癌との共存を目指しています。
今日は、現在、休職している病院の事務長が遠路はるばる、僕の家に来てくれた。
当初は退職の手続きをする予定だったが、事前の電話での交渉で、9月5日の退職はなくなった。正直、ほっとしている。

驚いたのは、復職後の話で、事務長曰く「病院の横に(職員用の)アパートがある。そこに住んだらどうか。食事は、3食(患者さんに出しているものと同じ物)を出す。」とのこと。「良いお話、有難うございます。」と返事をしたが、「これって、どうなん?」と後で自問した。

意外と病院側は僕のことをよく把握しているみたいで、僕が休職中の病院に復職するに当たっての最大の障害は、住むところと食事だ。この点を病院側は見事に把握していた。もう少し分かっていないのかな、と思っていたので、「おお、やるな。」という風にも思った。

ただ、折角、大阪に戻って来たのだから、また、四国で勤務というのも、ちょっと・・・遠いし、何より引越しを頻繁にするのは僕はあまり好きではない。平日、認められるなら週4日、月~木と勤務して、金、土、日と大阪にいる、とか。

今、籍のある病院は、スタッフと気心が知れているので、仕事のストレスは少ないだろう。復職して、しばらくすると、僕のところに徐々に仕事が集まってきそうだが。進行癌を持っているということで、ごまめ扱い(地方によって言い方が違うそうですね。僕の住んでいるところは、鬼ごっこしていて、タッチされても、鬼にならない子を、ごまめ、と言っていました。)してくれるかな。それとも、「先生は、頼みやすいので。」ということで仕事が増えていくかな。

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現在、この本を読んでいるので、リスクとリターンに分けて、選択肢を評価すると、

今、休職中の病院に復職する。

リスク:二重生活になる。体に負担はかからないか。阪神高速や明石淡路島鳴門の橋を日曜日の晩もしくは月曜日の早朝、自分で車を運転して渡る、大丈夫か。自分でお野菜や果物を積極的に摂るとしても、食事は大丈夫か。(結構、あの病院、食事は美味しい。)
通院は大阪府下の病院である。病状の悪化があれば、またすぐ休職となり、他の精神科の先生に迷惑を掛ける。
慢性期の統合失調症の患者さんが中心なので、スキルの維持、アップには繋がらないだろう。少なくとも僕が一生懸命診ていた外来の気分障害の患者さん、神経症性障害の患者さんを診る機会は激減するだろう。

リターン:月曜日の朝、病院に入れば、後は、木曜日の夜に病院を離れるまで、通勤は片道徒歩5分。病院のスタッフと気心は知れている。自分で言うのもなんだが、スタッフには概ね好かれていたと思う。仕事場での人間関係で生じるストレスは少ないだろう。慣れた仕事である。ある程度、融通が利きそうである。例えば、昼食後20分くらい、ベッドの上で横になれるだろう。(そうした方がお腹の調子は良いので。)
食事の心配をあまりしなくて良い。(ある程度の物には、ちゃんとありつける。)
病院は風光明媚なところにある。環境は良い。とは言え、ずっと居ると飽きそうだけど。
そこそこの収入は保証される。

ざっと一通り挙げてみた。
リスクの要点は、週1回とは言え、家と勤務先を車で往復しないといけないということ。
リターンの要点は、病院のスタッフと気心が知れているので、僕自身の精神的なストレス、負担は少ない(少なくとも復職当初は少ない)だろうということ。

今日急いで結論を出さないといけない問題ではないので、合間合間で少しずつ考えていこう。

何より最近は化学療法の影響が少ない時の体調が良く、500mほど腰を下ろさずに歩き続けることが出来る。(強い便意を催すことなく。)院内を回診することも出来そうだ。事務長が帰ってから、グレープフルーツを切って食べた。美味しかった。ふと、ゆっくりと患者さんの診察がしたいな、と思った。休職してから初めての感覚である。

病から回復しているのかもしれない。ふと、そう思った。

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【2008/08/05 16:40】 | 精神科
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あおくん
ちは。
病院と自宅と職場が離れてると大変だね。無理せず安定した生活が送れるといーね。
現実問題金もかかるしね。動けるうちは無理しない程度に前向きにいきましょう(^0^)/

前向きであるということ
のっぽ187
あおくん

こんばんは。

勤務先が遠いというのは、正直、だいぶ、問題があると思います。少し時間が経って、冷静になると、そう思えて来ました。

>無理せず安定した生活が送れるといーね。

無理せず、というのミソですね。

>現実問題金もかかるしね。

高速代、ガソリン代を考えると、どうかな、と思いますね。久しく、遠出していないので、つい長い距離を車で走ることについて軽く見積もっていました。

>動けるうちは無理しない程度に前向きにいきましょう(^0^)/

同感です。以前から思っていたのですが、あおくんの前向きさは賞賛に値すると思います。僕の前向きさは「努力して前向きであろうとしている」のですが、最近は少しずつ「前向きさ」が自分の物になって来たかな、と思っています。

No title
ran
復職へのお誘いは病院側の配慮ですね
患者さんからの要望もあったのでは?
実際のっぽさんの今の状況がどんなものかわからないので軽率なことは言えませんが
考えて甘えてもいいのではと、思います
そこの病院での治療は無理なんでしょうか?
距離は大問題ですから~~~

こんなブログがあります
「36歳医者のガン漂流」http://ameblo.jp/kubojya/
眼科の医師で癌を患い、職場復帰されてる方のブログです
専門が違うとこんなに大変なんだ。と、闘病記を読んでました
中には「病院を訴えてやる~~~」という過激な発言も。。。。

参考になるかどうかわかりませんが、、、、(^_^;)

いいブログ、紹介してくれて有難うございます。
のっぽ187
ranさん

>復職へのお誘いは病院側の配慮ですね
患者さんからの要望もあったのでは?
実際のっぽさんの今の状況がどんなものかわからないので軽率なことは言えませんが
考えて甘えてもいいのではと、思います

「のっぽ187先生をあまり無理させちゃいけない。」という配慮は、ある程度は期待できると思うので、有力な一選択肢であることは間違いありません。(軽率なことはないと思いますし、軽率な発言も大歓迎です。)
職場探しは博打みたいなところがあるようで、「口がある」すなわち「OK」というものではないようです。時々インターネット上の求人欄や掲示板を見ていて、そう思います。

>そこの病院での治療は無理なんでしょうか?
距離は大問題ですから~~~

僕が今、休職している病院は、精神科だけの病院です。内科や外科はなく、いまどきの抗癌剤を使える先生もいません。どの道、別の病院で治療は受けないといけない、そんな状況です。

>こんなブログがあります
「36歳医者のガン漂流」http://ameblo.jp/kubojya/
眼科の医師で癌を患い、職場復帰されてる方のブログです
専門が違うとこんなに大変なんだ。と、闘病記を読んでました

拝見しました。学年は違うかもしれませんが、同い年(1972年生まれ)だと思います。読んでいて、同じ空気(同業、同世代)を感じました。いいブログ、紹介してくれて、有難うございます。

こんばんは
うさみみ
以前の日記の時とは病院の対応が急展開ですね。いい意味で(^^♪
復職の話は、選択肢が増えるということ。
病気のことはうさみみには分かりませんが、仮に復職したとして、何かの事情で辛くなれば、退職ということも可能となるわけですから、ゆっくり考えてくださいね(^^♪




お返事が大変、遅くなりました。すみません。
のっぽ187
うさみみさん

大変、返事が遅くなってしまい、すみません。

>仮に復職したとして、何かの事情で辛くなれば、退職ということも可能となるわけですから

柔軟かつ客観的な意見、誠に有難うございます。
ブログを書く、大きなメリットの一つとして、こういった別の角度からの、良い意見を聞くことが出来ることが挙げられると思います。
これからも、思うところをどんどんコメントして頂けると有難いです。

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この記事へのコメント
ちは。
病院と自宅と職場が離れてると大変だね。無理せず安定した生活が送れるといーね。
現実問題金もかかるしね。動けるうちは無理しない程度に前向きにいきましょう(^0^)/
2008/08/05(Tue) 20:59 | URL  | あおくん #-[ 編集]
前向きであるということ
あおくん

こんばんは。

勤務先が遠いというのは、正直、だいぶ、問題があると思います。少し時間が経って、冷静になると、そう思えて来ました。

>無理せず安定した生活が送れるといーね。

無理せず、というのミソですね。

>現実問題金もかかるしね。

高速代、ガソリン代を考えると、どうかな、と思いますね。久しく、遠出していないので、つい長い距離を車で走ることについて軽く見積もっていました。

>動けるうちは無理しない程度に前向きにいきましょう(^0^)/

同感です。以前から思っていたのですが、あおくんの前向きさは賞賛に値すると思います。僕の前向きさは「努力して前向きであろうとしている」のですが、最近は少しずつ「前向きさ」が自分の物になって来たかな、と思っています。
2008/08/06(Wed) 00:42 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
復職へのお誘いは病院側の配慮ですね
患者さんからの要望もあったのでは?
実際のっぽさんの今の状況がどんなものかわからないので軽率なことは言えませんが
考えて甘えてもいいのではと、思います
そこの病院での治療は無理なんでしょうか?
距離は大問題ですから~~~

こんなブログがあります
「36歳医者のガン漂流」http://ameblo.jp/kubojya/
眼科の医師で癌を患い、職場復帰されてる方のブログです
専門が違うとこんなに大変なんだ。と、闘病記を読んでました
中には「病院を訴えてやる~~~」という過激な発言も。。。。

参考になるかどうかわかりませんが、、、、(^_^;)
2008/08/06(Wed) 12:37 | URL  | ran #LA1CAGAE[ 編集]
いいブログ、紹介してくれて有難うございます。
ranさん

>復職へのお誘いは病院側の配慮ですね
患者さんからの要望もあったのでは?
実際のっぽさんの今の状況がどんなものかわからないので軽率なことは言えませんが
考えて甘えてもいいのではと、思います

「のっぽ187先生をあまり無理させちゃいけない。」という配慮は、ある程度は期待できると思うので、有力な一選択肢であることは間違いありません。(軽率なことはないと思いますし、軽率な発言も大歓迎です。)
職場探しは博打みたいなところがあるようで、「口がある」すなわち「OK」というものではないようです。時々インターネット上の求人欄や掲示板を見ていて、そう思います。

>そこの病院での治療は無理なんでしょうか?
距離は大問題ですから~~~

僕が今、休職している病院は、精神科だけの病院です。内科や外科はなく、いまどきの抗癌剤を使える先生もいません。どの道、別の病院で治療は受けないといけない、そんな状況です。

>こんなブログがあります
「36歳医者のガン漂流」http://ameblo.jp/kubojya/
眼科の医師で癌を患い、職場復帰されてる方のブログです
専門が違うとこんなに大変なんだ。と、闘病記を読んでました

拝見しました。学年は違うかもしれませんが、同い年(1972年生まれ)だと思います。読んでいて、同じ空気(同業、同世代)を感じました。いいブログ、紹介してくれて、有難うございます。
2008/08/06(Wed) 22:02 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
こんばんは
以前の日記の時とは病院の対応が急展開ですね。いい意味で(^^♪
復職の話は、選択肢が増えるということ。
病気のことはうさみみには分かりませんが、仮に復職したとして、何かの事情で辛くなれば、退職ということも可能となるわけですから、ゆっくり考えてくださいね(^^♪


2008/08/07(Thu) 22:33 | URL  | うさみみ #-[ 編集]
お返事が大変、遅くなりました。すみません。
うさみみさん

大変、返事が遅くなってしまい、すみません。

>仮に復職したとして、何かの事情で辛くなれば、退職ということも可能となるわけですから

柔軟かつ客観的な意見、誠に有難うございます。
ブログを書く、大きなメリットの一つとして、こういった別の角度からの、良い意見を聞くことが出来ることが挙げられると思います。
これからも、思うところをどんどんコメントして頂けると有難いです。
2008/08/30(Sat) 21:56 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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