癌との共存を目指しています。
SLEEPさんのコメントに対する返事の一部をまた記事にしました。重要な事なので。

院長の独り言を読んでいると、かなり海は汚染されている様です。最近の講演会(小野先生がされている講演会)も視聴したのですが、かなり汚染されている様です。僕が、当初、考えていたより、汚染は、かなりひどい様です。

今のところ、大きく問題があると考えられるのは、セシウムとストロンチウムなのですが、

セシウムは、カリウム(K)と似た振る舞いをするので、

セシウム→心臓(心筋)に溜まる。→ポンプとしての役割を果たさなくなる。(心不全)

セシウム→心臓に溜まる。→伝導系(上室から心室への伝導)がダメージを受ける。→突然死

ストロンチウムは、カルシウム(Ca)と似た振る舞いをするので、

ストロンチウムが骨に溜まる。→骨が折れやすくなるかも知れない。

ストロンチウムが骨に溜まる。→ストロンチウムから出る放射線で骨髄がダメージを受ける。→白血病

と、僕自身は、大雑把に考えています。

現在、セシウムについては、ある程度、データは出ているのですが、ストロンチウムは、殆どデータが出ていません。

もちろん、セシウムを避ける事で、ストロンチウムも避けられるはずだ、と考えて、行動すれば良いのでしょう。

高知県産や九州産の天然魚から、セシウムが検出されたというのは、見た事がないのですが、これらの魚の骨は、大丈夫か、ストロンチウムを多く含んでいるという事はないのか、と考えると、可能性はゼロではない、と思います。

こちらの下の方に、物理的半減期、生物学的半減期、有効半減期とあります。

僕も、まだ勉強中なので、間違っていたら、申し訳ないのですが、僕が理解する限りでは、

セシウム137の生物学的半減期は、70日、物理的半減期は、30年、有効半減期は、70日です。

この場合、今日、摂り込んだセシウム137は、70日の間で、半分は、体の外に排泄されてしまいます(生物学的半減期)。残りの半分が、体の中に残ります。一方、30年かけて半分位になるペースで壊変している(バリウム137の準安定同位体になる)訳ですが(物理的半減期)、これは、とてもゆっくりなので、実際のところは、70日で、体の中に半分、残る、で良いか、と思います(有効半減期)。

ストロンチウム90の生物学的半減期は49年、物理的半減期は29年、有効半減期は18年です。

体内に摂り込まれたストロンチウム90が、もし永遠に、ストロンチウム90だったとしたら(壊変しなかったら)、49年かけて、半分、体の外に排泄されるんだ、と思います(生物学的半減期)。

体内に摂り込まれたストロンチウム90が、永遠に、自分の体の中に残る、すなわち、体外に排泄されないとすれば、29年かけて、半分は、イットリウム90になるんだ、と思います(物理的半減期)。

で、実際のところ、10個、ストロンチウム90を摂り込んだら、18年後には、5個、ストロンチウム90が体の中に残り、2個は、体外に排泄され、3個は、体内で、イットリウム90になるんだ、と思います(有効半減期)。

なお、ストロンチウム90の有効半減期の説明(10が5と3と2になる)は、大雑把に言えば、そんな感じ、というだけで、全然、厳密な数字ではないです。

ポイントは、セシウムは、一回、たくさん含まれる物を摂ってしまっても、70日で半分は、洗い流されるけれども、ストロンチウムは、10年、20年の単位で体に残ってしまう、という事ではないか、と思います。(その事に、最近、気が付いた。)

以上を踏まえて、3つのプランが成り立つか、と思います。

①海から獲れる物自体を避ける。

②比較的、安全と考えられている海域で獲れた魚は食べる。しかし、骨は避ける。

③比較的、安全と考えられている海域で獲れた魚は、身も骨も食べる。

僕は、今年の4月前半までは、③だったのですが、現在は、②にしています。(思わず、食べてしまう事もありますが。)

なお、小野先生は、天草で取れた海草は食べる、と講演会で言っていましたが、ほぼ、①である様です。

僕が、①ではなくて、②にしているのは、ω3脂肪酸を、エゴマ油だけから摂る(α-リノレン酸のみ摂る)、というので大丈夫かな、と思っているからです。

ここは、EPA,DHAを直接、摂るメリットと魚の身に含まれているかも知れない放射性物質(セシウム137とか)を避けるメリットのどちらが勝るか、という問題になるか、と思います。

僕は、骨猟仮説は合っている、と思うのですが、現状、それを魚で実践するのは、どうかな、と考えています。

今のところ、僕は、鳥の手羽先の骨を食べたり、チーズを食べたりして、カルシウムを摂っています。

最後に、武田先生のブログを載せます。

この文章から考えると、②か③で良い、となるか、と思います。

2013年4月21日、追記。

キノシタさんから、ご指摘があり、2011年5月と6月に極微量ですが、土佐沖のカツオから検出されています、との事です。こちらをご参照下さい。

FC2blog テーマ:健康で過ごすために - ジャンル:ヘルス・ダイエット

【2013/04/21 11:13】 | 食べ物、料理
トラックバック(0) |

土佐沖のカツオから検出
キノシタ
>高知県産や九州産の天然魚から、セシウムが検出されたというのは、見た事がないのですが、これらの魚の骨は、大丈夫か、ストロンチウムを多く含んでいるという事はないのか、と考えると、可能性はゼロではない、と思います。

2011.5月と6月に極微量ですが、土佐沖のカツオから検出されています。気にするほどではないですが。
http://savechild.net/archives/13795.html

放射能のリスクとそれを避けることに寄るリスクをどのように天秤にかけるかと言うことになります。特にがん患者にとっては内を食べるかは3.11以後は悩ましいですね。私はごくたまに食べるのであれば50Bq/kg以下なら、ま、仕方ないか、と考えています。ただし、東日本産のキノコ、山菜類は避けます。

ご指摘、有難うございます。
のっぽ187
キノシタさん

2011年5月と6月ですが。抜けていました。

ご指摘、有難うございます。

ω3脂肪酸の摂取を、僕は、結構、重視しているのですが、ストロンチウム90の性質と、それによって惹き起こされる疾患(白血病)を考えると、「骨は、止めた方がいいかな。」と思うようになりました。

今ある癌のコントロールと、新たに、がんにならないようにするという事なのですが、それが相反する場合、どちらを優先したものか、と、ほんと、迷ってしまいます。


SLEEP
食べ物の放射線からくる発ガンへの影響ですが、はるかに大規模で広範囲が汚染されたチェルノブイリ事故を見る限りほぼなしでしょう。100ミリシーベルト以下では優位な増加がないというのを日本人はもっと尊重してよいと思います。
また放射線には閾値があるのかないのか議論はありますが、生命が生まれてからこのかたず~っと天体から来る放射線の影響を受け続けてるわけですからなんらかの防御システムは持っていると考えるほうが進化論としては自然です。



のっぽ187
SLEEPさん

コメント、有難うございます。

放射性物質から出る放射線に対して、閾値はない、と僕は考えているのですが、はっきり言って、僕は、勉強不足なので、ただ、そう考えている、というだけです。


緑緑*ryuryu
ご無沙汰しております。
ブログにコメントありがとうございました。
仕事についてはもうどうにかしないとダメだなぁと思っています。

少し前の記事に「得た物。時間。」とありますが、今私が1番欲しいのがそれかな。
「考える時間」がほしいです。

記事内容と違うコメントですみません。

考える時間
のっぽ187
緑緑*ryuryuさん

お返事、有難うございます。

まとまった時間が出来ると、少し冷静になれます。

僕も、かつては、よく考える時間がない、生活をしていました。ふと、「これでいいのかな。」と感じる事があっても、それ以上、考えない生活をしていました。

一生のうちに、一度は、そういう生活があった方がいいのかな、と思うのですが、10年、続けたら十分かな、と僕は思っています。(僕は、9年で、癌が見つかりましたが。)

もし可能なら、自分のこれまでについて考える時間や、今後について考える時間を持つ事を勧めます。

>記事内容と違うコメントですみません。

そんな事、全然、気にしないで下さい。今、遣り取りしている内容の方が、よっぽど、本質的で、大事な事だと思います。

コメントを閉じる▲
SLEEPさんからのコメントに対する返事の一部を記事にします。

ケトン食についての記事からの抜粋です。

●ケトン食による神経保護作用

KD治療の二つの顕著な特徴は肝臓におけるケトン体産生の上昇と血糖値の減少である。(中略)

第二のKDの主要な生化学的な特徴は解糖系の流量の減少である。解糖の減少は痙攣を抑制する(Greene at al., 2001)だけでなく霊長類を含む多数の種において生存期間を延長させる(Kemnitz, 2011; Redman and Ravussin, 2011)ことが示されてきている。(抜粋終わり)

KD(ケトン食)を摂ると、ケトン体の産生が増える事、TCAサイクル(解糖系)を回さなくて済む、というメリットが期待できるという事ですね。

糖質制限をすると、血糖値が上がらないので、解糖をしなくて済む様になります。その結果、後者のメリットは享受できるのではないか、と思っています。

あと、一定のエネルギーを得ようと思えば、脂質を摂らざるを得ないと思うので、ケトン食(摂取するエネルギーの75~80%を脂質から摂る)程ではないですが、ある程度、ケトン体は産生されるのではないか、と思います。

その結果、ケトン食程ではないですが、ケトン体そのものが持つ、いい作用も期待できるのではないか、と思っています。

再び、上記サイトからの抜粋です。

●てんかんとケトン食

医学的に難治性てんかん患者(特に小児)のてんかん発作を改善する効果を持つことにはもはや疑いの余地はない(Vining, 1999; Neal et al., 2008; Freeman et al., 2009)。KDは今世界中のほぼ主要なてんかんセンターにおける装備の不可欠な部分となってきている。(抜粋終わり)

子供のてんかんは、カルバマゼピン(テグレトール)が第一選択薬だ、と僕は考えています。大人のてんかんは、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウムがスタンダードだ、と僕は考えています。

一方、躁うつ病(双極性障害)の方は、炭酸リチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウムをお出しします。なお、この3つは、気分安定薬と言われています。

抗てんかん作用を持つものは、気分を安定させる作用もあるようだ。そう考えると、てんかん発作を抑えるケトン食は、気分も安定させるかも知れない。そして、糖質制限食も、ケトン食と同様に、もしくは、ケトン食程ではないが、ある程度は、気分を安定させるかも知れない、と考える事ができるか、と思います。

文献からの考察は以上です。

なお、個人的には、以下のように考えていました。

糖質をたくさん摂る。血糖値が上がる。インスリンがたくさん出る。インスリンがたくさん出過ぎて、血糖が下がり過ぎてしまう(低血糖)。その結果、いらいらしていた。

糖質制限食を摂ると、血糖が上がらないので、インスリンも、あまり出ない。その結果、血糖が下がり過ぎるという事がなくなり、いらいらしなくなる。

ただ、自分では自覚できないのですが、ケトン食がてんかんの発作を抑えるように、糖質制限食が気分を安定化させているという可能性は十分あるか、と思います。(血糖値が下がる事で、交感神経が興奮し、いらいらする、といった機序ではなくて。)

FC2blog テーマ:食生活 - ジャンル:ライフ

【2013/04/20 13:45】 | 食べ物、料理
トラックバック(0) |


SLEEP
のっぽさま

早速のご教示ありがとうございます。なるほどケトン食には低血糖改善以外にもそのような効果があるかもしれないのですね。
最近、文章を読みながらでも人と会話ができる並列処理能力とでもいいましょうかそういう能力が復活してきたなと。30手前までは普通にできていたわけですが。


のっぽ187
SLEEPさん

どう致しまして。

実は、並列処理能力が、僕には、全くないのですが(多分、仕事をして行く上で、致命的な欠陥だと思います)、女性には、そういった能力を持つ方が、時々、いらっしゃる様ですね。

僕は、糖質制限食が軌道に乗ってから、思考がクリアになった気がします。ぱっぱと判断できる様になったかな、と思います。

コメントを閉じる▲
2008年2月(癌と言われる直前)と今を比べて。

減った物。収入。

手放した物。車、携帯電話。

手術で切り取った物。大腸(全摘)、肝臓の一部、右肺の一部。

得た物。時間。

FC2blog テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【2013/04/14 15:02】 | 時々読み返す記事
トラックバック(0) |

断捨離
カノン
のっぽ先生、昨日の地震は驚かれたことと思います。ご無事で何よりでした。

今回の記事を拝見いたしまして、やましたひでこさんが提唱している「断捨離」を思い出しました。

断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

合理的に考えると要らない物でも、愛着のある物を、実際に手放すというのは、とても難しいことです。

手放し難い物(自分の執着で手放せない物)を手放すと、自分にとって一番大切なものが見えてくる、と言いますが、のっぽ先生の場合は、いかがでしたでしょうか。

人に認められたいという感情
のっぽ187
カノンさん

昨日の地震は、はっと目が覚めて、PCの前に座り、震源地の確認、大飯原発が大丈夫かどうかの確認をしました。

僕自身は、何ともなかったです。

人に認められたいという感情を手放す事により(未だ完全に手放せていませんが)、時間的な自由が得られた気がします。


ちろまま
また、遊びにきました。得た物、時間かぁ。なるほど。うまく言えないけど心に残りました。なんでだろ‥、すごく心に残った。参考になりました。ありがとう。


のっぽ187
ちろままさん

そう言って頂けると、僕も、すごく嬉しいです。

この5年間で、それに気付けたのは、自分でも、大きい、と思っています。

管理人のみ閲覧できます
-


コメントを閉じる▲
とある方からメールを頂き、それに対する返事を一部改変して載せます。

僕は、がん患者なので、「がんに効く生活」(ダヴィド・S・シュレベール著)をベースに食生活を組み立てています。

ただ、糖質を多く摂り過ぎていた事が、若くして、直腸癌になった事と、大きく関係している、と考えているので、この部分にフォーカスを当てて、アプローチすれば、結構、いい線、行けるのではないか、と思っていました。

なので、江部先生の本を読んで、理論上、問題なし、と判断したのであれば、ここは、積極的に行こう、と思いました。

2008年の時点では、stage Ⅳの直腸癌は、5年生存率が、16%とか、でしたので、普通にやっていると、厳しい、と思っていました。

なので、現代社会では、一般的でなくても、いい、と思うものは、どんどん、取り入れよう、と思うし、糖尿病学会が、糖質制限食を長期に続けることは糖尿病患者には薦めない、という声明を見たのですが、それは、どうかなあ、と思いました。

血行性に転移している患者にとっては、1年1年が大切なのであって、20年後、30年後は、「その時、考える。」という事になるでしょう。

僕が、糖質制限を行うに当たって、「長期に…。」という声明は、自分の意思決定を変えるものには、なりませんでした。

FC2blog テーマ:健康で過ごすために - ジャンル:ヘルス・ダイエット

【2013/04/07 09:05】 | 食べ物、料理
トラックバック(0) |

管理人のみ閲覧できます
-



のっぽ187
匿名の方へ

僕も、人間の身体は、多くの穀物を摂るようには出来ていない、と思います。

僕も、今の食事を摂るようになってから、空腹に耐えられるようになりました。(お腹が空いた、と感じはしますが。)

かつて、人間は、狩猟や採取をしていた、と思いますので、これが、本来、あるべき姿ではないかな、と愚考しています。

獲物(や骨)に、毎日毎日、ありつけるという事はなかったのではないか、と思っています。


SLEEP
のっぽさま、はじめまして

人間は骨を集めて砕いて食べてた説は面白いですね。これを知ってから魚や手羽先の骨も食べれる範囲で食べてます。

自分は癌患者ではありませんが、のっぽさまとほぼ同い年の姉が乳房に葉状腫瘍ができてパニックになったことがあります。幸いそう悪いやつでもなかったらしく二度目の手術で完全に取りきれたようです。

現在、のっぽさまは精神科にお勤めとのことですが、糖質制限は明らかに精神に良い影響を与えますよね。この辺の研究などなにかあればご教示いただければ幸いです。


のっぽ187
SLEEPさん

こちらこそ、初めまして。

僕は、ご先祖様は、骨を集めて食べていたのではないか、と思っています。

何より、魚の骨や手羽先の骨は、意外と食べやすいですよね。

お姉さまの件、完全に取り切れた様、との事、良かったですね。

糖質制限が軌道に乗ってから、僕も、精神的に、より安定する様になりました。

2011年以降、精神科領域から、文献を調べていないので(他の事に関心が移った)、十分な返事が出来ないのですが、糖質制限と精神の関係についての論文は見た事がないです。

それこそ、江部先生のブログやコメントに書いてある事が、一番、信憑性が高いのではないか、と思います。

2つほど、追加して書きたい事があります。

1つは、記事で、もう1つは、コメントとして書きたい、と思います。

追記
のっぽ187
SLEEPさん

「1つは、記事で、もう1つは、コメントとして書きたい、と思います。」と書きましたが、もう1つも、記事にしたい、と思います。

コメントを閉じる▲