癌との共存を目指しています。
8月7日午後1時40分~9日午後1時頃まで、7回目の化学療法を受ける。
今回は、11日の昼過ぎまで寝て寝てしていた。また、10日、11日と下痢が強く、11日、日中はトイレの前で四つん這いになって痛みをこらえる、ということが3回あった。5-FUの害作用だろう。大腸がないので、下痢をした時の痛みは、大腸が残っている人に比べると強いと思われる。しかし、35歳の大の男性がこれだけ痛がったり辛がったりする化学療法って一体、何なんだろう、とも、ちらっと思う。

がん患者学Ⅰ(柳原和子著)に出て来る患者さんのうち、僕より化学療法の害作用が強い方は、18人中1人。以前、このブログで紹介したAさんである。他の17人は、化学療法を受けていない(結構、断っている人が多い)、もしくは、それほど強くなく仕事に行けているようなケースである。なお、一回、受けて合わないから止めた、というのは、化学療法を受けていない、としてカウントした。

大腸癌の化学療法の進歩は、この数年、目覚しい、と一回目に入院した病院の薬剤師さん及び緩和ケア担当の内科、放射線科の先生に説明を受けた。きっと、事実だろう。また、事実だと思うので、かなり辛いな、と思いながらも耐えて来た。
長生きはしたい、したいからこそ即断で大腸全摘をお願いしたのだが(この判断は、今考えても、非常に難しい判断だったと思う)、あまり強くQOL(生活の質)を損ねるのも少し考え物かなと思う。
大腸癌に対する化学療法のエビデンスは、だいぶ確立されているようだが、個々の患者への適用は、正直、まだまだなのではないか、と考えた。

1960年前後もしくは1960年代に出て来た三環系抗うつ薬の、うつ病に対する至適用量(これくらいの用量なら、効果も十分、見込めて、副作用もそんなに出ない、という用量)はどれくらいか、ということについても、2000年に入ってから、結構、少な目の用量で行けるよ(http://www.bmj.com/cgi/content/full/325/7371/991)、といったレビューが出て来たりしている。

三環系抗うつ薬で見られた結果が、抗癌剤に直ちに適用できるかどうかは疑問だが、もしかすると、40年程、経って、同様の結論が得られるかもしれない。

僕はそんなに待てないので、明日の診察で、自分の病状について、主治医の先生に説明して来るつもりだ。


FC2blog テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2008/08/11 18:58】 | 自分の体
トラックバック(0) |

No title
あおくん
お疲れ!
お手洗いとだいぶ友達になっちゃった様だね。
きついかもしれないけどさ、峠すぎればまた平坦に戻るかだろう
からさ。

あ、俺も標準治療ってどうなのって思う。
例えば俺のFOLFOX4の場合、体表面積から薬量が決まって
きっちり二週間づつ受けてるんだけどさ、
ちょっと間を空けて長い間隔で行くとか薬量を減らすとかできないかなって思う。
耐性できちゃったらやだけどさ、副作用が減ってのんびりと
治療って方法もあると思うんだけどなぁ。



俺達、少し早く生まれ過ぎたっぽい。
のっぽ187
あおくん

>きついかもしれないけどさ、峠すぎればまた平坦に戻るかだろう
からさ。

有難う。平坦な時期に、自分を取り戻すようにしたいな。

>あ、俺も標準治療ってどうなのって思う。

あおくんも、そう思っているんだ。
体表面積で薬の量が決まる、というのも、よくよく考えると、アバウトな話だと思う。似たような体格の人でも、お酒に強い人、弱い人がいるように、体格だけで、薬の量を決める、というのは、本当は不十分かなと思う。

>副作用が減ってのんびりと 治療って方法もあると思うんだけどなぁ。

いずれ、それが主流になると思うんだけど、俺達、少し早く生まれ過ぎたっぽいし、現状では、個人レベルで交渉ということになるかなあ。

言葉が見つかりません
カノン
想像を絶する5日間だったのですね。
励ます言葉も、慰める言葉も見つかりません。
言葉って時として無力だなあ、と思います。
失礼な言い方ながら、そんなに苦しんでかわいそうに、ということ
しか思い浮かびませんでした。

外科手術が終わって、化学療法は予防のために受けていらっしゃる
のだと思います。
それなのに、化学療法を受けるたびに、正常な消化管粘膜が
傷ついて、苦痛が増していく予防って、本当になんなんでしょう。

主治医の先生には、もっと副作用をコントロールする対策等を考え
ていただきましょう。
私だったら、10日後に、またこんな苦しい思いをするのは耐えら
れません。

No title
ran
ケモの適量って一応エビデンスってものが基準ですよね
詳しくは知らないけど、大体の病院はそれが基準なんだよね
御存じかと思いますが「現在のがん治療の功罪」http://umezawa.blog44.fc2.com/というブログを書かれている梅沢先生はそのあたりのこと色々と書かれています

私は長い間その標準的というもを使ってまして、多分耐性ができちゃった体になってると思われるのです
それは主治医も同じ意見のようで、次回から変えてみようと、いうことになってます
その前から、2週間おき、3週間おきと間を開けても効果が変わらない。という報告もあるということも言ってます
ただ、万人に効く抗がん剤というものがない限り手探り状態はどうしようもないのが事実
今は結果だけ。何をどう使ってもそれはその患者の結果だけ。
エビデンスという呪縛に縛られている医師にはちょっと考えものですが頼るものがない限りそれもしょうがないかと。。。。
だから、がん難民になっちゃったりしちゃうんだと思います

その点、私の主治医さんは悪い頭でいろいろ調べたり考えたことをきちんと聞いてくれるので助かってます
今は「今後どうしよう?」なんて質問してくるんだから。。。。(;^_^ A フキフキ
自分の体なんだから疑問ははっきりさせるべきでしょうね

あれ?記事の主旨と違った?

人間らしく生きる。
のっぽ187
カノンさん

>想像を絶する5日間だったのですね。
励ます言葉も、慰める言葉も見つかりません。
言葉って時として無力だなあ、と思います。
失礼な言い方ながら、そんなに苦しんでかわいそうに、ということ
しか思い浮かびませんでした。

そう思って戴けるだけで、僕は十分です。

>外科手術が終わって、化学療法は予防のために受けていらっしゃる のだと思います。
それなのに、化学療法を受けるたびに、正常な消化管粘膜が
傷ついて、苦痛が増していく予防って、本当になんなんでしょう。

化学療法は、再発の予防だと理解しています。しかし、今回(2回目、3回目の時もそうだった)の害作用は、少し行き過ぎかな、と思います。
自分が受けている治療は果たして妥当なものだろうか、と、ちらっとではありますが、思いました。

>主治医の先生には、もっと副作用をコントロールする対策等を考え ていただきましょう。 私だったら、10日後に、またこんな苦しい思いをするのは耐えら れません。

正直、今回は堪えました。さすがに「参った。」という感じです。
長生きはしたいですが、それ以上に、人間らしく生きていきたいです。

難しい問題ですね。
のっぽ187
ranさん

>ケモの適量って一応エビデンスってものが基準ですよね
詳しくは知らないけど、大体の病院はそれが基準なんだよね

手術を受けた病院では「日本中どこの病院に行っても、(のっぽ187さんの場合)同じ治療(化学療法)を受けることになると思います。」と説明されました。すなわち、同じデータ、同じ解釈に則って治療は行われているということですよね。

>御存じかと思いますが「現在のがん治療の功罪」http://umezawa.blog44.fc2.com/というブログを書かれている梅沢先生はそのあたりのこと色々と書かれています

時々、僕も読んでいます。

化学療法のエビデンスが確立されている、ということと、その人にとって効くかどうか、どの用量で効くか、どの用量以上だと害作用が惹き起こされるのか、ということは、分けて考えるべきですよね。

返事を書きながら思ったのですが、難しい問題ですね。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
No title
お疲れ!
お手洗いとだいぶ友達になっちゃった様だね。
きついかもしれないけどさ、峠すぎればまた平坦に戻るかだろう
からさ。

あ、俺も標準治療ってどうなのって思う。
例えば俺のFOLFOX4の場合、体表面積から薬量が決まって
きっちり二週間づつ受けてるんだけどさ、
ちょっと間を空けて長い間隔で行くとか薬量を減らすとかできないかなって思う。
耐性できちゃったらやだけどさ、副作用が減ってのんびりと
治療って方法もあると思うんだけどなぁ。

2008/08/11(Mon) 20:27 | URL  | あおくん #-[ 編集]
俺達、少し早く生まれ過ぎたっぽい。
あおくん

>きついかもしれないけどさ、峠すぎればまた平坦に戻るかだろう
からさ。

有難う。平坦な時期に、自分を取り戻すようにしたいな。

>あ、俺も標準治療ってどうなのって思う。

あおくんも、そう思っているんだ。
体表面積で薬の量が決まる、というのも、よくよく考えると、アバウトな話だと思う。似たような体格の人でも、お酒に強い人、弱い人がいるように、体格だけで、薬の量を決める、というのは、本当は不十分かなと思う。

>副作用が減ってのんびりと 治療って方法もあると思うんだけどなぁ。

いずれ、それが主流になると思うんだけど、俺達、少し早く生まれ過ぎたっぽいし、現状では、個人レベルで交渉ということになるかなあ。
2008/08/11(Mon) 20:58 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
言葉が見つかりません
想像を絶する5日間だったのですね。
励ます言葉も、慰める言葉も見つかりません。
言葉って時として無力だなあ、と思います。
失礼な言い方ながら、そんなに苦しんでかわいそうに、ということ
しか思い浮かびませんでした。

外科手術が終わって、化学療法は予防のために受けていらっしゃる
のだと思います。
それなのに、化学療法を受けるたびに、正常な消化管粘膜が
傷ついて、苦痛が増していく予防って、本当になんなんでしょう。

主治医の先生には、もっと副作用をコントロールする対策等を考え
ていただきましょう。
私だったら、10日後に、またこんな苦しい思いをするのは耐えら
れません。
2008/08/12(Tue) 00:49 | URL  | カノン #-[ 編集]
No title
ケモの適量って一応エビデンスってものが基準ですよね
詳しくは知らないけど、大体の病院はそれが基準なんだよね
御存じかと思いますが「現在のがん治療の功罪」http://umezawa.blog44.fc2.com/というブログを書かれている梅沢先生はそのあたりのこと色々と書かれています

私は長い間その標準的というもを使ってまして、多分耐性ができちゃった体になってると思われるのです
それは主治医も同じ意見のようで、次回から変えてみようと、いうことになってます
その前から、2週間おき、3週間おきと間を開けても効果が変わらない。という報告もあるということも言ってます
ただ、万人に効く抗がん剤というものがない限り手探り状態はどうしようもないのが事実
今は結果だけ。何をどう使ってもそれはその患者の結果だけ。
エビデンスという呪縛に縛られている医師にはちょっと考えものですが頼るものがない限りそれもしょうがないかと。。。。
だから、がん難民になっちゃったりしちゃうんだと思います

その点、私の主治医さんは悪い頭でいろいろ調べたり考えたことをきちんと聞いてくれるので助かってます
今は「今後どうしよう?」なんて質問してくるんだから。。。。(;^_^ A フキフキ
自分の体なんだから疑問ははっきりさせるべきでしょうね

あれ?記事の主旨と違った?
2008/08/12(Tue) 00:49 | URL  | ran #LA1CAGAE[ 編集]
人間らしく生きる。
カノンさん

>想像を絶する5日間だったのですね。
励ます言葉も、慰める言葉も見つかりません。
言葉って時として無力だなあ、と思います。
失礼な言い方ながら、そんなに苦しんでかわいそうに、ということ
しか思い浮かびませんでした。

そう思って戴けるだけで、僕は十分です。

>外科手術が終わって、化学療法は予防のために受けていらっしゃる のだと思います。
それなのに、化学療法を受けるたびに、正常な消化管粘膜が
傷ついて、苦痛が増していく予防って、本当になんなんでしょう。

化学療法は、再発の予防だと理解しています。しかし、今回(2回目、3回目の時もそうだった)の害作用は、少し行き過ぎかな、と思います。
自分が受けている治療は果たして妥当なものだろうか、と、ちらっとではありますが、思いました。

>主治医の先生には、もっと副作用をコントロールする対策等を考え ていただきましょう。 私だったら、10日後に、またこんな苦しい思いをするのは耐えら れません。

正直、今回は堪えました。さすがに「参った。」という感じです。
長生きはしたいですが、それ以上に、人間らしく生きていきたいです。
2008/08/12(Tue) 01:46 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
難しい問題ですね。
ranさん

>ケモの適量って一応エビデンスってものが基準ですよね
詳しくは知らないけど、大体の病院はそれが基準なんだよね

手術を受けた病院では「日本中どこの病院に行っても、(のっぽ187さんの場合)同じ治療(化学療法)を受けることになると思います。」と説明されました。すなわち、同じデータ、同じ解釈に則って治療は行われているということですよね。

>御存じかと思いますが「現在のがん治療の功罪」http://umezawa.blog44.fc2.com/というブログを書かれている梅沢先生はそのあたりのこと色々と書かれています

時々、僕も読んでいます。

化学療法のエビデンスが確立されている、ということと、その人にとって効くかどうか、どの用量で効くか、どの用量以上だと害作用が惹き起こされるのか、ということは、分けて考えるべきですよね。

返事を書きながら思ったのですが、難しい問題ですね。
2008/08/12(Tue) 01:58 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック