癌との共存を目指しています。
ぼうっと過ごす夏の夜。喉が渇いた。冷えたウーロン茶がすごく美味しい。一緒に食べた冷えたバナナも美味しかった。大腸全摘術を受けているので、以前のようにお茶をたくさん飲むことは出来ない。下痢をするからだ。とは言え、暑い夏、冷えたお茶ほど有難いものはない。

世界がもし100人の村だったら世界がもし100人の村だったら
池田 香代子

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この病を得、入院していた時に、この本をプレゼントされた。プレゼントしてくれた人のセンスは、非常に素晴らしいと思う。以下に一部を引用する。

75人は食べ物の蓄えがあり、
雨露をしのぐところがあります
でも、あとの25人は
そうではありません。
17人は、きれいで安全な水を飲めません

銀行に預金があり
財布にお金があり
家のどこかに小銭が転がっている人は
いちばん豊かな8人のうちの1人です

(中略)

村人のうち
1人が大学の教育を受け
2人がコンピューターを
もっています
けれど、
14人は文字が読めません

僕の冷蔵庫には果物とヨーグルトが入っている。
家も屋根があって、窓が付いていて、網戸も付いている。戸には鍵がかかる。
安全で、きれいなお水をいつでも汲むことが出来、それを沸かして、お茶の葉を入れ、冷蔵庫で冷やして飲んでいる。

銀行に多少の貯金があり、
財布にもお金が入っていて、
家の中に「配当金計算書」が落ちている。

6年間、大学で教育を受けることが出来、
家に2台のパソコンを持っている。
日本語の読み書きは、小学校、中学校の教育で十分なレベルに到達していると思う。

そう、僕は恵まれている。お金のこと、教育のこと、そして何より、冷えた美味しいお茶を飲みたいときに飲むことが出来る。がぶ飲みが出来なくなったとは言え、安全で、きれいなお水を汲んで、美味しいお茶を作ることが出来る。

この本には何度となく支えられたが、今日は、美味しいお茶を安心して飲むことが出来るありがたみ、幸せについて少し考えてみた。

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【2008/08/04 23:03】 | 思ったこと
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一服の清涼剤
カノン
蒸し暑い夏の夜に、涼やかな風が吹き渡るような、清々しい文章
ですね。

入院中に、この本をプレゼントしてくださった方のセンスの良さもさる
ことながら、将来に対する不安の中で、美しいものを美しいと感じる、
よいものをよいと思う、そんな繊細さを失うことなく、持ち続けられたことが、
本当にすごいと思います。

ですから、休職しておられる病院のスタッフや患者さんたちから、
大事に思われていらっしゃるのも当然のことと納得できます。
復職のお話、またひとつ選択肢が増えて、本当によかったですね!

私は、かつて卒業した大学に、何を血迷ったのか、もう一度入学
してしまいました。さすがに、通学制は不可能なので通信制です。
巨匠北野武監督が、勉強するなら仕事に役立てようと思っちゃいけ
ない、と言っていたので、臨床心理学系のゼミに入りました。
それで、前回の「社会不安障害」の話につながります。

昨夜は、指導教員とコーチからのダメだしがありました(涙)。
そう、でも私も恵まれています。ブログを拝見して、がんばろうと
思いました。

さて、私の夏の定番は、ポカリと熱いお茶です。
汗はかきますが、熱いお茶のほうが、のどの渇きが早くおさまる
ような気がして。

手術後は、冷たいものより温かいもののほうが、お身体によい
ということはないのでしょうか。
素敵なお話に、水を差してしまってスミマセン(笑)。

褒められるのは、嬉しいですね。
のっぽ187
カノンさん

文章を褒められるのは、嬉しいですね。

>将来に対する不安の中で、美しいものを美しいと感じる、 よいものをよいと思う、そんな繊細さを失うことなく、持ち続けられたことが、 本当にすごいと思います。

褒めてくれて、とても嬉しいです。褒められるのは、気持ちのいいものですね。
この病を得て、術前、術後、化学療法といろいろ経験しました。この経験で一番変わったことと言えば、木の緑がこれまでと比べ格段に美しいと感じられ、 冷えたお茶がものすごく美味しく感じられるようになったことです。どちらかと言えば、病を得て、その傾向が更に増したという感じです。

>復職のお話、またひとつ選択肢が増えて、本当によかったですね!

有難うございます。
正直、この話を聞いて、僕はびっくりしました。「そんなこと、そちらでは話していたんだ。」と思いました。「お金のことは、どうにかなるさ。」と思ってはいましたが、具体的に話が出ると、やっぱり嬉しいですね、そして、ほっとしますね。

>巨匠北野武監督が、勉強するなら仕事に役立てようと思っちゃいけ ない、と言っていた

奥の深いコメントですね。というか、経験の浅い僕には、監督の真意が分かりません。とは言え、きっとその方がいいのでしょう。

>昨夜は、指導教員とコーチからのダメだしがありました(涙)。

臨床心理学系の教官とかは、きっと難しい理論を唱えたり、それを理解させることを目標としているのでしょう。
しかし、現場では、全てのケースが典型的な社会恐怖の患者さんという訳ではなくて、「この人、社会恐怖なのかな、それとも妄想性障害?」なんて悩んでしまうケースが結構、あります。社会恐怖だと治療はSSRIと認知行動療法だけど、妄想性障害は抗精神病薬だし・・・何度か困ったことがあります。だけど、現場では、どちらかであると判断して、治療を開始しないといけません。

>そう、でも私も恵まれています。ブログを拝見して、がんばろうと
思いました。

そう思ってくれると、すごくすごく嬉しいです。ブログを書いている甲斐があるというものです。

>さて、私の夏の定番は、ポカリと熱いお茶です。
汗はかきますが、熱いお茶のほうが、のどの渇きが早くおさまる
ような気がして。

熱いお茶、美味しいですね。冷たいお茶も美味しいですが、夜は熱いお茶も飲みます。冷たいお茶に負けず劣らず美味しいですね。ポカリも好きですが、うちで簡単に作れるお茶の方を僕はよく飲みますね。

冷たいものを飲むと下痢をする、ということは、クローン病(小腸、大腸の粘膜に慢性の炎症を起こす疾患)のサイトなどには、よく書かれています。冷たいものを飲むと、腸の機能が低下して、下痢し易くなる、と書いています。
本当は、これを守るべきなのでしょうが、最近は「この辺までは大丈夫、だけど、これはまずい。」といった線が少しずつ分かって来ました。例えば、少し悲しいですが、アイスクリームはたくさん食べると、下痢しますね。
ということで、日々綱渡りのような食生活を送っています(笑)。

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この記事へのコメント
一服の清涼剤
蒸し暑い夏の夜に、涼やかな風が吹き渡るような、清々しい文章
ですね。

入院中に、この本をプレゼントしてくださった方のセンスの良さもさる
ことながら、将来に対する不安の中で、美しいものを美しいと感じる、
よいものをよいと思う、そんな繊細さを失うことなく、持ち続けられたことが、
本当にすごいと思います。

ですから、休職しておられる病院のスタッフや患者さんたちから、
大事に思われていらっしゃるのも当然のことと納得できます。
復職のお話、またひとつ選択肢が増えて、本当によかったですね!

私は、かつて卒業した大学に、何を血迷ったのか、もう一度入学
してしまいました。さすがに、通学制は不可能なので通信制です。
巨匠北野武監督が、勉強するなら仕事に役立てようと思っちゃいけ
ない、と言っていたので、臨床心理学系のゼミに入りました。
それで、前回の「社会不安障害」の話につながります。

昨夜は、指導教員とコーチからのダメだしがありました(涙)。
そう、でも私も恵まれています。ブログを拝見して、がんばろうと
思いました。

さて、私の夏の定番は、ポカリと熱いお茶です。
汗はかきますが、熱いお茶のほうが、のどの渇きが早くおさまる
ような気がして。

手術後は、冷たいものより温かいもののほうが、お身体によい
ということはないのでしょうか。
素敵なお話に、水を差してしまってスミマセン(笑)。
2008/08/05(Tue) 20:56 | URL  | カノン #-[ 編集]
褒められるのは、嬉しいですね。
カノンさん

文章を褒められるのは、嬉しいですね。

>将来に対する不安の中で、美しいものを美しいと感じる、 よいものをよいと思う、そんな繊細さを失うことなく、持ち続けられたことが、 本当にすごいと思います。

褒めてくれて、とても嬉しいです。褒められるのは、気持ちのいいものですね。
この病を得て、術前、術後、化学療法といろいろ経験しました。この経験で一番変わったことと言えば、木の緑がこれまでと比べ格段に美しいと感じられ、 冷えたお茶がものすごく美味しく感じられるようになったことです。どちらかと言えば、病を得て、その傾向が更に増したという感じです。

>復職のお話、またひとつ選択肢が増えて、本当によかったですね!

有難うございます。
正直、この話を聞いて、僕はびっくりしました。「そんなこと、そちらでは話していたんだ。」と思いました。「お金のことは、どうにかなるさ。」と思ってはいましたが、具体的に話が出ると、やっぱり嬉しいですね、そして、ほっとしますね。

>巨匠北野武監督が、勉強するなら仕事に役立てようと思っちゃいけ ない、と言っていた

奥の深いコメントですね。というか、経験の浅い僕には、監督の真意が分かりません。とは言え、きっとその方がいいのでしょう。

>昨夜は、指導教員とコーチからのダメだしがありました(涙)。

臨床心理学系の教官とかは、きっと難しい理論を唱えたり、それを理解させることを目標としているのでしょう。
しかし、現場では、全てのケースが典型的な社会恐怖の患者さんという訳ではなくて、「この人、社会恐怖なのかな、それとも妄想性障害?」なんて悩んでしまうケースが結構、あります。社会恐怖だと治療はSSRIと認知行動療法だけど、妄想性障害は抗精神病薬だし・・・何度か困ったことがあります。だけど、現場では、どちらかであると判断して、治療を開始しないといけません。

>そう、でも私も恵まれています。ブログを拝見して、がんばろうと
思いました。

そう思ってくれると、すごくすごく嬉しいです。ブログを書いている甲斐があるというものです。

>さて、私の夏の定番は、ポカリと熱いお茶です。
汗はかきますが、熱いお茶のほうが、のどの渇きが早くおさまる
ような気がして。

熱いお茶、美味しいですね。冷たいお茶も美味しいですが、夜は熱いお茶も飲みます。冷たいお茶に負けず劣らず美味しいですね。ポカリも好きですが、うちで簡単に作れるお茶の方を僕はよく飲みますね。

冷たいものを飲むと下痢をする、ということは、クローン病(小腸、大腸の粘膜に慢性の炎症を起こす疾患)のサイトなどには、よく書かれています。冷たいものを飲むと、腸の機能が低下して、下痢し易くなる、と書いています。
本当は、これを守るべきなのでしょうが、最近は「この辺までは大丈夫、だけど、これはまずい。」といった線が少しずつ分かって来ました。例えば、少し悲しいですが、アイスクリームはたくさん食べると、下痢しますね。
ということで、日々綱渡りのような食生活を送っています(笑)。
2008/08/06(Wed) 00:27 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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