癌との共存を目指しています。
今回の梅澤先生のブログhttp://umezawa.blog44.fc2.com/は、非常に学ぶところが多かった。こんなに素晴らしい内容を無償で患者や患者の家族に提供しているということは、本当に素晴らしいことだと思う。この場で、梅澤先生に対し、感謝の意を述べたい。

学ぶところがあった点をいくつか挙げる。

「長生きしないはずがない。」・・・低用量の抗がん剤治療に自分の命を賭けている僕としては、こう書いてくれているのは、本当に有難い。高橋豊先生の「決定版 がん休眠療法」(講談社+α新書)のp123にも、「しかし、著者は確信しています。(中略)休眠療法の本質から延命効果は確実に上回ると。」と書いてある。

>私の父親にも6年間に亘りたっぷりと飲ませました。
>常識的に生きていられる時間は大きく超えていますので、
>延命効果はあったの思っています。
>86歳で逝く直前まで、
>毎晩の晩酌は欠かしていませんでした。

毎晩、晩酌が出来るくらいの抗がん剤治療でいいのか、もしくは、それくらいの抗がん剤治療こそが良いのか。少なくとも、今日は、晩酌は勿論(僕は家でお酒は飲まない)、食後にジュースを飲んだり、お菓子を食べたりする気には全くならなかった。毎日の服薬と僕のように2週間に1度の投薬の間には、差がある(2週間分を初めの2日間で全て投薬し切る、とか)ので、一概に比較は出来ないが。(2週間に一度の投薬の方が強い害作用は出易いと考えられる。)ただ僕としては、もう一段階、薬(具体的にはオキサリプラチン)を減らすことを支持する話であると捉えた。

>現在診ている肺ガンの患者さんでは、
>セカンドライン、サードラインなど遥かに超えて、
>7種類目8種類目というかたもいます。

>ガン治療はエビデンスになっている治療だけではありません。
>可能性を考えれば、
>いくつでも出てきます。

一言で言うと、「生存期間を延ばすチャンスが与えられている。」ということだろう。
主治医が白旗を揚げた際には、是非、梅澤先生にお願いしたい。
抗がん剤の用量の調節がつけば、区切りがいいところで働きに出よう。次のステップに備えておきたい。

>大量の抗癌剤では、
>長く治療を続けることは一般的な体力の患者さんでは不可能です。

個人的な見解なのだが、標準的な抗がん剤治療を続けた場合、問題になるのは、「体力が続かない。」→「治療を続けられない。」ということだと思う。逆に考えると、「体力が続くようにする。」「体力を落とさない。」ようにしながら、治療を受け続ければ良いということになる。「体力を保つ」ためには、どうしたら良いか。シンプルに考えると、「バランスの取れた食事をある一定量以上、摂り続ける」ことだと思う。
抗がん剤治療の初日は、いつも母親が夜、家に来てくれる。いなり寿司を8個食べた旨を伝えると、「やっぱり(食欲が)落ちているねえ。」とのこと。日頃は、14,5個、食べているらしい。いなり寿司8個をどう捉えるか、人それぞれだろうが、僕は、「もう少し薬を減らすのが妥当かな。」と考えた。

>しかし、昨日の「肺癌の非標準治療」を書いた後、
>昨日の患者さん以外のカルテを出して、
>一つ一つ見ていくと、
>すでに亡くなられた患者さんもいますが、
>標準治療よりは、
>間違いなく長生きしています。
>残念ながら、肺ガンとは直接関係の無い死因の患者さんもいましたが、
>延命の時間も年単位の患者さんも少なくありません。

肺癌で生存した期間が年単位の患者さんも少なくない、というのは、画期的なことだと思う。
梅澤先生の考え方が、世界的な評価を得るまで、僕は待っていられないので、こちらから主治医に申し出るという形態を当面は取っていこうと思う。

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【2008/12/05 01:08】 | 自分の体
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目標に向かって
カノン
一筋の光が差し込んで、目の前にたちこめた霧が、サーッと晴れ
渡っていくような、力が湧いてくるようなエントリーですね。

自分の選択に責任を負うということは、とても潔いことですが、同時
に、大変なことです。のっぽ先生が、様々な情報や、いろいろな
感情に流されることなく、主体性をもって、自ら決めていらっしゃる
姿勢は、本当にすごいです。

多くの要素が、複雑に絡み合って、順調にいかないことも、気持ち
が揺れることもあるかもしれませんが、方向性が定まると、その
目標に向かって、集中力が高まる、と思います。

量的研究一辺倒だったのが、質的研究も重視されるようになって
きたように、エビデンスだけでは説明がつかない現象を、多くの
ドクターは経験しているのではないか、と思うことがあります。
なぜかはわからないけれど、自分の力で治っていく、または悪く
ならない患者さんを、目の当たりにすることがあるのではないで
しょうか。

晩酌!のっぽ先生もお酒弱いそうですが、飲めない者としては、
ほろ酔い気分で、バタンキューと寝られるなんて、憧れでもあり
ます(笑)。ただ、アルコールを分解する酵素の多少と、害作用の
強弱に、もし負の相関関係があるとしたら、そりゃあんまりだ、と
思いますが。

さて、えらいお節介ですが、現在休職していらっしゃる病院で、
年末調整していただくと(それが原則ですが)、お給料から差し引か
れた源泉徴収税額が還付になる、と思います。
もう、そんな時期になりました。

本当は、知っている人は知っているはず。
のっぽ187
カノンさん

>自分の選択に責任を負うということは、とても潔いことですが、同時に、大変なことです。のっぽ先生が、様々な情報や、いろいろな感情に流されることなく、主体性をもって、自ら決めていらっしゃる姿勢は、本当にすごいです。

いつもいつも褒めて頂き、本当に有難うございます。
医者が行う、薬のさじ加減というものは、それ程、高等なものではない、と実感しているので、思い切って割り切ることが出来ていると思います。

>エビデンスだけでは説明がつかない現象を、多くのドクターは経験しているのではないか、と思うことがあります。

ある程度の経験を持った人であれば、皆、経験しているのではないか、と思います。
現在のエビデンス全盛の時代にあって、エビデンス>>個人の経験、とされているので、自分が経験した、エビデンスだけでは説明がつかないことをおおっぴらに公表する機会は、なかなか、ないように思います。

アルコールの話は、薬の代謝を理解したり、イメージしたりする際には大変、有用です。体の大きな男性が全くお酒が飲めなかったりする一方、体の小さな女性がすごく沢山、飲めたり、ご年配の方でも結構、飲める方がいたり。
抗がん剤を代謝する酵素とアルコールを代謝する酵素は、僕が知る限りでは別な様です。ただ、アルコールを代謝する酵素と抗がん剤を代謝する酵素が、同じ遺伝子(群)から作られているという線は否定できないので、今のところ、「アルコールが弱い人は、抗がん剤にも弱い。」という命題は、正しいとも間違えているとも言えないですね。

>さて、えらいお節介ですが、現在休職していらっしゃる病院で、年末調整していただくと(それが原則ですが)、お給料から差し引かれた源泉徴収税額が還付になる、と思います。

有難うございます!
早速、職場に聞いてみます。
この手の情報は、本当に助かります。(僕は、医療以外については、本当に知識がないので。)

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コメント
この記事へのコメント
目標に向かって
一筋の光が差し込んで、目の前にたちこめた霧が、サーッと晴れ
渡っていくような、力が湧いてくるようなエントリーですね。

自分の選択に責任を負うということは、とても潔いことですが、同時
に、大変なことです。のっぽ先生が、様々な情報や、いろいろな
感情に流されることなく、主体性をもって、自ら決めていらっしゃる
姿勢は、本当にすごいです。

多くの要素が、複雑に絡み合って、順調にいかないことも、気持ち
が揺れることもあるかもしれませんが、方向性が定まると、その
目標に向かって、集中力が高まる、と思います。

量的研究一辺倒だったのが、質的研究も重視されるようになって
きたように、エビデンスだけでは説明がつかない現象を、多くの
ドクターは経験しているのではないか、と思うことがあります。
なぜかはわからないけれど、自分の力で治っていく、または悪く
ならない患者さんを、目の当たりにすることがあるのではないで
しょうか。

晩酌!のっぽ先生もお酒弱いそうですが、飲めない者としては、
ほろ酔い気分で、バタンキューと寝られるなんて、憧れでもあり
ます(笑)。ただ、アルコールを分解する酵素の多少と、害作用の
強弱に、もし負の相関関係があるとしたら、そりゃあんまりだ、と
思いますが。

さて、えらいお節介ですが、現在休職していらっしゃる病院で、
年末調整していただくと(それが原則ですが)、お給料から差し引か
れた源泉徴収税額が還付になる、と思います。
もう、そんな時期になりました。
2008/12/07(Sun) 23:09 | URL  | カノン #-[ 編集]
本当は、知っている人は知っているはず。
カノンさん

>自分の選択に責任を負うということは、とても潔いことですが、同時に、大変なことです。のっぽ先生が、様々な情報や、いろいろな感情に流されることなく、主体性をもって、自ら決めていらっしゃる姿勢は、本当にすごいです。

いつもいつも褒めて頂き、本当に有難うございます。
医者が行う、薬のさじ加減というものは、それ程、高等なものではない、と実感しているので、思い切って割り切ることが出来ていると思います。

>エビデンスだけでは説明がつかない現象を、多くのドクターは経験しているのではないか、と思うことがあります。

ある程度の経験を持った人であれば、皆、経験しているのではないか、と思います。
現在のエビデンス全盛の時代にあって、エビデンス>>個人の経験、とされているので、自分が経験した、エビデンスだけでは説明がつかないことをおおっぴらに公表する機会は、なかなか、ないように思います。

アルコールの話は、薬の代謝を理解したり、イメージしたりする際には大変、有用です。体の大きな男性が全くお酒が飲めなかったりする一方、体の小さな女性がすごく沢山、飲めたり、ご年配の方でも結構、飲める方がいたり。
抗がん剤を代謝する酵素とアルコールを代謝する酵素は、僕が知る限りでは別な様です。ただ、アルコールを代謝する酵素と抗がん剤を代謝する酵素が、同じ遺伝子(群)から作られているという線は否定できないので、今のところ、「アルコールが弱い人は、抗がん剤にも弱い。」という命題は、正しいとも間違えているとも言えないですね。

>さて、えらいお節介ですが、現在休職していらっしゃる病院で、年末調整していただくと(それが原則ですが)、お給料から差し引かれた源泉徴収税額が還付になる、と思います。

有難うございます!
早速、職場に聞いてみます。
この手の情報は、本当に助かります。(僕は、医療以外については、本当に知識がないので。)
2008/12/08(Mon) 11:34 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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