癌との共存を目指しています。
他の方が書いたブログを巡回していたら、姑について書かれたブログがあった。最近、読んだ本のことをふと思い出したので、今日は、その本について書いてみたいと思う。

「がん」に奇跡を起こす本―病気を治す心と身体と生活の処方箋「がん」に奇跡を起こす本―病気を治す心と身体と生活の処方箋
森津 純子

ベストセラーズ 2000-08
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知人が貸してくれて、この本の存在を知った。ぱらぱらぱらと読んでみたところ、なかなか良さそうだったので、近くの本屋さんで注文して買った。
本の表紙には「森津純子 ホスピス医」と書かれており、著者の森津純子先生はホスピスでの臨床経験が豊富であるようだ。

ブックカバー(表紙)の裏に書かれてある文章を抜粋する。

私は、これまでにたくさんの患者さんと接してきました。
あるときを境に、私の担当する患者さんに、奇跡的な回復をする人が増えたことが、本書を執筆するきっかけになったのです。
同じように治療をしているのに、どうして、奇跡が起こったようによくなる人と、そうでない人がいるのだろう?もし、「奇跡を起こす秘訣」があるとしたら、ぜひ知って、患者さんや家族に教えてあげたい。
そんな思いで、患者さんとつき合っているうつに、一つの「発見」がありました。その「発見」とは・・・。

次にp3より抜粋する。

「奇跡を起こす究極の方法」とは、複雑なことではありません。一言で言えば「自分の心と身体を大切にする」ということです。(中略)病気にかかった人の多くは、自分の「悪い癖」には気が付かず、心身を酷使してばかりいます。治療、健康食品、健康法などにはとても熱心に取り組みますが、一番肝心な「きっちり休養をとる。心身に優しい生活をする」ということをしないのです。(中略)「心と身体に優しい生活」を習得して、奇跡とも思えるような「治る瞬間」に、あなたも出会って下さい。

p29より抜粋。

まずは、焦らず、じっくり身体を休めて下さい。しかも、そのときの自分にぴったり合う心と身体の休め方をすることが大切です。

後は自分が参考になったところを抜書きすると、

p34 頑張り屋ほどがんになる。(中略)まずは、自分がよく頑張ってきたことを認めてください。次に、自分の身体に真にふさわしい頑張り方を探します。これが、治癒への第一歩です。
p35 周囲のペースに合わせることはない(中略)私たちは子どものころから、「人と足並みをそろえることが大切」という教育を受けており、周囲と足並みがそろわないと罪悪感を持ち、ついつい「他人のぺース」に合わせる癖がついているのですこの傾向は、「自分のペース」がゆっくりな人ほど、顕著なようです。(中略)がんになったときには、まず、「自分のペースに無理がなかったか」を振り返ってみてください。
p49 治したかったら「いい人」をやめよう 「いい人」はマイナス感情を表現することに罪悪感を持っているようです。(中略)人間は、天使でも聖人君子でもありません。プラス感情があれば、同じようにマイナス感情もあるのです。「天使のようにいい感情だけを持っている人間になろう」とすると、無理がかかってしまいます。

僕にとって、いくつか「ああ、そうだなあ。」と思い当たる節があった。ただ、僕の場合、大腸ポリポーシスというベースになる病変があった。大腸ポリポーシス自体、数種類に分類されるのだが、僕の場合、今のところ、どれ(例えば家族性大腸ポリポーシスとか)に該当するのかは分からない。ただ、一つ言えることは、大腸ポリポーシス自体は遺伝性(もしかすると、両親はそういう遺伝子は持っていなかったが、突然変異が生じ、僕の代になって、そういう遺伝子を持つようになったのかもしれないが)のものであるので、癌自体が「頑張り過ぎ」だけで生じたということはないと思う。
「大腸がん、ポリープは非常に遺伝傾向が強いガンです」(http://daichou.com/iden.htm)ともあり、癌の原因を心因だけに求めるのは、どうかな、と思う。(他、肺癌の一部とタバコなど、心因でないものとの因果関係が指摘されているものが多数ある。)しかし、著者の経験もまた真実であると思うし、我々患者もケースによっては学ぶところのある本ではないかと思う。

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【2008/07/31 21:50】 | 読書
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No title
あおくん
おはよ。
体もさることながら心に安らぎを与えることにより病気を治すって
こともあるんですね。
代替療法ってそこをうまくつくやつもあるんだよね?
遺伝はいやだなぁ...
こんな病気俺だけで十分!娘たちにはかかってほしくない。


この本のアプローチ
のっぽ187
あおくん

こんにちは。

この本のアプローチはそうですね。
手術、化学療法、放射線療法の普及を考えると、この本のアプローチが全てではないと思います。
ただ、僕ら患者が手っ取り早く出来ることを考えると、この本に書いてあるアプローチは悪くないな、と思います。

代替療法については、どれがどの程度のものなのか、僕は殆ど把握していません。

遺伝は嫌ですね。
あれこれ考えたこともあったのですが、最近は「もう、そうなものは仕方ないしなあ。」と思うようになりました。

わかっちゃいるけど・・・
カノン
自分にとって、本当に必要なものやことに気づくのは、むずかしい
ですね。

いままで、ずっと条件づきで生きてきたように思います。
子どもの頃は、親に悪気はないとはいえ、お勉強ができたら
「よい子」と認めてあげようと育てられ、社会に出たら、仕事ができたら
一人前の社会人と認めてやろう、という扱いを受けてきました。

まじめで、きちょうめんで、完全主義で、融通がきかない、という
うつになりやすい性格をもっている人たちは、社会にとっては都合の
よい人たちでも、当人にとっては苦しいことですよね。
そういう性格は、他人の評価を過剰に気にするとか、自己肯定感
が低い、ということにつながるのではないでしょうか。

いま、「社会不安障害」について勉強しているのですが、先日、
不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社を読みました。

その中で、大野裕先生が、セロトニントランスポーターについて
書いていて興味深かったです。日本人は、不安傾向が強いとされ
ているs遺伝子をもつ人が非常に多く、そのことが高度の情動抑制
や対人過敏症といった日本人の特徴を一部形成しているのでは
ないか、そのことを示唆する研究が進んでいるということでした。

日本人の「よい人」が遺伝子レベルの話までいってしまうと、
奥深いものなのだなあ、と思います。
きょうもお休みなのに、朝、顧問先からの電話で仕事をしてしまい
ました。

「よい人」をやめるのは、つくづくむずかしいです。
今回はグチになりました(笑)。



僕の教科書
のっぽ187
カノンさん

>不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社を読みました。

来ましたねえ。あまりこんなことばかり言っていると、「おまえ、大丈夫か。」と言われそうですが、社会不安障害(社会恐怖)の薬物療法の基本方針は、不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社で学び、ずっと、この3月まで、それでやっていました。
診断は、DSM-Ⅳ-TRもしくはICD-10で行い、薬物療法は不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」のエビデンス(1,2章辺り。手元に本がないので、うろ覚えですが、ご容赦を。)をだいぶ参考にしていました。とは言え、ややSSRIを過大評価している気もするのですが。
「s遺伝子をもつ人が非常に多い。→SSRIが良い。」という論理展開からSSRIが良いという販売促進(たぶん、それは事実だと思うが)が以前はよく為されていました。今もそうかな。

>日本人の「よい人」が遺伝子レベルの話までいってしまう

最近の精神科のトピックスは結構、こういうのが多いですね。そこから、薬の販売促進に話が移り、「先生、うちのルボックスを。」「当社のパキシルを。」などと話が展開し、どこまでが本当なのかな、なんて思っていました。
なお、大野裕先生は、本当のことを言っていると思います。

と、僕も途中から昔の愚痴になってしまいました。

僕自身は、僕は「いい人」でいい、と割り切っています。この点に関しては、「もう(いい人で)いいかな。」と思っています。

No title
ran
この病気の原因がすべて「ストレス」だとは思っていませんが
誰しも持っている細胞が何らかの原因で癌化する。とあったので
要因の一つかもわかりませんね
何の役にも立たないお薬を大変良く効くというだけで改善される。ってことも事実としてあるわけで
だから「免疫療法」なんてのもなんてものも存在する
>罪悪感
これはたぶん普通の人以上に強いを思います
>がんばる
頑張ってないけど。。。。そうみたい(人からはそう見える部分があるらしいわ)

昔、結婚して間もないころ我が家には大姑がいてね
その大姑と姑の仲が最悪で誰が面倒みたって、私ですよ
親のそういう家に入ったのだから同然。的な考えがそのまま私の中にあって。。。。
亡くなった時姑さんの兄弟から両親へ大変なおほめのことがを言われたらしく両親がすごく心配したって。
無理してないか?ってことでね
でも、無理してなかったんだよね。葛藤はあったけど

でもね
昨年ごろから姑と義理姉を知る人にやたらと愚痴ってるわ
外目の評判はいいからねぇ~あの親子は
だから、余計に悔しくなってきて。。。。。(;^_^ A フキフキ
でも、後味悪いよ。
おっと。。。。。長く書き過ぎた
自分らしい生活って何だろう?って考えてもわからないけど
もっと、見つめ直さなければ良いこと無いですよね

ただひとつ、今不安なのは「家族性」ってこと
海外では調べるみたいですね。まだ20代の息子には言えないことだわ
母方の叔母が大腸がんで同じような年齢で亡くなってますから。。。

いい人
のっぽ187
ranさん

ブログやコメントを拝見する限り、きっといい人なんだろうな、と思っていました。

>自分らしい生活って何だろう?

これは困ってしまいますよね。僕にとって、診療したり、調べ物をしたりすることに多くの時間を使うのが「僕らしい」のか、ぼ~っとしたり、好きな本を読んで時間を過ごすのが「僕らしい」のか、分からないです。

>海外では調べるみたいですね。

精神科の本でも、アメリカの本(和訳されている本ですが)とかは、その辺のことをきちんと書いていますね。

嫌な奴になりたい(笑
Ito
この本、面白そうですね。

フィジカルな病気で、原因がはっきりわかっている場合は、この本で著者の方が書かれているような、「きっちり休養をとる。心身に優しい生活をする」だけでは治療は進まないんじゃないかと思います。

一方、メンタルな病気(特にうつやパニック障害など)については、自分の経験上、「まずは、焦らず、じっくり身体を休めて下さい。」というのは、薬を飲むことと同じくらい大切な治療法だと感じています。

ちなみに、この数ヶ月の治療で、
> p34 頑張り屋ほどがんになる。
→何事も適当に。
> p35 周囲のペースに合わせることはない。
→他人になんと言われようとマイペースで。
> p49 治したかったら「いい人」をやめよう。
→嫌な奴には、無理にいい顔しない。できれば「あいつは嫌な奴」と思われたい(笑。
といった感じで実践しています。なかなか性格は変わりませんが、「無理しなくてもいいんだ」と思うだけでも気が楽になります。

マスターしていらっしゃいますね。
のっぽ187
Itoさん

そうです。メンタルな病気で為されているアプローチをフィジカルな病気に持ち込んでいる、というところが、この本、そして、この著者の、他とは違うところですね。
他にもこういうアプローチをフィジカルな病気にしたらいい、と言っている人はいるのかも知れないですが、僕は今のところ知りません。

>p49 治したかったら「いい人」をやめよう。
→嫌な奴には、無理にいい顔しない。できれば「あいつは嫌な奴」と思われたい(笑。

それ、いいですねえ。むちゃくちゃ、いいですねえ。
「あいつは嫌な奴」と思われたら、接触が減ってストレスが少なくなるかも。

殊この点に関しては、Itoさんに学ぶところは大変多いです(笑)。



No title
サバ
初めまして。私のパートナーも今年の4月、結腸がんステージ4で6センチの腫瘍と周辺のリンパ郭清しました。肺転移があり手術は出来ないので、腫瘍内科の先生に抗がん剤投与をお願いしてフォルフォクスとアバスチン7クール目に入っております。そんなものなのでがんは情報戦という事ですのでかなりがん関連本を見たのですが、紹介された本も読みました。こちらの本も是非勧めさせて下さい。「がん哲学外来の話」著者は樋野興夫さんです。版元は小学館です。随分、折れた心が救われるところが多かったです。

良い本を薦めて頂き、誠に有難うございます。
のっぽ187
サバさん

初めまして。拙ブログへようこそ。

>私のパートナーも今年の4月、結腸がんステージ4で6センチの腫瘍と周辺のリンパ郭清しました。肺転移があり手術は出来ないので、腫瘍内科の先生に抗がん剤投与をお願いしてフォルフォクスとアバスチン7クール目に入っております。

それは大変ですよね。
僕は、アバスチンなしですが、同じ大腸ガンでステージ4、大腸の手術はしたけど、そこからは抗がん剤、と僕とパターンが似ていますね。僕は、今年の3月26日に手術を受けたので、手術を受けた時期も近いですね。

>「がん哲学外来の話」著者は樋野興夫さんです。

病理学者なのですね。明日か明後日にでも、図書館へ行って借りて来ようと思います。なければ、本屋さんで注文して買おうかな。
ブログの素晴らしいところは、こうして、「この本、読んでよかった。役に立った。」といった話を聞くことが出来ることですね。良い本を薦めて頂き、誠に有難うございます。

本屋さんに行って来ます。
のっぽ187
サバさん

がん哲学外来の話~殺到した患者と家族が笑顔を取り戻す (単行本) 発売日 2008/8/30 なのですね。
図書館には間違いなくないでしょう。
本屋さんに行って注文して来ます。
いい本を紹介して頂き、有難うございました。

No title
サバ
のっぽ様、ご丁寧にどうも有難うございます。パートナーのがんが発覚してから本当にがんの関連本読みまくりました。以前紹介されていた間違いだらけの抗がん剤~も読みました。いろいろ情報を入れすぎてしまい、どれを選択してよいのかとか凄く迷ってしまったり…。余命一年と言われましたので焦りもありましたが、今は毎日の食事を気にして気功をやり始めたくらいです。抗がん剤もいろんなリスクを考えアバスチンは3クール目からの投与をお願いしたり、パートナーにあった治療を今していただけてるためか副作用は血液の数値にしか出てきておりません。抗がん剤についても本当にいろいろ考えがありますよね。これからの私たちの考え方としては、抗がん剤でなんとかがんを休眠状態にもっていけたら、
それからは東洋医学のほうでつなげていけたらと考えております。
のっぽ様の次回クールの副作用が少しでも軽減される事、祈っております。

私達に出来ること
のっぽ187
サバさん

抗がん剤の投与量一つを取っても、これだけ意見が分かれているわけですから、我々患者や家族の方が迷うのは無理のないことだと思います。副作用が血液検査の数値くらいにしか出ていない、というのは、いいですね。

>これからの私たちの考え方としては、抗がん剤でなんとかがんを休眠状態にもっていけたら、 それからは東洋医学のほうでつなげていけたらと考えております。

転移を伴うケースでは(僕もそうですが)、ガンを休眠状態に持っていくことと、東洋医学的なアプローチに期待するということになるかな、と僕も思っています。

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この記事へのコメント
No title
おはよ。
体もさることながら心に安らぎを与えることにより病気を治すって
こともあるんですね。
代替療法ってそこをうまくつくやつもあるんだよね?
遺伝はいやだなぁ...
こんな病気俺だけで十分!娘たちにはかかってほしくない。
2008/08/02(Sat) 07:25 | URL  | あおくん #-[ 編集]
この本のアプローチ
あおくん

こんにちは。

この本のアプローチはそうですね。
手術、化学療法、放射線療法の普及を考えると、この本のアプローチが全てではないと思います。
ただ、僕ら患者が手っ取り早く出来ることを考えると、この本に書いてあるアプローチは悪くないな、と思います。

代替療法については、どれがどの程度のものなのか、僕は殆ど把握していません。

遺伝は嫌ですね。
あれこれ考えたこともあったのですが、最近は「もう、そうなものは仕方ないしなあ。」と思うようになりました。
2008/08/02(Sat) 12:17 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
わかっちゃいるけど・・・
自分にとって、本当に必要なものやことに気づくのは、むずかしい
ですね。

いままで、ずっと条件づきで生きてきたように思います。
子どもの頃は、親に悪気はないとはいえ、お勉強ができたら
「よい子」と認めてあげようと育てられ、社会に出たら、仕事ができたら
一人前の社会人と認めてやろう、という扱いを受けてきました。

まじめで、きちょうめんで、完全主義で、融通がきかない、という
うつになりやすい性格をもっている人たちは、社会にとっては都合の
よい人たちでも、当人にとっては苦しいことですよね。
そういう性格は、他人の評価を過剰に気にするとか、自己肯定感
が低い、ということにつながるのではないでしょうか。

いま、「社会不安障害」について勉強しているのですが、先日、
不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社を読みました。

その中で、大野裕先生が、セロトニントランスポーターについて
書いていて興味深かったです。日本人は、不安傾向が強いとされ
ているs遺伝子をもつ人が非常に多く、そのことが高度の情動抑制
や対人過敏症といった日本人の特徴を一部形成しているのでは
ないか、そのことを示唆する研究が進んでいるということでした。

日本人の「よい人」が遺伝子レベルの話までいってしまうと、
奥深いものなのだなあ、と思います。
きょうもお休みなのに、朝、顧問先からの電話で仕事をしてしまい
ました。

「よい人」をやめるのは、つくづくむずかしいです。
今回はグチになりました(笑)。

2008/08/02(Sat) 14:13 | URL  | カノン #-[ 編集]
僕の教科書
カノンさん

>不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社を読みました。

来ましたねえ。あまりこんなことばかり言っていると、「おまえ、大丈夫か。」と言われそうですが、社会不安障害(社会恐怖)の薬物療法の基本方針は、不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」日本評論社で学び、ずっと、この3月まで、それでやっていました。
診断は、DSM-Ⅳ-TRもしくはICD-10で行い、薬物療法は不安・抑うつ臨床研究会「社会不安障害」のエビデンス(1,2章辺り。手元に本がないので、うろ覚えですが、ご容赦を。)をだいぶ参考にしていました。とは言え、ややSSRIを過大評価している気もするのですが。
「s遺伝子をもつ人が非常に多い。→SSRIが良い。」という論理展開からSSRIが良いという販売促進(たぶん、それは事実だと思うが)が以前はよく為されていました。今もそうかな。

>日本人の「よい人」が遺伝子レベルの話までいってしまう

最近の精神科のトピックスは結構、こういうのが多いですね。そこから、薬の販売促進に話が移り、「先生、うちのルボックスを。」「当社のパキシルを。」などと話が展開し、どこまでが本当なのかな、なんて思っていました。
なお、大野裕先生は、本当のことを言っていると思います。

と、僕も途中から昔の愚痴になってしまいました。

僕自身は、僕は「いい人」でいい、と割り切っています。この点に関しては、「もう(いい人で)いいかな。」と思っています。
2008/08/02(Sat) 15:58 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
この病気の原因がすべて「ストレス」だとは思っていませんが
誰しも持っている細胞が何らかの原因で癌化する。とあったので
要因の一つかもわかりませんね
何の役にも立たないお薬を大変良く効くというだけで改善される。ってことも事実としてあるわけで
だから「免疫療法」なんてのもなんてものも存在する
>罪悪感
これはたぶん普通の人以上に強いを思います
>がんばる
頑張ってないけど。。。。そうみたい(人からはそう見える部分があるらしいわ)

昔、結婚して間もないころ我が家には大姑がいてね
その大姑と姑の仲が最悪で誰が面倒みたって、私ですよ
親のそういう家に入ったのだから同然。的な考えがそのまま私の中にあって。。。。
亡くなった時姑さんの兄弟から両親へ大変なおほめのことがを言われたらしく両親がすごく心配したって。
無理してないか?ってことでね
でも、無理してなかったんだよね。葛藤はあったけど

でもね
昨年ごろから姑と義理姉を知る人にやたらと愚痴ってるわ
外目の評判はいいからねぇ~あの親子は
だから、余計に悔しくなってきて。。。。。(;^_^ A フキフキ
でも、後味悪いよ。
おっと。。。。。長く書き過ぎた
自分らしい生活って何だろう?って考えてもわからないけど
もっと、見つめ直さなければ良いこと無いですよね

ただひとつ、今不安なのは「家族性」ってこと
海外では調べるみたいですね。まだ20代の息子には言えないことだわ
母方の叔母が大腸がんで同じような年齢で亡くなってますから。。。
2008/08/02(Sat) 16:38 | URL  | ran #LA1CAGAE[ 編集]
いい人
ranさん

ブログやコメントを拝見する限り、きっといい人なんだろうな、と思っていました。

>自分らしい生活って何だろう?

これは困ってしまいますよね。僕にとって、診療したり、調べ物をしたりすることに多くの時間を使うのが「僕らしい」のか、ぼ~っとしたり、好きな本を読んで時間を過ごすのが「僕らしい」のか、分からないです。

>海外では調べるみたいですね。

精神科の本でも、アメリカの本(和訳されている本ですが)とかは、その辺のことをきちんと書いていますね。
2008/08/02(Sat) 22:35 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
嫌な奴になりたい(笑
この本、面白そうですね。

フィジカルな病気で、原因がはっきりわかっている場合は、この本で著者の方が書かれているような、「きっちり休養をとる。心身に優しい生活をする」だけでは治療は進まないんじゃないかと思います。

一方、メンタルな病気(特にうつやパニック障害など)については、自分の経験上、「まずは、焦らず、じっくり身体を休めて下さい。」というのは、薬を飲むことと同じくらい大切な治療法だと感じています。

ちなみに、この数ヶ月の治療で、
> p34 頑張り屋ほどがんになる。
→何事も適当に。
> p35 周囲のペースに合わせることはない。
→他人になんと言われようとマイペースで。
> p49 治したかったら「いい人」をやめよう。
→嫌な奴には、無理にいい顔しない。できれば「あいつは嫌な奴」と思われたい(笑。
といった感じで実践しています。なかなか性格は変わりませんが、「無理しなくてもいいんだ」と思うだけでも気が楽になります。
2008/08/02(Sat) 22:44 | URL  | Ito #ch2f7abI[ 編集]
マスターしていらっしゃいますね。
Itoさん

そうです。メンタルな病気で為されているアプローチをフィジカルな病気に持ち込んでいる、というところが、この本、そして、この著者の、他とは違うところですね。
他にもこういうアプローチをフィジカルな病気にしたらいい、と言っている人はいるのかも知れないですが、僕は今のところ知りません。

>p49 治したかったら「いい人」をやめよう。
→嫌な奴には、無理にいい顔しない。できれば「あいつは嫌な奴」と思われたい(笑。

それ、いいですねえ。むちゃくちゃ、いいですねえ。
「あいつは嫌な奴」と思われたら、接触が減ってストレスが少なくなるかも。

殊この点に関しては、Itoさんに学ぶところは大変多いです(笑)。

2008/08/02(Sat) 23:48 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
初めまして。私のパートナーも今年の4月、結腸がんステージ4で6センチの腫瘍と周辺のリンパ郭清しました。肺転移があり手術は出来ないので、腫瘍内科の先生に抗がん剤投与をお願いしてフォルフォクスとアバスチン7クール目に入っております。そんなものなのでがんは情報戦という事ですのでかなりがん関連本を見たのですが、紹介された本も読みました。こちらの本も是非勧めさせて下さい。「がん哲学外来の話」著者は樋野興夫さんです。版元は小学館です。随分、折れた心が救われるところが多かったです。
2008/09/26(Fri) 22:15 | URL  | サバ #-[ 編集]
良い本を薦めて頂き、誠に有難うございます。
サバさん

初めまして。拙ブログへようこそ。

>私のパートナーも今年の4月、結腸がんステージ4で6センチの腫瘍と周辺のリンパ郭清しました。肺転移があり手術は出来ないので、腫瘍内科の先生に抗がん剤投与をお願いしてフォルフォクスとアバスチン7クール目に入っております。

それは大変ですよね。
僕は、アバスチンなしですが、同じ大腸ガンでステージ4、大腸の手術はしたけど、そこからは抗がん剤、と僕とパターンが似ていますね。僕は、今年の3月26日に手術を受けたので、手術を受けた時期も近いですね。

>「がん哲学外来の話」著者は樋野興夫さんです。

病理学者なのですね。明日か明後日にでも、図書館へ行って借りて来ようと思います。なければ、本屋さんで注文して買おうかな。
ブログの素晴らしいところは、こうして、「この本、読んでよかった。役に立った。」といった話を聞くことが出来ることですね。良い本を薦めて頂き、誠に有難うございます。
2008/09/26(Fri) 22:44 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
本屋さんに行って来ます。
サバさん

がん哲学外来の話~殺到した患者と家族が笑顔を取り戻す (単行本) 発売日 2008/8/30 なのですね。
図書館には間違いなくないでしょう。
本屋さんに行って注文して来ます。
いい本を紹介して頂き、有難うございました。
2008/09/26(Fri) 23:18 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
のっぽ様、ご丁寧にどうも有難うございます。パートナーのがんが発覚してから本当にがんの関連本読みまくりました。以前紹介されていた間違いだらけの抗がん剤~も読みました。いろいろ情報を入れすぎてしまい、どれを選択してよいのかとか凄く迷ってしまったり…。余命一年と言われましたので焦りもありましたが、今は毎日の食事を気にして気功をやり始めたくらいです。抗がん剤もいろんなリスクを考えアバスチンは3クール目からの投与をお願いしたり、パートナーにあった治療を今していただけてるためか副作用は血液の数値にしか出てきておりません。抗がん剤についても本当にいろいろ考えがありますよね。これからの私たちの考え方としては、抗がん剤でなんとかがんを休眠状態にもっていけたら、
それからは東洋医学のほうでつなげていけたらと考えております。
のっぽ様の次回クールの副作用が少しでも軽減される事、祈っております。
2008/09/27(Sat) 12:39 | URL  | サバ #-[ 編集]
私達に出来ること
サバさん

抗がん剤の投与量一つを取っても、これだけ意見が分かれているわけですから、我々患者や家族の方が迷うのは無理のないことだと思います。副作用が血液検査の数値くらいにしか出ていない、というのは、いいですね。

>これからの私たちの考え方としては、抗がん剤でなんとかがんを休眠状態にもっていけたら、 それからは東洋医学のほうでつなげていけたらと考えております。

転移を伴うケースでは(僕もそうですが)、ガンを休眠状態に持っていくことと、東洋医学的なアプローチに期待するということになるかな、と僕も思っています。
2008/09/27(Sat) 13:11 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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