癌との共存を目指しています。
仕事の日は、本当に頭が働かない。切除不能転移性大腸がんの治療にスニチニブを追加するフェーズ3が中止http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/3_54.htmlとのことである。行雲流水 ~S状結腸がんステージ4~のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/tumorcancer/を拝見して、今、そのことを知った。非常に残念である。

FOLFIRI単独とFOLFIRI+スニチニブにおいて、無増悪生存期間の有意な改善が見込めないとのこと。Aの投与を受けた群とA+Bの投与を受けた群に効果において差がない、すなわちBは効果がないということらしい。
Bで効果を認めた人(無増悪生存期間が延びた人)が何人かいる一方、Bの望まざる作用で悪い方に転んでしまった人(無増悪生存期間が縮んでしまった人)が同数いれば、そして、延びた日数と縮んだ日数の合計が同じくらいなら、トータルとしては「差がない。」と判定される。

他施設共同無作為化二重盲検試験とあるので、きちんとした試験だと思う。しかし、集団を対象とした比較試験は、時として、少数の奏功者(薬が効く人)を生み出す薬を排除しているのではないか、と思った。まあ、現時点では少数の奏功者を事前に見つけ出すことはできないので(投与開始後、腫瘍マーカーをこまめにフォローする位しか僕は思い付かない)、認可してかかる医療費と得られる恩恵を量り天秤にかけると(コスト/ベネフィットを評価すると)、厚生労働省としては認可するに値しないと判断するということだろう。(中止を決めたのは、ファイザー社だが。)

頭が働かず、より深い洞察が出来ないのだが、ふと上記のようなことを思った。

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【2009/07/11 01:04】 | 思ったこと
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