癌との共存を目指しています。
12月4日(金)に、精神保健指定医の資格更新のための研修会に行って来た。5年毎に資格の更新が行われる。僕がこの資格を取ったのは、5年前の12月なので、ちょうど5年経ったところで、この研修会を受ける運びとなった。

この5年間は、激動の5年間だったので、次の5年間は静かに過ごしたいな、と思っている。(もちろん、生き延びて!)

研修会の感想を幾つか。

演者の先生は自分の仕事について話をされていた(法律の運用の仕方についての話、医療観察法下での診療の話、処遇困難例の話)が、結構、楽しそうに話をしていたのが印象的だった。「人生って、好きなことじゃないと熱意を示せないと思うんだよ。」(「親が反対しても、子供はやる」大前研一著、PHP研究所、p205より抜粋)と言う文が頭をよぎった。
あと、医療観察法下での診療の話にしても、処遇困難例(女児への強制わいせつを繰り返す精神遅滞の方や、両親が離婚して一緒に住んでいる母親から虐待を受ける女児について検討がなされた)の話にしても、行き着くところは、国家予算の問題であり、経済の問題であると思った。精神遅滞の方が入る施設が足らないこと、虐待が経済的に苦しい家庭でより多く見られることから、そう思った。

じゃあ、どうするべきか、と言うと、http://www.amakiblog.com/archives/2009/12/03/#001545(オバマ大統領のアフガン新戦略には失望させられた)にあるように、日本はアメリカから距離を置くべきであろう。

良く言うと、大局から物が見れるようになったかな、と思う反面、精神科の診療に対して少し熱意が薄れているかな、とも思う。当面は、自分が出来る範囲で、小さな、いいことをして行きたいな、と思う。

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【2009/12/05 02:48】 | 仕事
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静かな時の流れ
カノン
本当にそうですね。節目を迎えると、これまでに流れた月日と、これから向かい合う時間に、思いを馳せることになりますね。

私が一番読みたい文章は、診断から5年の月日が流れて、診察室で主治医さんから、もう病気のことは気にしないで生きていってください、と言われた日の、のっぽ先生のエントリーです。
きっと純度の高い良い文章だろうなあ、と思います。

もっと書きたいことがあるのですが、何しろ来年卒業しようと思いますと、今月冬休み前に、ゼミの先生に、卒論を一旦提出しなくてはなりません。

先行研究の論文を読んで、インタビューして、逐語録を作って、分析して、結果を出して考察する。
考えてみますと、これって、のっぽ先生が初診の患者さんを診察する時に、頭の中でやっていらっしゃるようなことかもしれません。

頭がウニ状態で、関係のないことを書き込んでいて、申し訳ありません(笑)。

卒論、本当にご苦労様です。
のっぽ187
カノンさん

いつもコメント、有難うございます。

常に転移、再発のことが念頭にあるのですが、仕事をしていたり、何かに集中している時は、自分が進行直腸癌の患者であることを忘れていますね。

ただ転移、再発の可能性が高い今の状況では、まだ「治癒」のことはピンと来ません。

卒論、本当にご苦労様です。
癌を指摘されてからは、僕は新たなことにチャレンジすることを殆ど放棄しているのですが(あえて言うと、日々の生活がチャレンジです)、新たなことにチャレンジすることは本質的に価値のあることだと思っています。

卒論、大変だと思いますが、お体には十分、お気を付け下さい。

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この記事へのコメント
静かな時の流れ
本当にそうですね。節目を迎えると、これまでに流れた月日と、これから向かい合う時間に、思いを馳せることになりますね。

私が一番読みたい文章は、診断から5年の月日が流れて、診察室で主治医さんから、もう病気のことは気にしないで生きていってください、と言われた日の、のっぽ先生のエントリーです。
きっと純度の高い良い文章だろうなあ、と思います。

もっと書きたいことがあるのですが、何しろ来年卒業しようと思いますと、今月冬休み前に、ゼミの先生に、卒論を一旦提出しなくてはなりません。

先行研究の論文を読んで、インタビューして、逐語録を作って、分析して、結果を出して考察する。
考えてみますと、これって、のっぽ先生が初診の患者さんを診察する時に、頭の中でやっていらっしゃるようなことかもしれません。

頭がウニ状態で、関係のないことを書き込んでいて、申し訳ありません(笑)。
2009/12/08(Tue) 00:13 | URL  | カノン #-[ 編集]
卒論、本当にご苦労様です。
カノンさん

いつもコメント、有難うございます。

常に転移、再発のことが念頭にあるのですが、仕事をしていたり、何かに集中している時は、自分が進行直腸癌の患者であることを忘れていますね。

ただ転移、再発の可能性が高い今の状況では、まだ「治癒」のことはピンと来ません。

卒論、本当にご苦労様です。
癌を指摘されてからは、僕は新たなことにチャレンジすることを殆ど放棄しているのですが(あえて言うと、日々の生活がチャレンジです)、新たなことにチャレンジすることは本質的に価値のあることだと思っています。

卒論、大変だと思いますが、お体には十分、お気を付け下さい。
2009/12/12(Sat) 02:27 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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