癌との共存を目指しています。
膵臓がん患者と糖質制限食という記事を読んで、江部康二先生という方の存在を知った。(膵臓がんサバイバーへの挑戦は、本当にためになる。キノシタさん、有難うございます。)

僕は、糖尿病ではないので、知りたいのは、既に癌になっている人にとって、糖質制限食は意味があるのか、だ。

インスリンとガンに答えが書いてある。大事な所は、こちら。(抜粋始め)

一方、既に癌になっている場合、ガン細胞がGlut1*を獲得していることが多く、脳細胞や赤血球並みに血液中のブドウ糖を取り込むことができるので、糖質制限食を実践しても根絶は困難といえます。

まあ、野放しに糖質を摂取して、癌にどんどん栄養を送るよりは、兵糧攻めの意味はあると思いますが・・・(中略)

*糖輸送体(Glut)
細胞のブドウ糖取り込み装置。
脳、赤血球などはGlut1で常に細胞の表面にあり、いつでも血液中からブドウ糖を取り込める。
筋肉や脂肪はGlut4で、通常は細胞内に沈んでいるので、あまりブドウ糖を取り込めない。インスリンが追加分泌された時などに細胞表面に移動して血液中からブドウ糖を取り込む。(抜粋終わり)

糖質制限食と癌①から僕がポイントと思った所を抜粋。(抜粋始め)

従いまして、ガン細胞も脳や赤血球並みにブドウ糖を取り込むことができるので、糖質制限食を実践しても、ガンを撲滅することはなかなかできないと思います。

しかし普通に糖質を摂取して血糖値を上昇させるよりは、糖質制限食なら食後血糖値の上昇は少ないので、進行が少しは遅くなるかなというくらいの期待はあります。(抜粋終わり)

僕は、身長が高い(187cm)。この事から、僕は、成長ホルモンやインスリンの分泌が良いのではないか、と考えている。もちろん、背が高くなった原因としては、よく食べる(特に御飯をよく食べる)事もあるだろう。なお、母親が若い頃、167cmあったと聞いたが、母親も成長ホルモンやインスリンの分泌が良いのではないか、と僕は考えている。

僕の場合、発癌や癌が大きくなるのに、インスリンが沢山、分泌されていた事が大きな役割を果たしていたのではないか、と考えている。ただ、糖質制限食を摂っても、癌を完全に無くする事は出来ないとの事なので、僕の場合、糖分の制限は、程ほどでいいのだろう。

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【2011/11/30 07:08】 | 自分の体
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お褒めいただき光栄です
キノシタ
のっぽ先生。Glut1と癌細胞についても書こうとしていたところですが、先を越されましたね。
もっと詳しくは作家の宮本輝氏との対談本『我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある』に書かれています。結局は癌細胞が利口だから、はっきりとしたことは分からないが、予防できる可能性はあるかもしれない、という程度です。できてしまった癌がなくなることはあり得ませんが、大きくすることを予防できる可能性も少しはあるように書かれています。エビデンスはありませんが。
膵臓がん以外の癌なら、インスリンのことは余り気にせずに、バランスよく食べるのが一番かと思います。

本当に、ためになる記事でした。
のっぽ187
キノシタさん

癌になるのを予防する事と、身体の中にある小さな癌を大きくしない事には、ある程度、共通点があるのではないか、と考えていました。

運動が、癌になるのをある程度、予防するのではないか、そして、運動している人は、予後がいい(癌になってからの経過が良い)と言われていますが(http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20111122)、全く同じという訳ではないのだな、と今回、改めて感じました。

>膵臓がん以外の癌なら、インスリンのことは余り気にせずに、バランスよく食べるのが一番かと思います。

そうですね。今まで通りの食事で行こう、と改めて思いました。

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「今日が人生最後の一日だったら、何をしますか。」

この問いを読んで、ふと考えた。

自分が、これまで生きて来た中で、「この日は、楽しかったな。」「いついつに、どこどこで見た夕日は綺麗だったな。」と良かった事を一つひとつ思い返すだろう。

この手の事を考えていると、最近、ある考えが頭をよぎる。「この世で、僕がしないといけない事なんて、ないのではないか。」

自分の役割なんて物は、なくて。そう、僕がいなくても、今、勤めている病院は、きっと回るだろうし、僕がいなくても、患者さんは、それなりにやって行く。

自分に残された時間は、そうない、と考えると、少なくとも僕は、仕事の事は、どこか遠くに飛んで行って、プライベートな事ばかり考える。

現在、「急に死ぬ事はないだろう。」という前提の下、仕事を続けているが、そういった可能性が出て来たら、とっとと仕事は辞めるだろう。

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【2011/11/23 17:58】 | 思ったこと
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はげまし
mimi
のっぽ先生
お久しぶりです。昨年、6月ごろ肝臓転移にうろたえていたころ、つい先生に思いを聞いていただきました。そして、おだやかな言葉をいただき、大いに励まされたことを思い出します。
なんと、それ以来、病状が落ち着いていて、普通の生活が送れているのです。食事のこと、運動のこと、いろいろと勉強させていただきましたが、まじめにできる方ではないのです。でも、不思議としか言いようのない、おだやかな日々が過ぎています。ひとりで病気を抱え込まないことが良いのでしょうか。
先生が、元気にされていること、多くのお考えと情報を整理されてブログに書かれていること、おそらく、コメントをしなくても、先生のブログを訪れて励ましをいただいている方々が多いと思います。
うっかりクリックしたところ、タイトルに埋め込まれたYou-tubeを知りました。そのいたずら心にうふっと、発見した私もうふっと、そして、こんな楽しいことがあるのかと、You-tubeでクラシックを聴くようになりました。



有難うございます。
のっぽ187
mimi さん

お久しぶりです。

病状が落ち着いて、普通の生活が送れているとの事、何よりです。

>ひとりで病気を抱え込まないことが良いのでしょうか。

僕も、自分の経過が良いのは、どうしてか、と考える事があるのですが、結局のところ、分からないです。

癌についての知識は、医者としては少ない方でしょうし、患者としても、よく調べているという程でもないと思うので、情報という点では何も書く事がない、というのが正直なところです。

なので、読んでくれた人の役に立てているのかな、と時々思います。

それでも、そう言って頂けると、心の底から、「ああ、良かった。」と思えます。

昨年の年末は、結構、時間があったので、そんな事(タイトルをクリックすると、youtube のサイトへ行くようにしました)をしていました。

インターネットの普及は、産業革命に匹敵する出来事だと読んだ事があるのですが、youtube で、色んな曲をただで聞けるというのは、よくよく考えてみると、すごい事だと思います。

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詳細は知らないのだが、医療を受ける側としては、TPP(Trans-Pacific Partnership、環太平洋戦略的経済連携協定。公式の訳は、環太平洋だが、trans-の意味から考えると、太平洋を横切って、だろう。)に反対する。

理由は、日本がTPPに参加すると、日本の国民健康保険は潰れるか、国民健康保険の対象が極めて限られたものになってしまう恐れがあるからだ。

僕は、2008年3月分の医療費が50万円、4月分も50万円、掛かった(窓口で支払った)のだが、これは、本当に掛かった医療費の3割なので、国民健康保険がなければ、3月分を150万円、4月分を150万円、窓口で払わなければならなかった事になる。

その後、高額療養費の自己負担額の上限が、15万円だったため、後で35万円×2が返って来ている。(3ヶ月程して返って来た。)

TPPの趣旨は、アメリカで行われている事(スタンダードとされている事)を参加国(日本)にも適用する事だろうから、高額療養費の自己負担額の上限以上は支払わなくても良い、といった制度は、なくなる可能性がある。

他の項目は、よく分からないのだが、医療に関する限りにおいては、TPP参加は、まずい、と思う。

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【2011/11/07 12:43】 | 政治経済地理
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しろ
のっぽ187先生

農業対、産業かと思いきや、
医療にも、
どこの国と仲良くすれば、助け合うのが???
クエッションの多い地球?

富〇通の、自分ひいきのスパコンが一番に


のっぽ187
しろさん

農薬がたくさん掛かった農作物や遺伝子組み換え大豆が、アメリカから輸入される可能性があり、それも問題だと思うのですが(今回の原発爆発の後、この食物に、どれだけ放射性物質が入っているか、といった事に対して、きちんとした表示がなされていない現状を考えると、輸入される農作物や大豆は大丈夫か、と思います)、医療の問題(国民健康保険制度が維持されるか)は、とても重要です。

アメリカは、経済的に厳しい状況にある様なので、なりふり構わず、といったところがある、と思います。

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コメント、有難うございます。
のっぽ187
2011/11/07、23:31にコメントをしてくれた方へ

僕も、アメリカの医療の現状を考えると、医療にアメリカのスタンダードが適用される事は、まずい、と考えています。

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藪の中
カノン
芥川龍之介の小説に、「藪の中」という作品があります。ある事件について、語る人によってその真相が違う、という内容です。

TPPは、個人個人の立場によって、メリット・デメリットの捉え方が、大きく異なります。
ただ、賛成・反対の前に、とても気になるのは、「TPPに日本が参加すべきだと思いますか?」という問いに対して、「わからない」と回答する人が多いことです。
11月7日付けの毎日新聞には、回答した981人のうち、39%の人が「わからない」と答えた調査結果が出ていました。参加すべきだ(34%)、参加すべきではない(25%)よりも、大きな割合を占めています。

こんな状況のもと、首相の政治判断で参加を決めることがあれば、それは怖いことです。
しかもその背景として、自らの大統領選のマイナス要因となる、普天間問題にいらだつオバマ大統領の圧力に屈して、12日から始まるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会合で、参加を表明することが優先事項ということであれば、私たち国民はなんなんだろう、と思います。

のっぽ先生が患者さんの立場として、TPPに反対なさることは、よくわかりました。
不勉強で申し訳ないのですが、新しい抗がん剤や治療を受ける場合、外圧であっても混合診療が解禁になったほうが、患者さんにとっては選択肢が広がる、ということはないのでしょうか。保険外併用療養費制度というのがあれば、対処できるものなのでしょうか。
ごちゃごちゃになっていたら、申し訳ありません。

すごい大雑把な見方ですが
のっぽ187
カノンさん

多分、この問題で一番まずいのは、国民にきちんと説明をしないまま、参加を表明する事だと思います。

>新しい抗がん剤や治療を受ける場合、外圧であっても混合診療が解禁になったほうが、患者さんにとっては選択肢が広がる、ということはないのでしょうか。保険外併用療養費制度というのがあれば、対処できるものなのでしょうか。

もちろん、部分部分では、僕らにとっていいところはあるのではないか、と思っています。

Wikipediaに「国の平均寿命順リスト」というのがあるのですが、日本は現在、世界で一番平均寿命が長い国です。一方、アメリカは、28位と低いです。年齢にして、3.5歳の開きがあります。(10年程前の統計では、もっと年齢に開きがあったと思うのですが、手元に資料がないので、これ以上は、触れないです。)

超大雑把なコメントで恐縮なのですが、平均寿命に開きがあるイコール医療の水準に差があると僕は考えています。医療に差があるのではなくて、食べている物に差があるのかも知れませんが。

こんな記事を書いておいて、こんな事を言うのは良くないのですが、僕は、TPPの詳細が分からないので、本当のところ、「こっちが絶対、勝っている。」とは言えないです。

ただ、僕が知っているアメリカの医療やTPPの目的(アメリカは、こうしたい、と考えているのではないか、という事)から考えると、TPPに参加をすると、医療制度の不備が原因で、平均寿命が何年か短くなってしまうのではないか、と気に掛けています。

ご無沙汰しております
のらくろ0521
うーん…

こうした問題もあったのですね
まるで気づきませんでした。
確かにまずい。


こちらこそ、ご無沙汰しています。
のっぽ187
のらくろ0521さん

僕は、テレビを見ないし、新聞も読まないので、マス・メディアが、どういった報道をしているのか、よく知らないのですが、聞くところによると、農業の事を主に伝えているようですね。


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