癌との共存を目指しています。
19日の木曜日にCTを撮ってもらい、今日の診察に臨んだ。

CT上、右肺S7に4mm大の影がある。前回(9月)のCTでは、2mm大だったとのことなので、影は大きくなっており、転移が疑われるとのこと。しかし、この大きさではPETに写らないので、腫瘍かどうか確認することが出来ない。そのため、引き続き経過を見ることになった。

次回のCTは来年の1月21日、診察は1月29日の予定。

「前回のCTでは、5~6mm大と言っていたと思うんだけど。」と思ったが、CTの切り方(腫瘍のどの部分を輪切りにして撮影しているか)の問題であるだろうから、深くは追究せず。ただ、前回のCTに写る影と比べると、今回のCTに写っている影の方が一回り大きいことから、転移がより考えやすいと思う。

とは言え、年末年始は無治療で過ごすことが出来る。正直、ほっとした。

FC2blog テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/11/24 19:41】 | 診察
トラックバック(0) |

No title
ぱぐお
こんばんは。おじゃまします。

・・・転移が疑われながらもひとまず経過観察でいらっしゃるとのこと、
安心いたしました。よかったです。
あとは疑いが疑いだけであってほしいなと思います。

ひとつ前のエントリーですが。
正しい池・・・自分に合った池を選ぶということはなかなか難しい。
と、今更ながら思います。


すっかり寒くなりましたですね。
この辺りは紅葉もはや終わりかけです。
お仕事もお忙しくいらっしゃるご様子、
どうぞご自愛くださいませ。

No title
しろ
のっぽ187先生

お仕事、御多忙の様子お疲れ様です。
20日のニュースで消化器がんが少量の血液で9割検出 
金沢大グループ開発とでてましたが、早く実用化してくれ思いました。
影の大きさガ気持ち悪いです、杞憂でありますように!
毎日忙しい勤務医先生の方々、年末年始くらいゆっくりされて欲しいです。

自分に合った池を選ぶ。
のっぽ187
ぱぐおさん

これ以上のことについては、現時点では分からないので、今を楽しく生きたいな、と考えています。

>正しい池・・・自分に合った池を選ぶということはなかなか難しい。
と、今更ながら思います。

これは難しいですよね。
僕は、「医者同士の横の繋がりは大切は大切だけど、少し距離を置くのがいいだろうな。」と、この本を読んで考えました。
横の繋がりから得られるものは、そこそこありますが、無意識のうちに比較をしてしまうので、グループの中に属するのは良くないだろうと思うようになりました。

我が家の近くは、今、紅葉がとてもきれいです。

仕事が出来て有難いです。
のっぽ187
しろさん

仕事は、程ほどに忙しいです。しかし、他の先生の中には、だいぶ忙しくされている方もいるので、僕は恵まれている(保護されている)と思います。

>20日のニュースで消化器がんが少量の血液で9割検出  金沢大グループ開発とでてましたが、早く実用化してくれ思いました。

早く実用化されて欲しいですね。ただ、この手の記事のうち、全てがすべて実用化される訳ではないですよね。ただ、これは実用化されて欲しいですね。

>影の大きさガ気持ち悪いです、杞憂でありますように!

正直、気になるところですが、この2ヶ月は楽しく過ごしたいと思います。
ポイントは、今、見えている分が腫瘍であるかどうかと更に腫瘍が出現することはないか、の2点だと思います。

わからないことに臨む姿勢
カノン
のっぽ先生、24日はお疲れ様でした。
2ヶ月ごとに、CTの検査結果を聞くというのは、かなりしんどいことですね。精神的に、お疲れになられたことと思います。

前回は、5mmと私も記憶していたので、4mmだったら、小さくなったんじゃないの?と思いました。
ただ、主治医さんも、正直なところ、本当にわからないのでしょうね。鳥越俊太郎さんが、胸腔鏡手術で、肺の腫瘍を摘出しましたが、病理診断の結果、良性だったことがありました。

23日、NHKスペシャルで「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」を観ました。立花さんが、ジャーナリストとして、一患者として、最先端に位置する研究者を取材した番組ですが、私にとっては、人類ががんについて、まだ何もわかっていないことを、まざまざと見せつけられるような内容でした。体内の異物を食べてくれるとばかり思っていたマクロファージが、がん細胞を誘導するような働きを示す画像には、唖然としました。

のっぽ先生は、ドクターでいらっしゃるので、人間の身体の不思議さや、医学の限界を承知の上で、わからないということを、淡々と受けとめていらっしゃるのではないかなあ、と思います。わからないことに向き合って、なお中庸を保つことは、かなりの力技のような気がします。
でも、のっぽ先生でしたら、柔軟に今の楽しさを享受なさることでしょう。

お休みが続きましたので、明日から怒涛の診療が始まりますね。くれぐれも無理なさいませんように。

No title
あんず
癌になって、画像を診断することがこんなにも難しいものかと知りました。写ってるのを見るだけじゃんと、思っていたんですよね。でも所見はみんな違うし、間違いも多いし。
CTは64マルチスライスとか新しいものができてるけど、使いこなせる画像診断のプロが足りないとも聞きました。1mmの違いで一喜一憂する患者の気持ちもわかってよと思いますが、3次元ビジュアライゼーションをもっとクリアにわかりやすくするのは私の仕事かもと思い当たりました。
経過観察という名の執行猶予を楽しく満喫してくださいね。

分からないということを受け容れる。
のっぽ187
カノンさん

>のっぽ先生、24日はお疲れ様でした。

今回は、お昼過ぎまで診療をして、そこから診てもらっている病院に行って来たのですが、少しハードでした。

>2ヶ月ごとに、CTの検査結果を聞くというのは、かなりしんどいことですね。精神的に、お疲れになられたことと思います。

2ヶ月毎というのは、正直、間隔が短いな、と感じます。しかし、理詰めで考えると、間隔は短ければ短い程、医療としては質が高い、と言えますので、「質の高い医療を受けられているんだ。」と割り切っています。

>ただ、主治医さんも、正直なところ、本当にわからないのでしょうね。

ではないか、と、僕も思います。

>鳥越俊太郎さんが、胸腔鏡手術で、肺の腫瘍を摘出しましたが、病理診断の結果、良性だったことがありました。

知らなかったです。勉強になりました。僕は、結構、そういうこと(著名人がどういう手術を受け、結果がどうだったか)に疎いですね。

>私にとっては、人類ががんについて、まだ何もわかっていないことを、まざまざと見せつけられるような内容でした。

医学教育を受けたり、診療をしていると、「人類は、ヒトの身体について、殆ど分かっていないのだな。」と痛感します。癌も同様でしょうね。

>体内の異物を食べてくれるとばかり思っていたマクロファージが、がん細胞を誘導するような働きを示す画像には、唖然としました。

その話には、僕も驚きました。ほんと、何も分かっていないのですね。

>のっぽ先生は、ドクターでいらっしゃるので、人間の身体の不思議さや、医学の限界を承知の上で、わからないということを、淡々と受けとめていらっしゃるのではないかなあ、と思います。

自分が診療していても、分からないことだらけなので、「分からない。」と言われると、「そうだろうな。」と、ただただ思うだけです。

>わからないことに向き合って、なお中庸を保つことは、かなりの力技のような気がします。

この点は、この1年8ヶ月の間で、かなり成長しました。

金曜日の外来は、排尿排便に立った以外、4時間余り、ぶっ通しでしたが、心地良い疲労感がありました。

CT画像の3次元化
のっぽ187
あんずさん

>でも所見はみんな違うし、間違いも多いし。

実際に手術をした人としていない人の間では、読み方に差が出て来ると思います。また、外科医と放射線科医の間でも、読みに差が出ますよね。

>3次元ビジュアライゼーションをもっとクリアにわかりやすくするのは私の仕事かもと思い当たりました。

この分野の技術の革新は、本当に急がれます。あんずさん、よろしくお願い致します。

ある程度、熟練した医者の多くは、自分の頭の中で、CTで得られた画像を3次元化していると思うのですが、患者サイドとしては、なかなかそんなことは出来ないと思うので、CT画像の3次元化は患者サイドにとって得るところが多い技術革新となろうか、と思います。

いいコンディションでクリスマス、年末年始を迎えられるのは、本当に有難いです。

コメントを閉じる▲
「そこそこ忙しいかな。」という状態で2週間が経った。最近は、こんな本を読んでいる。

お金と幸福のおかしな関係お金と幸福のおかしな関係
小山千早

新評論 2009-09-10
売り上げランキング : 166445
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


著者のマティアス・ビンスヴァンガーはスイス人。スイスの経済学者。性別は男性。ドイツ語圏の著作を読む機会がこれまで殆どなかったので、その点でも新鮮だった。本代が2940円と高いので、注文する時、少し躊躇してしまったが、十分、元が取れる内容である。

印象的な文章を一部、抜粋すると、
カール・マルクスは、かつてこんなふうに述べている。「家は大きくても小さくても構わない。近所の家々が同じぐらい小さければ小さな家でも十分だ。しかし、小さな家の隣に宮殿が立ったら、その小さな家は掘っ立て小屋になってしまう」(p212より)
高給取りのドイツのマネージャーは、もっと高い給料をもらっているアメリカのマネージャーなどとは比較せず、自分の高給に喜ぶべきである。」(p218より)
というわけで幸せとは結局、セックス、友人と過ごす時間、誰かとともにする食事、リラックスできる時間など、ごくシンプルな事柄から成り立っている。(p56より)

僕は集合住宅に住んでいるので、家の大小に気を取られることはあまりないのだが、お給料の多い少ないは同業者同士で飲むと必ずその話題になるので、時々耳に入る。また、他の方のブログを訪れると、「ああ、この人は、○○癌でステージは○で・・・。」などと、ついつい自分と比較をしてしまう。人と比較をしたところで、僕のお給料が増えるわけではないし、僕の癌のステージが下がるわけでもない。そう考えると、情報の収集は重要だが、自分と似た状況の人と仲良くするのが良いのだろう。(全く無視をするというのは非現実的だと思う。)この本でも、「正しい池を選べ。」と私達を小さなカエルに例えて書いている。

3つ目の抜粋である、「というわけで幸せとは結局・・・」のくだりは、「どうなのかな。」とも思うが、著者の言い分にも頷ける。要は、「幸せと感じられることに時間を割きましょう。」ということである。なお、著者は、マイカー、マイホームといった物質的なものは人に幸福をもたらさない、としている。

こういったことを今まで学ぶ機会がなかったため、著者の言っていることが正しいのか間違えているのか、すぐには判断できないが、僕のように日本で生まれ、日本で育ち、日本でしか仕事をした経験のない人には学ぶところの多い本だと思う。

なお、僕は、著者の言っていることは結構、合っているのではないか、と思っている。

FC2blog テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2009/11/15 18:48】 | 読書
トラックバック(0) |

おきどころ
しろ
     のっぽ187先生

お仕事、お疲れ様です。
自分の固定観念として、お医者さん=お金持ちとなってるので、
少し躊躇されるの意外だと感じました。笑
家の大小は独り身だと小さくて結構ですね、
ほんと起きて半畳、寝て一畳だと思いますよ、
今時、祭事は別のところでするし
お金は沢山あっても困らないです。
万事、視点の置き所で変ってきますので
適度、ええ塩梅で見たいのですが、これが難しいですね。


ご無沙汰してます。
面白そうな本ですね。
本屋で見かけたら手に取ってみていると思います。
が、きっと買いません(笑
2000円以上の本は図書館ですね。

そもそも週末に図書館に行って本を借りているという
自分が好きなのも一因です。

私は、お金と幸せについての考え方はエンデのモモを中心に考えています。
最近は、幸せは理想との比較だなぁと思っています。
どんな自分が好きか。かっこいいか。

そういった面からみると、正しい池を選べというこの本の考え方とは、すこし違う気がしますが大枠は理解できるなーと思います。
長くなりすぎましたね・・^^;


起きて半畳、寝て一畳
のっぽ187
しろさん

僕は、もともとケチなんだと思います。医者になるまで、お金のことで、そこそこ苦労したので、その感覚が抜けません。

確かに医者は収入が多い人が多いので、しろさんの固定観念は概ね合っていると思います。

>家の大小は独り身だと小さくて結構ですね、 ほんと起きて半畳、寝て一畳だと思いますよ、

その通りですね。僕も、6畳の畳の間で殆ど過ごしています。

しろさんは、この本に書かれている「幸福」をよく理解し体現されている方だな、とブログやコメントを読んで、思っている次第です。

「幸福」の量り方
のっぽ187
朗さん

こちらこそ、ご無沙汰しています。

しばらくしたら、図書館で読めそうな本です。

「幸福」の定義は、人によって違うと思うのですが、この本は、大勢の人にアンケートを取る、という方法で「幸福」を量っています。

「100%同意。」という訳ではないですが、学ぶところの多い本でした。(まだ、読んでいるところです。)

成熟と幸福の関係
カノン
のっぽ先生、前回は大腸ポリポーシスについて、たくさん教えていただき、ありがとうございました。後になって、新しい情報が出てくることも多いですが、あの時はあれが精一杯の選択だった、あれ以上のことは無理だった、と納得することが一番大事だ、と思いました。

幸福の形って、本当に人それぞれですね。大人になって、子どもの頃の過不足のない幸福感を取り戻すことができないのならば、もっとずんずん大人になるしかないような・・・。
自分を幸福と思えるか、または、どんな幸福を手に入れられるかは、その人の人間としての成熟度にかかっているような気がします。成熟度が高いと、お金に振り回されることもないと思いますし。

そういう意味では、のっぽ先生も「どうなのかな。」と書いていらっしゃった、本の中の幸せについての幾つかの例示は、ちょっと子どもっぽいかな、とも思います。
ただ、成熟した人間というのは、他者に役立つ人だと思っているので、独身ですとそれだけで肩身が狭いです(笑)。

話は変わりまして、定年退職して、図書館通いをしている叔母がいるのですが、叔母は読みたくても高い本は、図書館に注文カードを提出して、図書館で購入してもらい、まっさらの本を読みます。その上で、手元に置いて読み返したい本のみ、自分で買うそうです。まあ、時間が自由になるからこそ、使える方法なのですが。

今日の、のっぽ先生は健康が一番の幸せ、と思っていらっしゃることと思います。腫瘤が炎症の痕だと、はっきりするよう祈っています。

人として成熟すること
のっぽ187
カノンさん

大腸を全摘するべきかどうか、という議論から、僕は、2つのことを考えました。
一つは、「どんな状況にあっても、冷静に物事を判断するべきである。」(難しいですよね。)、もう一つは、「医学教育を6年、受けていても、知識の量としては十分ではなく、患者として、いい判断が下せない可能性がある。」でした。
前者は、僕にとって、大きな教訓となりましたが、後者は、少し驚きでした。

>自分を幸福と思えるか、または、どんな幸福を手に入れられるかは、その人の人間としての成熟度にかかっているような気がします。成熟度が高いと、お金に振り回されることもないと思いますし。

素晴らしいですね。ずばり、それが結論だと思います。

本の中の幸せの例示は、詳しくは、以下の通りです。
テキサスで働く女性1000人(平均年齢38歳、平均世帯収入54700ドル)に、「○○をした時、どう感じたか。」を説明してもらいました。これを点数化し、上位にランクされたものが、「幸せとは結局」以下のくだりです。

なので、あくまで、「多くの人が幸せと感じるもの」という意味なのだろうと思います。

>ただ、成熟した人間というのは、他者に役立つ人だと思っているので、独身ですとそれだけで肩身が狭いです(笑)。

僕らの仕事のいいところは、「他の人の役に立っていると日々実感できること」です。そこが、診療業務の肝だと思っているのですが、その部分がイコール「成熟」なのですね。
僕も、「どうして独身なのですか。」とお酒の席でよく聞かれるのですが、病気(進行直腸癌)の説明をいちいちするのが面倒臭いので、その時の気分で返事をしています。

>叔母は読みたくても高い本は、図書館に注文カードを提出して、図書館で購入してもらい、まっさらの本を読みます。その上で、手元に置いて読み返したい本のみ、自分で買うそうです。

完璧ですね。
ただ、僕の場合、読書にだけ時間を割くことが出来るわけではないので、現行では、amazonの書評を読んで買うのが合理的かな、と思っています。

24日の午後にCTの結果を聞きに行きます。今日、外来で診た方は全員、11月25日以降にまた診る予定です。「これって、どうなのだろう。」と、ちらっと思ったりもしましたが、きっと何とかなるでしょう。

コメントを閉じる▲
昨晩は、大学の同級生(男性一人、女性一人)と夕食を一緒に摂った。男性の方は、内科をしているので、いろいろと教えてもらった。いろいろ学ぶところが多かったが、一番、驚いたのが、僕は、もしかすると家族性大腸腺腫症ではないかも知れない、とのこと。まず、母親が60代後半、父親が70歳代前半で健在であるということが矛盾していないか、ということである。家族性大腸腺腫症は常染色体優性遺伝といって、原因となる遺伝子は父親か母親が持っており、それを僕が引き継ぐことで発病する。それはどういうことかと言うと、「家族性大腸腺腫症なら、父親か母親が今の年齢に到達するまでに大腸癌になっているでしょ。」ということである。この点については、前から、「おかしいなあ。」「説明がつかないよな。」と思っていたのだが、やはり、そういうことらしい。
ちなみに、ポリポーシス(ポリープが100個以上あるものをポリポーシスと言う)が何なのか、を知るためには、術前に受けた大腸ファイバーで取ったポリープの組織(groupⅠ~Ⅴまである)が分かれば良い、とのこと。あと、血液を採って、遺伝子を調べると、家族性大腸腺腫症かどうか明らかになるらしい。(血液を採る方法は、あれこれと手間が掛かる。)

もっと驚いたのが、ポリポーシスと癌は別物ではないか、ということである。直腸癌は、初め、開業医で、「直腸に潰瘍(えぐれ、穴ぼこ)がある。そこから組織(粘膜の一部)を取って調べましょう。」ということで見つかった。大腸ファイバーで見た直腸の潰瘍は、周りに堤防様の盛り上がりはなく、人工の落とし穴のようであった。その旨、彼に伝えたら、「ポリープが癌化した場合は、(通常は)そうはならない。」と言う。もしかしたら、大腸のポリポーシスとは別に直腸に癌が出来たのではないか、ということである。

そうなると、大腸全摘術は、どうだったのか、という議論になるが、「大腸は、それ程、仕事をしていない(水分の吸収がその役割と言われているが、口から摂った水分の90%以上が小腸から吸収される。大腸から吸収されるのは10%以下。)から、いいのではないか。」ということであった。

大学時代仲良くしていた奴だったし(僕は11年間、全然、変わっていないらしい)、彼はアルコールが入っていたこともあって、いろいろと話をしてくれた。とにかく、学ぶところが多かった昨日の夕食であった。

【追記】あくまで、僕が自分の病状を伝えて、相談したことであり、また、相談を受けた彼は、アルコールが入っている状態で答えてくれているので、オフィシャル(公式)のものではないです。診察室でのやり取りや本に書かれていることは、公式のものですが、この記事は、そうではありません。そのことを踏まえ、お読み下さい。

FC2blog テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/11/01 12:42】 | 大腸ポリポーシス
トラックバック(0) |

大腸ポリポーシス
カノン
大学の同級生って、いいものですね。楽しく有意義な時間を過ごされて、何よりです。
私も、今月は大学の同級生女3人でランチ会です。クラスで女子学生が3人だったので、卒業後も、結構絆が固いです。

ちなみに、開業医さんの大学の同窓会費は、情報交換の場と考えられているので、必要経費に認められます。会社の社長さんの場合は、個人で支出するべきものとして、会社で支払うと、社長の給与所得に加算されます。勤務医さんの場合、支出した分は、給与所得控除額に含まれているとみなされます。
なので、のっぽ先生が、開業医さんになられたあかつきには、通常の飲み会であっても、医学生時代の友達との旧交を、バンバンあたためてください(笑)。

さて、すごく初歩的な質問をさせていただいても、よろしいでしょうか。
家族性大腸線種症ではない可能性が高いということは、妹さんやいとこの方々の心配が軽減される、ということなのでしょうか。
のっぽ先生ご自身としては、手術を受けられた病院の、「これらは早晩、癌化する可能性が高い」という診断のもとに、大腸全摘を決断されたと思うのですが、全摘の必要がなかったかもしれないということですと、お気持ちが揺れたりなさらないものなのでしょうか。

初めまして
水無月しのぶ
初めまして~水無月しのぶと申します。

現在相互リンク募集中なので、もしよかったらしていただけないでしょうか?

各種最新情報をあつかうサイトとなっています。

http://minazukishinobu.blog101.fc2.com/

どうかよろしくお願いします。

インフォームド・コンセント
のっぽ187
カノンさん

大学の同級生は、お互い遠慮がなくて、いいです。

>私も、今月は大学の同級生女3人でランチ会です。クラスで女子学生が3人だったので、卒業後も、結構絆が固いです。

3人ですか。僕の学年は、女性は2割いました。

>ちなみに、開業医さんの大学の同窓会費は、情報交換の場と考えられているので、必要経費に認められます。会社の社長さんの場合は、個人で支出するべきものとして、会社で支払うと、社長の給与所得に加算されます。勤務医さんの場合、支出した分は、給与所得控除額に含まれているとみなされます。

いつも役に立つ情報、有難うございます。税金のことは学ぶ機会がないので、本当に勉強になります。

開業をするとしたら、5年間、再発がなく、かつ、もう少し外来患者さんを短い時間で診れるようになれば、したいな、と思います。

>家族性大腸線種症ではない可能性が高いということは、妹さんやいとこの方々の心配が軽減される、ということなのでしょうか。

そうです。
大腸に100個以上、ポリープが出来たものを「大腸ポリポーシス」というのですが、大腸ポリポーシスには、遺伝性のものと非遺伝性のものがあります。http://www.mymed.jp/disease_img.php?path=y6c/Image/y6c_1.jpg家族性大腸腺腫症は常染色体優性遺伝といって、仮に父親がその遺伝子を持っていれば、50%の確率で子供に引き継がれます。http://www.mymed.jp/disease_img.php?path=w6e/Image/kazokusei.jpgもし家族性大腸腺腫症でなかったとすれば、まず遺伝性である可能性が低くなります。

それに遺伝性のポリポーシスであったとしても、腫瘍性でなければ(初めのリンク先である、大腸ポリポーシスの分類を参照)、例えば、過誤腫性であったとすれば、そのポリポーシスが癌化する確率は腫瘍性のものより低いので、妹やいとこが大腸癌になる危険性は下がります。

大腸ポリポーシスと直腸癌が別物であったとすれば、直腸癌がどれ位の遺伝性を持つのか、ということになります。単発の直腸癌がどれ位の遺伝性を持つのかは、全く不明なのですが、家族性大腸腺腫症よりは低いと思います。

以上のように考えています。

直腸癌、大腸ポリポーシス、肺転移と診断された時点で、僕は非常に動揺していました。あの時点で、いろいろと情報を集めて、冷静な判断を下す、ということは、今、考えてみても、僕にとっては不可能なことだったと思います。
大腸ファイバーとCTを外来で受けた直後の診察では、大腸全摘術を勧められました。しかし、9日後か10日後の診察で(入院した日か、その次の日に)「直腸だけ切り取りますか、全摘しますか。」と訊かれ、「直腸だけ切り取るなんて選択肢がどうして存在するんだ。(家族性大腸腺腫症であれば、残ったポリープから、ほぼ100%の確率でまた癌が発生するはずなのに。)」と思いましたが、「全摘する以外、長期生存への道はないだろう。」と考え、全摘をお願いしました。
その場で、「直腸だけ切り取るなんて選択肢がどうして存在するのか。」と僕も訊けば良かったのですが、そこまで気が回りませんでした。

手術をしてくれた病院の主治医の先生の説明は、十二分とは言えませんが、僕がいつもの冷静さを欠いていたのも、今回の勘違い(家族性大腸腺腫症でなかったとすれば)の原因の一つだと思います。

承知しました。
のっぽ187
水無月しのぶさん

初めまして。

相互リンクの件、承知しました。今後とも、よろしくお願い致します。

初めまして
33
のっぽ187さん、初めまして。

のっぽ187さんのブログを読む限りでは、私も友人の言う様にFAP(家族性大腸腺腫性)の疑いは薄いと思います。
でも、もうちょっと、FAPについて調べた方が良いのではないかなと思います。

私は2年前にFAPと診断を受けていますが、
まだ、大腸は全敵術はしていません、のちのちは全敵術をする予定です。
私の父方でお婆さんから、代々、受け継がれてきています。私の叔母様もFAPなので。
FAPは胃にもポリープができたり、いろんな所のもポリープが発症されると、書かれています。
私は今のところ胃に小さなポリープが出来ていますが、癌化しないと書かれています。



こちらこそ、初めまして。
のっぽ187
33さん

こちらこそ、初めまして。

>私も友人の言う様にFAP(家族性大腸腺腫性)の疑いは薄いと思います。

僕も家族性大腸腺腫症(FAP)の可能性は低いと今は考えています。

FAPの方の家族歴を聞くことが出来て、大変、参考になりました。有難うございます。

大腸全摘術を受けて、2年になります。排便回数が多いこと、お腹がよく張ること(座位、立位で、おならが出来ない)から、活動範囲が狭くなりがちですが、デスクワークには比較的、支障は少ないです。

コメントを閉じる▲