癌との共存を目指しています。
今日(1月6日)は、診察日だったので、通っている病院に行って来た。主治医に、「薬なしで行きたいと思います。」と伝えて来た。次回は4月9日で、CT検査と採血を受ける予定である。4月13日に、結果説明を兼ねた診察がある。主治医に「CR(complete responseの略。訳語は著効。この場合は、画像上、腫瘍が確認できない状態を指す。)が続いたら、どうしますか。」と聞かれた。「こちら(関西圏)で仕事を探したいと思います。」と答えた。主治医曰く、「経過は追わないといけないですからね。」とのこと。また、主治医が大阪近辺にいる限りは、主治医の下に通院したいと考えていると伝えた。

腫瘍は恐らく身体の中に存在するだろうし、いずれ抗がん剤治療を再開することになるだろう。ただ、次回受診が4月中旬である、ということは、僕の状態が比較的、安定している、と主治医も考えている証拠だろう。

腫瘍マーカーの時系列画面をプリントアウトしてもらった。
                   5月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
CEA(5未満が正常)      0.5 0.5 0.5 0.7  0.5  0.5  0.5
CA19-9(37未満が正常)    8  5  6   6   6   5   9
なお、術前(昨年3月)にCEAが2.1だったことを受けて、主治医曰く「先生の場合は、腫瘍マーカーは、あまり当てになりませんよ。」とのこと。とは言え、毎月2項目ずつ腫瘍マーカーを調べてくれているのは有難い。健康保険の範囲とは言え、出来ることは、きちんとしてくれているのが分かった。
完璧を求め出すと、きりがない。現時点では、通院先としては十分なものであると考えている。

「およそ軍勝五分をもって上となし、七分をもって中となし、十分をもって下と為す。その故は五分は励を生じ七分は怠を生じ十分は驕を生じるが故。たとへ戦に十分の勝ちを得るとも、驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり」
武田信玄が言っていたとされる言葉である。
今後も変わらず、自分の身体を第一に考えていきたいと思う。

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【2009/01/07 00:08】 | 診察
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のらくろ0521
本当に、良い主治医の方に巡り合いましたね!
と言うより、のっぽ先生が 主治医との対話を通じ
信頼のおける関係を構築なさったんですよね♪

素晴らしいことです

驕る平家は久しからず
カノン
本当にすばらしい結果になりましたね!安心しました。
手術なさった先生の腕も、超一流だったのだなあ、と思います。多くの運に恵まれた、と思っていらっしゃるかもしれませんが、「運も実力のうち」と言います。
のっぽ先生の真摯な姿勢なくしては、運を生かすことはできなかった、と思います。

のらくろさんが書いていらっしゃいますように、主治医さんとの関係をきちんと構築して、信頼関係を深めていく過程は、とても見応えのあるものでした。主治医さんも、これまでのエビデンス重視から、少し考え方が、柔軟になっていくといいなあ、と思います。
「こんな風にうまくいったんは、医者同士やったからやで」にとどまらず、他の患者さんにも般化していってほしい、と願っています。

武田信玄の言葉といい、真実を突く言葉というのは、いつの世にも当てはまる普遍性がありますね。引き分けギリギリの勝ちが、次の勝利への原動力になるということなのですね。

のっぽ先生は、病気との係わり方について、考えが変わられた点はありますでしょうか。最初の頃、お父様が使われた「闘病」という言葉に、腹を立てていらっしゃいました。「頑張って、病気と闘ってください」などと、うっかり書き込まないように、肝に銘じました(笑)。
病気と共存していく心構えは変わらないけれど、予防したり治療したりする環境を整えることを、邪魔するものとは、闘わざるを得ない。こんなスタンスでしょうか。

めずらしく、明日の天気予報は雪模様です。街は、雪が降る前のシンとした静けさに、包まれています。そして、何かを待っている気配がします。
のっぽ先生も、静けさと希望に満たされていますように。


有難うございます。
のっぽ187
のらくろ0521さん

褒めて頂き、本当に有難うございます。

首都圏だと、いろいろと選択肢があるかも知れません。ただ、大阪府下に住む分には、いい医療を受けることが出来ているかな、と思います。
主治医と僕の年齢がそう離れていないのが、ラッキーだったと思います。


そんな人生を歩みたい。
のっぽ187
カノンさん

>本当にすばらしい結果になりましたね!安心しました。

有難うございます。カノンさんを初めとする皆さんのお蔭です。

>手術なさった先生の腕も、超一流だったのだなあ、と思います。

僕を手術してくれた先生の腕は、恐らく超一流だと思います。現在、大腸を全部、取っているにも関わらず、排便の回数が5~8回/日です。(術後、10ヶ月としては、少ない目。)あと、手術中に超音波検査を行い(術中エコーと言います)、肝臓に2つ転移巣があるのを見つけ、その場で摘出してくれました。大腸外科の先生の全てが、術中エコーや肝切除術を行えるわけではないので、高い技量を持っていることは明らかだと思います。

>多くの運に恵まれた、と思っていらっしゃるかもしれませんが、「運も実力のうち」と言います。

これまでの経過を振り返って思うことは、「運に恵まれた」ということです。自分が力を発揮しやすい状況にあった、というのは、運によるところが大きいと思います。

>のっぽ先生の真摯な姿勢なくしては、運を生かすことはできなかった、と思います。

有難うございます。僕の姿勢が運を手繰り寄せた、とすれば、これに勝る喜びはないです。

>主治医さんとの関係をきちんと構築して、信頼関係を深めていく過程は、とても見応えのあるものでした。

褒めて頂き、有難うございます。
現在の日本では、自分が望む抗がん剤治療を受けるには、どうしても、こういった遣り取りをしないといけないように思います。あまり害作用が出ない方は、僕がして来た遣り取りは必要ないと思いますが。

>主治医さんも、これまでのエビデンス重視から、少し考え方が、柔軟になっていくといいなあ、と思います。

個人的には、僕に対して、してくれた治療を、他の方にも、して欲しいな、と思っています。もちろん、患者さんが、それを望めば、ということになるでしょうが。

>「こんな風にうまくいったんは、医者同士やったからやで」にとどまらず、他の患者さんにも般化していってほしい、と願っています。

害作用が強く出ている方が、このブログを読んで、「主治医の先生にお願いをして、抗がん剤の量を減らしてもらおうかな。」と思ってくれたら、そして、その結果、生活の質が向上し、生存期間が延びれば、これにすぐる喜びはないです。

「およそ軍勝五分をもって上となし・・・。」は、僕が好きな言葉の一つです。自分の経験を思い返しても、ものすごく、うまく事が運んだ後は注意が必要、ということが多かったと思います。

>最初の頃、お父様が使われた「闘病」という言葉に、腹を立てていらっしゃいました。「頑張って、病気と闘ってください」などと、うっかり書き込まないように、肝に銘じました(笑)。

僕は、(自分の)癌は根治しない、と考えています。僕は、「闘病」という言葉に「うんうん唸って、病と闘う。」みたいなイメージを持っています。残された時間を、そんな風には過ごしたくないな、と思っています。父は、どのステージにおいても、「頑張って治す」みたいなイメージを持っているようです。(そもそも、ステージという概念を理解していないようです。)僕の病状、ステージでは、闘病ではなく共存を図る方が賢い、と考えています。

>のっぽ先生は、病気との係わり方について、考えが変わられた点はありますでしょうか。

自分の病に対しての態度、考え方がより明確になりました。僕が目指すのは、「苦痛を少なくした状態で長く生きる」ことです。なので、強い苦痛を伴うものについては、それに見合うだけのメリットがなければ、拒否するでしょうし、そうですねえ、柔軟になったと思います。

>のっぽ先生も、静けさと希望に満たされていますように。

有難うございます。そんな人生を歩みたいと思います。

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この記事へのコメント
No title
本当に、良い主治医の方に巡り合いましたね!
と言うより、のっぽ先生が 主治医との対話を通じ
信頼のおける関係を構築なさったんですよね♪

素晴らしいことです
2009/01/08(Thu) 13:10 | URL  | のらくろ0521 #-[ 編集]
驕る平家は久しからず
本当にすばらしい結果になりましたね!安心しました。
手術なさった先生の腕も、超一流だったのだなあ、と思います。多くの運に恵まれた、と思っていらっしゃるかもしれませんが、「運も実力のうち」と言います。
のっぽ先生の真摯な姿勢なくしては、運を生かすことはできなかった、と思います。

のらくろさんが書いていらっしゃいますように、主治医さんとの関係をきちんと構築して、信頼関係を深めていく過程は、とても見応えのあるものでした。主治医さんも、これまでのエビデンス重視から、少し考え方が、柔軟になっていくといいなあ、と思います。
「こんな風にうまくいったんは、医者同士やったからやで」にとどまらず、他の患者さんにも般化していってほしい、と願っています。

武田信玄の言葉といい、真実を突く言葉というのは、いつの世にも当てはまる普遍性がありますね。引き分けギリギリの勝ちが、次の勝利への原動力になるということなのですね。

のっぽ先生は、病気との係わり方について、考えが変わられた点はありますでしょうか。最初の頃、お父様が使われた「闘病」という言葉に、腹を立てていらっしゃいました。「頑張って、病気と闘ってください」などと、うっかり書き込まないように、肝に銘じました(笑)。
病気と共存していく心構えは変わらないけれど、予防したり治療したりする環境を整えることを、邪魔するものとは、闘わざるを得ない。こんなスタンスでしょうか。

めずらしく、明日の天気予報は雪模様です。街は、雪が降る前のシンとした静けさに、包まれています。そして、何かを待っている気配がします。
のっぽ先生も、静けさと希望に満たされていますように。
2009/01/08(Thu) 23:50 | URL  | カノン #-[ 編集]
有難うございます。
のらくろ0521さん

褒めて頂き、本当に有難うございます。

首都圏だと、いろいろと選択肢があるかも知れません。ただ、大阪府下に住む分には、いい医療を受けることが出来ているかな、と思います。
主治医と僕の年齢がそう離れていないのが、ラッキーだったと思います。
2009/01/09(Fri) 20:16 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
そんな人生を歩みたい。
カノンさん

>本当にすばらしい結果になりましたね!安心しました。

有難うございます。カノンさんを初めとする皆さんのお蔭です。

>手術なさった先生の腕も、超一流だったのだなあ、と思います。

僕を手術してくれた先生の腕は、恐らく超一流だと思います。現在、大腸を全部、取っているにも関わらず、排便の回数が5~8回/日です。(術後、10ヶ月としては、少ない目。)あと、手術中に超音波検査を行い(術中エコーと言います)、肝臓に2つ転移巣があるのを見つけ、その場で摘出してくれました。大腸外科の先生の全てが、術中エコーや肝切除術を行えるわけではないので、高い技量を持っていることは明らかだと思います。

>多くの運に恵まれた、と思っていらっしゃるかもしれませんが、「運も実力のうち」と言います。

これまでの経過を振り返って思うことは、「運に恵まれた」ということです。自分が力を発揮しやすい状況にあった、というのは、運によるところが大きいと思います。

>のっぽ先生の真摯な姿勢なくしては、運を生かすことはできなかった、と思います。

有難うございます。僕の姿勢が運を手繰り寄せた、とすれば、これに勝る喜びはないです。

>主治医さんとの関係をきちんと構築して、信頼関係を深めていく過程は、とても見応えのあるものでした。

褒めて頂き、有難うございます。
現在の日本では、自分が望む抗がん剤治療を受けるには、どうしても、こういった遣り取りをしないといけないように思います。あまり害作用が出ない方は、僕がして来た遣り取りは必要ないと思いますが。

>主治医さんも、これまでのエビデンス重視から、少し考え方が、柔軟になっていくといいなあ、と思います。

個人的には、僕に対して、してくれた治療を、他の方にも、して欲しいな、と思っています。もちろん、患者さんが、それを望めば、ということになるでしょうが。

>「こんな風にうまくいったんは、医者同士やったからやで」にとどまらず、他の患者さんにも般化していってほしい、と願っています。

害作用が強く出ている方が、このブログを読んで、「主治医の先生にお願いをして、抗がん剤の量を減らしてもらおうかな。」と思ってくれたら、そして、その結果、生活の質が向上し、生存期間が延びれば、これにすぐる喜びはないです。

「およそ軍勝五分をもって上となし・・・。」は、僕が好きな言葉の一つです。自分の経験を思い返しても、ものすごく、うまく事が運んだ後は注意が必要、ということが多かったと思います。

>最初の頃、お父様が使われた「闘病」という言葉に、腹を立てていらっしゃいました。「頑張って、病気と闘ってください」などと、うっかり書き込まないように、肝に銘じました(笑)。

僕は、(自分の)癌は根治しない、と考えています。僕は、「闘病」という言葉に「うんうん唸って、病と闘う。」みたいなイメージを持っています。残された時間を、そんな風には過ごしたくないな、と思っています。父は、どのステージにおいても、「頑張って治す」みたいなイメージを持っているようです。(そもそも、ステージという概念を理解していないようです。)僕の病状、ステージでは、闘病ではなく共存を図る方が賢い、と考えています。

>のっぽ先生は、病気との係わり方について、考えが変わられた点はありますでしょうか。

自分の病に対しての態度、考え方がより明確になりました。僕が目指すのは、「苦痛を少なくした状態で長く生きる」ことです。なので、強い苦痛を伴うものについては、それに見合うだけのメリットがなければ、拒否するでしょうし、そうですねえ、柔軟になったと思います。

>のっぽ先生も、静けさと希望に満たされていますように。

有難うございます。そんな人生を歩みたいと思います。
2009/01/09(Fri) 21:13 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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