癌との共存を目指しています。
バフェット&ゲイツ後輩と語る 英日バイリンガル版―学生からの21の質問【DVD付き(英語字幕)】バフェット&ゲイツ後輩と語る 英日バイリンガル版―学生からの21の質問【DVD付き(英語字幕)】
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上記の本を図書館で借りて来て読んでいる。
赤いシャツを着た右側の人がウォーレン・バフェット。1930年生。世紀で最も成功したと言われる株式投資家。
左の水色のシャツを着た人がビル・ゲイツ。1955年生。マイクロ・ソフト社の会長。1975年に幼友達ととものマイクロソフト社を設立している。

話の内容は、大変、示唆に富んでいる。印象に残ったところを抜書きしておこうと思う。

p101より、
バフェット:成功について、ひとつ話をしましょう。私と同じくらいの年で、多くの人に愛されている人に尋ねると、全員が例外なく人生は成功だったと言います。年を取ったとき、愛してくれる人たちが、必ずそばにいる人たちです。家族や仕事仲間などがね。それはとても幸せな人生だと思います。
一方、大富豪で、自分の名前のついた学校があり、晩餐会の主賓になるような人も知っています。ところが、実際は、誰もその人のことを気にとめていないのです。
もちろん、本人もそのことに気づいています。
そうなると、人生のすべてが空しくなってしまいますね。長者番付に載っていても、そういう仲間に入ってしまう人がいます。誰とは言いませんが。
ごく普通の仕事をしていたり、境遇は恵まれていなかったりしても、周りから愛されている人は、大きな成功を感じているものです。そういう人を私はたくさん見てきたんです。

p37より、
バフェット:父は自分の「外側の得点表」より「内側の得点表」の方がはるかに大事だと教えてくれました。
自分自身がどう思うかではなく、世間がどう思うか、そんなことばかりいつも考えている人たちがいます。
自分の内側の得点、それに満足していれば幸せな人生を送れると思います。外側の得点ばかりを気にしている人は、いささか空しい人生ということになるでしょう。

p39より、
バフェット:もし私が多数決で決断を下せば、それは、非常に一般的な判断を行ったということになります。そういうやり方は投資には向きません。だから、私にはいい環境が必要なんです。自分自身で決断できる環境が。(中略)決断を下すときに内閣を集めなければならないなら、私は投資をする資格はないと考えています。誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。

「多くの人に愛されている人に尋ねると、全員が例外なく人生は成功だったと言います。」そして、「自分の内側の得点、それに満足していれば幸せな人生を送れると思います。」と言う。確かに、そんな気がする。
「誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。」これもそうだと思う。医療におけるガイドラインに不十分なものが多いのは、こういうところに原因があると考えられる。ガイドラインはガイドラインとして、自分で考えた方がいい結果が得られることは往々にしてある。
僕の投資法は、バフェットが行っているものと少し違うが、さすがに本質を突いた発言が多く見られた。特に人生における成功や幸せな人生の送り方については、非常に勉強になった。「自分を大事にする」という一言に集約されるのではないか、と思った。

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【2009/01/16 13:24】 | 読書
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No title
あんず
マドフさんは外側の得点の人だったのかしら?

昨年秋に、バフェットさん自身が書いたコラムがニューヨークタイムズに掲載されたのですが、ご存知ですか? ご自身で書かれた文章はとても珍しいのです。

http://www.nytimes.com/2008/10/17/opinion/17buffett.html?_r=3&oref=slogin&oref=slogin

「悪いニュースが出たときこそ、アメリカの将来をバーゲン・セール価格で買える」

それはそうなんだろうけどね。。。彼ほどのお金持ちなら、買いでしょうね。

バフェットのコメントを事後的に検証すると
のっぽ187
あんずさん

http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/379には、「最大の危険信号は、マドフ氏が手がけた投資事業の秘密主義だった。マドフ氏の投資事業は全くのブラックボックスで、グループ内の大規模なブローカー・ディーラー部門とは完全に切り離された小さなチームが運営していた。」とありますね。
「分からない運用商品には手を出さない!」(お金をふやす本当の常識 山崎元著 日経ビジネス人文庫 p13 ルール1)のが大切ということなのでしょう。少なくとも、一投資家として、そう思いました。

バフェット本は、バフェットの言ったことを本にまとめているのが殆どですよね。(僕も、そんなにたくさん読んでいないので、あくまで僕が知る限りなのですが。)
「バフェットからの手紙」は、バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイ社の株主に向けて、バフェット自身が書いた「会長からの手紙」がテーマ別に整理されているらしいですね。(読んでいないので、amazonの記載そのままですが。)

>ご自身で書かれた文章はとても珍しいのです。

そうですね。僕も、これまでは、「バフェットからの手紙」位だと思っていました。
ニューヨークタイムズに寄稿していたのは、知っていました。僕も「このタイミングで来るか。」と感心しました。

>「悪いニュースが出たときこそ、アメリカの将来をバーゲン・セール価格で買える」

そうですね。日本株では、電力株のように昨年の10月10日の大暴落以降、株価を戻しているものと、トヨタ自動車のように現在も株価が低迷しているものの2つに分かれているように思います。
10月の時点で、何を買っておくのが良かったか、これ一つを取り上げても、株式投資は奥が深いな、と思います。


留美子
私は1日置きに腸内洗浄をしています。
トイレに一時間入って居るので
マンガ、本、雑誌は必需品!!
今は白州次郎さんを読んでます。
表紙の男前にひかれて買ってしまいました(笑)

お邪魔します。
朗。
「誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。」
という言葉には非常に感じるものがあります。
「俺がこう思うからこうやる!!」
「なぜならこう思うからだ!」
という強い思いがすぐれた判断を生むとも考えられます。
カリスマという大それたものではなくとも、自分自身の指針として
しっかり持ちたいとおもいます。

白州次郎
のっぽ187
留美子さん

仕事を休むようになってから、本を読む時間が増えました。

>今は白州次郎さんを読んでます。

初めて聞く名前なので、今、wikipediaで調べていました。すごい人ですね。

拙ブログへようこそ
のっぽ187
朗。さん

拙ブログへようこそ。

>「誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。」 という言葉には非常に感じるものがあります。

投資についての記載の中では、この一文が一番、印象に残りました。投資のみならず、いろんなことに当てはまるな、と思い、記事にしました。

こちらこそ、よろしくお願い致します。

統合vs.絶望
カノン
すっかり出遅れてしまいました。
1月中旬から、レポート提出期限が津波のように押し寄せてきて、勉強は、また違う意味で、盛大なため息を伴います(笑)。

前回の私のコメントへの、のっぽ先生のご返信は、いつものことながら、怖いくらい的確でした。なんで、わかっちゃうんでしょう(笑)。
ただ、RainBowさんの二度目の切実なコメントを、拝見していたら、私のあんなノーテンキなコメントは、お送りできなかったと思うので、今回は自戒をこめて、こちらに書かせていただきます。

バフェット氏の語っている「内側の得点表」は、以前、ご紹介くださいましたスティーブ・ジョブズ氏の「内なる声」に共通しますね。
あの時も、自らの「内なる声」に耳を澄ませよう、と決心したのでした。まだ、「内なる声」を実行に移すこともできず、世間体も気にしていますが、沈黙していた「内なる声」の音量が、少しずつ上がってきた実感はあって、僅かながらでも自由になってきたかなあ、と嬉しく思っています。

バフェット氏が説く、自己決定・自己責任は、本当にすごいと思います。
のっぽ先生の治療に対する姿勢と同様、精神の強い方々は、孤独であることや、孤立してしまうことさえ恐れないのだなあ、と思います。

「年を取ったとき、愛してくれる人たちが、必ずそばにいる人たちは、幸せな人生だと思います。」
確かにそうですね。どの世代にも、当てはまることで、特に女性にとっては、家族や友人や仕事仲間に愛されているという感覚は、何物にも変えがたい安らぎをもたらすものだ、と思います。

ただ、今、私が興味を持っていますのは、エリクソンのいうところの「老年期」になって、幸せそうに見えない人々が、自分の人生を、どう捉えているのだろう、ということです。順調な発達段階を経てこなかった場合、老年期(高齢期)になって、「自分の人生は失敗だった。でも、もう取り返しがつかない」と思う事は、絶望的なことです。
その時に、絶望的にならないように、危機管理システムが作動するようなのです。自分の人生を回想して物語る時、人は自分の人生を肯定的に解釈して納得しようとします。何だか、そこに救いがあるような気がします。

こういうことに興味を覚えるというのは、一族郎党を巻き込む結婚制度を、私自身が、もう信じていないからかもしれません(笑)。

話は変わりますが、バフェット氏もゲイツ氏も、薬指が長いと思います。今日、asahi.com.ニュースに、「薬指の長い人は稼ぐ」という記事が載っていました。「証券の売買をするトレーダーは、薬指が長い人の方が向いているらしいことが、英ケンブリッジ大の調査でわかった」そうです。かなり、おもしろいです。測ってご覧になってはいかがでしょう。


愛されているという感覚は、安らぎをもたらす。
のっぽ187
カノンさん

レポート、大変ですよね。僕も大学時代、期限によく追われたものでした。大学時代のレポートの成績は、ほんと、散々でした。こうして、好き好んで文章を書くようになるなんて、10数年前は、想像さえ出来ませんでした。

>前回の私のコメントへの、のっぽ先生のご返信は、いつものことながら、怖いくらい的確でした。なんで、わかっちゃうんでしょう(笑)。

僕は、年を重ねるに連れて、「いいな。」と思う女性のタイプが変わって行っているようです。最近、よく思うのが、「話の合う女性(例えば医学部時代の同級生や下級生)と、どうして付き合おうとしなかったんだろう。」ということです。(こちらが食事に誘っても、Yes と言うかどうかは、また別問題ですが。)優秀な女性は、身近にいたので、カノンさんを取り巻く状況も、何となくではありますが、分かっているつもりです。

>ただ、RainBowさんの二度目の切実なコメントを、拝見していたら、私のあんなノーテンキなコメントは、お送りできなかったと思うので、今回は自戒をこめて、こちらに書かせていただきます。

僕が進行した直腸癌を持っているので、癌周辺の話題になることは多いのですが、お題は「恋愛」だったので、あのコメントで良かったと、僕は思います。前エントリーに対するカノンさんのコメントを読みながら、僕も昔を思い出しました。少なくとも、僕にとっては、カノンさんのコメントもまた素敵でした。

>バフェット氏の語っている「内側の得点表」は、以前、ご紹介くださいましたスティーブ・ジョブズ氏の「内なる声」に共通しますね。

そうですね。

>まだ、「内なる声」を実行に移すこともできず、世間体も気にしていますが、沈黙していた「内なる声」の音量が、少しずつ上がってきた実感はあって、僅かながらでも自由になってきたかなあ、と嬉しく思っています。

それは、良かったです。僕も嬉しいです。

>バフェット氏が説く、自己決定・自己責任は、本当にすごいと思います。

結局、僕は、こんなのが好きなんだと思います。

>のっぽ先生の治療に対する姿勢と同様、精神の強い方々は、孤独であることや、孤立してしまうことさえ恐れないのだなあ、と思います。

自分が受ける治療、自分が行う投資については、孤独であること、孤立してしまうことをあまり恐れませんが、まだまだ、現在、修行中という感を自分では否めません。

>どの世代にも、当てはまることで、特に女性にとっては、家族や友人や仕事仲間に愛されているという感覚は、何物にも変えがたい安らぎをもたらすものだ、と思います。

「愛されているという感覚は、安らぎをもたらすものだ。」名言だと思います。深く心に刻んでおきたいと思います。

>自分の人生を回想して物語る時、人は自分の人生を肯定的に解釈して納得しようとします。何だか、そこに救いがあるような気がします。

手術を受ける前、受けた後には、何度も、近く訪れるだろう死を覚悟しました。自分に対して、安らぎをもたらしたものは、実は、自分の人生を回想したとき、「ああ、俺の人生、悪くなかったな。結構、良かったよな。」という思いでした。
今、思うと、僕の脳は、精神的に危機的な状況に陥ったとき、そう思えるように創られていたんじゃないかな、と思います。

>一族郎党を巻き込む結婚制度を、私自身が、もう信じていないからかもしれません(笑)。

愛する人と一緒に住むことには憧れますが、結婚制度そのものは、ほんと、微妙ですよね。子供を作らなかったら、配偶者控除を受けられる位しかメリットがないんじゃないかな、と思います。

>今日、asahi.com.ニュースに、「薬指の長い人は稼ぐ」という記事が載っていました。

今、測りましたが、9.0cmです。まあ、背が高いので、それに比例して、手が大きく、指が長い、ということですが。自分の手を見る限りでは、薬指は長い目だと思います。とは言え、お金については、安心して暮らして行けるだけの額があれば、僕としては、それで十分です。

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この記事へのコメント
No title
マドフさんは外側の得点の人だったのかしら?

昨年秋に、バフェットさん自身が書いたコラムがニューヨークタイムズに掲載されたのですが、ご存知ですか? ご自身で書かれた文章はとても珍しいのです。

http://www.nytimes.com/2008/10/17/opinion/17buffett.html?_r=3&oref=slogin&oref=slogin

「悪いニュースが出たときこそ、アメリカの将来をバーゲン・セール価格で買える」

それはそうなんだろうけどね。。。彼ほどのお金持ちなら、買いでしょうね。
2009/01/16(Fri) 14:27 | URL  | あんず #bWZdFEcQ[ 編集]
バフェットのコメントを事後的に検証すると
あんずさん

http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/379には、「最大の危険信号は、マドフ氏が手がけた投資事業の秘密主義だった。マドフ氏の投資事業は全くのブラックボックスで、グループ内の大規模なブローカー・ディーラー部門とは完全に切り離された小さなチームが運営していた。」とありますね。
「分からない運用商品には手を出さない!」(お金をふやす本当の常識 山崎元著 日経ビジネス人文庫 p13 ルール1)のが大切ということなのでしょう。少なくとも、一投資家として、そう思いました。

バフェット本は、バフェットの言ったことを本にまとめているのが殆どですよね。(僕も、そんなにたくさん読んでいないので、あくまで僕が知る限りなのですが。)
「バフェットからの手紙」は、バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイ社の株主に向けて、バフェット自身が書いた「会長からの手紙」がテーマ別に整理されているらしいですね。(読んでいないので、amazonの記載そのままですが。)

>ご自身で書かれた文章はとても珍しいのです。

そうですね。僕も、これまでは、「バフェットからの手紙」位だと思っていました。
ニューヨークタイムズに寄稿していたのは、知っていました。僕も「このタイミングで来るか。」と感心しました。

>「悪いニュースが出たときこそ、アメリカの将来をバーゲン・セール価格で買える」

そうですね。日本株では、電力株のように昨年の10月10日の大暴落以降、株価を戻しているものと、トヨタ自動車のように現在も株価が低迷しているものの2つに分かれているように思います。
10月の時点で、何を買っておくのが良かったか、これ一つを取り上げても、株式投資は奥が深いな、と思います。
2009/01/16(Fri) 22:17 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
私は1日置きに腸内洗浄をしています。
トイレに一時間入って居るので
マンガ、本、雑誌は必需品!!
今は白州次郎さんを読んでます。
表紙の男前にひかれて買ってしまいました(笑)
2009/01/17(Sat) 00:02 | URL  | 留美子 #-[ 編集]
お邪魔します。
「誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。」
という言葉には非常に感じるものがあります。
「俺がこう思うからこうやる!!」
「なぜならこう思うからだ!」
という強い思いがすぐれた判断を生むとも考えられます。
カリスマという大それたものではなくとも、自分自身の指針として
しっかり持ちたいとおもいます。
2009/01/17(Sat) 11:11 | URL  | 朗。 #eY/C.44M[ 編集]
白州次郎
留美子さん

仕事を休むようになってから、本を読む時間が増えました。

>今は白州次郎さんを読んでます。

初めて聞く名前なので、今、wikipediaで調べていました。すごい人ですね。
2009/01/17(Sat) 20:34 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
拙ブログへようこそ
朗。さん

拙ブログへようこそ。

>「誰も責任を取らない大人数から生まれた判断は、優れたものにはならないからです。」 という言葉には非常に感じるものがあります。

投資についての記載の中では、この一文が一番、印象に残りました。投資のみならず、いろんなことに当てはまるな、と思い、記事にしました。

こちらこそ、よろしくお願い致します。
2009/01/17(Sat) 20:51 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
統合vs.絶望
すっかり出遅れてしまいました。
1月中旬から、レポート提出期限が津波のように押し寄せてきて、勉強は、また違う意味で、盛大なため息を伴います(笑)。

前回の私のコメントへの、のっぽ先生のご返信は、いつものことながら、怖いくらい的確でした。なんで、わかっちゃうんでしょう(笑)。
ただ、RainBowさんの二度目の切実なコメントを、拝見していたら、私のあんなノーテンキなコメントは、お送りできなかったと思うので、今回は自戒をこめて、こちらに書かせていただきます。

バフェット氏の語っている「内側の得点表」は、以前、ご紹介くださいましたスティーブ・ジョブズ氏の「内なる声」に共通しますね。
あの時も、自らの「内なる声」に耳を澄ませよう、と決心したのでした。まだ、「内なる声」を実行に移すこともできず、世間体も気にしていますが、沈黙していた「内なる声」の音量が、少しずつ上がってきた実感はあって、僅かながらでも自由になってきたかなあ、と嬉しく思っています。

バフェット氏が説く、自己決定・自己責任は、本当にすごいと思います。
のっぽ先生の治療に対する姿勢と同様、精神の強い方々は、孤独であることや、孤立してしまうことさえ恐れないのだなあ、と思います。

「年を取ったとき、愛してくれる人たちが、必ずそばにいる人たちは、幸せな人生だと思います。」
確かにそうですね。どの世代にも、当てはまることで、特に女性にとっては、家族や友人や仕事仲間に愛されているという感覚は、何物にも変えがたい安らぎをもたらすものだ、と思います。

ただ、今、私が興味を持っていますのは、エリクソンのいうところの「老年期」になって、幸せそうに見えない人々が、自分の人生を、どう捉えているのだろう、ということです。順調な発達段階を経てこなかった場合、老年期(高齢期)になって、「自分の人生は失敗だった。でも、もう取り返しがつかない」と思う事は、絶望的なことです。
その時に、絶望的にならないように、危機管理システムが作動するようなのです。自分の人生を回想して物語る時、人は自分の人生を肯定的に解釈して納得しようとします。何だか、そこに救いがあるような気がします。

こういうことに興味を覚えるというのは、一族郎党を巻き込む結婚制度を、私自身が、もう信じていないからかもしれません(笑)。

話は変わりますが、バフェット氏もゲイツ氏も、薬指が長いと思います。今日、asahi.com.ニュースに、「薬指の長い人は稼ぐ」という記事が載っていました。「証券の売買をするトレーダーは、薬指が長い人の方が向いているらしいことが、英ケンブリッジ大の調査でわかった」そうです。かなり、おもしろいです。測ってご覧になってはいかがでしょう。
2009/01/19(Mon) 00:18 | URL  | カノン #-[ 編集]
愛されているという感覚は、安らぎをもたらす。
カノンさん

レポート、大変ですよね。僕も大学時代、期限によく追われたものでした。大学時代のレポートの成績は、ほんと、散々でした。こうして、好き好んで文章を書くようになるなんて、10数年前は、想像さえ出来ませんでした。

>前回の私のコメントへの、のっぽ先生のご返信は、いつものことながら、怖いくらい的確でした。なんで、わかっちゃうんでしょう(笑)。

僕は、年を重ねるに連れて、「いいな。」と思う女性のタイプが変わって行っているようです。最近、よく思うのが、「話の合う女性(例えば医学部時代の同級生や下級生)と、どうして付き合おうとしなかったんだろう。」ということです。(こちらが食事に誘っても、Yes と言うかどうかは、また別問題ですが。)優秀な女性は、身近にいたので、カノンさんを取り巻く状況も、何となくではありますが、分かっているつもりです。

>ただ、RainBowさんの二度目の切実なコメントを、拝見していたら、私のあんなノーテンキなコメントは、お送りできなかったと思うので、今回は自戒をこめて、こちらに書かせていただきます。

僕が進行した直腸癌を持っているので、癌周辺の話題になることは多いのですが、お題は「恋愛」だったので、あのコメントで良かったと、僕は思います。前エントリーに対するカノンさんのコメントを読みながら、僕も昔を思い出しました。少なくとも、僕にとっては、カノンさんのコメントもまた素敵でした。

>バフェット氏の語っている「内側の得点表」は、以前、ご紹介くださいましたスティーブ・ジョブズ氏の「内なる声」に共通しますね。

そうですね。

>まだ、「内なる声」を実行に移すこともできず、世間体も気にしていますが、沈黙していた「内なる声」の音量が、少しずつ上がってきた実感はあって、僅かながらでも自由になってきたかなあ、と嬉しく思っています。

それは、良かったです。僕も嬉しいです。

>バフェット氏が説く、自己決定・自己責任は、本当にすごいと思います。

結局、僕は、こんなのが好きなんだと思います。

>のっぽ先生の治療に対する姿勢と同様、精神の強い方々は、孤独であることや、孤立してしまうことさえ恐れないのだなあ、と思います。

自分が受ける治療、自分が行う投資については、孤独であること、孤立してしまうことをあまり恐れませんが、まだまだ、現在、修行中という感を自分では否めません。

>どの世代にも、当てはまることで、特に女性にとっては、家族や友人や仕事仲間に愛されているという感覚は、何物にも変えがたい安らぎをもたらすものだ、と思います。

「愛されているという感覚は、安らぎをもたらすものだ。」名言だと思います。深く心に刻んでおきたいと思います。

>自分の人生を回想して物語る時、人は自分の人生を肯定的に解釈して納得しようとします。何だか、そこに救いがあるような気がします。

手術を受ける前、受けた後には、何度も、近く訪れるだろう死を覚悟しました。自分に対して、安らぎをもたらしたものは、実は、自分の人生を回想したとき、「ああ、俺の人生、悪くなかったな。結構、良かったよな。」という思いでした。
今、思うと、僕の脳は、精神的に危機的な状況に陥ったとき、そう思えるように創られていたんじゃないかな、と思います。

>一族郎党を巻き込む結婚制度を、私自身が、もう信じていないからかもしれません(笑)。

愛する人と一緒に住むことには憧れますが、結婚制度そのものは、ほんと、微妙ですよね。子供を作らなかったら、配偶者控除を受けられる位しかメリットがないんじゃないかな、と思います。

>今日、asahi.com.ニュースに、「薬指の長い人は稼ぐ」という記事が載っていました。

今、測りましたが、9.0cmです。まあ、背が高いので、それに比例して、手が大きく、指が長い、ということですが。自分の手を見る限りでは、薬指は長い目だと思います。とは言え、お金については、安心して暮らして行けるだけの額があれば、僕としては、それで十分です。
2009/01/19(Mon) 02:14 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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