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癌との共存を目指しています。
今日、明日と休み。今は、とにかく、ボーっとしている。あまり難しい内容の文章を書くことが出来ない。今くらいの仕事の強度だと、週4日~5日で働くことは十分可能だと思う。むしろ、全く働いていない時に比べ、今の方がいい精神状態を維持できているように思う。ストレスの量は限りなくゼロに近い感じ。療養の観点から考えても、今くらいの仕事量、ペースがベストな気がする。先の事がどうなるかは全く分からないが、とにかく行けるところまで行こう、と今のところは考えている。

全く仕事をしないよりは多少、仕事をしていた方が精神衛生上、良いということを今回の件で学ぶことができた。

あと、2008年3月以前に比べ、ストレスの感じ方が少なくなっていると思う。余計な心配をしなくなったのが大きいと思う。これまで僕は時間を守るのが苦手だったのだが、今回、再就職をしてみて、人並みに時間を守れるようになっていることに気づいた。準備をする、という習慣が身に付いたのかも知れない。

進行癌を告知され、多くのものを失ったと思う。しかし、どうも、いくつか得難いものが得られたようだ。

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【2009/02/25 10:55】 | 思ったこと
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あんず
>全く仕事をしないよりは多少、仕事をしていた方が精神衛生上、良い

ずっと働いてきた人にとっては、絶対そうですよね。私も仕事復帰してから、「まだまだ社会人として使える」という大きな安心感というか、ヨロコビがありました。会社がリハビリの場だったかも。
ものすごい仕事をしてるわけじゃないんです。淡々と自分の出来ることをやってるだけなんですが、普通の日常が嬉しくて、これを大切にしなくちゃと思いました。
人間って、社会的動物なんだなあとつくづく感じましたよ。

安心感と喜び
のっぽ187
あんずさん

>私も仕事復帰してから、「まだまだ社会人として使える」という大きな安心感というか、ヨロコビがありました。

安心感と喜びは感じますね。お給料がもらえるというだけではなくて、居場所がある、という感じでしょうか。

>淡々と自分の出来ることをやってるだけなんですが、普通の日常が嬉しくて、これを大切にしなくちゃと思いました。

まさしくもって、同感です。できることを一つ一つこなして行く、それに尽きるのですが、嬉しいですね。

No title
のらくろ0521
>進行癌を告知され、多くのものを失ったと思う。しかし、どうも、いくつか得難いものが得られたようだ。

人は逆境の中に在ってこそ、その真価を現す とは時々聞きますが
のっぽ先生の文章には、本当に清々しい春の風のような雰囲気を感じることが多くあります。
人が、豊かに人生を過ごす為に大切な事をたくさん教えていただけてもいます。
先生とネットで知り合えた事に、私はとても感謝しています。

豊かな人生を過ごす。
のっぽ187
のらくろ0521さん

すごく褒めて頂き、とても嬉しいです。

>人は逆境の中に在ってこそ、その真価を現す とは時々聞きますが

逆境には、そこそこ強い方かな、と思います。ただ、少し状況が好転した、今のような時に、どう振舞えるか、が大事かな、と思う今日この頃です。

>人が、豊かに人生を過ごす為に大切な事をたくさん教えていただけてもいます。

いえいえ、とんでもないです。
僕自身が「豊かな人生を過ごしたい。」と思っていながら、いまひとつ、豊かに過ごせていなかったように思います。進行癌を告知され、治療を受ける過程で、「豊かな人生を過ごす」ことについて、学ぶ機会が与えられたのは、非常に有難かった、と思っています。

No title
あおくん
適度な負荷がいい影響を与えてくれているようだね。
でも休みの日は完全リフレッシュすることを忘れずにね。



適度な負荷
のっぽ187
あおくん

今の仕事は、ほんと、「適度な負荷」だと思う。
この2日間は、リフレッシュしました。
というか、半分くらい寝ていたかな。

働くということ
カノン
肩の力がスーッと抜けた、しかも、とても味わい深い文章です。
休職していらした時は、その生活を、大変気に入っていらして、復職なされば、その生活が、自分にぴったり合っている、と思える。
その時その時の生活の良さを、きちんと享受できる感性を、持っていらっしゃるのだ、と思います。
どんな生活でも、満足できない人が増える中で、それは掛け値なしで、素晴らしいことです。

そうなのですよね。仕事ができるということは、有り難いことなのですよね。
3月16日まで、まだ18日もあるのに、すでにヨレヨレなので(笑)、仕事ができる有り難さを、つい忘れてしまいます。
自分の能力を考えれば、仕事を依頼されることが、どんなに恵まれたことなのか、頭ではわかっている積もりでも、骨の髄まで浸透していないというか。

疲れていても、自分に与えられた恩恵に、感謝できる賢さを身につけたい、とつくづく思います。

余計な心配をなさらなくなって、ストレスがゼロに近い、というのは、理想的な形ですね。
良い意味で、肝が据わった、という感じがします。

程良い仕事量
のっぽ187
カノンさん

>その時その時の生活の良さを、きちんと享受できる感性を、持っていらっしゃるのだ、と思います。 どんな生活でも、満足できない人が増える中で、それは掛け値なしで、素晴らしいことです。

有難うございます。
不思議なもので、2008年3月に手術を受け、その後の化学療法の害作用が少なくなって来た辺りから、「そこそこ満たされているな。」と感じることが多くなりました。

>3月16日まで、まだ18日もあるのに、すでにヨレヨレなので(笑)、仕事ができる有り難さを、つい忘れてしまいます。

本当にご苦労様です。
煩雑な税制度で困るのは、①確定申告をしようとする納税者 ②その納税者にいろいろと聞かれて、説明をしたり、場合によっては代わりに書類を作成したりする、良心的な税理士さん ですよね。
平等であることとシンプルであることは、なかなか両立しない、と分かってはいるのですが、もう少し分かり易い税制にして欲しいな、と思います。
個人的には、振り込み詐欺は、その弊害の一つであると考えています。

>自分の能力を考えれば、仕事を依頼されることが、どんなに恵まれたことなのか、頭ではわかっている積もりでも、骨の髄まで浸透していないというか。

その人にとって、程良い仕事量というのが存在すると思います。それに比べて、明らかに仕事量が多いと疲弊してしまいます。
仕事が出来る人、良心的な人にとっては、「仕事をセーブする」というのが大きな課題ですよね。僕が仕事が出来るか、良心的かはさておき、今の職場での課題の一つは、「仕事を受け過ぎないようにする」ことです。

>余計な心配をなさらなくなって、ストレスがゼロに近い、というのは、理想的な形ですね。

仕事をし始めて、10年が経ちましたが(うち11ヶ月休んでいたので実質9年)、今が一番いい精神状態にあると思います。

>良い意味で、肝が据わった、という感じがします。

自分の今後について、全く気にならない、と言えば、嘘になりますが、現在は殆ど気にならない、もしくは、あまり気にならない、といったレベルにあると思います。
もともと、医学的な知識があるので、そういった知識がもともとない方に比べて、速く、行き着くところに行けたかな、と思います。

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この記事へのコメント
No title
>全く仕事をしないよりは多少、仕事をしていた方が精神衛生上、良い

ずっと働いてきた人にとっては、絶対そうですよね。私も仕事復帰してから、「まだまだ社会人として使える」という大きな安心感というか、ヨロコビがありました。会社がリハビリの場だったかも。
ものすごい仕事をしてるわけじゃないんです。淡々と自分の出来ることをやってるだけなんですが、普通の日常が嬉しくて、これを大切にしなくちゃと思いました。
人間って、社会的動物なんだなあとつくづく感じましたよ。
2009/02/25(Wed) 11:08 | URL  | あんず #bWZdFEcQ[ 編集]
安心感と喜び
あんずさん

>私も仕事復帰してから、「まだまだ社会人として使える」という大きな安心感というか、ヨロコビがありました。

安心感と喜びは感じますね。お給料がもらえるというだけではなくて、居場所がある、という感じでしょうか。

>淡々と自分の出来ることをやってるだけなんですが、普通の日常が嬉しくて、これを大切にしなくちゃと思いました。

まさしくもって、同感です。できることを一つ一つこなして行く、それに尽きるのですが、嬉しいですね。
2009/02/25(Wed) 21:02 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
>進行癌を告知され、多くのものを失ったと思う。しかし、どうも、いくつか得難いものが得られたようだ。

人は逆境の中に在ってこそ、その真価を現す とは時々聞きますが
のっぽ先生の文章には、本当に清々しい春の風のような雰囲気を感じることが多くあります。
人が、豊かに人生を過ごす為に大切な事をたくさん教えていただけてもいます。
先生とネットで知り合えた事に、私はとても感謝しています。
2009/02/25(Wed) 22:37 | URL  | のらくろ0521 #9L.cY0cg[ 編集]
豊かな人生を過ごす。
のらくろ0521さん

すごく褒めて頂き、とても嬉しいです。

>人は逆境の中に在ってこそ、その真価を現す とは時々聞きますが

逆境には、そこそこ強い方かな、と思います。ただ、少し状況が好転した、今のような時に、どう振舞えるか、が大事かな、と思う今日この頃です。

>人が、豊かに人生を過ごす為に大切な事をたくさん教えていただけてもいます。

いえいえ、とんでもないです。
僕自身が「豊かな人生を過ごしたい。」と思っていながら、いまひとつ、豊かに過ごせていなかったように思います。進行癌を告知され、治療を受ける過程で、「豊かな人生を過ごす」ことについて、学ぶ機会が与えられたのは、非常に有難かった、と思っています。
2009/02/25(Wed) 23:48 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
適度な負荷がいい影響を与えてくれているようだね。
でも休みの日は完全リフレッシュすることを忘れずにね。

2009/02/26(Thu) 19:17 | URL  | あおくん #-[ 編集]
適度な負荷
あおくん

今の仕事は、ほんと、「適度な負荷」だと思う。
この2日間は、リフレッシュしました。
というか、半分くらい寝ていたかな。
2009/02/26(Thu) 22:10 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
働くということ
肩の力がスーッと抜けた、しかも、とても味わい深い文章です。
休職していらした時は、その生活を、大変気に入っていらして、復職なされば、その生活が、自分にぴったり合っている、と思える。
その時その時の生活の良さを、きちんと享受できる感性を、持っていらっしゃるのだ、と思います。
どんな生活でも、満足できない人が増える中で、それは掛け値なしで、素晴らしいことです。

そうなのですよね。仕事ができるということは、有り難いことなのですよね。
3月16日まで、まだ18日もあるのに、すでにヨレヨレなので(笑)、仕事ができる有り難さを、つい忘れてしまいます。
自分の能力を考えれば、仕事を依頼されることが、どんなに恵まれたことなのか、頭ではわかっている積もりでも、骨の髄まで浸透していないというか。

疲れていても、自分に与えられた恩恵に、感謝できる賢さを身につけたい、とつくづく思います。

余計な心配をなさらなくなって、ストレスがゼロに近い、というのは、理想的な形ですね。
良い意味で、肝が据わった、という感じがします。
2009/02/26(Thu) 23:21 | URL  | カノン #-[ 編集]
程良い仕事量
カノンさん

>その時その時の生活の良さを、きちんと享受できる感性を、持っていらっしゃるのだ、と思います。 どんな生活でも、満足できない人が増える中で、それは掛け値なしで、素晴らしいことです。

有難うございます。
不思議なもので、2008年3月に手術を受け、その後の化学療法の害作用が少なくなって来た辺りから、「そこそこ満たされているな。」と感じることが多くなりました。

>3月16日まで、まだ18日もあるのに、すでにヨレヨレなので(笑)、仕事ができる有り難さを、つい忘れてしまいます。

本当にご苦労様です。
煩雑な税制度で困るのは、①確定申告をしようとする納税者 ②その納税者にいろいろと聞かれて、説明をしたり、場合によっては代わりに書類を作成したりする、良心的な税理士さん ですよね。
平等であることとシンプルであることは、なかなか両立しない、と分かってはいるのですが、もう少し分かり易い税制にして欲しいな、と思います。
個人的には、振り込み詐欺は、その弊害の一つであると考えています。

>自分の能力を考えれば、仕事を依頼されることが、どんなに恵まれたことなのか、頭ではわかっている積もりでも、骨の髄まで浸透していないというか。

その人にとって、程良い仕事量というのが存在すると思います。それに比べて、明らかに仕事量が多いと疲弊してしまいます。
仕事が出来る人、良心的な人にとっては、「仕事をセーブする」というのが大きな課題ですよね。僕が仕事が出来るか、良心的かはさておき、今の職場での課題の一つは、「仕事を受け過ぎないようにする」ことです。

>余計な心配をなさらなくなって、ストレスがゼロに近い、というのは、理想的な形ですね。

仕事をし始めて、10年が経ちましたが(うち11ヶ月休んでいたので実質9年)、今が一番いい精神状態にあると思います。

>良い意味で、肝が据わった、という感じがします。

自分の今後について、全く気にならない、と言えば、嘘になりますが、現在は殆ど気にならない、もしくは、あまり気にならない、といったレベルにあると思います。
もともと、医学的な知識があるので、そういった知識がもともとない方に比べて、速く、行き着くところに行けたかな、と思います。
2009/02/28(Sat) 06:08 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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