癌との共存を目指しています。
元気になあれ♪http://pub.ne.jp/pomi/(当ブログからリンクしています)にある「なぞの出血」という記事に以下の内容のコメントを載せた。

医学生の後半3年間と医者生活10年間(実質9年間)の経験からですが、全ての科の中で、泌尿器科の先生が一番気さくな先生が多いと思います。もっと言うと、性格の良い先生が全体に占める割合が、最も高い科だと思います。(これは、証明のしようがないので、あくまで僕の感覚ですが。)

従って、泌尿器科受診は、お勧めです。

研修医時代、「お腹が痛い。」と訴える患者さんに対し、消化器内科の先生か泌尿器科の先生か、どちらかに相談しないといけない状況で、医学的な判断は横に置いておいて(おいおい、という感じですが)、泌尿器科の先生に先に相談に行ったことを思い出しました。

あと、僕は自分の力でおしっこを出すことが出来ないのですが(最近、ある程度、出せるようになった)、手術を受けた病院で泌尿器科を受診した時も、「自己導尿で痛いのは、コンタクトレンズと一緒だ。」と言って慰めてくれたのを思い出しました。すごく凹んでいた時だったので(当時は、うつ状態にありました)、とても救われたことを思い出しました。
現在、泌尿器科のクリニックに不定期に通っています。このクリニックの先生も、とても良い先生です。初診時、僕が肺転移の話をした後、落ち込んでいたら、励ましてくれました。確か、「おしっこも自分で出せないし、勃起も全然しないし。」と話したら、バイアグラの話(勃起させる薬の話)をしてくれました。おちんちんが勃起するようになることを一番に望んでいたわけではないのですが、そうやって慰めようとしてくれたことが、とても嬉しかったことを思い出しました。

上の文章の中で、<全ての科の中で、泌尿器科の先生が一番気さくな先生が多いと思います。もっと言うと、性格の良い先生が全体に占める割合が、最も高い科だと思います。>というくだりがある。これは、僕の持論(?)なのだが、当たっているのではないか、と思う。

「ちんちんを診る科を選ぶ。」というのは、多少のよいしょがいるのではないか、と僕は思う。医者になろうか、という人は皆、優秀だし、多かれ少なかれ「優秀だ。」と言われていた、という人が多いと思う。医学教育は内科、外科を中心に行われる。「命を救うことが一番大事だ。」といった考え方が、そこには流れており、数ある臓器の間でも序列は、暗黙の了解の下、明確に存在していた。少なくとも僕には、そう感じ取れた。
循環器内科や脳神経外科の先生の中に、「気難しい人だな。」と思わせる人が散見される一方、泌尿器科には、そういった感じの先生は少ない。僕が出会った泌尿器科の先生は、いい意味で、肩の力が抜けた、素敵な人達であった。

今、通っている泌尿器科クリニックの先生は、癌治療に対しても、患者が「吐き気と倦怠感が強いので、薬を減らして欲しいのですが。」と言うと、すんなり「分かりました。」と言いそうな雰囲気である。本来なら、大腸肛門科は泌尿器科に匹敵する「気さくな」科であるはずなのだが、実際のところはどうなのだろうか。

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【2009/04/14 23:59】 | 思ったこと
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連帯感
カノン
ぽみさんを一所懸命に励まそうとしている、のっぽ先生の思いが、強く伝わる素晴らしい文章です。ぽみさんにも、その思いはしっかり届いて、これからの治療を支える力になることでしょう。

のっぽ先生の記事やコメント欄に登場する方々は、皆さん素敵ですね。私は、ranさんがとても好きでした。一方的に存じ上げただけでしたが、心を澄ませ、耳を澄ませば、ranさんの言葉に、いつでも触れることができる気がします。相変わらず、親に感謝するように、のっぽ先生に説教していらっしゃるかもしれませんね・・・。

改めて、リンパ節郭清時に、神経を傷つけたことによる後遺症が、いかに大きなものであったかを、窺い知ることができました。手術から、このブログを始められるまでの約3ヶ月の間に、よく立ち直られたなあ、と思います。

ED(と言っていいのかわかりませんが)については、少し前までは、恋人や配偶者が、「一緒に生きていくのに、そんなこと関係ない」と言った瞬間、問題ではなくなる、と安易に考えていました。
でも、最近思うのは、周りの人がどう言おうと、自分の男性性(女の場合は、女性性ですが)をどう捉えるかは、自分の問題なのだなあ、ということです。今増殖中の草食男子でしたら、何も悩まないかもしれません。でも、ずっと彼女のいたのっぽ先生には、たぶん相当きついことなのだろう、と思います。あ、実際に、その機能を行使する、行使しないにかかわらず、という意味においてです(笑)。

泌尿器科のドクターのお人柄がとても良い、という記事でしたのに、思わぬところに焦点を当ててしまって、申し訳ありません。我ながら無神経だなあ、と思いながら書いています。

でも、今回の記事で、うまく表わせませんが、私もずいぶん励まされました。
実は、X線写真に、事故とは関係なく、正常な頚椎には見られないものが写っていました。ちゃんと確かめるために、6月にMRIを撮ります。この2週間、結構凹んでいたのですが、何かあったら(専門的なアドバイスということではなく)、またここに駆け込ませていただけばいいなあ、と気が楽になりました。話を聞いてもらえるだけで、気が楽になるなんて、やはり、のっぽ先生は頼りになる良いお医者さんです。

性機能障害
のっぽ187
カノンさん

>ぽみさんを一所懸命に励まそうとしている、のっぽ先生の思いが、強く伝わる素晴らしい文章です。ぽみさんにも、その思いはしっかり届いて、これからの治療を支える力になることでしょう。

お褒め頂き、有難うございます。

>相変わらず、親に感謝するように、のっぽ先生に説教していらっしゃるかもしれませんね・・・。

僕に欠けているところだと思います。素敵な方でした。

>改めて、リンパ節郭清時に、神経を傷つけたことによる後遺症が、いかに大きなものであったかを、窺い知ることができました。

直腸の前壁(背中側ではなく、おへそ側)に癌が出来た場合、こういった問題(自分でおしっこを出すことが出来ない、勃起しない)が術後、生じるようです。直腸前壁のすぐおへそ側のところに、排尿、勃起、射精を司る神経の束があるからです。

>手術から、このブログを始められるまでの約3ヶ月の間に、よく立ち直られたなあ、と思います。

有難うございます。我ながら、厳しい状況には強いな、と思いました。

セックスをすることは、男性が快感を得るという側面だけではなく、女性も快感が得られ、結果、男性と女性の間に一体感が得られるという行為だと思います。それが出来なくなったのは、本当に残念です。(必要が生じたら、それこそ泌尿器科の先生に相談すればいいのでしょう。)
それと、子供を作る際、体外受精に頼らざるを得ない、というのは、これまた残念です。

とは言え、それ以外のことは殆ど普通に出来ているので、大満足です。

>我ながら無神経だなあ、と思いながら書いています。

いえいえ、そんなことはないです。一度、性機能障害について書いてみたいな、と僕も思っていました。

頚椎の件、僕に分かる限りではありますが、お答えしたいと思います。答えられずとも、話を聞く位は出来るかな、と思います。

>話を聞いてもらえるだけで、気が楽になるなんて、やはり、のっぽ先生は頼りになる良いお医者さんです。

その一言、すごく嬉しいです。無理はしないように、とは思うのですが、精進したいと思います。

思い届いています!
ぽみ
コメント嬉しかったです。いろいろ考えるきっかけにもなりました。
「多少のよいしょがいるのではないか」と書かれていますが、私は婦人科を選んだドクターに対して、同じ気持ちになります。あらゆる女性の股間を覗き込むわけですからね。。
ただ、婦人科のドクターは、とても親身な医師もいれば、対応が雑だったり、冷たい感じのする医師もいたりさまざまです(これもあくまで私の感覚です)。

性機能障害についてブログで語られているのは見たことないですが、カノンさんのコメントとっても興味深かったです。QOLにもかかわることだし重要ですよね。
ぜひのっぽ先生の見解もうかがいたいです。

No title
あおくん
のっぽさん
どもども。
なんかさ、のっぽさんの記事読んで状況が非常に似てるなぁと。
俺まだ誰にも話ししてないんだけど最近というか今年に入ってから元気がない。
納得、多分へそ側の播種だろうからさ。

かみさんも気づいてるんだろうけどなんも言ってこない。
っていうか普通の体調がそれどころではないくらい
ふらふらしてるから。

まぁどうにかなんとかなるさの精神で...

産婦人科について
のっぽ187
ぽみさん

>コメント嬉しかったです。

そういってもらえると、僕も嬉しいです。

産婦人科の先生は、すごくいい先生もいれば、あまり感じの良くない先生もいますね。僕の知る限りでは(10人位しか知りませんが)、すごくいい先生は男性の先生でした。あまり感じの良くない先生は女性の先生でした。それなりに理由はあると思うのですが、まだ筋道立てて説明できるほど、頭の中でまとまっていないです。
あと、産婦人科は、内科、外科、小児科と並ぶメジャーな科です。なお医者の間では、内科、外科、小児科、産婦人科をメジャー(科)といい、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、精神科あたりをマイナー(科)といいます。泌尿器科は、どちらかと言えば、マイナー科ですね。
産婦人科は、人の生死に近いところで仕事をしているので(恐らく一番近いところで仕事をしているでしょう)、科同士の序列の中では、かなり上の方にあります。

性機能障害については、また気が向いたときに記事にしたいと思います。(今日は、少しくたびれた。)

今を思えば
のっぽ187
あおくん

今を思えば、手術前(2008年3月)は、あまり元気がなかった気がする。あまりセックスしたい、と思わなかった。
告知されて、凹んでいたからか、貧血が多少あって疲れやすかったからか、それとも腫瘍が性機能や排尿機能を司る神経の束のところに浸潤していたからか、よく分からないけど、とにかく性欲面では元気がなかった。
少なくとも、2007年の年末までは、明らかに元気があったので、術前の1ヶ月、2ヶ月のことだと思う。

術前も排尿の方は全くどうってことなかったし、術後も1年経つと、多少は、おしっこを出せるようになったんだけど、性機能の方は、まだまだ。

あおくんは、体調を戻せば、また起つように、もしくは射精するようになる可能性は十分あると思う。

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連帯感
ぽみさんを一所懸命に励まそうとしている、のっぽ先生の思いが、強く伝わる素晴らしい文章です。ぽみさんにも、その思いはしっかり届いて、これからの治療を支える力になることでしょう。

のっぽ先生の記事やコメント欄に登場する方々は、皆さん素敵ですね。私は、ranさんがとても好きでした。一方的に存じ上げただけでしたが、心を澄ませ、耳を澄ませば、ranさんの言葉に、いつでも触れることができる気がします。相変わらず、親に感謝するように、のっぽ先生に説教していらっしゃるかもしれませんね・・・。

改めて、リンパ節郭清時に、神経を傷つけたことによる後遺症が、いかに大きなものであったかを、窺い知ることができました。手術から、このブログを始められるまでの約3ヶ月の間に、よく立ち直られたなあ、と思います。

ED(と言っていいのかわかりませんが)については、少し前までは、恋人や配偶者が、「一緒に生きていくのに、そんなこと関係ない」と言った瞬間、問題ではなくなる、と安易に考えていました。
でも、最近思うのは、周りの人がどう言おうと、自分の男性性(女の場合は、女性性ですが)をどう捉えるかは、自分の問題なのだなあ、ということです。今増殖中の草食男子でしたら、何も悩まないかもしれません。でも、ずっと彼女のいたのっぽ先生には、たぶん相当きついことなのだろう、と思います。あ、実際に、その機能を行使する、行使しないにかかわらず、という意味においてです(笑)。

泌尿器科のドクターのお人柄がとても良い、という記事でしたのに、思わぬところに焦点を当ててしまって、申し訳ありません。我ながら無神経だなあ、と思いながら書いています。

でも、今回の記事で、うまく表わせませんが、私もずいぶん励まされました。
実は、X線写真に、事故とは関係なく、正常な頚椎には見られないものが写っていました。ちゃんと確かめるために、6月にMRIを撮ります。この2週間、結構凹んでいたのですが、何かあったら(専門的なアドバイスということではなく)、またここに駆け込ませていただけばいいなあ、と気が楽になりました。話を聞いてもらえるだけで、気が楽になるなんて、やはり、のっぽ先生は頼りになる良いお医者さんです。
2009/04/16(Thu) 00:21 | URL  | カノン #-[ 編集]
性機能障害
カノンさん

>ぽみさんを一所懸命に励まそうとしている、のっぽ先生の思いが、強く伝わる素晴らしい文章です。ぽみさんにも、その思いはしっかり届いて、これからの治療を支える力になることでしょう。

お褒め頂き、有難うございます。

>相変わらず、親に感謝するように、のっぽ先生に説教していらっしゃるかもしれませんね・・・。

僕に欠けているところだと思います。素敵な方でした。

>改めて、リンパ節郭清時に、神経を傷つけたことによる後遺症が、いかに大きなものであったかを、窺い知ることができました。

直腸の前壁(背中側ではなく、おへそ側)に癌が出来た場合、こういった問題(自分でおしっこを出すことが出来ない、勃起しない)が術後、生じるようです。直腸前壁のすぐおへそ側のところに、排尿、勃起、射精を司る神経の束があるからです。

>手術から、このブログを始められるまでの約3ヶ月の間に、よく立ち直られたなあ、と思います。

有難うございます。我ながら、厳しい状況には強いな、と思いました。

セックスをすることは、男性が快感を得るという側面だけではなく、女性も快感が得られ、結果、男性と女性の間に一体感が得られるという行為だと思います。それが出来なくなったのは、本当に残念です。(必要が生じたら、それこそ泌尿器科の先生に相談すればいいのでしょう。)
それと、子供を作る際、体外受精に頼らざるを得ない、というのは、これまた残念です。

とは言え、それ以外のことは殆ど普通に出来ているので、大満足です。

>我ながら無神経だなあ、と思いながら書いています。

いえいえ、そんなことはないです。一度、性機能障害について書いてみたいな、と僕も思っていました。

頚椎の件、僕に分かる限りではありますが、お答えしたいと思います。答えられずとも、話を聞く位は出来るかな、と思います。

>話を聞いてもらえるだけで、気が楽になるなんて、やはり、のっぽ先生は頼りになる良いお医者さんです。

その一言、すごく嬉しいです。無理はしないように、とは思うのですが、精進したいと思います。
2009/04/16(Thu) 23:56 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
思い届いています!
コメント嬉しかったです。いろいろ考えるきっかけにもなりました。
「多少のよいしょがいるのではないか」と書かれていますが、私は婦人科を選んだドクターに対して、同じ気持ちになります。あらゆる女性の股間を覗き込むわけですからね。。
ただ、婦人科のドクターは、とても親身な医師もいれば、対応が雑だったり、冷たい感じのする医師もいたりさまざまです(これもあくまで私の感覚です)。

性機能障害についてブログで語られているのは見たことないですが、カノンさんのコメントとっても興味深かったです。QOLにもかかわることだし重要ですよね。
ぜひのっぽ先生の見解もうかがいたいです。
2009/04/17(Fri) 15:31 | URL  | ぽみ #e/kOZrm6[ 編集]
No title
のっぽさん
どもども。
なんかさ、のっぽさんの記事読んで状況が非常に似てるなぁと。
俺まだ誰にも話ししてないんだけど最近というか今年に入ってから元気がない。
納得、多分へそ側の播種だろうからさ。

かみさんも気づいてるんだろうけどなんも言ってこない。
っていうか普通の体調がそれどころではないくらい
ふらふらしてるから。

まぁどうにかなんとかなるさの精神で...
2009/04/17(Fri) 15:34 | URL  | あおくん #-[ 編集]
産婦人科について
ぽみさん

>コメント嬉しかったです。

そういってもらえると、僕も嬉しいです。

産婦人科の先生は、すごくいい先生もいれば、あまり感じの良くない先生もいますね。僕の知る限りでは(10人位しか知りませんが)、すごくいい先生は男性の先生でした。あまり感じの良くない先生は女性の先生でした。それなりに理由はあると思うのですが、まだ筋道立てて説明できるほど、頭の中でまとまっていないです。
あと、産婦人科は、内科、外科、小児科と並ぶメジャーな科です。なお医者の間では、内科、外科、小児科、産婦人科をメジャー(科)といい、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、精神科あたりをマイナー(科)といいます。泌尿器科は、どちらかと言えば、マイナー科ですね。
産婦人科は、人の生死に近いところで仕事をしているので(恐らく一番近いところで仕事をしているでしょう)、科同士の序列の中では、かなり上の方にあります。

性機能障害については、また気が向いたときに記事にしたいと思います。(今日は、少しくたびれた。)
2009/04/17(Fri) 21:12 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
今を思えば
あおくん

今を思えば、手術前(2008年3月)は、あまり元気がなかった気がする。あまりセックスしたい、と思わなかった。
告知されて、凹んでいたからか、貧血が多少あって疲れやすかったからか、それとも腫瘍が性機能や排尿機能を司る神経の束のところに浸潤していたからか、よく分からないけど、とにかく性欲面では元気がなかった。
少なくとも、2007年の年末までは、明らかに元気があったので、術前の1ヶ月、2ヶ月のことだと思う。

術前も排尿の方は全くどうってことなかったし、術後も1年経つと、多少は、おしっこを出せるようになったんだけど、性機能の方は、まだまだ。

あおくんは、体調を戻せば、また起つように、もしくは射精するようになる可能性は十分あると思う。
2009/04/17(Fri) 21:29 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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