癌との共存を目指しています。
大前の頭脳 「産業突然死」時代を生き抜く知恵大前の頭脳 「産業突然死」時代を生き抜く知恵
大前 研一

日経BP社 2009-07-09
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を図書館で借りて来た拾い読みをしていた。以下抜粋。

答えのない世界では、新しいことにトライして、試行錯誤していく能力が問われる。「リスク」を取るということが、正解への唯一の道となる。リスクを軽減しながら、答えがない危険な道を歩むことが、成果を出すための当たり前の方法となるのだ。(p26)

先生は「先に生まれた」と書くが、経済原則などがこれだけ変わると、先に生まれたからといって、教えられる時代ではない。「teach」には「答えがある」という前提がある。だから、先に生まれたほうが答えを知っていれば教えてやる―これがteachの意味するところだった。答えがあるものを「teach」するのだから、裏返せば、答えがなければ「teach」できないということになる。
ところが、とりわけ北欧の国々ではその概念は教育において間違いだと考えており、むしろ学生が「learn」するのを助けるのが教師の役割であるという認識である。これは、「エンパワーメント(能力開化)」という概念に結実し、次第に欧米の教育理論の主流になりつつある。(p26~27)

いまの世の中の問題を解きほぐす答えは誰にも分からない。部下や他人に聞いても、そんなものが出てくるはずがない。自分で問題を設定し、自分で材料を集め、解答を自分で構想していくしかないのだ。(p134~135)

本当に大切なのは、必要なときに必要な知識を速やかに探して来れる能力、そしてその知識を元に論理的に考えることができる能力であるはずだ。(p139)

経済と政治のことを書いている本なのだが、こうして抜粋してみると、「自分にとって最適な抗癌剤治療を受けるにはどうすればいいか。」を考える際の手引きとなっている。少なくとも、僕はそう思う。

抗癌剤治療の領域は、もっと言うと、医療は、明らかに「答えのない世界」である。

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【2010/06/19 01:43】 | 読書
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