癌との共存を目指しています。
今日から本調子。左手に、しびれが残る。オキサリプラチンの副作用だろう。天気が良かったので、お布団を干し、溜まっていた洗濯物を干した。

9月26日に申請した身体障害者手帳が届いている、という通知を受けたので、通知書を持って役所に手帳を取りに行った。高度の排尿機能障害があり、かつ、高度の排便機能障害があるものという要件を満たしているため、3級に認定された。役所で係の人から一通りの説明を受けた。その後、所得税や住民税に障害者控除があると聞いたので、その辺りの話を聞きに税務課に行った。
税務課の人に「精神(障害者)の方ですか。」と言われた。一瞬「はい。」と言いそうになったが、「身体の方です。」と訂正した。外見上は健康そうに見えるのだろう。また、これまで障害者と言えば、僕にとっては精神の方だったので、「精神の方ですか。」と言われて、少し混乱してしまった。
更新を含めると、これまで数十人の方に精神障害者手帳もしくは年金の診断書を書いて来た。この度、僕が、カテゴリーは違うが、障害者手帳をもらうことになった。入院して頂き保護室に隔離した患者さんが、保護室の中から「先生、障害者年金の診断書、ちゃんと書いて下さいね。」と言っていたことをふと思い出した。彼も、今日の僕と同じように役場を訪れ、障害者手帳を受け取ったり、障害者年金の手続きをしていたのだろうな、と思うと、感慨深かった。

人生は奥が深いな、と改めて感じた。外へ出ると、空は晴れ渡っていた。自転車にまたがり、役所を後にした。

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【2008/11/05 00:07】 | 日記
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No title
あおくん
障害者手帳、全然知識ありません。
記事みてなるほどなるほどと。
心系でも手帳が発行されるのは初で知りました。
メリットは?高速料金が安くなる?
ETCの場合はどうなるんだろう?

本当に無知な自分です。


障害者認定
ななこ
のっぽさんの、体調が戻られたようで、安心しました。

障害者手帳をもらいに、役場に行かれたのですね。
税務課の担当者の方が、「精神(障害者)の方ですか。」と言われたのは、のっぽさんの外見が元気そうで、又、今精神障害者の認定を受ける方が、きっと多いせいだからでしょうか。

また、のっぽさんもお仕事上、診断書を書かれる上で、身体障害者の枠が、精神障害者であったため、身体障害者=精神障害と、きっと混乱されたのでしょうね。

ちなみに、私は自立支援を受けています。障害者認定は、今の所は受けていません。
主治医から、その話がでないので、自分は認定外なのかな?と思ったりです。
自立支援を受けていますが、診察代とお薬を頂く上で、大変助かります。私のように、たぶん生涯にわたって、お薬を服用しないといけない疾患には、ありがたい制度です。

今、精神疾患の患者が多いと思いますが、担当者の方が、ふと聞かれたように、以前の「垣根」が取れてそれで救済される人が、多くなった点は良いと思う反面、それほど障害認定を受けないと、生活できない人が多くて、一つの社会問題なのかな?とふと感じました。

No title
ran
知人の息子さんが精神障害で手帳を受けてます。詳しい病名は聞いたような聞かなかったような?忘れました。それでいいんですけどね
何とか高校を卒業し、その後大学へも進学されました
でも、若い方で手帳を受けることへの抵抗があるらしく、病院で進められても申請しない親も多いそうですね
その友人は受けたことでのメリットは大きい。と言ってました
生活への補償だけではなくいろんな面でね

なんだか、今までは普通に医者としてすべきことをこなしてきた。でも、今は自分がその立場。ちょっと。。。。うまく言葉にできませんがなんだか伝わるものがあります

障害者手帳のメリット
のっぽ187
あおくん

僕の場合、高度の排尿機能障害は、「自己導尿の常時施行を必要とする」というところを満たしているので、そう認定されました。
高度の排便機能障害は、小腸肛門吻合術を受け(僕は大腸全摘術を受けている)、肛門周辺の皮膚に著しいびらんがある(排便の度に肛門部にクリームを塗っている)ので、そう認定されました。

メリットは、以下の通りです。
ETCを使っていると、高速料金が5割引になります。ETCがない場合も、車のナンバーを障害者手帳に登録し(恐らく書き込む)、料金所で手帳を提示することで5割引にしてもらえるとのことです。
所得税、住民税の障害者控除を受けることが出来る。所得税の障害者控除は27万円、住民税の障害者控除は26万円です。
障害者が財産の相続を受けた場合、相続税の軽減があります。
市町村民税(住民税のこと)非課税世帯においては、水道料金の基本料金(うちの自治体では、800円/月)の助成を受けられるとのことです。
携帯電話の使用料の割引があります。僕はauですが、auでは、基本料金が半額(僕は誰でも割りに入っているので、基本料金は変わらず)、通話料がau同士と一般電話へが5割引、他社(docomoとソフトバンク)へは2割引となります。
自動車税の減免があります。総排気量2000cc以下は、全額減免(全く払わなくて良いという意味だと思います)、2000cc超は一部減免という扱いです。
後、ぼうこうまたは直腸機能障害の1~3級は、駐車禁止除外指定車標章というものをもらえるとのことです。駐車禁止のところに一時的に(役所の人に聞いたところでは、1時間位)、駐車できるとのことです。
あと、僕の自治体では、1ヶ月に1000円ずつ(20歳以上で3,4級の人)障害者福祉金という名目で、お金がもらえます。
あと、私鉄(JRも含む)で乗車券の割引があります。ただ、障害者本人が単独で乗る場合は、片道101km以上の利用の場合のみ普通乗車券で5割の割引があるとのことです。介護者と乗る場合は(1名まで)、1~3級では、普通乗車券、回数券、急行券、定期券で5割の割引を受けられます。(詳細は、乗る時に駅員さんに聞いて下さい
、と役所の人は言っていました。)
バスは、本人単独で乗る場合、普通乗車券、回数券で5割引。1~3級では、介護者1名と乗る場合は、普通乗車券、回数券で5割引。
(詳細は、バス会社に聞いて下さい、とのこと。)
タクシーは手帳の提示で1割引。飛行機、船も割引があるとのことですが、詳細は各会社に聞いて下さい、とのこと。
後は、映画館の割引(大阪興行協会加入の映画館で、とのこと)があります。府立施設の使用料の割引、減免があります。(体育施設、博物館)
ストーマの方は、ストーマ装具の助成があります。(月額21000円まで)紙おむつも助成があります。(月額12000円まで)

障害者福祉の手引きという冊子をもらったので、それを見ながら、役所の人から説明があったところを書きました。

見えない精神疾患
カノン
真っ青な空に、スーッと伸びていく、飛行機雲の白い軌跡を、目で
追っているような清々しい気分を味わうのと同時に、かつての
患者さんを思うのっぽ先生の想いが、しみじみと感じられるような
素敵なエントリーでした。

たぶん、治療者でいらした時も、上から目線ではなくて、ほとんど
水平な目線で、患者さんに接してこられたのだ、と思います。
ですから、人生の不思議を感じていらしても、事実を淡々と受け
とめて、有利な制度は使おう、と思っておられるのではないでしょうか。

「税務課」というのもいいですね(笑)。
こじんまりとして、アットホームな役所が想像できます。大きな市に
なると、「市民税課」とか「資産税課」といったように、税ごとに課が
あったりしますので。

ブログを拝見しますと、いろいろ勉強になります。等級を認定する
判断基準を、ネットで調べて、初めて読みました。
ウーム、精神の障害の場合は、基準があっても、かなり精神科医
さんの診立て次第というふうに感じました。身体の場合は、更新が
ないけれど、精神の場合は、2年ごとに見直すというのも、うなずけ
ます。

いま、教育テレビの番組「ハートをつなごう」で、依存症を取り上げ
ています。先日、精神科医さんのコメントでびっくりしました。
「治癒と回復という言葉がありますが、依存症は治らないので、
自分でコントロールできている状態を、治癒ではなく回復と言い
ます」

アルコール依存症の人は、10年20年と断酒していても、たった
1滴のお酒で、元に戻ってしまう。飲まない限りは、外からわから
ない疾患と、飲まない一日を積み重ねることによって、一生、つき
合って行くのも、すごい人生ですね。

No title
あおくん
すみません、色々転記してくれてありがとう。
細かに記載してもらって大変だったことと思います。
うまく活用できるといいね。


障害者手帳
Ito
精神疾患で障害者手帳がもらえるとは知りませんでした。早速いろいろ調べてみたのですが、経済的な負担が少しは軽くなりそうですね。

のっぽさんから見て、私の今の症状で手帳を取得できると思われますか?一応、主治医からは中程度のうつ(初診時)と言われているのですが・・・。

精神障害者を取り巻く状況
のっぽ187
ななこさん

>のっぽさんの、体調が戻られたようで、安心しました。

有難うございます。

>税務課の担当者の方が、「精神(障害者)の方ですか。」と言われたのは、のっぽさんの外見が元気そうで、又、今精神障害者の認定を受ける方が、きっと多いせいだからでしょうか。

外見が元気そうというのは、大きいと思います。僕は、精神障害者の方に多く診断書を書いて来たので、公平な判断が出来ていないと思いますが、精神障害者福祉手帳の2級は統合失調症の方に書くことは結構あったので、認定を受けている方は多いと思います。

>また、のっぽさんもお仕事上、診断書を書かれる上で、身体障害者の枠が、精神障害者であったため、身体障害者=精神障害と、きっと混乱されたのでしょうね。

とにかく、一瞬、混乱してしまいました。

>ちなみに、私は自立支援を受けています。

お薬代、高いですから、正解だと思います。僕も、ななこさんの立場であれば、自立支援を受けると思います。

>障害者認定は、今の所は受けていません。

コメントの遣り取り、ブログを拝見する限りでは、障害者認定は、しづらいですね。(いいことだと思います。)

垣根が取れてきているのであれば、それはとても素晴らしいことだと思います。(うつ病、躁うつ病といった気分障害は垣根が取れて来ていると思います。)個人的には、垣根を取っ払うのに、インターネットの普及が一役買っていると思っています。

>それほど障害認定を受けないと、生活できない人が多くて、一つの社会問題なのかな?とふと感じました。

景気と精神疾患の頻度の関係、国家体制(資本主義、共産主義、封建主義)と精神疾患の頻度の関係を考えると、今の国家体制はどうなんだろう、と思うことがあります。難しい問題ですね。
個人的には、ベーシック・インカム(最低限所得保障)の考え方を支持しているので、そういった社会制度が整えばいいのになあ、と思っています。

感慨深かったです。
のっぽ187
ranさん

>でも、若い方で手帳を受けることへの抵抗があるらしく、病院で進められても申請しない親も多いそうですね

結構、いましたね、ranさんが仰るようなケース。

>その友人は受けたことでのメリットは大きい。と言ってました
生活への補償だけではなくいろんな面でね

非常に大きいと思います。

>なんだか、今までは普通に医者としてすべきことをこなしてきた。でも、今は自分がその立場。ちょっと。。。。うまく言葉にできませんがなんだか伝わるものがあります

何故だか分からないのですが、感慨深いものがありました。

身体障害者からアルコール依存症まで
のっぽ187
カノンさん

いつもいつもエントリーを褒めて頂き、本当に有難うございます。褒められると、やっぱり嬉しいですね。

>たぶん、治療者でいらした時も、上から目線ではなくて、ほとんど水平な目線で、患者さんに接してこられたのだ、と思います。

そうありたいと思い、これまでやって来ました。

>ですから、人生の不思議を感じていらしても、事実を淡々と受け
とめて、有利な制度は使おう、と思っておられるのではないでしょうか。

手術前に比べると、生活の自由度は多少、落ちたと思うので、障害者として認定してくれるのであれば、してもらい、活用できるものは活用したい、と思いました。
一臨床医として見ても、今の自分の状態は、それほど重度ではないけれど、身体障害者と言って差し支えない程度だとも思ったので、申請に抵抗はなかったです。

>「税務課」というのもいいですね(笑)。
こじんまりとして、アットホームな役所が想像できます。大きな市に
なると、「市民税課」とか「資産税課」といったように、税ごとに課が
あったりしますので。

流石、プロですね。
こじんまりとした、アットホームな感じの役所です。役所としては、結構、親切で気に入っています。

>ウーム、精神の障害の場合は、基準があっても、かなり精神科医さんの診立て次第というふうに感じました。身体の場合は、更新がないけれど、精神の場合は、2年ごとに見直すというのも、うなずけます。

そう指摘されて、初めて気付きました。
精神の場合、年金の診断書を書く場合は、「2年毎の更新だけど、障害はずっと続くだろうな。」という方に書くようにしていました。

アルコール依存症は、「飲み始めると止まらない」という疾患(障害)ですね。日本で250万人いると、2002年にレクチャーを受けた記憶があります。その数の割りに啓蒙が進んでいないのは、酒造会社が与党に献金をしていて、厚生労働省が作ったスローガンに対し「ここは、コントロールできない、という言葉を使うのではなくて、調節できない、という言葉を使ってくれ。」と口を挟むからだと聞いたことがあります。

日本はアルコールに対し、寛容な国なので、アルコール依存症の存在は、クローズアップされにくいのかもしれませんね。

どういたしまして
のっぽ187
あおくん

いえいえ、どういたしまして。
意外と使えるものが少ないな、というのが正直なところです。

手帳の診断書について
のっぽ187
Itoさん

>精神疾患で障害者手帳がもらえるとは知りませんでした。早速いろいろ調べてみたのですが、経済的な負担が少しは軽くなりそうですね。 のっぽさんから見て、私の今の症状で手帳を取得できると思われますか?一応、主治医からは中程度のうつ(初診時)と言われているのですが・・・。

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/mhwc/mental-page-seido/hokenhukusitetyou.htmより抜粋します。

2級  精神障害のため日常生活が著しい制限を受けるか,又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。
 いつも他の人の助けを借りて生活をしているわけではないが,日常生活に困難がある人が該当します。
3級  精神障害のため日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか,又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの。
 障害は重くはないが,日常生活や社会生活に制約がある人が該当します。

修行時代、上の先生から教わったことは、「手帳や年金の診断書は、20歳代や30歳代の患者さんに対しては、(重い目の)統合失調症や精神遅滞で書くのは、構わないが、それ以外の疾患で書くのは避けるべきだ。」ということです。
それは、恐らく「手帳や年金(特に年金)の存在は、その人の自立を妨げる。」という意味だと思います。(少なくとも僕は、そう解釈しました。)
Itoさんの場合、考慮するとしたら、3級でしょうけど、僕は、修行時代に教わった、この教えは、結構、正しいと考えています(全てのケースにおいて正しいという訳ではないが、概ねこの基準で判断してよいと思う)ので、基本的には診断書を書かない方向で考えます。)

また、仕事が出来ているかどうか、がポイントだと思うので、その点を考え合わせると、手帳の診断書を書いてもらうのは難しい、と思います。

No title
Ito
> また、仕事が出来ているかどうか、がポイントだと思うので、その点を考え合わせると、手帳の診断書を書いてもらうのは難しい、と思います。

なるほど、了解しました。


> それは、恐らく「手帳や年金(特に年金)の存在は、その人の自立を妨げる。」という意味だと思います。(少なくとも僕は、そう解釈しました。)

確かに、障害者手帳を貰って、「障害者」と認定されてしまうと、現状をそのまま受け入れて、積極的に治そうという気持ちが無くなってしまうかもしれません。

まだまだ体調に波があって不安定なのですが、なんとか寛解に向けて努力を続けていくことにします。

ありがとうございます!

どういたしまして
のっぽ187
Itoさん

いえいえ、どういたしまして。

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この記事へのコメント
No title
障害者手帳、全然知識ありません。
記事みてなるほどなるほどと。
心系でも手帳が発行されるのは初で知りました。
メリットは?高速料金が安くなる?
ETCの場合はどうなるんだろう?

本当に無知な自分です。
2008/11/05(Wed) 17:47 | URL  | あおくん #-[ 編集]
障害者認定
のっぽさんの、体調が戻られたようで、安心しました。

障害者手帳をもらいに、役場に行かれたのですね。
税務課の担当者の方が、「精神(障害者)の方ですか。」と言われたのは、のっぽさんの外見が元気そうで、又、今精神障害者の認定を受ける方が、きっと多いせいだからでしょうか。

また、のっぽさんもお仕事上、診断書を書かれる上で、身体障害者の枠が、精神障害者であったため、身体障害者=精神障害と、きっと混乱されたのでしょうね。

ちなみに、私は自立支援を受けています。障害者認定は、今の所は受けていません。
主治医から、その話がでないので、自分は認定外なのかな?と思ったりです。
自立支援を受けていますが、診察代とお薬を頂く上で、大変助かります。私のように、たぶん生涯にわたって、お薬を服用しないといけない疾患には、ありがたい制度です。

今、精神疾患の患者が多いと思いますが、担当者の方が、ふと聞かれたように、以前の「垣根」が取れてそれで救済される人が、多くなった点は良いと思う反面、それほど障害認定を受けないと、生活できない人が多くて、一つの社会問題なのかな?とふと感じました。
2008/11/05(Wed) 18:10 | URL  | ななこ #-[ 編集]
No title
知人の息子さんが精神障害で手帳を受けてます。詳しい病名は聞いたような聞かなかったような?忘れました。それでいいんですけどね
何とか高校を卒業し、その後大学へも進学されました
でも、若い方で手帳を受けることへの抵抗があるらしく、病院で進められても申請しない親も多いそうですね
その友人は受けたことでのメリットは大きい。と言ってました
生活への補償だけではなくいろんな面でね

なんだか、今までは普通に医者としてすべきことをこなしてきた。でも、今は自分がその立場。ちょっと。。。。うまく言葉にできませんがなんだか伝わるものがあります
2008/11/05(Wed) 23:29 | URL  | ran #LA1CAGAE[ 編集]
障害者手帳のメリット
あおくん

僕の場合、高度の排尿機能障害は、「自己導尿の常時施行を必要とする」というところを満たしているので、そう認定されました。
高度の排便機能障害は、小腸肛門吻合術を受け(僕は大腸全摘術を受けている)、肛門周辺の皮膚に著しいびらんがある(排便の度に肛門部にクリームを塗っている)ので、そう認定されました。

メリットは、以下の通りです。
ETCを使っていると、高速料金が5割引になります。ETCがない場合も、車のナンバーを障害者手帳に登録し(恐らく書き込む)、料金所で手帳を提示することで5割引にしてもらえるとのことです。
所得税、住民税の障害者控除を受けることが出来る。所得税の障害者控除は27万円、住民税の障害者控除は26万円です。
障害者が財産の相続を受けた場合、相続税の軽減があります。
市町村民税(住民税のこと)非課税世帯においては、水道料金の基本料金(うちの自治体では、800円/月)の助成を受けられるとのことです。
携帯電話の使用料の割引があります。僕はauですが、auでは、基本料金が半額(僕は誰でも割りに入っているので、基本料金は変わらず)、通話料がau同士と一般電話へが5割引、他社(docomoとソフトバンク)へは2割引となります。
自動車税の減免があります。総排気量2000cc以下は、全額減免(全く払わなくて良いという意味だと思います)、2000cc超は一部減免という扱いです。
後、ぼうこうまたは直腸機能障害の1~3級は、駐車禁止除外指定車標章というものをもらえるとのことです。駐車禁止のところに一時的に(役所の人に聞いたところでは、1時間位)、駐車できるとのことです。
あと、僕の自治体では、1ヶ月に1000円ずつ(20歳以上で3,4級の人)障害者福祉金という名目で、お金がもらえます。
あと、私鉄(JRも含む)で乗車券の割引があります。ただ、障害者本人が単独で乗る場合は、片道101km以上の利用の場合のみ普通乗車券で5割の割引があるとのことです。介護者と乗る場合は(1名まで)、1~3級では、普通乗車券、回数券、急行券、定期券で5割の割引を受けられます。(詳細は、乗る時に駅員さんに聞いて下さい
、と役所の人は言っていました。)
バスは、本人単独で乗る場合、普通乗車券、回数券で5割引。1~3級では、介護者1名と乗る場合は、普通乗車券、回数券で5割引。
(詳細は、バス会社に聞いて下さい、とのこと。)
タクシーは手帳の提示で1割引。飛行機、船も割引があるとのことですが、詳細は各会社に聞いて下さい、とのこと。
後は、映画館の割引(大阪興行協会加入の映画館で、とのこと)があります。府立施設の使用料の割引、減免があります。(体育施設、博物館)
ストーマの方は、ストーマ装具の助成があります。(月額21000円まで)紙おむつも助成があります。(月額12000円まで)

障害者福祉の手引きという冊子をもらったので、それを見ながら、役所の人から説明があったところを書きました。
2008/11/06(Thu) 00:03 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
見えない精神疾患
真っ青な空に、スーッと伸びていく、飛行機雲の白い軌跡を、目で
追っているような清々しい気分を味わうのと同時に、かつての
患者さんを思うのっぽ先生の想いが、しみじみと感じられるような
素敵なエントリーでした。

たぶん、治療者でいらした時も、上から目線ではなくて、ほとんど
水平な目線で、患者さんに接してこられたのだ、と思います。
ですから、人生の不思議を感じていらしても、事実を淡々と受け
とめて、有利な制度は使おう、と思っておられるのではないでしょうか。

「税務課」というのもいいですね(笑)。
こじんまりとして、アットホームな役所が想像できます。大きな市に
なると、「市民税課」とか「資産税課」といったように、税ごとに課が
あったりしますので。

ブログを拝見しますと、いろいろ勉強になります。等級を認定する
判断基準を、ネットで調べて、初めて読みました。
ウーム、精神の障害の場合は、基準があっても、かなり精神科医
さんの診立て次第というふうに感じました。身体の場合は、更新が
ないけれど、精神の場合は、2年ごとに見直すというのも、うなずけ
ます。

いま、教育テレビの番組「ハートをつなごう」で、依存症を取り上げ
ています。先日、精神科医さんのコメントでびっくりしました。
「治癒と回復という言葉がありますが、依存症は治らないので、
自分でコントロールできている状態を、治癒ではなく回復と言い
ます」

アルコール依存症の人は、10年20年と断酒していても、たった
1滴のお酒で、元に戻ってしまう。飲まない限りは、外からわから
ない疾患と、飲まない一日を積み重ねることによって、一生、つき
合って行くのも、すごい人生ですね。
2008/11/06(Thu) 22:16 | URL  | カノン #-[ 編集]
No title
すみません、色々転記してくれてありがとう。
細かに記載してもらって大変だったことと思います。
うまく活用できるといいね。
2008/11/07(Fri) 08:57 | URL  | あおくん #-[ 編集]
障害者手帳
精神疾患で障害者手帳がもらえるとは知りませんでした。早速いろいろ調べてみたのですが、経済的な負担が少しは軽くなりそうですね。

のっぽさんから見て、私の今の症状で手帳を取得できると思われますか?一応、主治医からは中程度のうつ(初診時)と言われているのですが・・・。
2008/11/07(Fri) 14:18 | URL  | Ito #ch2f7abI[ 編集]
精神障害者を取り巻く状況
ななこさん

>のっぽさんの、体調が戻られたようで、安心しました。

有難うございます。

>税務課の担当者の方が、「精神(障害者)の方ですか。」と言われたのは、のっぽさんの外見が元気そうで、又、今精神障害者の認定を受ける方が、きっと多いせいだからでしょうか。

外見が元気そうというのは、大きいと思います。僕は、精神障害者の方に多く診断書を書いて来たので、公平な判断が出来ていないと思いますが、精神障害者福祉手帳の2級は統合失調症の方に書くことは結構あったので、認定を受けている方は多いと思います。

>また、のっぽさんもお仕事上、診断書を書かれる上で、身体障害者の枠が、精神障害者であったため、身体障害者=精神障害と、きっと混乱されたのでしょうね。

とにかく、一瞬、混乱してしまいました。

>ちなみに、私は自立支援を受けています。

お薬代、高いですから、正解だと思います。僕も、ななこさんの立場であれば、自立支援を受けると思います。

>障害者認定は、今の所は受けていません。

コメントの遣り取り、ブログを拝見する限りでは、障害者認定は、しづらいですね。(いいことだと思います。)

垣根が取れてきているのであれば、それはとても素晴らしいことだと思います。(うつ病、躁うつ病といった気分障害は垣根が取れて来ていると思います。)個人的には、垣根を取っ払うのに、インターネットの普及が一役買っていると思っています。

>それほど障害認定を受けないと、生活できない人が多くて、一つの社会問題なのかな?とふと感じました。

景気と精神疾患の頻度の関係、国家体制(資本主義、共産主義、封建主義)と精神疾患の頻度の関係を考えると、今の国家体制はどうなんだろう、と思うことがあります。難しい問題ですね。
個人的には、ベーシック・インカム(最低限所得保障)の考え方を支持しているので、そういった社会制度が整えばいいのになあ、と思っています。
2008/11/07(Fri) 18:16 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
感慨深かったです。
ranさん

>でも、若い方で手帳を受けることへの抵抗があるらしく、病院で進められても申請しない親も多いそうですね

結構、いましたね、ranさんが仰るようなケース。

>その友人は受けたことでのメリットは大きい。と言ってました
生活への補償だけではなくいろんな面でね

非常に大きいと思います。

>なんだか、今までは普通に医者としてすべきことをこなしてきた。でも、今は自分がその立場。ちょっと。。。。うまく言葉にできませんがなんだか伝わるものがあります

何故だか分からないのですが、感慨深いものがありました。
2008/11/07(Fri) 18:33 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
身体障害者からアルコール依存症まで
カノンさん

いつもいつもエントリーを褒めて頂き、本当に有難うございます。褒められると、やっぱり嬉しいですね。

>たぶん、治療者でいらした時も、上から目線ではなくて、ほとんど水平な目線で、患者さんに接してこられたのだ、と思います。

そうありたいと思い、これまでやって来ました。

>ですから、人生の不思議を感じていらしても、事実を淡々と受け
とめて、有利な制度は使おう、と思っておられるのではないでしょうか。

手術前に比べると、生活の自由度は多少、落ちたと思うので、障害者として認定してくれるのであれば、してもらい、活用できるものは活用したい、と思いました。
一臨床医として見ても、今の自分の状態は、それほど重度ではないけれど、身体障害者と言って差し支えない程度だとも思ったので、申請に抵抗はなかったです。

>「税務課」というのもいいですね(笑)。
こじんまりとして、アットホームな役所が想像できます。大きな市に
なると、「市民税課」とか「資産税課」といったように、税ごとに課が
あったりしますので。

流石、プロですね。
こじんまりとした、アットホームな感じの役所です。役所としては、結構、親切で気に入っています。

>ウーム、精神の障害の場合は、基準があっても、かなり精神科医さんの診立て次第というふうに感じました。身体の場合は、更新がないけれど、精神の場合は、2年ごとに見直すというのも、うなずけます。

そう指摘されて、初めて気付きました。
精神の場合、年金の診断書を書く場合は、「2年毎の更新だけど、障害はずっと続くだろうな。」という方に書くようにしていました。

アルコール依存症は、「飲み始めると止まらない」という疾患(障害)ですね。日本で250万人いると、2002年にレクチャーを受けた記憶があります。その数の割りに啓蒙が進んでいないのは、酒造会社が与党に献金をしていて、厚生労働省が作ったスローガンに対し「ここは、コントロールできない、という言葉を使うのではなくて、調節できない、という言葉を使ってくれ。」と口を挟むからだと聞いたことがあります。

日本はアルコールに対し、寛容な国なので、アルコール依存症の存在は、クローズアップされにくいのかもしれませんね。
2008/11/07(Fri) 21:28 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
どういたしまして
あおくん

いえいえ、どういたしまして。
意外と使えるものが少ないな、というのが正直なところです。
2008/11/07(Fri) 21:31 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
手帳の診断書について
Itoさん

>精神疾患で障害者手帳がもらえるとは知りませんでした。早速いろいろ調べてみたのですが、経済的な負担が少しは軽くなりそうですね。 のっぽさんから見て、私の今の症状で手帳を取得できると思われますか?一応、主治医からは中程度のうつ(初診時)と言われているのですが・・・。

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/mhwc/mental-page-seido/hokenhukusitetyou.htmより抜粋します。

2級  精神障害のため日常生活が著しい制限を受けるか,又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。
 いつも他の人の助けを借りて生活をしているわけではないが,日常生活に困難がある人が該当します。
3級  精神障害のため日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか,又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの。
 障害は重くはないが,日常生活や社会生活に制約がある人が該当します。

修行時代、上の先生から教わったことは、「手帳や年金の診断書は、20歳代や30歳代の患者さんに対しては、(重い目の)統合失調症や精神遅滞で書くのは、構わないが、それ以外の疾患で書くのは避けるべきだ。」ということです。
それは、恐らく「手帳や年金(特に年金)の存在は、その人の自立を妨げる。」という意味だと思います。(少なくとも僕は、そう解釈しました。)
Itoさんの場合、考慮するとしたら、3級でしょうけど、僕は、修行時代に教わった、この教えは、結構、正しいと考えています(全てのケースにおいて正しいという訳ではないが、概ねこの基準で判断してよいと思う)ので、基本的には診断書を書かない方向で考えます。)

また、仕事が出来ているかどうか、がポイントだと思うので、その点を考え合わせると、手帳の診断書を書いてもらうのは難しい、と思います。
2008/11/07(Fri) 21:51 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
> また、仕事が出来ているかどうか、がポイントだと思うので、その点を考え合わせると、手帳の診断書を書いてもらうのは難しい、と思います。

なるほど、了解しました。


> それは、恐らく「手帳や年金(特に年金)の存在は、その人の自立を妨げる。」という意味だと思います。(少なくとも僕は、そう解釈しました。)

確かに、障害者手帳を貰って、「障害者」と認定されてしまうと、現状をそのまま受け入れて、積極的に治そうという気持ちが無くなってしまうかもしれません。

まだまだ体調に波があって不安定なのですが、なんとか寛解に向けて努力を続けていくことにします。

ありがとうございます!
2008/11/07(Fri) 22:36 | URL  | Ito #ch2f7abI[ 編集]
どういたしまして
Itoさん

いえいえ、どういたしまして。
2008/11/09(Sun) 23:52 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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