癌との共存を目指しています。
昨日、「無投薬で経過を見る。」に決めた。昨夕、早速、第一希望の病院に電話をした。第一希望といっても、家から一番近い、というのが希望する一番の理由だが。来週か再来週、その病院に話を聞きに行くことになるだろう。ただ、「すでに定員は満たされている。」という。こちらも提示したい条件はあるので(通院が必要である、再発時は抗癌剤投与を受けるなど)、雇用される確率は半分もないだろう。

「無投薬で経過を見る。」がベストなのかは、現時点では全く分からない。あと20年、30年経って、「画像上、何も確認できなくても、抗癌剤は最低1年間は投与すべきである。」という結論に至っているかも知れない。ただ、現時点では、「無投薬で経過を見る。」が、一番、期待値が大きい選択肢であると判断した。この場合の期待値とは、「生活の質を保ちながら、どれ位、生きられるか。」である。

「無投薬で経過を見る。」という選択肢が、現時点でベストである、とすれば、それは、ほぼ「根治は見込めない。」を意味する。根治を目指すなら、ここで何らかのアプローチをするべきだと思う。しかし、「無投薬で経過を見る。」の意味するところは、「ここで抗癌剤を行っても意味がない。」「ここで手術をするのは意味がない。メリットよりデメリットの方が大きい。」ということだ。

先に結論がありき、で論理の展開としては、微妙なのだが、僕がよく知っている2人の医者の判断が一致した、きっと、この選択肢は、そんなに悪い選択肢ではないだろう、もし、この選択肢がベストの選択肢であるとすれば、それは「僕の病状において、根治する確率は低い」ことを意味する。

理屈っぽい文章で恐縮だが、以上のように考えた。今回、考え、得た結論は、ある意味、僕にとっての「告知」だった。

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【2009/01/30 13:25】 | 思ったこと
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厳粛に受けとめました
カノン
のっぽ先生の「無投薬で経過を見る」というご英断を、厳粛に受け止めました。
誰にもわからないことを、決断していくことは、勇気のいることですね。

答えは、最初から決まっていたのかもしれません。
今の快適さを手放さないほうがうまくいく、という体の声を、主治医さんと執刀医さんという、実際に治療にあたった(あたっている)お二人の共通した判断が、強力に後押ししてくれたようにも思います。

のっぽ先生が、本当に迷っていらしたら、就活のすばやさ(!)からも、わかるように、かなり大変でも、平岩先生や梅澤先生のセカンド・オピニオンを求めて、会いに行かれたように思いますから。

どのような生き方をなさっても、必ず、大事なことを見つけていかれる方だ、と思います。
昨年の3月から、急流を下って、今、大海にたどり着きました。
穏やかな日和の中、確かな舵取りの下で、ゆったりと航海が続くことを願っています。

ゆったりとした航海
のっぽ187
カノンさん

>誰にもわからないことを、決断していくことは、勇気のいることですね。

命の掛かった決断だったので、迷いました。
明日の天気を予測するように、何でも決断できるようになれば素晴らしいのですが、まだまだですね。(どの治療が最善であるのかが分からないのと同じように、明日の天気も、天気予報しか参考になるものはありません。)

>答えは、最初から決まっていたのかもしれません。

そうかも知れませんね。
「無投薬で行く」のメリットは、癌との付き合いが長くなる(根治は難しい)と考えた場合、癌が見えない時は(すなわちエビデンスがない時は)体を休ませた方が良い、という考えに合うことだと思います。

>かなり大変でも、平岩先生や梅澤先生のセカンド・オピニオンを求めて、会いに行かれたように思いますから。

一時期は、それも考えていました。ただ、最終的には身近にいる優秀な人達の意見を採用することにしました。彼らがいつも正しいとは思いませんが、多くのケースでは正しいと思います。(この場合の「正しい」とは、現時点で一番、良いと考えられる、という意味です。)

>どのような生き方をなさっても、必ず、大事なことを見つけていかれる方だ、と思います。

有難うございます。そうありたいです。

>穏やかな日和の中、確かな舵取りの下で、ゆったりと航海が続くことを願っています。

ゆったりとした航海、いい言葉ですね。ゆったりと、自分が望む人生を生きて行きたいと思います。

僕は、患者さんには、あまり薬は出さない方針なのですが(薬は、あまり好きではない)、これまで自分が選んだ治療は、結果として、ではありますが、「最小限の薬物治療」でした。

No title
のらくろ0521
のっぽ先生の決断が、最良の選択であることを
心から願っています。

不勉強な自分には、わからないことも多く
なんともコメントがしづらいのですが、
思うに ここまで 先生の決断は、いつも最良のものだったと感じてます。
勝負の勘みたいなもののキレを感じるのです。
だから
きっと今回も そうだと思ってます!

「事前のベスト」を尽くす。
のっぽ187
のらくろ0521さん

>のっぽ先生の決断が、最良の選択であることを心から願っています。

有難うございます。

>不勉強な自分には、わからないことも多く

今の主治医は、エビデンスについては、よく勉強しています。しかし、よく勉強して得られた結論が最上のものかどうか分からないところが困ったものです。

>思うに ここまで 先生の決断は、いつも最良のものだったと感じてます。

これまでは、本当に幸運でした。結果がどうなるかは、全く分かりませんが、「事前のベスト」を尽くしたいと、今は考えています。

>勝負の勘みたいなもののキレを感じるのです。

自分が勝負強いかどうかは、よく分からないのですが、これまでは「勘」が正しい方向に自分を導いてくれました。なるべく、自分の「勘」を大事にしながら、これからも決断を繰り返して行きたいと思います。

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この記事へのコメント
厳粛に受けとめました
のっぽ先生の「無投薬で経過を見る」というご英断を、厳粛に受け止めました。
誰にもわからないことを、決断していくことは、勇気のいることですね。

答えは、最初から決まっていたのかもしれません。
今の快適さを手放さないほうがうまくいく、という体の声を、主治医さんと執刀医さんという、実際に治療にあたった(あたっている)お二人の共通した判断が、強力に後押ししてくれたようにも思います。

のっぽ先生が、本当に迷っていらしたら、就活のすばやさ(!)からも、わかるように、かなり大変でも、平岩先生や梅澤先生のセカンド・オピニオンを求めて、会いに行かれたように思いますから。

どのような生き方をなさっても、必ず、大事なことを見つけていかれる方だ、と思います。
昨年の3月から、急流を下って、今、大海にたどり着きました。
穏やかな日和の中、確かな舵取りの下で、ゆったりと航海が続くことを願っています。
2009/01/31(Sat) 08:47 | URL  | カノン #-[ 編集]
ゆったりとした航海
カノンさん

>誰にもわからないことを、決断していくことは、勇気のいることですね。

命の掛かった決断だったので、迷いました。
明日の天気を予測するように、何でも決断できるようになれば素晴らしいのですが、まだまだですね。(どの治療が最善であるのかが分からないのと同じように、明日の天気も、天気予報しか参考になるものはありません。)

>答えは、最初から決まっていたのかもしれません。

そうかも知れませんね。
「無投薬で行く」のメリットは、癌との付き合いが長くなる(根治は難しい)と考えた場合、癌が見えない時は(すなわちエビデンスがない時は)体を休ませた方が良い、という考えに合うことだと思います。

>かなり大変でも、平岩先生や梅澤先生のセカンド・オピニオンを求めて、会いに行かれたように思いますから。

一時期は、それも考えていました。ただ、最終的には身近にいる優秀な人達の意見を採用することにしました。彼らがいつも正しいとは思いませんが、多くのケースでは正しいと思います。(この場合の「正しい」とは、現時点で一番、良いと考えられる、という意味です。)

>どのような生き方をなさっても、必ず、大事なことを見つけていかれる方だ、と思います。

有難うございます。そうありたいです。

>穏やかな日和の中、確かな舵取りの下で、ゆったりと航海が続くことを願っています。

ゆったりとした航海、いい言葉ですね。ゆったりと、自分が望む人生を生きて行きたいと思います。

僕は、患者さんには、あまり薬は出さない方針なのですが(薬は、あまり好きではない)、これまで自分が選んだ治療は、結果として、ではありますが、「最小限の薬物治療」でした。
2009/01/31(Sat) 13:18 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
のっぽ先生の決断が、最良の選択であることを
心から願っています。

不勉強な自分には、わからないことも多く
なんともコメントがしづらいのですが、
思うに ここまで 先生の決断は、いつも最良のものだったと感じてます。
勝負の勘みたいなもののキレを感じるのです。
だから
きっと今回も そうだと思ってます!
2009/02/02(Mon) 22:06 | URL  | のらくろ0521 #9L.cY0cg[ 編集]
「事前のベスト」を尽くす。
のらくろ0521さん

>のっぽ先生の決断が、最良の選択であることを心から願っています。

有難うございます。

>不勉強な自分には、わからないことも多く

今の主治医は、エビデンスについては、よく勉強しています。しかし、よく勉強して得られた結論が最上のものかどうか分からないところが困ったものです。

>思うに ここまで 先生の決断は、いつも最良のものだったと感じてます。

これまでは、本当に幸運でした。結果がどうなるかは、全く分かりませんが、「事前のベスト」を尽くしたいと、今は考えています。

>勝負の勘みたいなもののキレを感じるのです。

自分が勝負強いかどうかは、よく分からないのですが、これまでは「勘」が正しい方向に自分を導いてくれました。なるべく、自分の「勘」を大事にしながら、これからも決断を繰り返して行きたいと思います。
2009/02/03(Tue) 12:09 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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