癌との共存を目指しています。
投資を楽しむ♪http://stojkovic.blog20.fc2.com/にいいことが書いてあったので、抜粋する。

「創造しようとするならば、直感に従いなさい」-レオナルド・ダ・ヴィンチ

「手慣れたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険を冒し、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。」-岡本太郎

"Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary."-スティーブ・ジョブズ

「全体を判断する目とは、大局観である。1つの場面で、今はどういう状況で、これから先どうしたらいいのか、そういう状況判断ができる力だ。本質を見抜く力と言ってもいい。その思考の基盤になるのが勘、つまり直感力だ。直感力の元になるのは感性である。・・・将棋にかぎらず、ぎりぎりの勝負で力を発揮できる決め手は、大局観と感性のバランスだ。」-羽生善治

患者としての自分は、何か新しい創作活動をしている訳ではないので、上の2つは、「ああ、そうなんだ。」と思うだけだった。
3つ目は、当ブログでも紹介したことがある文章。名文である。「他の人の意見で、あなたの内なる声がかき消されることがないようにしなさい。一番大事なことは、あなたの心と直感に従う勇気を持つことだ。心や直感は、あなたが本当はどうなりたいのか、をすでに知っている。他のことは全て二の次だ。」とりあえず和訳してみたが、う~ん、名文だ。

4つ目は、羽生4冠の著書「決断力」からの抜粋(だと思う)。

>・・・将棋にかぎらず、ぎりぎりの勝負で力を発揮できる決め手は、大局観と感性のバランスだ。

ぎりぎりの勝負で力を発揮できる決め手は、大局観と感性のバランス、すなわち、直感だと書いてある。将棋における、ぎりぎりでの勝負、患者として行う意思決定、これらに共通するのは、「よく分からない」状況にあるということだ。
将棋で、簡単に分かる場面であれば、迷うことはないだろう。勝負を決する場面というのは、少なくとも、その時点では、「よく分からない」ことが多い。株式投資も、昨年の10月のような混沌とした状況の中での買いが、大きな果実をもたらし得た。
あと、自分が患者さんを診るに当たって、よく思うことは、「よく分からない」ことだらけである、ということだ。ただ、決断を下さない訳には行かないので、「たぶん、これくらいだろう。」といった感じで、薬の選択、量の選択を行っている。
最後に、僕がまた受けることになるであろう(出来れば、受けたくないのだが)抗癌剤治療もまた、「よく分からない」ことが多いようだ。よく分からないことに対して、取る行動は十人十色だが、改めて自分の直感を大事にしたいな、と思った。

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【2009/05/14 11:38】 | 思ったこと
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自分の直感を信じる
カノン
お仕事、お疲れ様です。今回も、深く考えさせられるエントリーでした。
相変わらず、のっぽ先生の精神力の強さには、目を見張るばかりです。非常時に際して、自分の直感を信じることができるのは、ほんの一握りの方にすぎないのではないか、と思います。自分で決めるには、真の覚悟と勇気が必要ですから。

その道を極める人というのは、回路は違っても、同じような境地に達するのかもしれません。
岡本太郎も著書『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』の中で、「自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないんだ」と述べています。

羽生4冠の言葉「大局観と感性のバランス」の大事さは、最近とみに感じています。
追突事故の後、4月9日にX線写真を撮って、読影後に先生が、こう言いました。
「追突事故とは関係ないことですが、白い線がスーッと見えるでしょ?コウジュウジンタイコッカショウです」
初めて聞く病名ですし、どんな字を書くのかもわかりませんでした。先生の説明では、「原因はわからないが、外国(たぶん欧米)にはない病気で、アジア、特に日本に多いので、日本人特有の遺伝子に関連する遺伝性のものだ、という説が有力です。手術の技術の高さは、日本が一番です」ということでした。
結局、自分の努力では、どうにもならないんだなあ、ということはわかりました。

ネットで、後縦靭帯骨化症を検索して、トップに難病センターが出てきた時は、結構ショックでした。
今のところ、自分なりに考えられるのは、たぶんまだ発症していないだろうということ、慢性的に進行して行くとしても、いつ発症するのか、または発症しないですむのかについては、神のみぞ知る領域らしいということ。発症した場合、脊髄障害が不可逆性にならないように、手術するタイミングを逃さないようにして、手術を数多く手がけている先生に執刀してもらうことが重要であること。そして、発症するまでは、病気を忘れて暮らすこと。

のっぽ先生のブログを拝見していなかったら、きっとパニックになっていただろう、と思います。
比較的平静に、大局観めいたものを持てたのは、のっぽ先生のブログのお陰です。
本当にありがとうございます!!

またまた私事で長くなってしまい、申し訳ありません。

今を楽しく生きて行く。
のっぽ187
カノンさん

そうでしたか。

>「原因はわからないが、外国(たぶん欧米)にはない病気で、アジア、特に日本に多いので、日本人特有の遺伝子に関連する遺伝性のものだ、という説が有力です。手術の技術の高さは、日本が一番です」ということでした。

自分が大きな手術を受けて感じたことですが、手術の技術の高さは、目を見張るものがあります。恐らく、日本の技術は世界一でしょう。整形外科領域でも同様だと思います。

>国内の一般外来を受診する成人の頚椎側面単純レ線写真からの調査では、1.5%から5.1%平均3%の発見頻度があります。(難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/034.htmより)

>集団検診による頸椎X線検査による後縦靭帯骨化症の発見頻度は2%といわれる(http://www.nanbyo.or.jp/zaidan/nanbyo/tokuteisikkan_list/22/content22.html

頻度、高いですね。驚きました。遺伝性のものについては、ほんと、あれこれ考えても仕方ない、と思います。
自分の生活習慣が悪かったわけではない(僕も牛肉は大好きだが、普通、30歳代半ばで進行した大腸癌を指摘されることはない)、何か新たに出来るわけではない(僕らは抗癌剤と手術を受ける、カノンさんは、文面から察するところ、整形外科での定期的なフォローを受けるくらいでしょうか)ので、結局は日々ベストを尽くす、ということになるか、と思います。

自分の身の回りを見てみると、父は60歳代で前立腺癌と食道癌になっていますし、母は20歳代後半から突発性難聴を繰り返していて、片方の耳の聞こえは悪いです。
全くどこも悪くないという人は、年を重ねるに連れ、明らかに減って行くでしょうし、確率論的に考えても、そうなんだと思います。
WHOの統計で、人数だか、経済的な損失の大きさだか忘れましたが、一番、損失が大きいのが精神疾患で、二番目と三番目が悪性腫瘍、血管系の病気(急性心筋梗塞、脳出血、脳梗塞など)でした。(二番目と三番目の並びが少し怪しいが、多分、これで合っていると思う。)
などなど、考えていると、健康上、全く問題がない人などある一定の年齢を迎えたら、極めて少数派になるのではないか、と思っています。

今を楽しく生きて行く、結局、これに尽きるのではないか、と強く思う次第です。

ありがとうございます!!
カノン
のっぽ先生、お疲れの中、いつものように温かいお心遣いと、適切なアドバイスを、本当にありがとうございます。

OPLLの患者は、男性と女性の比率が2:1だそうですし、私自身、糖尿病でも肥満でもないと思っているので、何でこんな確率の低いところに入っちゃったんだろう、と思っていました。

でも、手術の技術の高さや、遺伝性のものについてあれこれ考えても仕方ない、というのっぽ先生のご指摘は、ご自身で経験していらっしゃるだけに、抜群の説得力があります。

それに、ご紹介くださいました(財)大阪難病研究財団の難病情報データベースの中に、「私の治療方針」というページがあるのですが、そこに脊椎マイクロサージェリー(サージャリー)の技術を用いた手術法の記載がありました。
いざという時のために、調べてみましたら、従来の方法より、患者にとってすごく負担の軽い手術であることがわかって、とても嬉しくなりました。

日野原先生をはじめとして、ウルトラ元気な高齢者にばかり目を奪われていますが、確かに年を重ねるに連れて、持病を抱えることは自然なことですね。

「日々ベストを尽くし、今を楽しく生きて行く」・・私もそうありたい、と強く思います。

のっぽ先生、深く感謝いたします。本当にありがとうございました!
(このコメントへの返信は、どうぞスルーなさってください。)

日本の手術の水準
のっぽ187
カノンさん

お言葉に甘え、簡単にお返事します。

>そこに脊椎マイクロサージェリー(サージャリー)の技術を用いた手術法の記載がありました。

マイクロサージェリーhttp://www.shibire.com/surgery/micro/micro.htm には、「今では85歳くらいまでの元気な方に行えるようになりました。」という記載もあり、僕も驚きました。 研修医時代、マイクロサージェリーの直接介助のため、何回か手術に入ったことがあるのですが、術者の技術は、神掛かっていました。少なくとも、僕には、そう見えました。

レベルの高い手術が受けられる、という点では、ほんと、日本に生まれて良かったな、と思います。

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この記事へのコメント
自分の直感を信じる
お仕事、お疲れ様です。今回も、深く考えさせられるエントリーでした。
相変わらず、のっぽ先生の精神力の強さには、目を見張るばかりです。非常時に際して、自分の直感を信じることができるのは、ほんの一握りの方にすぎないのではないか、と思います。自分で決めるには、真の覚悟と勇気が必要ですから。

その道を極める人というのは、回路は違っても、同じような境地に達するのかもしれません。
岡本太郎も著書『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』の中で、「自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないんだ」と述べています。

羽生4冠の言葉「大局観と感性のバランス」の大事さは、最近とみに感じています。
追突事故の後、4月9日にX線写真を撮って、読影後に先生が、こう言いました。
「追突事故とは関係ないことですが、白い線がスーッと見えるでしょ?コウジュウジンタイコッカショウです」
初めて聞く病名ですし、どんな字を書くのかもわかりませんでした。先生の説明では、「原因はわからないが、外国(たぶん欧米)にはない病気で、アジア、特に日本に多いので、日本人特有の遺伝子に関連する遺伝性のものだ、という説が有力です。手術の技術の高さは、日本が一番です」ということでした。
結局、自分の努力では、どうにもならないんだなあ、ということはわかりました。

ネットで、後縦靭帯骨化症を検索して、トップに難病センターが出てきた時は、結構ショックでした。
今のところ、自分なりに考えられるのは、たぶんまだ発症していないだろうということ、慢性的に進行して行くとしても、いつ発症するのか、または発症しないですむのかについては、神のみぞ知る領域らしいということ。発症した場合、脊髄障害が不可逆性にならないように、手術するタイミングを逃さないようにして、手術を数多く手がけている先生に執刀してもらうことが重要であること。そして、発症するまでは、病気を忘れて暮らすこと。

のっぽ先生のブログを拝見していなかったら、きっとパニックになっていただろう、と思います。
比較的平静に、大局観めいたものを持てたのは、のっぽ先生のブログのお陰です。
本当にありがとうございます!!

またまた私事で長くなってしまい、申し訳ありません。
2009/05/20(Wed) 00:21 | URL  | カノン #-[ 編集]
今を楽しく生きて行く。
カノンさん

そうでしたか。

>「原因はわからないが、外国(たぶん欧米)にはない病気で、アジア、特に日本に多いので、日本人特有の遺伝子に関連する遺伝性のものだ、という説が有力です。手術の技術の高さは、日本が一番です」ということでした。

自分が大きな手術を受けて感じたことですが、手術の技術の高さは、目を見張るものがあります。恐らく、日本の技術は世界一でしょう。整形外科領域でも同様だと思います。

>国内の一般外来を受診する成人の頚椎側面単純レ線写真からの調査では、1.5%から5.1%平均3%の発見頻度があります。(難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/034.htmより)

>集団検診による頸椎X線検査による後縦靭帯骨化症の発見頻度は2%といわれる(http://www.nanbyo.or.jp/zaidan/nanbyo/tokuteisikkan_list/22/content22.html

頻度、高いですね。驚きました。遺伝性のものについては、ほんと、あれこれ考えても仕方ない、と思います。
自分の生活習慣が悪かったわけではない(僕も牛肉は大好きだが、普通、30歳代半ばで進行した大腸癌を指摘されることはない)、何か新たに出来るわけではない(僕らは抗癌剤と手術を受ける、カノンさんは、文面から察するところ、整形外科での定期的なフォローを受けるくらいでしょうか)ので、結局は日々ベストを尽くす、ということになるか、と思います。

自分の身の回りを見てみると、父は60歳代で前立腺癌と食道癌になっていますし、母は20歳代後半から突発性難聴を繰り返していて、片方の耳の聞こえは悪いです。
全くどこも悪くないという人は、年を重ねるに連れ、明らかに減って行くでしょうし、確率論的に考えても、そうなんだと思います。
WHOの統計で、人数だか、経済的な損失の大きさだか忘れましたが、一番、損失が大きいのが精神疾患で、二番目と三番目が悪性腫瘍、血管系の病気(急性心筋梗塞、脳出血、脳梗塞など)でした。(二番目と三番目の並びが少し怪しいが、多分、これで合っていると思う。)
などなど、考えていると、健康上、全く問題がない人などある一定の年齢を迎えたら、極めて少数派になるのではないか、と思っています。

今を楽しく生きて行く、結局、これに尽きるのではないか、と強く思う次第です。
2009/05/20(Wed) 01:48 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
ありがとうございます!!
のっぽ先生、お疲れの中、いつものように温かいお心遣いと、適切なアドバイスを、本当にありがとうございます。

OPLLの患者は、男性と女性の比率が2:1だそうですし、私自身、糖尿病でも肥満でもないと思っているので、何でこんな確率の低いところに入っちゃったんだろう、と思っていました。

でも、手術の技術の高さや、遺伝性のものについてあれこれ考えても仕方ない、というのっぽ先生のご指摘は、ご自身で経験していらっしゃるだけに、抜群の説得力があります。

それに、ご紹介くださいました(財)大阪難病研究財団の難病情報データベースの中に、「私の治療方針」というページがあるのですが、そこに脊椎マイクロサージェリー(サージャリー)の技術を用いた手術法の記載がありました。
いざという時のために、調べてみましたら、従来の方法より、患者にとってすごく負担の軽い手術であることがわかって、とても嬉しくなりました。

日野原先生をはじめとして、ウルトラ元気な高齢者にばかり目を奪われていますが、確かに年を重ねるに連れて、持病を抱えることは自然なことですね。

「日々ベストを尽くし、今を楽しく生きて行く」・・私もそうありたい、と強く思います。

のっぽ先生、深く感謝いたします。本当にありがとうございました!
(このコメントへの返信は、どうぞスルーなさってください。)
2009/05/21(Thu) 00:32 | URL  | カノン #-[ 編集]
日本の手術の水準
カノンさん

お言葉に甘え、簡単にお返事します。

>そこに脊椎マイクロサージェリー(サージャリー)の技術を用いた手術法の記載がありました。

マイクロサージェリーhttp://www.shibire.com/surgery/micro/micro.htm には、「今では85歳くらいまでの元気な方に行えるようになりました。」という記載もあり、僕も驚きました。 研修医時代、マイクロサージェリーの直接介助のため、何回か手術に入ったことがあるのですが、術者の技術は、神掛かっていました。少なくとも、僕には、そう見えました。

レベルの高い手術が受けられる、という点では、ほんと、日本に生まれて良かったな、と思います。
2009/05/21(Thu) 17:40 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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