癌との共存を目指しています。
今日は診察を受けて来た。
主治医としては、今の薬、今の用量で行きたかったようだ。しかし、僕が「1日目の晩、むちゃくちゃ、しんどかった。」と言い、「エルプラット(オキサリプラチンの商品名)、減らして下さい。」とダイレクトに言ったことが良かったのか、オキサリプラチンだけではあるが、67→50mg/2時間となった。5-FUは、945mg/46時間のままとなった。
その後、主治医が「しんどかったら、次回は13日ではなくて、20日にしましょうか。」と言った。後、年内に何週あり、このまま行くと化学療法は後、年内に何回あるか、ということをその場で考えた。予定通りなら、11月13日、27日、12月11日、25日、そして1月8日となる。一週ずれると、11月20日、12月4日、12月18日(25日)、1月8日。「一週ずれると、一回、スキップできる。よし!」と思った。次の瞬間、「20日でお願いします。」と返事をした。
化学療法は、本来、自分のために受けているのだが、正直、受けるのが億劫なので、1回、受ける回数が減るということが分かると、迷わず、そちらを選んでしまった。矛盾しまくっているが、それが本心である。

次回の診察は、12月15日。15日、13時40分~造影CT、14時台前半に採血、15時30分から診察の予定。
造影CTのオーダー用紙(僕が通っている病院はまだ電子カルテになっていない)に「家族性大腸ポリポーシスの患者さん。3月26日に直腸癌、肝切除術を受けている。肝臓と局所に再発を認める。現在、化学療法中。follow upです。」と書いてあった。家族性大腸ポリポーシスのところはFAP、直腸癌はrectal ca(carcinomaの略)、再発はrec(recurrenceの略)、化学療法はchemo(chemotherapyの略)と書いてあったが、一応、同業者なので、何が書いてあるかは分かった。
「そうか、主治医は肝臓と左側の側方リンパ節辺りに再発があると踏んでいるんだな。肺には転移、再発はないと考えているんだな。自分の読影が正しいと考えているんだな。」と思った。(自分の読影が正しいと考えるのは、プロとして、当然ありだと思う。)そう考えると、5月に主治医が僕にアバスチンを勧めたのも、理解できる。なぜなら、「再発」なんだから。なお、アバスチンは、僕が5月29日に下血し入院したので、投与されず、そのままとなっている。下血の原因は、5-FUの害作用により吻合部に潰瘍ができ、そこから血が出ていたため、と考えられた。しかし、腸穿孔(アバスチンの害作用の一つ)を起こし易いケースであると考えられたため、現在も投与は見合わされている。

転移でも再発でも体内に手術で取ることが出来ない癌があることは間違いない訳だから、治療方針に変わりはなかろう。癌とは長い付き合いになる、ということだ。

あと、投与量がオキサリプラチンだけ25%減量と、僕が希望するパターン(オキサリプラチン、5-FU双方の減量。それも50%減量。)には程遠い結果となった。しかし、元の用量(標準的な投与量)はオキサリプラチンは160mg、5-FUは4750mgだったので、次回からの投与量は、オキサリプラチンは元の用量の31%、5-FUは20%となる。図らずも、梅澤先生がブログhttp://umezawa.blog44.fc2.com/blog-entry-1046.htmlで書かれていたパーセンテージになった。標準投与量の2割、3割というのは、一つのラインであると考えていたので、今回はこの用量での投与を受けてみようと思う。

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【2008/11/10 23:21】 | 診察
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数値目標ひとまず達成!
カノン
標準投与量の約20%~30%を、達成なさいましたね。
すごいことです。それに、エビデンス至上主義と思われた主治医
さんが、今回は治療期間の延期まで提案しました。
のっぽ先生の直球勝負が、功を奏しましたね。
これで、竜王戦第3局を、万全な体調で楽しめることになりました。

受験勉強も自分のためのものでしたが、思い返すと、深夜放送
ばかり聴いていました。
チャンスが限定される入試試験とは異なり、病との共存は長い道
のりになります。
梅澤先生が書いておられましたように、ここ一番のタイミングさえ
逃さなければ、日頃は、肩の力が抜けていたほうが、きっとうまく
いくのだろうなあ、と思います。

昨日は、私も赤十字病院にいました。事は、母が目薬をもらいに
行った眼科クリニックで、物が二重に見えることがある、と言った
ことから始まります。目の機能には問題がないので、脳神経外科
を受診するように言われて、昨日、MRIで脳の画像を撮りました。
結果は、脳に異常はない、ということで、また、眼科クリニックに
差し戻しになったのですが、検査があると思うと、1ヶ月間、気に
なっていました。

以前、のっぽ先生がコメント欄で、心配しないほうがうまくいきます、
というお返事を、書いてくださったことがあります。
今回のエントリーを拝見しても、そう思いますが、その精神の健全
さは、どこからくるのだろう、といつもいつも感嘆しています。
ブログでは、へこんでいるところを、あまり拝見したことがないので(笑)。

これから一週間以上、どうぞ十分に楽しんでください。

有難うございます。
のっぽ187
一番初めにコメントしてくれた方へ

励ましのお言葉、誠に有難うございます。
他の副作用では、あまり医者の方から「減量しますね。」ということはないと思うのですが、白血球減少の程度が強いと(どれくらいの数で減量とするかは、医者によって、ばらつきがあるようですが)、減量をしてくれるみたいです。
「白血球が少ない。→減量」という判断は、僕は妥当だと思うので、「ちょうど、いい量で治療が受けられるようになるいい機会だ。」くらいに思っているのが良いと思います。(僕なら、そう考えます。)
「ちょうど、いい量」というのは、医者の間でも意見が分かれており、患者の価値観によっても多くなったり少なくなったりするので、「これだ。」というのを同定するのは難しいと思います。そんな状況の中にあって、「白血球減少→減量」というのは、どんな人にとっても妥当な判断だと、僕は考えています。

百計一誠に如かず。
のっぽ187
カノンさん

>標準投与量の約20%~30%を、達成なさいましたね。 すごいことです。

有難うございます。我ながら、よくやったな、と思っています。今の体調(12日21時)は、「便さえ普通なら、(手術)以前と殆ど変わりないな。」という位、良いです。

>それに、エビデンス至上主義と思われた主治医
さんが、今回は治療期間の延期まで提案しました。

これには正直、驚きました。2週間毎の治療ということで、年内の予定を組んでいたので、診察室で、一瞬、パニックになってしまいました。

>のっぽ先生の直球勝負が、功を奏しましたね。

有難うございます。「百計一誠に如かず。」だったと思います。

>これで、竜王戦第3局を、万全な体調で楽しめることになりました。

リアルタイムで観戦するのが、やっぱり良いですね。

>梅澤先生が書いておられましたように、ここ一番のタイミングさえ逃さなければ、日頃は、肩の力が抜けていたほうが、きっとうまくいくのだろうなあ、と思います。

僕もそう考えています。もっと言うと、そうでないと、長く持たないと思います。

「物が二重に見えることがある」で、頭部MRIを受けたのですね。脳腫瘍を除外するための検査だったと思います。脳腫瘍は頻度が低いことに加え、「○○を除外するために検査をする」というケースは一般に病変が見つかる可能性はそれほど高くないと思います。とは言え、確率が高くなくても、可能性がある以上は検査はしないといけないとは思います。

>その精神の健全さは、どこからくるのだろう、といつもいつも感嘆しています。

そう言って頂けると、とても嬉しいです。
一つは、直腸癌で肝臓と肺に転移があるということを受け入れてからは、ある程度、開き直っている部分があるからだと思います。良く言うと、悟ったんだと思います。
もう一つは、現在、仕事をしていないので、ストレスがなく、精神的に非常に安定していることが挙げられると思います。

>ブログでは、へこんでいるところを、あまり拝見したことがないので(笑)。

凹むことは、結構、ありますよ。ただ、凹むことをあまり深く洞察しないようにしています。なので、ブログは前向きな内容が多くなっているんだと思います。

一週間強、大事に過ごしたいと思います。

余りにも一致点が多く…
ぴょんぴょん
はじめまして。
ネットを検索していて、このブログを拝見したのですが、ちょっとビックリしました。

僕もFAPで、大腸癌に至り、大腸全摘出をしました。回腸嚢肛門管吻合術を受けたので、オストメイトではないです。
今年8月に肺と肝臓に転移が見つかり化学療法(FOLFOX)を受けています。僕もやっぱりエンドレスですね。聞かなくなっがらFOLFILIです。

年内の投薬も11月末と12月中です、もしかしたらのっぽさんと同じ頃に僕も投薬を受けているかも知れません…。

とても他人事とは思えず。というよりまるで自分のことがかいてあるようで、思わずコメントしてしましました。

初めまして
のっぽ187
ぴょんぴょんさん

こちらこそ、初めまして。

>僕もFAPで、大腸癌に至り、大腸全摘出をしました。回腸嚢肛門管吻合術を受けたので、オストメイトではないです。

全く同じですね。

>今年8月に肺と肝臓に転移が見つかり化学療法(FOLFOX)を受けています。僕もやっぱりエンドレスですね。聞かなくなったらFOLFILIです。

見つかった時期が、僕が今年の3月であること以外、全く同じですね。

>年内の投薬も11月末と12月中です

これも同じですね。

>とても他人事とは思えず。というよりまるで自分のことがかいてあるようで、思わずコメントしてしましました。

ブログ、web siteを拝見しました。殆ど、同じですね。僕の場合は、両親が家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis)でない(と思われる)ので、そこのところが違いますが、他は全く一緒ですね。今後とも、よろしくお願い致します。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/11/11(Tue) 16:02 |   |  #[ 編集]
数値目標ひとまず達成!
標準投与量の約20%~30%を、達成なさいましたね。
すごいことです。それに、エビデンス至上主義と思われた主治医
さんが、今回は治療期間の延期まで提案しました。
のっぽ先生の直球勝負が、功を奏しましたね。
これで、竜王戦第3局を、万全な体調で楽しめることになりました。

受験勉強も自分のためのものでしたが、思い返すと、深夜放送
ばかり聴いていました。
チャンスが限定される入試試験とは異なり、病との共存は長い道
のりになります。
梅澤先生が書いておられましたように、ここ一番のタイミングさえ
逃さなければ、日頃は、肩の力が抜けていたほうが、きっとうまく
いくのだろうなあ、と思います。

昨日は、私も赤十字病院にいました。事は、母が目薬をもらいに
行った眼科クリニックで、物が二重に見えることがある、と言った
ことから始まります。目の機能には問題がないので、脳神経外科
を受診するように言われて、昨日、MRIで脳の画像を撮りました。
結果は、脳に異常はない、ということで、また、眼科クリニックに
差し戻しになったのですが、検査があると思うと、1ヶ月間、気に
なっていました。

以前、のっぽ先生がコメント欄で、心配しないほうがうまくいきます、
というお返事を、書いてくださったことがあります。
今回のエントリーを拝見しても、そう思いますが、その精神の健全
さは、どこからくるのだろう、といつもいつも感嘆しています。
ブログでは、へこんでいるところを、あまり拝見したことがないので(笑)。

これから一週間以上、どうぞ十分に楽しんでください。
2008/11/12(Wed) 00:17 | URL  | カノン #-[ 編集]
有難うございます。
一番初めにコメントしてくれた方へ

励ましのお言葉、誠に有難うございます。
他の副作用では、あまり医者の方から「減量しますね。」ということはないと思うのですが、白血球減少の程度が強いと(どれくらいの数で減量とするかは、医者によって、ばらつきがあるようですが)、減量をしてくれるみたいです。
「白血球が少ない。→減量」という判断は、僕は妥当だと思うので、「ちょうど、いい量で治療が受けられるようになるいい機会だ。」くらいに思っているのが良いと思います。(僕なら、そう考えます。)
「ちょうど、いい量」というのは、医者の間でも意見が分かれており、患者の価値観によっても多くなったり少なくなったりするので、「これだ。」というのを同定するのは難しいと思います。そんな状況の中にあって、「白血球減少→減量」というのは、どんな人にとっても妥当な判断だと、僕は考えています。
2008/11/12(Wed) 10:56 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
百計一誠に如かず。
カノンさん

>標準投与量の約20%~30%を、達成なさいましたね。 すごいことです。

有難うございます。我ながら、よくやったな、と思っています。今の体調(12日21時)は、「便さえ普通なら、(手術)以前と殆ど変わりないな。」という位、良いです。

>それに、エビデンス至上主義と思われた主治医
さんが、今回は治療期間の延期まで提案しました。

これには正直、驚きました。2週間毎の治療ということで、年内の予定を組んでいたので、診察室で、一瞬、パニックになってしまいました。

>のっぽ先生の直球勝負が、功を奏しましたね。

有難うございます。「百計一誠に如かず。」だったと思います。

>これで、竜王戦第3局を、万全な体調で楽しめることになりました。

リアルタイムで観戦するのが、やっぱり良いですね。

>梅澤先生が書いておられましたように、ここ一番のタイミングさえ逃さなければ、日頃は、肩の力が抜けていたほうが、きっとうまくいくのだろうなあ、と思います。

僕もそう考えています。もっと言うと、そうでないと、長く持たないと思います。

「物が二重に見えることがある」で、頭部MRIを受けたのですね。脳腫瘍を除外するための検査だったと思います。脳腫瘍は頻度が低いことに加え、「○○を除外するために検査をする」というケースは一般に病変が見つかる可能性はそれほど高くないと思います。とは言え、確率が高くなくても、可能性がある以上は検査はしないといけないとは思います。

>その精神の健全さは、どこからくるのだろう、といつもいつも感嘆しています。

そう言って頂けると、とても嬉しいです。
一つは、直腸癌で肝臓と肺に転移があるということを受け入れてからは、ある程度、開き直っている部分があるからだと思います。良く言うと、悟ったんだと思います。
もう一つは、現在、仕事をしていないので、ストレスがなく、精神的に非常に安定していることが挙げられると思います。

>ブログでは、へこんでいるところを、あまり拝見したことがないので(笑)。

凹むことは、結構、ありますよ。ただ、凹むことをあまり深く洞察しないようにしています。なので、ブログは前向きな内容が多くなっているんだと思います。

一週間強、大事に過ごしたいと思います。
2008/11/12(Wed) 22:07 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
余りにも一致点が多く…
はじめまして。
ネットを検索していて、このブログを拝見したのですが、ちょっとビックリしました。

僕もFAPで、大腸癌に至り、大腸全摘出をしました。回腸嚢肛門管吻合術を受けたので、オストメイトではないです。
今年8月に肺と肝臓に転移が見つかり化学療法(FOLFOX)を受けています。僕もやっぱりエンドレスですね。聞かなくなっがらFOLFILIです。

年内の投薬も11月末と12月中です、もしかしたらのっぽさんと同じ頃に僕も投薬を受けているかも知れません…。

とても他人事とは思えず。というよりまるで自分のことがかいてあるようで、思わずコメントしてしましました。
2008/11/18(Tue) 03:30 | URL  | ぴょんぴょん #GCA3nAmE[ 編集]
初めまして
ぴょんぴょんさん

こちらこそ、初めまして。

>僕もFAPで、大腸癌に至り、大腸全摘出をしました。回腸嚢肛門管吻合術を受けたので、オストメイトではないです。

全く同じですね。

>今年8月に肺と肝臓に転移が見つかり化学療法(FOLFOX)を受けています。僕もやっぱりエンドレスですね。聞かなくなったらFOLFILIです。

見つかった時期が、僕が今年の3月であること以外、全く同じですね。

>年内の投薬も11月末と12月中です

これも同じですね。

>とても他人事とは思えず。というよりまるで自分のことがかいてあるようで、思わずコメントしてしましました。

ブログ、web siteを拝見しました。殆ど、同じですね。僕の場合は、両親が家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis)でない(と思われる)ので、そこのところが違いますが、他は全く一緒ですね。今後とも、よろしくお願い致します。
2008/11/18(Tue) 17:36 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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