。私は相変わらず仕事に追われ、GWも働き、今日は精神科病院の理事会に出席してきました。会議の中で、保護室のトイレの便器は、患者さんに壊されないよう、陶器ではなくステンレスにしたほうがよいけれど、1つ50万円位する、という話が出たりして、精神科医さんは時に命懸けのお仕事だなあ、と改めて思いました。

以前より、日光浴の効用について何度か読ませていただき、今回は少しまとめて考えてみたのですが、難しいので、のっぽ先生のお考えを聞かせていただきたい、と思っています。

まずは、ヒトの進化というのは、すごいものですね。アフリカで発祥した人類が、ヨーロッパに渡った頃は、肌はまだダークスキンのままでした。日照量の少ないヨーロッパで、メラニン色素の多い肌で生きていくのは不利なことでした。そこに突然変異が生じて、肌が白いヒトが誕生して、その人たちは紫外線の吸収量が増して、体内でビタミンDが合成され、生き延びて子孫を残していくことになります。

現代では、紫外線のリスクばかりが、大きく取り上げられていますが、太古には紫外線をうまく吸収できるかどうかが、ヒトの生存にかかわることだった、と知って驚きでした。

次に、ビタミンDとがんの関係なのですが、国立がん研究センター予防研究部長の津金昌一郎氏の多目的コホート研究によると、血液中のビタミンD濃度が低いと、直腸がんのリスクが高くなる、とのことです。
溝上哲也氏は、年平均日光暴露レベルと消化器がんの死亡率とに、逆相関があることを示しました。

松股孝氏がGiovannucci E,の論文(Prospective study of predictors of vitamin D status and cancer incidence and mortality in men.)を日本語でダイジェストしたものの中に、「ビタミンDによるビタミンDレセプターの活性化は、癌細胞を分化させアポトーシスを誘導し、癌細胞の増殖を抑制し、浸潤を抑制し、血管新生を抑制し、転移を抑制するという首尾一貫した証明がされている」とありました。
つまり、のっぽ先生が目指していらっしゃるのは、このことなのでしょうか。

さて、テレビをご覧にならない、のっぽ先生にお伝えしたいことなのですが、明日の金環日食の観察に向けて、ニュースでは裸眼で太陽を観てはダメ、と繰り返し報道しています。1秒でも日食網膜症とやらを発症する危険性があるそうで、日光浴の際、太陽の方向をご覧になるのは、とってもお節介ながらちょっと心配です。

また長くなってしまいました。申し訳ありません。
2012/05/20(Sun) 23:52 | URL  | カノン #-[ 編集]
取り急ぎ、お返事致します。
カノンさん

超大雑把に返事をしたいと思います。

米国統合医療ノート(拙ブログからリンクしています)に、ビタミンDがいい、という事が、書かれていて、「これは。」と思い、日に当たっている、という事です。

よりきちんとした返事は、日を改めて、したい、と思います。

両親が、「裸眼で太陽を見ては駄目。」と話していたので、「そうなんだ。」と思い、17日か18日以降は、太陽を見るのは控えています。

とは言え、お教え頂き、有難うございます。
2012/05/21(Mon) 17:45 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事1
カノンさん

保護室の内装は、いろいろと気を遣うようですね。

患者さんを診に保護室に入ると、その、よく配慮された造りに時々驚きます。
2012/05/22(Tue) 11:23 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事2、進化の観点から
カノンさん

>ビタミンDによるビタミンDレセプターの活性化は、癌細胞を分化させアポトーシスを誘導し、癌細胞の増殖を抑制し、浸潤を抑制し、血管新生を抑制し、転移を抑制するという首尾一貫した証明がされている

細胞レベルの事は、読むと、「あっ、そうなんだ。」と思うのですが、どれ位、意味があるのかが、もうひとつ、ピンと来ないので、あまり印象に残らない事が多いです。この仕事に就いていながら、そんな事を言うのは、本当は恥ずかしいのですが、率直に言って、そうです。

>血液中のビタミンD濃度が低いと、直腸がんのリスクが高くなる

癌になるのと、再発するのは、きちんと考えるのであれば、別な事だと思うのですが、それを言っていると、使えるエビデンスが限られてしまうので、有効である可能性があると(僕が)考えた事については、なるべくやってみるようにしています。

>年平均日光暴露レベルと消化器がんの死亡率とに、逆相関がある

消化器癌と言っているので、対象が少しぼやけてしまうのですが(胃癌や食道癌の方も含まれるだろうから)、死亡率を見ているのは、僕にとって、意味ある事だ、と思います。

僕は、どうも、ミクロな事(細胞レベルの事とか)よりマクロな事(疫学や統計)の方が、ピンと来るので、どうしても、そちらの方のデータを重視して、物事を判断してしまいます。

あと、「がんに効く生活」(シュレベール著)を読んでからは、進化の観点から、物事が本当にそうなのかどうか、を考えるようになりました。
2012/05/22(Tue) 12:22 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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