癌との共存を目指しています。
土曜日は、電車に乗り遅れそうになり、自転車置き場から駅までダッシュ。駅前の自転車置き場に自転車を置くと、お金を取られてしまうので(ケチ!)、少し離れたところに自転車を置いている。距離にして300mくらい、2分位で走った。もともと、走ることは好きだし、結構、自信もあったのだが、かれこれ6年位は、走った記憶がない。高校生の頃、毎朝、遅刻しそうになって、自転車置き場から駅まで走っていたのを思い出した。

時々、便をしたくなるのが玉に瑕だが、それ以外は以前の自分に戻った感じがする。冷たい物を飲むと、喉に引っ掛かる感じが少しするので、抗癌剤の害作用は少し残っているのだが、日常生活をする上での不便はない。

今後、どうなるかは全く分からないが、抗癌剤休止後の体力の回復は順調である。

少量の抗癌剤を続ける方が正しかったのかも知れないが(どちらが正しいかをエビデンスのレベルで知ることが出来るのは、恐らく、30年後くらいでしょう)、いい体調で、いい精神状態で過ごすのは、今考えても、決して悪い選択肢ではなかったと思う。

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【2009/06/21 21:12】 | 日記
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日常の
しろ
  のっぽ187先生

意外な先生の日常の姿を垣間見ることができ嬉かったです。
抗癌剤の害作用は個人差あると思いますが
多少残るものなのですね。
それにしても抗癌剤は分からない方が多いと感じました。

                  しろ

有難うございます。
のっぽ187
しろさん

>意外な先生の日常の姿を垣間見ることができ嬉かったです。

有難うございます。
しびれたりする神経障害は残るみたいですね。
抗癌剤治療は、受ける立場で見ても、分からないことだらけですよね。

順調な回復ぶりですね!
ダイスケ
順調な回復ぶりが記事中の文面から感じられます。

先日の検査結果も良好とうらやましい限りです・

しかし6年間走った事がないというのもある意味すごいですね!

有難いです。
のっぽ187
ダイスケさん

これまでの経過は、「幸運」の一言に尽きると思います。本当に有難いです。

31歳くらいから4年ほど、運動をした記憶が殆どないです。この1年間は、ご存知の通りですが。

走るのは、ともかく、ゆっくり歩く時間を今後は確保したいな、と思っています。

最強の手が最善とは限らない
カノン
しろさん同様、自転車置き場から駅まで、ひたすら走っている、のっぽ先生を想像するのは楽しいです(笑)。

あれは一年前でしたよね。
ご実家までの500m程の坂道を、普通の自転車では、一気に上ることができなくて、途中、路肩に自転車を倒して、座り込んで休んでいらっしゃったのは・・・。
その頃を思えば、隔世の感があります。

「幸運」も確かにあるとは思いますが、専門外とはいえ、やはり、医師としての勘が冴えていらしたのだろうなあ、と最近思います。

私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。ご自分のことも、ここに集う方々についても。
そして、振り返ってみると、確かに分かれ道だった、と気づきます。

どうして見えるのか、不思議です。

返事その1
のっぽ187
カノンさん

>しろさん同様、自転車置き場から駅まで、ひたすら走っている、のっぽ先生を想像するのは楽しいです(笑)。

自分でも想像してみましたが、あまり賢そうではないですね(笑)。とは言え、電車に乗ると、クーラーが効いていて気持ちいいです。

>ご実家までの500m程の坂道を、普通の自転車では、一気に上ることができなくて、途中、路肩に自転車を倒して、座り込んで休んでいらっしゃったのは・・・。 その頃を思えば、隔世の感があります。

去年の今頃でした。去年は、そもそも「汗をかく」ということが殆どなかったです。
現在の赤血球の数の70%位しか当時は無かったのですが、それ位の貧血の方(Hbにすると10位)は女性では時々いらっしゃるので、自転車で坂を上れないのは、貧血(赤血球減少)だけが原因ではなく、他の害作用(抗癌剤の害作用)も影響していたと思います。
抗癌剤は、直接的に体力を奪う作用があるように思います。(そうは言っても、癌を小さくする効果は明らかな訳ですから、上手に使う、というのが、現時点での答えだと、僕は思っています。)

返事その2、女性に対するアプローチから、お昼御飯に至るまで
のっぽ187
カノンさん

>「幸運」も確かにあるとは思いますが、専門外とはいえ、やはり、医師としての勘が冴えていらしたのだろうなあ、と最近思います。

まずは、「幸運」でした。僕の癌にFOLFOXが効いた(多分、効いたのだと思う)のは、幸運以外の何物でもありません。
量を減らす決断については、臨床家としての勘とヒトの持つ直感(動物的な直感)がうまく働いたと思います。
個人的には、量を減らす決断は正しかったと思っているのですが、今のところは、まだまだ途中経過ですし、正しかったかどうかは、今後の経過を見て、ということになるか、と思います。

個人的に抱いているイメージなのですが、僕らは、日々無数の分岐点に立っているんじゃないか、と思います。
もともとは、外来診療をしている時に、「(治療は)このままで行くか、変えるか、どっち?」「変えるとしたら、薬の種類は、そのままで量を増やすか、薬の種類自体、変えてしまうか、どっち?」「薬の種類を変えるとしたら、AとBのどっち?」と考えているうちに、僕らの日常も、これとそう変わりはないのではないか、と思ったことが最初だった気がします。
「この女性に声を掛けようかな、どうしようかな。」という二者択一も、「お昼ごはん、和食にしようかな、洋食にしようかな。」という二者択一も、人生におけるウエイトは様々ですが、全て「道は二つに分かれている。」という気がします。
そう考えると、カノンさんの仰る「私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。」という指摘は、視点の違いから来るように思います。

返事その3
のっぽ187
カノンさん

>私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。ご自分のことも、ここに集う方々についても。 そして、振り返ってみると、確かに分かれ道だった、と気づきます。

しばらく考えていたのですが、やはり「直感」であり、「勘」だと思います。返事その2では、あれこれと書きましたが、よくよく考えてみると、「直感」「勘」で判断しているんだと思います。

No title
TT
抗がん剤以外に目を向けてみる手もあるように思います。
こちらでもリンク紹介されている「膵臓がんサバイバー(生還者)への挑戦」に、米国ではメラトニンが抗がん作用があるとして人気だと3回にわたって書かれていました。


有難うございます。
のっぽ187
TTさん

コメント、有難うございます。
メラトニンの記事、読みました。
多分、効果、あるんだと思います。
どうすればいいのか、今のところ、思い付かないので、頭に入れておいて、時間の空いた時、考えてみたいと思います。

余り忙しくし過ぎないようにしなくちゃ、と思いました。

No title
TT
メラトニンについて調べてみましたが、精神科の領域のサプリメントのようですね。
常用すると軽い意識障害が出る場合があるとか、悪夢を見たり、憂鬱になる場合があるとのことです。どういうことなんでしょうね?
私の母は夜に眠れないようですし、そもそも高齢者には不足しているらしいのでよさそうなのですが、一方でがん患者はたいてい鬱状態になっているわけで、そのへんは悩むところです。

正直なところ
のっぽ187
TTさん

>メラトニンについて調べてみましたが、精神科の領域のサプリメントのようですね。

今まで、患者さんにメラトニンについて聞かれたことはないです。また、自分で調べたこともないです。(不勉強ですね。)聞いたことはある、というのが、正直なところです。

手元に本がないので(今、自宅です)、調べられないのですが、日本では、がん患者のうつ状態にメラトニンを勧めるということは、あまり一般的ではないです。

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この記事へのコメント
日常の
  のっぽ187先生

意外な先生の日常の姿を垣間見ることができ嬉かったです。
抗癌剤の害作用は個人差あると思いますが
多少残るものなのですね。
それにしても抗癌剤は分からない方が多いと感じました。

                  しろ
2009/06/21(Sun) 22:24 | URL  | しろ #-[ 編集]
有難うございます。
しろさん

>意外な先生の日常の姿を垣間見ることができ嬉かったです。

有難うございます。
しびれたりする神経障害は残るみたいですね。
抗癌剤治療は、受ける立場で見ても、分からないことだらけですよね。
2009/06/23(Tue) 00:34 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
順調な回復ぶりですね!
順調な回復ぶりが記事中の文面から感じられます。

先日の検査結果も良好とうらやましい限りです・

しかし6年間走った事がないというのもある意味すごいですね!
2009/06/23(Tue) 21:26 | URL  | ダイスケ #-[ 編集]
有難いです。
ダイスケさん

これまでの経過は、「幸運」の一言に尽きると思います。本当に有難いです。

31歳くらいから4年ほど、運動をした記憶が殆どないです。この1年間は、ご存知の通りですが。

走るのは、ともかく、ゆっくり歩く時間を今後は確保したいな、と思っています。
2009/06/23(Tue) 21:54 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
最強の手が最善とは限らない
しろさん同様、自転車置き場から駅まで、ひたすら走っている、のっぽ先生を想像するのは楽しいです(笑)。

あれは一年前でしたよね。
ご実家までの500m程の坂道を、普通の自転車では、一気に上ることができなくて、途中、路肩に自転車を倒して、座り込んで休んでいらっしゃったのは・・・。
その頃を思えば、隔世の感があります。

「幸運」も確かにあるとは思いますが、専門外とはいえ、やはり、医師としての勘が冴えていらしたのだろうなあ、と最近思います。

私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。ご自分のことも、ここに集う方々についても。
そして、振り返ってみると、確かに分かれ道だった、と気づきます。

どうして見えるのか、不思議です。
2009/06/24(Wed) 00:47 | URL  | カノン #-[ 編集]
返事その1
カノンさん

>しろさん同様、自転車置き場から駅まで、ひたすら走っている、のっぽ先生を想像するのは楽しいです(笑)。

自分でも想像してみましたが、あまり賢そうではないですね(笑)。とは言え、電車に乗ると、クーラーが効いていて気持ちいいです。

>ご実家までの500m程の坂道を、普通の自転車では、一気に上ることができなくて、途中、路肩に自転車を倒して、座り込んで休んでいらっしゃったのは・・・。 その頃を思えば、隔世の感があります。

去年の今頃でした。去年は、そもそも「汗をかく」ということが殆どなかったです。
現在の赤血球の数の70%位しか当時は無かったのですが、それ位の貧血の方(Hbにすると10位)は女性では時々いらっしゃるので、自転車で坂を上れないのは、貧血(赤血球減少)だけが原因ではなく、他の害作用(抗癌剤の害作用)も影響していたと思います。
抗癌剤は、直接的に体力を奪う作用があるように思います。(そうは言っても、癌を小さくする効果は明らかな訳ですから、上手に使う、というのが、現時点での答えだと、僕は思っています。)
2009/06/24(Wed) 23:25 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事その2、女性に対するアプローチから、お昼御飯に至るまで
カノンさん

>「幸運」も確かにあるとは思いますが、専門外とはいえ、やはり、医師としての勘が冴えていらしたのだろうなあ、と最近思います。

まずは、「幸運」でした。僕の癌にFOLFOXが効いた(多分、効いたのだと思う)のは、幸運以外の何物でもありません。
量を減らす決断については、臨床家としての勘とヒトの持つ直感(動物的な直感)がうまく働いたと思います。
個人的には、量を減らす決断は正しかったと思っているのですが、今のところは、まだまだ途中経過ですし、正しかったかどうかは、今後の経過を見て、ということになるか、と思います。

個人的に抱いているイメージなのですが、僕らは、日々無数の分岐点に立っているんじゃないか、と思います。
もともとは、外来診療をしている時に、「(治療は)このままで行くか、変えるか、どっち?」「変えるとしたら、薬の種類は、そのままで量を増やすか、薬の種類自体、変えてしまうか、どっち?」「薬の種類を変えるとしたら、AとBのどっち?」と考えているうちに、僕らの日常も、これとそう変わりはないのではないか、と思ったことが最初だった気がします。
「この女性に声を掛けようかな、どうしようかな。」という二者択一も、「お昼ごはん、和食にしようかな、洋食にしようかな。」という二者択一も、人生におけるウエイトは様々ですが、全て「道は二つに分かれている。」という気がします。
そう考えると、カノンさんの仰る「私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。」という指摘は、視点の違いから来るように思います。
2009/06/25(Thu) 00:11 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
返事その3
カノンさん

>私たちには、真っ直ぐに見える一本道ですのに、なぜかそこに、分岐点を見ていらっしゃるような気がするのです。ご自分のことも、ここに集う方々についても。 そして、振り返ってみると、確かに分かれ道だった、と気づきます。

しばらく考えていたのですが、やはり「直感」であり、「勘」だと思います。返事その2では、あれこれと書きましたが、よくよく考えてみると、「直感」「勘」で判断しているんだと思います。
2009/06/25(Thu) 00:42 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
抗がん剤以外に目を向けてみる手もあるように思います。
こちらでもリンク紹介されている「膵臓がんサバイバー(生還者)への挑戦」に、米国ではメラトニンが抗がん作用があるとして人気だと3回にわたって書かれていました。
2009/06/25(Thu) 01:09 | URL  | TT #O24v7Kjk[ 編集]
有難うございます。
TTさん

コメント、有難うございます。
メラトニンの記事、読みました。
多分、効果、あるんだと思います。
どうすればいいのか、今のところ、思い付かないので、頭に入れておいて、時間の空いた時、考えてみたいと思います。

余り忙しくし過ぎないようにしなくちゃ、と思いました。
2009/06/25(Thu) 21:25 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
メラトニンについて調べてみましたが、精神科の領域のサプリメントのようですね。
常用すると軽い意識障害が出る場合があるとか、悪夢を見たり、憂鬱になる場合があるとのことです。どういうことなんでしょうね?
私の母は夜に眠れないようですし、そもそも高齢者には不足しているらしいのでよさそうなのですが、一方でがん患者はたいてい鬱状態になっているわけで、そのへんは悩むところです。
2009/06/26(Fri) 01:01 | URL  | TT #O24v7Kjk[ 編集]
正直なところ
TTさん

>メラトニンについて調べてみましたが、精神科の領域のサプリメントのようですね。

今まで、患者さんにメラトニンについて聞かれたことはないです。また、自分で調べたこともないです。(不勉強ですね。)聞いたことはある、というのが、正直なところです。

手元に本がないので(今、自宅です)、調べられないのですが、日本では、がん患者のうつ状態にメラトニンを勧めるということは、あまり一般的ではないです。
2009/06/27(Sat) 01:19 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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