癌との共存を目指しています。
ふと気が向いたので、書こうと思う。

標準的な投与量で行われる抗癌剤治療より、少ない目の投与量で行われる抗癌剤治療の方が、患者に益するところが大きいと思う。薬物を代謝する能力は、人によりだいぶ差があるので、「これくらいが一番いい量だ。」と考えられる量は、人によって、だいぶ差があると思う。しかし、多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいと思う。

なお、これは、梅澤充先生の本、ブログを読んで、もしくは、自分の経験を基にして、「そう思った。」と言っているだけで、本当にそうであるかどうかは全く保障出来ない。

保障を追求すると、きちんとデザインされた比較試験の結果(エビデンス)ということになり、「標準的な投与量で行われる抗癌剤治療は、無治療に比べると、生存期間の延長という点で勝っている。」という話になる。

「多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいのではないか。」と、ふと思ったので、忘れないうちに書いた。

FC2blog テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/07/14 23:57】 | 思ったこと
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はじめてコメントします。
ハミルトン
のっぽさん初めまして。

何度も訪問し、精神的な支えになっていただいたブログの代表です。ありがとうございます。ハミルトンは50代後半です。

私は直腸癌のステージ3aだったのですが、一年後(昨年6月肝転移)をCT発見し、PET検査をしたら、近位リンパ節転移。手術不能。すぐに化学療法をはじめました。FOLFOX6を6クール。マーカー上昇。FOLFIRIを3クール、昨年12月、原因不明の発熱>間質性肺炎。

現在、腎障害も表れ、打つ手なし。リンク先の方々がお若いのに続けて亡くなられ、私の心が砕けてしまいました。腫瘍内科の医師の言葉も酷い言葉でしたが・・・。

私は残念ながら、緩和医療に向います。予約しても2ヶ月先ななので、早め予約をするつもりです。

私は化学療法はまったく体に合いませんでした。返って命を短くするだけだったのかもしれません。QOLも酷く下がり、まともに歩けないので、旅行もできません。(やらなければ良かったと思っています。)

「多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいのではないか。」私もそう思いますが、そうはいかない場合もあるでしょう。誰を信じて良いのか判りません。

No title
TT
梅澤先生は自身が外科医であることとも関係があると思うと言っていますね。
外科医の仕事は元々オーダーメイドの治療だから、抗がん剤治療においてもそうできるのだとのことです。

ところで、昨日、生きていればノーベル賞間違いなしと言われた戸塚さんの闘病ドキュメンタリーがNHKでありましたね。
大腸がんだったそうです。
戸塚さんのブログはまだ残っています。

http://fewmonths.exblog.jp/

初めまして。返事その1
のっぽ187
ハミルトンさん

初めまして。当ブログへ、ようこそ。

>FOLFOX6を6クール。マーカー上昇。

そうですか・・・。標準的な投与量で、投与を受けていたとすれば、5-FU、オキサリプラチンは効かない(少なくとも、あまり効かなかった)と思います。

>FOLFIRIを3クール、昨年12月、原因不明の発熱>間質性肺炎。

間質性肺炎は、どういう機序で起こっているのか、よく分からないことが多いのですが(僕の知識は古い上に浅いので、最近は、分かるようになっているのかも知れません)、一言で言うと、不運だったと思います。

>腫瘍内科の医師の言葉も酷い言葉でしたが・・・。

医者も、他の職種と同様、性格のいい人もいれば、悪い人もいます。性格の悪い人と、どう接すればいいのかは、大変、難しいのですが、一番、簡単な方法は「近寄らない」ことではないか、と思います。経過が良くない人に、酷いことを言う人は、医者である前に人としてどうかな、と思いますが、そういう医者はいると思います。(続く)

返事その2
のっぽ187
ハミルトンさん

>リンク先の方々がお若いのに続けて亡くなられ、私の心が砕けてしまいました。

僕も、ショックでした。とは言え、人の身体は、百人いれば、百様なので、ことこの点に関しては、「人は人、私は私。」でいいと思います。

>私は化学療法はまったく体に合いませんでした。

この場合、2つの仮説が考えられます。一つは、薬自体が全く身体に合わなかった。アナフィラキシーショックを起こした場合は、そうだと思います。
もう一つは、量が多過ぎた可能性があります。薬が効く効かないは、運、不運以外の何物でもない、と思うのですが、「QOLも酷く下がり、まともに歩けないので、旅行もできません。」は、過量であった可能性があります。僕も500m歩けないという時期がありましたが、その当時、受けていた抗癌剤の量は、今、思えば、明らかに過量でした。(この点については、恐らく主治医は、そう考えていないと思う。)

返事その3
のっぽ187
ハミルトンさん

>「多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいのではないか。」私もそう思いますが、そうはいかない場合もあるでしょう。

一つは、自分の主治医が、標準的な投与量以外、認めない場合。これは、主治医を替える以外ないですよね。(進行・再発癌の治療を受ける過程で、主治医を替えるのは、かなりよいしょが要るとは思いますが。)
前もって、どの人が「抗癌剤が効く」組で、どの人が「効かない」組かは、分からないので、進行癌の人に抗癌剤の投与を考慮するというのは、僕は正しいと思います。
ただ、「効かない」組の存在を考慮すると、初めから高用量の抗癌剤を使うのは、僕は理にかなっていないと思います。

返事その4
のっぽ187
ハミルトンさん

>誰を信じて良いのか判りません。

ハミルトンさんが、「この人は、良心的だ。」と思う人を信じるのが良いと思います。

僕が知る限りでは、当ブログの「抗癌剤治療を行う医師のサイト」のうち、上2つのサイトの先生が、今のハミルトンさんにとって、いい先生だと思います。

抗癌剤は、1~2ヶ月でかなり抜けて来ますので、次の手を考えられることをお勧めします。

毒を少々
あんず
ええ、ほんとに、私も少なめな量で(最終的にはミニマムな量まで減らしてもらった)、仕事をしながらの抗がん剤治療を続けられたので、実感としてうなづけます。エビデンスがどうのこうの言っても、結局、私にとってのベストはエビデンスとは違うかもしれないわけで。
医学の発展のために統計はとても重要ですが、それが必ずしも自分の治療に当てはまるものでは無いということを、早い段階で知ることができたのは良かったと思っています。

管理人のみ閲覧できます
-


No title
ハミルトン
すみません。先ほどのコメント、公開にしてください。ご面倒をおかけします。

2009.07.17 Fri の、ハミルトンさんのコメントです。
のっぽ187
ハミルトンさん

以下に2009.07.17 Fri のハミルトンさんのコメントを載せます。

のっぽさん、アドバイスありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。

私がコワイと思ったのは、化学療法を行った結果、重篤な副作用を起こし、患者が死亡しても、不幸な例として扱われるだけではないかということです。

また、もっと悩ましい現実は、大都市と地方都市では医療機関の選択が限られることです。(医療格差)

あんずさん、初めまして。

そうですね。早い段階で知識を得ることだと思います。
私は術後、ガンと向かい合うことをしませんでした。
こころが弱く、忘れようとしてしまったのです。

医師を信頼することより、ガンになったら積極性を持つことが肝要だと思います。知識を得るのが遅かった・・・。

そうじゃないと、エピデンスの元に生存率を告げられ、ベルトコンベアーのように化学療法へ。

転移は早いうちに知るべきです。私は術後1年後に造影CTというのんびりした検査を行う医療機関を信じたのです。これは、どう考えてもおかしい。

もともとの素質プラス環境
のっぽ187
TTさん

>梅澤先生は自身が外科医であることとも関係があると思うと言っていますね。 外科医の仕事は元々オーダーメイドの治療だから、抗がん剤治療においてもそうできるのだとのことです。

その人(医者)の人間性や物の考え方、とらえ方によるところが大きいのではないか、と僕は考えています。確かに、外科医の仕事が、その人の、そういう側面をより強化していった、というところはあるか、とは思います。

>ところで、昨日、生きていればノーベル賞間違いなしと言われた戸塚さんの闘病ドキュメンタリーがNHKでありましたね。

番組は見ていないのですが、ブログは読んでいました。昨年の今頃、読んでいました。「物理学者とは、かくあるものか。」と思いながら読んでいました。

素晴らしい!
のっぽ187
あんずさん

>仕事をしながらの抗がん剤治療を続けられたので、実感としてうなづけます。

恐らく、仕事をしている世代の人達にとっては、「仕事が続けられるかどうか。」が、いい目安になるのではないか、と思います。

>エビデンスがどうのこうの言っても、結局、私にとってのベストはエビデンスとは違うかもしれないわけで。

素晴らしい!
その一言に尽きますね。

>医学の発展のために統計はとても重要ですが、それが必ずしも自分の治療に当てはまるものでは無いということを、早い段階で知ることができたのは良かったと思っています。

本質を分かっていらっしゃいますね。あんずさんの理解の深さには、本当に恐れ入ります。

アドバイス
のっぽ187
ハミルトンさん

>私がコワイと思ったのは、化学療法を行った結果、重篤な副作用を起こし、患者が死亡しても、不幸な例として扱われるだけではないかということです。

正直言うと、そうだと思います。

>また、もっと悩ましい現実は、大都市と地方都市では医療機関の選択が限られることです。(医療格差)

明確にあると思います。

造影CTは、画像検査としては、大腸癌では最も信頼性の高い検査だと思います。造影CTをどれ位の間隔で撮るかが、議論されるべきポイントだと思います。僕は現在、3ヵ月毎に造影CT検査を受けています。

再発を認めると、腫瘍マーカーが上がるタイプの大腸癌なら、腫瘍マーカーで見つけるのが一般的だと思います。僕の癌は、腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)をあまり産生していないみたいなので、腫瘍マーカーの検査は、あまり当てにはなりません。

コメントを拝読した限りでは、まだアービタックスは使われていないようですし(アービタックスのみで治療をするという選択肢はあるはずです)、この秋には、また新しい分子標的薬パニツムマブ(アバスチン、アービタックスと同系統の薬)が承認されると聞きました。(人づてに聞いた話なので、間違っていたら、すみません。)
後は、リスクのある選択肢になりますが、5-FUもしくは同系の飲み薬を少量用いるとか、イリノテカンを極少量用いるとか、が選択肢になると思います。

僕は、5-FUを945mg/2日間という少量の投与を受けていましたが(標準的な投与量の20%)、それでも結構、酷い下痢が見られていました。ハミルトンさんの体格を存じ上げないので、きちんとしたことは申し上げられないのですが(分かってもきちんとしたことは言えません)、500mg/回くらいの投与量なら、それ程、大きな副作用は出ないと思います。
イリノテカンの投与量については、高橋豊著「決定版 がん休眠療法 講談社+α新書」に、きちんとしたことが書いてあります。2週間に一度、体表面積1m2当たり25mgを投与する辺りから開始するのが、僕は良いと思います。(今、お書きした本をちらっと読みました。)

僕は、ハミルトンさんの主治医ではありませんし、抗癌剤治療をした経験もありません。抗癌剤治療を受けたことがあるだけです。上記は、僕が分かる限り、思い付く限りで書いています。十分、承知されているとは思いますが、上記を採用するしないについてはご自身でご判断下さい。

あと、上記治療をお願いする施設については、大学病院は避けた方がいいと思います。公的な病院は、色んなところがあるので、一概に「こうだ。」とは言えないのですが、公的な病院よりは民間の病院の方が、こちらからのお願いを聞いてくれる可能性は高いと思います。(なお、この段落で書いたことは、僕の少ない経験に基づいた一意見に過ぎないので、採用するしないは読者の方でご判断下さい。)

僕が出来るアドバイスは、これくらいです。

No title
ハミルトン
のっぽ先生・・・。
アドバイス、本当にありがとうございます。

私が何故コメントしたかというと、私のようなケースが沢山あると思うからです。

現在の主治医は過酷な医療現場で真面目に勤務する優秀な医師です。しかし、あまりにも患者が多すぎる。マスでいくため(病院全体のルール)、患者が積極的にならないと、流されてしまう。

結局は他人事では?という疑念を抱くようなことになることこそ、不幸なことではないでしょうか。

アービタックスは、地元では大学病院でしか行われていません。
紹介状を書いてもらい、大学病院の腫瘍内科に行きました。医師からアービタックスしか選択肢がないだろうなと言われました。しかし、間質性肺炎(私は特に呼吸器が弱い)を覚悟して行うのは、かなり怖いです。

経口抗がん剤の少量投与を行う予定だったので、アービタックスは最後の手段にしたいと思います。

まず、なんとか体調を戻さないといけません。
私も頑張ります。



返事
のっぽ187
ハミルトンさん

>私が何故コメントしたかというと、私のようなケースが沢山あると思うからです。

ハミルトンさんがコメントされた背景を理解せずに、一方的に「アドバイス」したこと、非礼があったかも知れません。もし、そうであれば、お許し下さい。

ハミルトンさんのようなケースは、僕も沢山、あると思います。

>現在の主治医は過酷な医療現場で真面目に勤務する優秀な医師です。しかし、あまりにも患者が多すぎる。

現与党が、この数年、続けて来た低医療費政策は、医者一人が診ないといけない患者さんの数をどうしようもなく多くしてしまいました。

>マスでいくため(病院全体のルール)、患者が積極的にならないと、流されてしまう。

医者に好意的な立場で言うと、マスで行かないと仕事をこなすことが出来ないんだと思います。また、マスで行くのは、最近(この10年くらい)の流れだと思います。アメリカが、その流れの源です。
以上の事情を考えると、患者サイドが、かなり積極的にならないと、自分が望む治療を受けることは出来ないと思います。

>結局は他人事では?という疑念を抱くようなことになることこそ、不幸なことではないでしょうか。

現状は、患者、医者の双方が不幸な状況だと、僕は思います。

>医師からアービタックスしか選択肢がないだろうなと言われました。

定型的に考えると、そういう返事になる、と思います。

>経口抗がん剤の少量投与を行う予定だったので、アービタックスは最後の手段にしたいと思います。

5-FUかUFTでしょうか。個人的には、そちらの方がベターかな、と思います。(ベターであると考えた根拠は、エビデンスに基づいていません。「何となく、その方がいい気がする。」と、僕が思っただけです。)
アービタックスは、いずれ大学病院以外でも使えるようになると思います。ハミルトンさんが住んでいらっしゃるところが、どこの県(道)なのか分かりませんが、いずれ、近くの、大学病院以外の病院でも使えるようになると思います。アービタックスの使用は、それからでも良いか、と僕は思います。
web上のことなので、念のために書くだけですが、
最終的な判断は、ハミルトンさんが下してください。

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はじめてコメントします。
のっぽさん初めまして。

何度も訪問し、精神的な支えになっていただいたブログの代表です。ありがとうございます。ハミルトンは50代後半です。

私は直腸癌のステージ3aだったのですが、一年後(昨年6月肝転移)をCT発見し、PET検査をしたら、近位リンパ節転移。手術不能。すぐに化学療法をはじめました。FOLFOX6を6クール。マーカー上昇。FOLFIRIを3クール、昨年12月、原因不明の発熱>間質性肺炎。

現在、腎障害も表れ、打つ手なし。リンク先の方々がお若いのに続けて亡くなられ、私の心が砕けてしまいました。腫瘍内科の医師の言葉も酷い言葉でしたが・・・。

私は残念ながら、緩和医療に向います。予約しても2ヶ月先ななので、早め予約をするつもりです。

私は化学療法はまったく体に合いませんでした。返って命を短くするだけだったのかもしれません。QOLも酷く下がり、まともに歩けないので、旅行もできません。(やらなければ良かったと思っています。)

「多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいのではないか。」私もそう思いますが、そうはいかない場合もあるでしょう。誰を信じて良いのか判りません。
2009/07/15(Wed) 00:59 | URL  | ハミルトン #hnWcHcIQ[ 編集]
No title
梅澤先生は自身が外科医であることとも関係があると思うと言っていますね。
外科医の仕事は元々オーダーメイドの治療だから、抗がん剤治療においてもそうできるのだとのことです。

ところで、昨日、生きていればノーベル賞間違いなしと言われた戸塚さんの闘病ドキュメンタリーがNHKでありましたね。
大腸がんだったそうです。
戸塚さんのブログはまだ残っています。

http://fewmonths.exblog.jp/
2009/07/15(Wed) 18:01 | URL  | TT #O24v7Kjk[ 編集]
初めまして。返事その1
ハミルトンさん

初めまして。当ブログへ、ようこそ。

>FOLFOX6を6クール。マーカー上昇。

そうですか・・・。標準的な投与量で、投与を受けていたとすれば、5-FU、オキサリプラチンは効かない(少なくとも、あまり効かなかった)と思います。

>FOLFIRIを3クール、昨年12月、原因不明の発熱>間質性肺炎。

間質性肺炎は、どういう機序で起こっているのか、よく分からないことが多いのですが(僕の知識は古い上に浅いので、最近は、分かるようになっているのかも知れません)、一言で言うと、不運だったと思います。

>腫瘍内科の医師の言葉も酷い言葉でしたが・・・。

医者も、他の職種と同様、性格のいい人もいれば、悪い人もいます。性格の悪い人と、どう接すればいいのかは、大変、難しいのですが、一番、簡単な方法は「近寄らない」ことではないか、と思います。経過が良くない人に、酷いことを言う人は、医者である前に人としてどうかな、と思いますが、そういう医者はいると思います。(続く)
2009/07/16(Thu) 20:19 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事その2
ハミルトンさん

>リンク先の方々がお若いのに続けて亡くなられ、私の心が砕けてしまいました。

僕も、ショックでした。とは言え、人の身体は、百人いれば、百様なので、ことこの点に関しては、「人は人、私は私。」でいいと思います。

>私は化学療法はまったく体に合いませんでした。

この場合、2つの仮説が考えられます。一つは、薬自体が全く身体に合わなかった。アナフィラキシーショックを起こした場合は、そうだと思います。
もう一つは、量が多過ぎた可能性があります。薬が効く効かないは、運、不運以外の何物でもない、と思うのですが、「QOLも酷く下がり、まともに歩けないので、旅行もできません。」は、過量であった可能性があります。僕も500m歩けないという時期がありましたが、その当時、受けていた抗癌剤の量は、今、思えば、明らかに過量でした。(この点については、恐らく主治医は、そう考えていないと思う。)
2009/07/16(Thu) 20:33 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事その3
ハミルトンさん

>「多くのケースでは、少ない目の投与量の方がいいのではないか。」私もそう思いますが、そうはいかない場合もあるでしょう。

一つは、自分の主治医が、標準的な投与量以外、認めない場合。これは、主治医を替える以外ないですよね。(進行・再発癌の治療を受ける過程で、主治医を替えるのは、かなりよいしょが要るとは思いますが。)
前もって、どの人が「抗癌剤が効く」組で、どの人が「効かない」組かは、分からないので、進行癌の人に抗癌剤の投与を考慮するというのは、僕は正しいと思います。
ただ、「効かない」組の存在を考慮すると、初めから高用量の抗癌剤を使うのは、僕は理にかなっていないと思います。
2009/07/16(Thu) 20:52 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事その4
ハミルトンさん

>誰を信じて良いのか判りません。

ハミルトンさんが、「この人は、良心的だ。」と思う人を信じるのが良いと思います。

僕が知る限りでは、当ブログの「抗癌剤治療を行う医師のサイト」のうち、上2つのサイトの先生が、今のハミルトンさんにとって、いい先生だと思います。

抗癌剤は、1~2ヶ月でかなり抜けて来ますので、次の手を考えられることをお勧めします。
2009/07/16(Thu) 21:05 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
毒を少々
ええ、ほんとに、私も少なめな量で(最終的にはミニマムな量まで減らしてもらった)、仕事をしながらの抗がん剤治療を続けられたので、実感としてうなづけます。エビデンスがどうのこうの言っても、結局、私にとってのベストはエビデンスとは違うかもしれないわけで。
医学の発展のために統計はとても重要ですが、それが必ずしも自分の治療に当てはまるものでは無いということを、早い段階で知ることができたのは良かったと思っています。
2009/07/17(Fri) 12:14 | URL  | あんず #z8283xuI[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/07/17(Fri) 22:14 |   |  #[ 編集]
No title
すみません。先ほどのコメント、公開にしてください。ご面倒をおかけします。
2009/07/17(Fri) 22:18 | URL  | ハミルトン #-[ 編集]
2009.07.17 Fri の、ハミルトンさんのコメントです。
ハミルトンさん

以下に2009.07.17 Fri のハミルトンさんのコメントを載せます。

のっぽさん、アドバイスありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。

私がコワイと思ったのは、化学療法を行った結果、重篤な副作用を起こし、患者が死亡しても、不幸な例として扱われるだけではないかということです。

また、もっと悩ましい現実は、大都市と地方都市では医療機関の選択が限られることです。(医療格差)

あんずさん、初めまして。

そうですね。早い段階で知識を得ることだと思います。
私は術後、ガンと向かい合うことをしませんでした。
こころが弱く、忘れようとしてしまったのです。

医師を信頼することより、ガンになったら積極性を持つことが肝要だと思います。知識を得るのが遅かった・・・。

そうじゃないと、エピデンスの元に生存率を告げられ、ベルトコンベアーのように化学療法へ。

転移は早いうちに知るべきです。私は術後1年後に造影CTというのんびりした検査を行う医療機関を信じたのです。これは、どう考えてもおかしい。
2009/07/18(Sat) 03:19 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
もともとの素質プラス環境
TTさん

>梅澤先生は自身が外科医であることとも関係があると思うと言っていますね。 外科医の仕事は元々オーダーメイドの治療だから、抗がん剤治療においてもそうできるのだとのことです。

その人(医者)の人間性や物の考え方、とらえ方によるところが大きいのではないか、と僕は考えています。確かに、外科医の仕事が、その人の、そういう側面をより強化していった、というところはあるか、とは思います。

>ところで、昨日、生きていればノーベル賞間違いなしと言われた戸塚さんの闘病ドキュメンタリーがNHKでありましたね。

番組は見ていないのですが、ブログは読んでいました。昨年の今頃、読んでいました。「物理学者とは、かくあるものか。」と思いながら読んでいました。
2009/07/19(Sun) 14:21 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
素晴らしい!
あんずさん

>仕事をしながらの抗がん剤治療を続けられたので、実感としてうなづけます。

恐らく、仕事をしている世代の人達にとっては、「仕事が続けられるかどうか。」が、いい目安になるのではないか、と思います。

>エビデンスがどうのこうの言っても、結局、私にとってのベストはエビデンスとは違うかもしれないわけで。

素晴らしい!
その一言に尽きますね。

>医学の発展のために統計はとても重要ですが、それが必ずしも自分の治療に当てはまるものでは無いということを、早い段階で知ることができたのは良かったと思っています。

本質を分かっていらっしゃいますね。あんずさんの理解の深さには、本当に恐れ入ります。
2009/07/19(Sun) 15:54 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
アドバイス
ハミルトンさん

>私がコワイと思ったのは、化学療法を行った結果、重篤な副作用を起こし、患者が死亡しても、不幸な例として扱われるだけではないかということです。

正直言うと、そうだと思います。

>また、もっと悩ましい現実は、大都市と地方都市では医療機関の選択が限られることです。(医療格差)

明確にあると思います。

造影CTは、画像検査としては、大腸癌では最も信頼性の高い検査だと思います。造影CTをどれ位の間隔で撮るかが、議論されるべきポイントだと思います。僕は現在、3ヵ月毎に造影CT検査を受けています。

再発を認めると、腫瘍マーカーが上がるタイプの大腸癌なら、腫瘍マーカーで見つけるのが一般的だと思います。僕の癌は、腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)をあまり産生していないみたいなので、腫瘍マーカーの検査は、あまり当てにはなりません。

コメントを拝読した限りでは、まだアービタックスは使われていないようですし(アービタックスのみで治療をするという選択肢はあるはずです)、この秋には、また新しい分子標的薬パニツムマブ(アバスチン、アービタックスと同系統の薬)が承認されると聞きました。(人づてに聞いた話なので、間違っていたら、すみません。)
後は、リスクのある選択肢になりますが、5-FUもしくは同系の飲み薬を少量用いるとか、イリノテカンを極少量用いるとか、が選択肢になると思います。

僕は、5-FUを945mg/2日間という少量の投与を受けていましたが(標準的な投与量の20%)、それでも結構、酷い下痢が見られていました。ハミルトンさんの体格を存じ上げないので、きちんとしたことは申し上げられないのですが(分かってもきちんとしたことは言えません)、500mg/回くらいの投与量なら、それ程、大きな副作用は出ないと思います。
イリノテカンの投与量については、高橋豊著「決定版 がん休眠療法 講談社+α新書」に、きちんとしたことが書いてあります。2週間に一度、体表面積1m2当たり25mgを投与する辺りから開始するのが、僕は良いと思います。(今、お書きした本をちらっと読みました。)

僕は、ハミルトンさんの主治医ではありませんし、抗癌剤治療をした経験もありません。抗癌剤治療を受けたことがあるだけです。上記は、僕が分かる限り、思い付く限りで書いています。十分、承知されているとは思いますが、上記を採用するしないについてはご自身でご判断下さい。

あと、上記治療をお願いする施設については、大学病院は避けた方がいいと思います。公的な病院は、色んなところがあるので、一概に「こうだ。」とは言えないのですが、公的な病院よりは民間の病院の方が、こちらからのお願いを聞いてくれる可能性は高いと思います。(なお、この段落で書いたことは、僕の少ない経験に基づいた一意見に過ぎないので、採用するしないは読者の方でご判断下さい。)

僕が出来るアドバイスは、これくらいです。
2009/07/19(Sun) 16:57 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
のっぽ先生・・・。
アドバイス、本当にありがとうございます。

私が何故コメントしたかというと、私のようなケースが沢山あると思うからです。

現在の主治医は過酷な医療現場で真面目に勤務する優秀な医師です。しかし、あまりにも患者が多すぎる。マスでいくため(病院全体のルール)、患者が積極的にならないと、流されてしまう。

結局は他人事では?という疑念を抱くようなことになることこそ、不幸なことではないでしょうか。

アービタックスは、地元では大学病院でしか行われていません。
紹介状を書いてもらい、大学病院の腫瘍内科に行きました。医師からアービタックスしか選択肢がないだろうなと言われました。しかし、間質性肺炎(私は特に呼吸器が弱い)を覚悟して行うのは、かなり怖いです。

経口抗がん剤の少量投与を行う予定だったので、アービタックスは最後の手段にしたいと思います。

まず、なんとか体調を戻さないといけません。
私も頑張ります。

2009/07/20(Mon) 01:34 | URL  | ハミルトン #-[ 編集]
返事
ハミルトンさん

>私が何故コメントしたかというと、私のようなケースが沢山あると思うからです。

ハミルトンさんがコメントされた背景を理解せずに、一方的に「アドバイス」したこと、非礼があったかも知れません。もし、そうであれば、お許し下さい。

ハミルトンさんのようなケースは、僕も沢山、あると思います。

>現在の主治医は過酷な医療現場で真面目に勤務する優秀な医師です。しかし、あまりにも患者が多すぎる。

現与党が、この数年、続けて来た低医療費政策は、医者一人が診ないといけない患者さんの数をどうしようもなく多くしてしまいました。

>マスでいくため(病院全体のルール)、患者が積極的にならないと、流されてしまう。

医者に好意的な立場で言うと、マスで行かないと仕事をこなすことが出来ないんだと思います。また、マスで行くのは、最近(この10年くらい)の流れだと思います。アメリカが、その流れの源です。
以上の事情を考えると、患者サイドが、かなり積極的にならないと、自分が望む治療を受けることは出来ないと思います。

>結局は他人事では?という疑念を抱くようなことになることこそ、不幸なことではないでしょうか。

現状は、患者、医者の双方が不幸な状況だと、僕は思います。

>医師からアービタックスしか選択肢がないだろうなと言われました。

定型的に考えると、そういう返事になる、と思います。

>経口抗がん剤の少量投与を行う予定だったので、アービタックスは最後の手段にしたいと思います。

5-FUかUFTでしょうか。個人的には、そちらの方がベターかな、と思います。(ベターであると考えた根拠は、エビデンスに基づいていません。「何となく、その方がいい気がする。」と、僕が思っただけです。)
アービタックスは、いずれ大学病院以外でも使えるようになると思います。ハミルトンさんが住んでいらっしゃるところが、どこの県(道)なのか分かりませんが、いずれ、近くの、大学病院以外の病院でも使えるようになると思います。アービタックスの使用は、それからでも良いか、と僕は思います。
web上のことなので、念のために書くだけですが、
最終的な判断は、ハミルトンさんが下してください。
2009/07/23(Thu) 21:22 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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