癌との共存を目指しています。
職場で、「休みの日、何をしているのですか。」と、よく尋ねられる。それは、当然だろう。週に3日、休んでいて、独身で。「寝ているか、ぼーっとしていることが多いです。」と答えている。事実である。

3日の休みのうち、1日か2日は出掛けてしまうので、実質、完全な休みは、週に1日か2日である。とは言え、週に3日も休める人は、この世代の男性では、そうは居ないだろうし、ほんと、恵まれていると思う。

本業が、医者とは言え、癌との接点が少ない精神科であるので、癌について考えることが最近は、ほんと少なくなった。ただ、仕事柄、「はっきりしないこと」を相手に仕事をしているので、きちんとした道標がない状況で、どう判断すればいいのか、ということについては、よく考える。また、その道標が、ちゃんとした道標かどうか、ということも、仕事柄、よく考える。

我々の仕事で、道標に従って、目的地に向かう場合(柔軟にエビデンスと取り入れながら、いい状態を目指す場合)、時として、「直感的には、間違っているんじゃないか。」と思うことがある。正直、迷う。どういう時に直感が働くか、どれ位、直感に従うか、は、十人十色だろう。

翻って、患者として治療を受けることを考えると、僕は、直感が働くことが多かった。エビデンスという道標が不十分である以上(不親切という言葉がより適切だと思う)、「あれ、何か間違った方向に来ているのではないかな。」と思える余裕があると、いい方向に行き易いのではないか、と思う。

最近は、全然、勉強していないので、感覚的な内容が多くなっています。お許し下さい。

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【2009/07/05 22:45】 | 思ったこと
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No title
あんず
フルフルタイムで働いて、通勤片道2時間、土日も必ずどこかへ行ってる(クリニックのことも多いけど)ので、完全な休みがありません。買い物は移動の合間が常です。楽天で買いたくても、受け取れる時間に帰宅できないんですよ。。。
直感的に間違ってる生活、でしょうね。

本人の気質
のっぽ187
あんずさん

僕は、いくつかの会社の株主なのですが、株主優待の品物を受け取る時間が取れなくて、少し苦労しています。

休みの日にどこかに出掛けるかどうかは、本人の気質によるところが大きいと思います。気質に反する生活をしてしまうと(以前の僕はそうでした)、ちょっとまずいかな、と思うのですが、そうでなければ、いいのではないか、と思います。

基礎と応用
カノン
病気のことを、ほとんど考えずに過ごしていらっしゃるのは、それだけ心身ともに充実している証ですね。とっても素晴らしいことです。

本当にそうですね。
仕事を続けていると、何かの拍子に、「あれっ、これおかしい」と思うことがあります。
その時は、確たる根拠があるわけではないのですが、違和感というより、もうちょっと強く引っかかります。それは、知識とか経験だけでは説明のつかない、それらを超えた何かとしか言いようがないのですが、改めて考えてみますと、リラックスして集中している時に、与えられる感覚のように思います。
ただ、私の場合、これは自分のフィールドにいる時にしか、働かない感覚なのです。

ですから、のっぽ先生が患者さんの立場でも、よく直感が働いたというのは、紛れもなくすごいことです。基礎ができていると、ばっちり応用が利きます。

「はっきりしないこと」「よくわからないこと」に対峙する時、その方の真の力量が問われるように思います。過剰な希望や不安から、ある程度の距離を置いて、判断していくのは難しいことです。

のっぽ先生の絶妙な距離のとり方というのは、日々の診療の中で、身につけられたものかもしれませんね。


本当に有難いことです。
のっぽ187
カノンさん

そうですね。最近は、ほんと、心身ともに充実していると思います。本当に有難いことです。

>リラックスして集中している時に、与えられる感覚のように思います。

そういう時間を少しでもたくさん持てるようにしたいな、と切に思います。

>ただ、私の場合、これは自分のフィールドにいる時にしか、働かない感覚なのです。

基本的には、僕もそうです。ある程度、一つのことに習熟すると働く感覚なのではないかな、と思っています。

>基礎ができていると、ばっちり応用が利きます。

素晴らしいご指摘だと思います。僕も、自分の感覚では、応用問題を解いている感じでした。

>「はっきりしないこと」「よくわからないこと」に対峙する時、その方の真の力量が問われるように思います。

明確に、そうだと思います。

>のっぽ先生の絶妙な距離のとり方というのは、日々の診療の中で、身につけられたものかもしれませんね。

お褒め頂き、有難うございます。意思決定に関して(距離の取り方、勘をどの程度、採用するのがいいのか)は、日々の診療の中で身に付けたように思います。

改めて、「いい仕事に就けたな。」と思います。本当に有難いことです。

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この記事へのコメント
No title
フルフルタイムで働いて、通勤片道2時間、土日も必ずどこかへ行ってる(クリニックのことも多いけど)ので、完全な休みがありません。買い物は移動の合間が常です。楽天で買いたくても、受け取れる時間に帰宅できないんですよ。。。
直感的に間違ってる生活、でしょうね。
2009/07/06(Mon) 12:23 | URL  | あんず #z8283xuI[ 編集]
本人の気質
あんずさん

僕は、いくつかの会社の株主なのですが、株主優待の品物を受け取る時間が取れなくて、少し苦労しています。

休みの日にどこかに出掛けるかどうかは、本人の気質によるところが大きいと思います。気質に反する生活をしてしまうと(以前の僕はそうでした)、ちょっとまずいかな、と思うのですが、そうでなければ、いいのではないか、と思います。
2009/07/06(Mon) 23:32 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
基礎と応用
病気のことを、ほとんど考えずに過ごしていらっしゃるのは、それだけ心身ともに充実している証ですね。とっても素晴らしいことです。

本当にそうですね。
仕事を続けていると、何かの拍子に、「あれっ、これおかしい」と思うことがあります。
その時は、確たる根拠があるわけではないのですが、違和感というより、もうちょっと強く引っかかります。それは、知識とか経験だけでは説明のつかない、それらを超えた何かとしか言いようがないのですが、改めて考えてみますと、リラックスして集中している時に、与えられる感覚のように思います。
ただ、私の場合、これは自分のフィールドにいる時にしか、働かない感覚なのです。

ですから、のっぽ先生が患者さんの立場でも、よく直感が働いたというのは、紛れもなくすごいことです。基礎ができていると、ばっちり応用が利きます。

「はっきりしないこと」「よくわからないこと」に対峙する時、その方の真の力量が問われるように思います。過剰な希望や不安から、ある程度の距離を置いて、判断していくのは難しいことです。

のっぽ先生の絶妙な距離のとり方というのは、日々の診療の中で、身につけられたものかもしれませんね。
2009/07/08(Wed) 00:04 | URL  | カノン #-[ 編集]
本当に有難いことです。
カノンさん

そうですね。最近は、ほんと、心身ともに充実していると思います。本当に有難いことです。

>リラックスして集中している時に、与えられる感覚のように思います。

そういう時間を少しでもたくさん持てるようにしたいな、と切に思います。

>ただ、私の場合、これは自分のフィールドにいる時にしか、働かない感覚なのです。

基本的には、僕もそうです。ある程度、一つのことに習熟すると働く感覚なのではないかな、と思っています。

>基礎ができていると、ばっちり応用が利きます。

素晴らしいご指摘だと思います。僕も、自分の感覚では、応用問題を解いている感じでした。

>「はっきりしないこと」「よくわからないこと」に対峙する時、その方の真の力量が問われるように思います。

明確に、そうだと思います。

>のっぽ先生の絶妙な距離のとり方というのは、日々の診療の中で、身につけられたものかもしれませんね。

お褒め頂き、有難うございます。意思決定に関して(距離の取り方、勘をどの程度、採用するのがいいのか)は、日々の診療の中で身に付けたように思います。

改めて、「いい仕事に就けたな。」と思います。本当に有難いことです。
2009/07/09(Thu) 22:19 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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