癌との共存を目指しています。
本を手に入れるのは、面倒臭いので、本の題名と amazon のレビューだけで。

がん 生と死の謎に挑む (文春文庫) 、立花隆 (著) 、NHKスペシャル取材班(著)

次に、レビュー。

私は放射線科医です。この本を読んだのは2017年。NHK放送されたのは2009年。古いので、どうしようか散々迷ったあげくに購入しました。

内容は今でも通用します。随一違うのは、2016年にオプジーボなどの免疫治療薬がでていること。オプジーボも最初はすごく期待されたのですが、有効なのは30%くらいであり、しかも効く癌の種類が限られていることがわかってきました。副作用もあります。再発もあります。期待はできるでしょうが、夢の治療とまではいかないようです。

免疫治療を除くと、2009年頃と癌の発生メカニズムの解明、治療法はほとんど変化ありません。あきれるばかりです。というか、老化がからんでいることがわかったので、そう簡単には治療はできないでしょう。癌が目に見えるようになるまでには、10年や20年が経過しているので、これをひっくり返すのは容易なことではありません。

また、細胞変異は人によって全く違うので、同じ名前の癌でも、経過や治療効果は全く違います。素人の ”こうしたら治った” は、全く役にたたないと断言しています。それは、その人にとってだけ正しかったということにすぎない、ということです。

癌を根治させることはできない。癌と共存すべし、というのは今でも通用する大切な言葉だと思います。根治させようと、QOLを無視して頑張って、かえって命を短くしてしまう人は少なくないのです。欧米と比較して、新しい薬が遅れている、というのが問題になっていますが、実際は、体格に劣る日本人に欧米人と同じ治療をすると、ダメージが大きいことも知られています。立花さんは、新薬の早期採用には否定的です。

近藤理論(化学療法否定)についても、かなり述べられています。近藤先生が全く間違っているわけではないと述べています。このあたりは選択の問題と述べています。

繰り返しになりますが、2017年でも十分通用する本です。家族が癌になったら、ぜひお読みになることをおすすめします。(引用終わり)

>免疫治療を除くと、2009年頃と癌の発生メカニズムの解明、治療法はほとんど変化ありません。

そうなのか・・・。

>というか、老化がからんでいることがわかったので、

私は、35歳で見つかった。35歳の時点で、かなり老化していた、という事なのか。

>癌が目に見えるようになるまでには、10年や20年が経過しているので、

手元にある大腸癌の本にも書いてあった、と思う。(面倒なので、確認しない。)

私は、15歳か、25歳の時点で、癌細胞が発生していた、という事になる。

>細胞変異は人によって全く違うので、同じ名前の癌でも、経過や治療効果は全く違います。

これは、そうではないか、と、最近は、思っている。

あえて言うと、身内(私の場合、父)の経過が参考になるかも知れない、と考えている。(父は、64歳で、前立腺癌、72歳で、食道癌を指摘されている。)

>癌を根治させることはできない。

そうなんですね。

>癌と共存すべし、というのは今でも通用する大切な言葉だと思います。

そうなんですね。

>実際は、体格に劣る日本人に欧米人と同じ治療をすると、ダメージが大きいことも知られています。

これは、そうだ、と思う。

2009年、2013年の生活が、あまり良くなかった、と考えると(この2年は、仕事は、充実していた)、のんびり過ごせ、という事か。

【2017/05/16 22:55】 | 読書
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久しぶりの訪問
アグリ
沢山の記事upに驚きました
記事を読んで昔の事を思いだしました

・半年回腸ストマーしておりました時は
食後1時間ほどで水便がドサドサと排出される感じでした。
 また便意なんか感じるヒマも無くあっと思った瞬間に
お腹の袋で受けてる感じでした

・靴下2枚重ねですが,自分の場合は1枚目はシルク5本指靴下をはき
2枚目は通常靴下を履いていた覚えがあります
 のっぽ先生も自分の身体に合った対策をされている事と思います

・神様の存在を考えた事はありませんが術後半年目に
父の3回忌で住職の講話を聞いた時に心が落ち着きました

お坊さんや宮司さんのような神職って
人間社会に必要な方々かなと感じた事があります

>2009年、2013年の生活が、あまり良くなかった
>(この2年は、仕事は、充実していた)、
>のんびり過ごせ、という事か。
仕事が忙しい事は当然ストレスであり
反面,のんびり過ごす事にも違う意味でのストレスがあるんですね!


返事です。
のっぽ187
アグリさん

>半年回腸ストマーしておりました時は食後1時間ほどで水便がドサドサと排出される感じでした。

食後1時間程で、だったのですね。

>お坊さんや宮司さんのような神職って、人間社会に必要な方々かなと感じた事があります

そういう仕事をしている人が存在している。

すなわち、そういう人は、人間社会に必要とされている、という事なのでしょうね。

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