癌との共存を目指しています。
久しぶりに大腸がんの方のブログを巡回した。いつも行っている方以外のブログを巡回した。気付いたことを一つ二つ。

stage 4でも、肝転移のみで、肝転移を切除出来たケースは、5-FUの内服をされているケースが多い。また、5-FUの内服をしていて、副作用が出たら、抗がん剤そのものを中止している。恐らく、外科医のコンセンサスとしては、stage 4にも、2種類あって、肝転移のみで、その肝転移を切除できたケースと、それ以外という風に分けているのではないか。
なお、僕が受けているFOLFOXは、後者だろう。
抗がん剤がQOLに及ぼす影響は大きい。抗がん剤治療で、外科医と患者の間に齟齬がある(と僕が考えている)のは、どうもstage 4の、ある部分だけであるようだ。外科の先生から見ると、stage 4でかつ肝転移のみのケースを除いたものというのは、全体のごく一部という認識だろう。

自分の望むことについては今後とも、短い診察時間の中で、はっきりと伝えて行かないといけないな、と再認識した。

【2008/10/31 22:57】 | 自分の体
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No title
ran
同じ思いですね
転移と言っても単発のみの場合(切除可能)と散らばった場合はその後の治療に大きな差が出てきますね
私の場合は後者なので全身治療ですわ
痛みどめが処方されてる今は「治療+緩和」(はっきり言われちゃったよ)へと移行していますが、一年前に、自分の希望は伝えてありますよ
アバスチンの治療が一段落したらもう一度言うつもりです
「延命よりより良い生活」ってね

延命より、より良い生活を
のっぽ187
ranさん

>「延命よりより良い生活」ってね

僕も心からそう思います。
度ある毎に、「普通に生活がしたい。」ということを強調するのは、少し面倒臭いのですが、仕方がないですよね。

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21時過ぎから20分ほど、トイレで下痢が続く。肛門部が痛い。

夕食の稲荷寿司、お澄まし、ほうれん草は、普段の8割くらい食べられた。そこそこ、美味しかった。

問題は、下痢。5-FUの害作用と考える。いずれにせよ、2剤(オキサリプラチン、5-FU)とも減量が妥当と考える。感じとしては、現行の量の半分くらいじゃないと続けて行くのは難しい感じ。

【2008/10/31 21:43】 | 自分の体
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星に願いを
カノン
昨夜は、ご実家からご自宅への帰り道で、夜空を眺める余裕は
おありでしたでしょうか。
くっきりと天空に浮かぶ三日月の右上で、金星が煌々とした光を
放っていました。

今回も、きつい副作用だったのですね。減薬なさったにもかかわら
ず、副作用に苦しんでおられるご様子から、いかに過酷な治療で
あるか、つくづく感じさせられます。

先日、梅澤先生のブログを拝見したおり、次の文章が、目に留まり
ました。
『経験的な事象ですが、100%の量で効くクスリであれば、ほとん
どの場合、その20%30%程度の量でも効果があります。』
100%の量というのは、標準的抗癌剤治療の量と受けとめました。
そうしますと、のっぽ先生の第1回目の薬の量が、それに当たるの
かなあ、と思います。
無謀ながら、つい、計算してしまいました(笑)。

【第12回目の量】
 オキサリプラチン                67mg
 5-FU        1,265mg×75%=948mg
【第1回の量の20%の量】
 オキサリプラチン 160mg×20%= 32mg
 5-FU 4,750mg×20%=950mg
【のっぽ先生が次回希望する量】
 オキサリプラチン 67mg×1/2= 33.5mg
 5-FU 948mg×1/2=474.0mg

のっぽ先生の治療期間と、竜王戦は重なっていますね。
治療中も、棋譜を集中してご覧になれるほどの体調が、維持される
ことを、切に願っています。

流石ですね。
のっぽ187
カノンさん

流石ですね。正直、驚いてしまいました。
僕の感じでは、オキサリプラチンも5-FUも現行量の半分が目安になるだろうな、と思っていたので、カノンさんのご指摘には正直、驚いてしまいました。

主治医は、現行のオキサリプラチン67mgを「これより減らすと、使っていないのと同じ。」と言っていたのですが、残念ながら、今回も1日目の副作用は、かなり強く、非常に辛かったです。どうして、医者と患者の間には、これ程、認識に差があるのだろうか、と考えてしまいました。

とにかく、オキサリプラチンは現行量の半分くらいでないと、長く続けて行くのは難しいと、今回、痛感しました。

5-FUは、現在、標準投与量の20%くらいなのですが、投与が終わってから48時間以上経った今も少しボーっとしますね。こちらも今の半分くらいにして欲しいです。

空を眺める余裕が出て来たのは、今日からですね。昨日は「いい天気だな。」とは思ったのですが、それ以上のことは覚えていないです。

竜王戦の棋譜が見れるくらいのレベルには保って欲しいですね。今回(2戦目)は、気が付いたら、羽生名人が勝っていました。

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今朝の採血で、白血球3900、Hb 12.6だったので、本日、化学療法施行となった。

19時10分現在の体調。
胃がむかむかする。(grade 1)
下痢がある。トイレから、なかなか離れられない。排便後、肛門部が少し痛い。(grade 1~2)
集中できない感じ。
不快感はある。
食事は、いつもの7割くらい。食欲は少し落ちている。(grade 2)
あと、しんどい。

オキサリプラチンも5-FUも、次回の診察で両方とも減らして欲しい、と言おう。
今日の感じは、前回とそれ程、変わりないが、長い目で見ると、次回からは両方とも減らしてもらう方が良いと考えた。

【2008/10/30 19:18】 | 自分の体
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告知です。
10月30日~11月1日は化学療法を受ける予定です。
10月30日~11月3日は、コメントの返事が遅くなる可能性が高いです。
ご了承の程、よろしくお願い致します。

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【2008/10/29 11:47】 | 自分の体
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外を散歩していると、秋の深まりを感じる。最近の僕の関心事は、マーケットである。日本の株式市場は、10月に入ってから、真っ逆さまに急落している。9月に入ってから体調の良い日が増えたので、日本の株式市場と自分が持っている銘柄を見ていたのだが、10月の急落には、本当に驚くばかりだ。

なけなしの貯金をどこで使おうかな、とタイミングを計っていたのだが、日経平均が8100円台もしくは8000円台だった10月23日、24日にそれぞれ一銘柄ずつ買った。

23日に、りそなホールディングス、24日に、四国コカ・コーラボトリングを購入した。

それぞれの銘柄について少しコメントを。

りそなホールディングス。僕が住んでいるところの近くに、りそな銀行がある。地方銀行の中には、横柄な態度を取る行員もいるが、りそな銀行は非常に応対が良く、大阪に戻って来てからは、同行をメインバンクにしている。「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー著、日本経済新聞社)によると、「どの町にも、株式を上場している地方銀行が店を構えている。そこを利用していてサービスがよければ、株主になることを検討してみるべきだ。」(p294)とある。この本の教えに従い、また、銀行株を一つも持っていなかったこともあり、今回の暴落を機に我がポートフォリオに組み入れた。配当金振込指定書をりそな銀行の窓口で書いたところ、「(りそなの株を買って頂き)有難うございます。」と言われた。ユーザーとしては非常に満足しているので、気長に株価の上昇を待ちたい。

四国コカ・コーラボトリング。僕は、7年間、四国で精神科医をしていた。この間、いろいろな物を見て来たが、四国は、コカ・コーラの自動販売機が多い。大阪に戻って来たら、サントリーなど他の会社の自動販売機を見ることがよくあるが、四国は、コカ・コーラの自動販売機が多かった。特にJRの駅でよく目にした。今期は業績が良くないが、ソフトドリンクの売り上げは、基本的には景気に左右されることが少ないと思う。ジム・クレイマーの上述の本には「最も有利な投資のタイミングは、ファンダメンタルズ(会社そのもの)がしっかりしている企業の業績が一時的に落ち込んだために、市場が株価を理不尽な水準にまで売りたたいている時なのだ。」(p318) 株主持分比率 92.6%、PBR 0.44(購入時)である。もう既に地元ではなくなったが、「最初に選ぶべき銘柄は、あなたの身の回りにある企業だ。」(「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(p289)とも書いてある。スポットライトの当たっていない、こういう地味な銘柄への投資は、僕の大好きな投資法である。

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【2008/10/28 19:34】 | 株式投資
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診察室から時代を読む
カノン
身近なことに目を配り、気を遣って考える、のっぽ先生らしい投資法
だ、と思います。
昨日は、反発して7,600円台で取引を終えましたが、一時7,000円
割れしました。もうもう、ため息ばかりです。株安と円高・・・。

今回は、グチを書かせて頂いても、いいでしょうか。
麻生首相は、「このままでは、実物経済に影響が出てくるでしょう」
などと言っています。しかし、中小企業にとっては、早くも直下型
大地震、大打撃です。
大手自動車メーカーや電子機器部品メーカーから、注文を受けて、
部品を調達し、納入しているような会社や、海外に輸出しているよ
うな会社は、注文も減って、売上もバンジージャンプ状態です。

これからの景気動向次第では、精神科の患者さんも激増しそうで
す。年間3万人超の自殺者は多い数字ですが、それでも、病気の
知識が広まったお陰で、精神科や心療内科を受診して、立ち直る
方も増えてきています。ただ、本当に治療の必要な人が、適切な
治療の場所に、たどり着けているか、すごく疑問に思います。

先日、精神科クリニックの待合室にいた時、患者さんがいっぱい
順番を待っていました。その中で、派手めな格好の女性が、受付
で声高に文句を言っていました。
「予約の時間も過ぎて、ずいぶん待っているんです。こんなに
待たせるなら、予約制なんでやめなさいよ!私だって、来たくて
こんなところに来ているわけじゃないんだから!!」
ウーン、元気だなあ。それに、「こ・ん・な・と・こ・ろ」って・・・。
威勢の良い彼女も、イライラするのは、病気のせいかもしれません
ね。診察を終えると、すっきりした様子で、次回の予約を入れて
帰って行きました。
治療が必要な方には、その機会が、ちゃんと与えられるようで
あってほしい、と思います。金策や債権の回収に走り回って、
手遅れにならないうちに。

もしかしたら、精神科の診察室からは、世の中の動きが、よく見える
のかもしれません。あの空間に、時代が凝縮されているのかもしれ
ないなあ、と思います。

楽しい投資のエントリーで、申し訳ありません。でも、私もすっきり
しました(笑)。読んで頂けただけで、十分ですので、体力温存の
ためにも、ゆっくりお休みください。

No title
あおくん
コーラは地域分社化していたのか...
無知な俺です。
今の経済大混乱、今後収束する方向とみて今
手を出すべきなのかそれとももう少し様子をみた
方がいいのか...

悩ましい

診察しながら、世間を垣間見る。
のっぽ187
カノンさん

>身近なことに目を配り、気を遣って考える、のっぽ先生らしい投資法だ、と思います。

お褒め頂き、有難うございます。褒められると、嬉しいですね。

>麻生首相は、「このままでは、実物経済に影響が出てくるでしょう」などと言っています。しかし、中小企業にとっては、早くも直下型
大地震、大打撃です。

政治家や行政のアナウンスは、明らかに2,3テンポ、遅いですね。
立場上、そうとしか言えないのかも知れませんが。でも、中小企業(特に製造業)に勤められている方にとっては、「何を言ってんだ、今更。」というところでしょう。

>これからの景気動向次第では、精神科の患者さんも激増しそうです。

まず、間違いなく増えるでしょう。

>ただ、本当に治療の必要な人が、適切な
治療の場所に、たどり着けているか、すごく疑問に思います。

辿り着けていないケースは、かなりあると思います。ただ、仕事をしていた頃は、「病気の人がみんな来たら、間違いなく、外来はパンクするだろうな。」と思っていました。

>「予約の時間も過ぎて、ずいぶん待っているんです。こんなに
待たせるなら、予約制なんでやめなさいよ!私だって、来たくて
こんなところに来ているわけじゃないんだから!!」

「嫌なら、よそへ行って下さい。」と思わず言ってしまいそうになりますが、こういう人も分け隔てなく診るのがプロだと思うので、ぐっと堪えて診察を続けるということになりそうです。

>診察を終えると、すっきりした様子で、次回の予約を入れて
帰って行きました。

クリニックの先生、大したものです。

>治療が必要な方には、その機会が、ちゃんと与えられるようで
あってほしい、と思います。

そうですね。本当にそう思います。

>金策や債権の回収に走り回って、
手遅れにならないうちに。

金策を優先することは、残念ながら、間違いのないことでしょう。

精神科の診療は、世間を垣間見ることが出来る、という点で、僕は大好きでした。今も好きですが。

診療しながら、世間を垣間見る。書いていて、「ああ、素敵だな。」と思ってしまいました。体調の良い日が続くと、「仕事がしたい。診察がしたい。」と思いますね。





四国コカ・コーラボトリング
のっぽ187
あおくん

コーラが地域分社化しているのは、今回の投資に当たり、食品業界をチェックしていて、初めて僕も知りました。四国にいた頃、自動販売機に「四国コカ・コーラ」と書いてあったのですが、当時は「なんで四国コカ・コーラなの?」と思っていました。

>今の経済大混乱、今後収束する方向とみて今
手を出すべきなのかそれとももう少し様子をみた
方がいいのか...

これは僕も全く分からないです。
なお、四国コカ・コーラへの投資は、混乱が続く方に賭けた投資です。りそなホールディングスへの投資は、いずれは混乱は収束するだろうと考えての投資です。

都市銀地方銀
ORIN
りそなって、都市銀だとばかり思ってました。私の場合は、都市銀のほうで横柄な態度をとられる割合が多いです。また、近場の横浜銀行は、親切丁寧です。地域密着型の、細やかな配慮をしてくれる銀行だよな~っていう単純な感想です。りそなの行員さんも親切だと思います。

今は株の買い時なのかどうか・・・って、私も無知です。

コーラ。私はこの病気になって入院しているとき、自然食やスローフードの分野に職業変えしてもいいなあ、なんて呆然と考えてました。炭酸飲料は、なんだか怖くて一切飲まなくなりましたよ。お祝いのときの発泡性のお酒なんかは頂きますけどね(^^;

りそな&四国コカ・コーラ
のっぽ187
ORINさん

りそなが都市銀行か地方銀行か、というのは、鋭い突っ込みですね(笑)。メガバンク3行に次ぐ、第4位グループにあるという認識です。
確かに、メガバンク3行の行員は、横柄な応対をすることがありますよね。

>今は株の買い時なのかどうか・・・って、私も無知です。

僕も正確には分からないです。

僕も炭酸飲料は一切飲まないです。ただ、JRの駅から剣山の登山口にまで(確か剣山の登山口にコカ・コーラの自動販売機があったような)自動販売機が置いてある訳ですから、元住人としては「なかなか、侮れないな。」と思う次第です。

洞察力が鋭いですね
ななこ
私は株の知識は、全然無いですが、自動販売機のメーカーから、株の事に着目点がいく所が、なかなか洞察力が鋭いとおもいました。

ちなみに、銀行のお話が出たので。。
私の地域での都市銀行(そう呼んでいます、地元民は。実際にはどうなのか??ですが)は、三井住友銀行です。
合併に合併を重ねで、今の銀行になりました。
当然リストラなどあったようで、受付窓口はほとんどパート従業員です。
(都市部ではわかりません、私の地域ではそうです。)

昔は違う名前の銀行で、それは敷居とプライドが高く、窓口の担当の人もつっけんどんでした。しかし、今の名前になってからは、なぜか?サービスの向上が、すごいです。

比べ昔からある、(いまだに残っている)本当の地方銀行は、窓口は正社員、昔から変わらず、今も愛想が良くて、サービスも良いです。

ちなみに、私は用途によりどちらの銀行も使い分けをしています。
もっとも、株券は持っていませんが。。
ああ、田舎なのでJAの株券ぐらいのものですが^^:

サービスの良い銀行
のっぽ187
ななこさん

>自動販売機のメーカーから、株の事に着目点がいく所が、なかなか洞察力が鋭いとおもいました。

褒めて戴き、有難うございます。

>昔は違う名前の銀行で、それは敷居とプライドが高く、窓口の担当の人もつっけんどんでした。しかし、今の名前になってからは、なぜか?サービスの向上が、すごいです。
>比べ昔からある、(いまだに残っている)本当の地方銀行は、窓口は正社員、昔から変わらず、今も愛想が良くて、サービスも良いです。

三井住友銀行は、出来る過程で合併しまくりでしたね。残っている銀行が昔から変わらず愛想が良くて、合併された銀行は、窓口の人がつっけんどんだったというのは、偶然かも知れませんが、示唆に富んでいますね。

>ちなみに、私は用途によりどちらの銀行も使い分けをしています。

長く一箇所に住んでいると、そうなりますよね。

サービスの良い三井住友銀行、メガバンク3行の中では、状態が一番良さそうです。(素人判断なので、話半分で。)

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24日の午後に診察を受けて来た。正確に言うと、僕が24日に診察を受けることを希望したため、同日の診察となった。

化学療法中および化学療法後の2日間、胃のムカムカ、食事量の低下、気分の悪さを認めた旨を主治医に伝えた。診察の結果、次回から、5-FUが更に25%off(元の用量の75%)になる。また、次回から、レボホリナート(葉酸)の量も、前回の用量の75%になる。レボホリナートは、5-FUの血中濃度を上げる作用があり(5-FUの代謝に関係するとのこと。5-FUの代謝には、5-FUその物以外には、葉酸と、5-FUを活性体に変える酵素が関係するとのこと。)、次回からは減量となる。なお、オキサリプラチンの量は変わらずとなった。

10月16日~18日に投与を受けていたのは、オキサリプラチン 67mg/2時間、5-FU 1265mg/46時間、レボホリナート(葉酸)である。

なお、オキサリプラチンの用量の推移は、以下の通りである。
1~3回目 160mg 
4~8回目 120mg
9回目 90mg
10~11回目 67mg

5-FUの用量の推移は、以下の通り。
1~3回目 4750mg
4~7回目 4000mg
8回目 3000mg
9回目 2250mg
10回目 1687mg
11回目 1265mg

11回目のオキサリプラチンの用量と5-FUの用量は、抗がん剤の量としては(力価としては、という意味で、僕は理解した。)、5-FUの方が多いとのこと。また、副作用の出方から考えると、5-FUの方が(どちらかと言えば)悪さをしていると考えられるとのこと。

なお、今回の診察では、5-FUの飲み薬版に切り替えてはどうか、と言われた。

10月16日~18日の化学療法の後、24日で1週間経つが、まだ、左手に痺れが残っている旨、主治医に伝えた。
エビデンスによると、stop and go と言って、手足の痺れがひどくなると、オキサリプラチン(痺れの原因となる薬剤)を一旦、中止し、痺れが治まって来ると、また再開するという方法がいいとのこと。具体的には、stop and goのグループと量を減らして投与を続けたグループの間で、効果(がん細胞に対する効果。主治医は生存期間の長さを指して言っていると思われる。)に有意差はなかったとのこと。
また、オキサリプラチンを総量で1g(=1000mg)使うと、末梢神経障害(痺れ、麻痺)が出現して来るという。これもそういうエビデンスがあり、恐らく、(強い、grade 2相当ではないかと、個人的には考えている。)痺れが出てきた際の平均投与量もしくは投与量の中央値(100人患者さんがいて、50番目に痺れが出てきた人の投与量はいくらだったか。)が1gだったと思われる。
僕はこれまで1237mgの投与を合計すると受けているので、そろそろ出てもおかしくない、ということだろう。なお、オキサリプラチンの神経毒性は、シナプス(神経細胞と神経細胞の接合部)にオキサリプラチンが溜まって来ることによって生じるとのこと。

なんだか、僕の診察は、「抗がん剤勉強会」みたいであるが、向こうも思うところをバシバシ言ってくれると僕も相手がどう考えているのかよく分かるし、とても有難い。

診察にすると、10分くらいだったと思うのだが、聞いた内容を今、思い起こし、記事にすると、だいたいこんな感じだ。

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【2008/10/25 15:05】 | 診察
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抗がん剤勉強会 素晴らしいことですね
のらくろ
5-FUの飲み薬というと、プロドラッグのゼローダ、フルツロン、TS-1やUFTのことなのですかね?
以前から素人としては、病院がFOLFOXやFOLFIRIの「5-FUの部分」をこうしたプロドラッグに変えないのは何故なんだろうと素朴な疑問を持ってました。副作用も軽く、標的性も高い気がするのですが…。
医療機関・患者双方にとって負担の少ない経口剤には、今後益々の発展と研究開発を期待したいものです。 
副作用と治療効果のバランスを慎重に見極めながら、のっぽ先生が最良の道を選んで進まれることを願っています。

プロドラックvs持続静注
のっぽ187
のらくろさん

TS-1の名前が出ていました。のらくろさんに薬の名前を挙げてもらって、今、思い出しました(笑)。

5-FUの部分をプロドラックに変えないのは、恐らく、アメリカなどで行われた治験が、5-FUの持続点滴もしくはポンプを使った注入を使った方法で行われたからだと、考えています。
内服薬の方が、お互い手間がかからないので、僕もいいと思っているのですが、現在のところ、5-FUのプロドラック+オキサリプラチンには、十分なエビデンスがないのでしょう。いいエビデンスは、アメリカ、ヨーロッパに多く見られるようなので、向こうでそういった治験が現在、行われていれば、日本でもいずれ使えるようになるでしょうね。

いつも、応援(してくれていると僕は思っています)、有難うございます。

「抗がん剤勉強会」
ななこ
なかなか意義のある診察だったようですね。
主治医とのお薬に関してののやり取り、とても手ごたえがあったようですね。
私は抗癌剤に対する知識は全然ありませんが。
自分の病気に関する疑問は本で勉強したり、医師に聞いたりしているつもりです。
だって、自分の体の、自分のための治療ですものね。
医師によってはそれを嫌う医師もありますが。
でも、誰だって知る権利と治療方針に対して意見を言う権利はあると思います。


自分のための治療
のっぽ187
ななこさん

>だって、自分の体の、自分のための治療ですものね。

そうですよね。自分のための治療ですよね。
ただ、医者の中には、その辺の切り替えが十分出来ていない人もいるようです。
そうなると、患者サイドとしては、いい先生を選ぶ、ということになりますよね。

外柔内剛
カノン
お薬の用量が、着実に減ってきていますね。
数字の推移に、強い意志を感じます。

のっぽ先生は、たぶん、外見は物柔らかで、心の中が、ぶれない方
なのだ、と思います。
肝心な時に、自分の判断を信じるためには、普段から、信じられる
自分でなければならないわけですよね。
臨床心理学などを勉強していますと、「自尊感情」とか「自己受容」
といった言葉に、敏感になるのですが、のっぽ先生は、「自己受容」
がきちんとできていらっしゃるのだ、と思います。
精神科医さんを、分析しようとするなんて、我ながら、空恐ろしいこと
ですが(笑)。

次回の化学療法が、より副作用の少ないものになりますよう、
心から祈っています。

自己受容
のっぽ187
カノンさん

>のっぽ先生は、たぶん、外見は物柔らかで、心の中が、ぶれない方なのだ、と思います。

有難うございます。
そうありたいと思っています。

自己受容は、10代半ばから出来るように心掛けていたので、もう20年以上になりますね。ここ数年、ようやく、自分で、ありのままの自分を受け入れられるようになったかな、と思います。

>次回の化学療法が、より副作用の少ないものになりますよう、
心から祈っています。

いつも有難うございます。
この数日は、ほぼ癌を指摘される前の状態に戻っているような気がします。


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以下は知人から電話で伝え聞いた話である。

とある総合病院に50歳位と思われる男性の患者さんが入院して来た。トラックの運転手をされていたという。近くの病院もしくは医院を受診したが、「うちでは診れない。」ということで、その総合病院を紹介され、受診し、入院して来たという。入院時は、奥さんと中学生くらいの娘さんがいた。
黄疸が明らかで、胆道の閉塞が疑われた。腹部エコー検査でも、その所見は明らかであった。閉塞部を生検したところ、癌細胞が検出された。胆管癌であった。手術適応は無いようであった。しかし黄疸が著明なため、右の脇腹にドレーン(管)を入れ、行き止まりになった胆汁を体外に出せるようにした。その後、医師サイドでは抗がん剤治療が検討された。
しかし、その患者さんは、お金が無いことを理由に、ドレーンの抜去、早期の退院を希望されたという。入院した状態でドレーンが入っていると、管理料が毎日かかって来るということを誰かに聞いたらしい。程なく、ドレーンは抜去され、患者さんは退院して行った。抗がん剤治療は導入されずじまいだった。

進行した胆管癌だったのであろう。黄疸を取ってからする治療が手術ではなく、抗がん剤治療であったことからも、その進行の程度をうかがい知ることが出来る。患者さんやご家族の真意がどうだったのかは僕には分からない。しかし、本当にお金が無くて、黄疸を軽減する処置が受けられない、抗がん剤治療が受けられないのだとすれば、非常に悲しい話である。そして、恐ろしい話でもある。知人は「格差社会だから。」と言っていたが、格差がある、で済まされる話なのだろうか、と思った。

日本が資本主義という形態を取っている以上、ある程度の差が出るのは正直、仕方がないと思う。しかし、日本国憲法第25条には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。(第1項) 」とある。また、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。(第2項) 」ともある。
日本国政府は、誰に対しても最低限度の生活を保障する義務がある、と理解できる。進行した癌患者さんが健康保険の範囲で治療を受けることは、僕は「最低限度」のことであると考えている。誰もがお金のことを気にせずに、最低限度の治療が受けられる世の中になることを願って止まない。

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【2008/10/21 15:49】 | 医療全般
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希望の持てる日本
ななこ
読んで思わず、悲しくなりました。
よく米国のドラマの中で、保険会社の指示で患者が治療を受ける事ができないシーンを見て、「わたしは日本に生まれて良かったな」と、思う事がありました。
しかし、この話を聞くと、よその国の話では、なくなりつつあるなと思います。
私の既存の概念では、『国民健康保険』があれば、どんな病気になっても安心というものがありました。
日本もアメリカに続く、格差社会が今問題になっています。
『国民健康保険』さえも、払う事もできない、仕事に就けない人の問題。。。。

私の子供は、日本の将来に夢が持てないと言います。
そう、言われても、私も返す言葉も出ないです。
自信をもって、親が「大丈夫」と子供に言える、そんな社会になって欲しいと願う毎日です。

No title
みっちー
のっぽ先生の文章を読みながら涙が出てきました。父のことを思い出しました。胆管癌でした。10年ほど前のことで手術を試みたけれどそのまま閉じてしまいました。その後、私は柳田邦夫の義兄の胆管癌の治療について本を読む機会がありました。父の手術とほぼ同時期のことでした。父は開けてそのまま閉じられてしまったけれど、設備の整った病院ではプラスアルファの治療がされていたことに大変なショックを受けました。手術後の闘病も父と全く異なり地域格差などという言葉で済まされない、大変悔しい思いをしました。情報すら知らなかった自分の無知をずっと責めていました。

今回のブログはもっと重い話でした。一個人の問題ではないですね。
貧富の差は今後ますます拡大していくことでしょう。しかし、それとは関係なく病気の治療を受ける権利は日本国民である以上保証されるべきだと私も思います。治療の範囲をどこまで広げるかは国にとっても大変な問題です。一定の限度は必要になってくるかもしれません。
のっぽ先生が言われるように健康保険でできる範囲を保障するということは合理的な考えだと私も思います。





格差社会
のっぽ187
ななこさん

アメリカでは聞く話だったのですが、ついに日本でも、こういう話が出て来たか、と思いました。

>私の既存の概念では、『国民健康保険』があれば、どんな病気になっても安心というものがありました。

僕もそう考えていました。ただ、かなりの部分が後で返って来るとは言え、一時的には、相当な額を病院の窓口で支払わないといけない訳ですから、「これ、みんな、払えるのかなあ。」とは前から思っていました。

>日本もアメリカに続く、格差社会が今問題になっています。

かなりまずいことになっていると僕も思っています。
今後、日本がすごく豊かになることはないと僕は考えているのですが、そうであったとしても、最低限度の生活が誰に対しても保障されている国であって欲しいです。

No title
のらくろ
意外とまだ知られていないようなのですが、
高額医療費助成制度については、以前の一時立替後の還付方式から、認定証の発行を受けることによって、
窓口支払い額の上限設定方式が選べるように変更されています。(立替一時払い不要)
病院の窓口や自治体などで、もっと積極的に広報してほしいですね。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/nedan/20070330ik0c.htm

医療格差
のっぽ187
みっちーさん

現在も、住んでいるところによって受けられる医療には格差があると思います。首都圏は、抗がん剤治療一つ取っても、選択肢の数が多いように思います。
現在は、大病院が必ずしもいい医療を施しているという訳ではないと思うのですが、それでも、施設によって、担当医によって、差はあると思います。

>貧富の差は今後ますます拡大していくことでしょう。しかし、それとは関係なく病気の治療を受ける権利は日本国民である以上保証されるべきだと私も思います。

ここは重要な部分ですよね。

>のっぽ先生が言われるように健康保険でできる範囲を保障するということは合理的な考えだと私も思います。

同意が得られて、嬉しく思います。

No title
はじめまして
こういった場合は生活保護を申請すればいいのでしょうが、情報弱者だったりするとそこまで気がつかないのでしょうか。。。
せめて病院の方が生活保護を勧めてみるとか。
患者さんによってはそれで怒り出す方もいる可能性を考えると難しいのでしょうけれども。

これからも教えて下さい。
のっぽ187
のらくろさん

情報、有難うございます。

入院費の立替が不要であることは、今年の3月に入院した際、入院していた病棟の看護師長さんから教えてもらいました。認定証が、僕が当時一人で住んでいた部屋に届いたため、それをうちの家族が取りに行くことが出来ず(両親は車を運転できない)、結局、窓口で一時立替払いをしました。
制度としては知っていたのですが、自分がその制度を用いて支払いをしなかったため、ぱっと頭に浮かんで来ないというのが、正直なところです。

この話を聞いた時、「(その総合病院の)看護師さんやソーシャルワーカーの方は、ちゃんと医療費の支払いの話を患者さんや家族の方にしたのだろうか。」と思いました。
実は、(その総合病院の)看護師さんやソーシャルワーカーさんの問題なのかもしれません。ただ、そうである可能性は低いな、と思ったので、今回、こういった形で記事にしました。(僕がこれまで勤めた総合病院では、ソーシャルワーカーの方がうまく間に入っていた。)

ただ、ななこさんのコメントに対する返事をした時は、自分が窓口で50数万円を払ったことを思い出しながら、そして、以前、とある総合病院で勤めていた時に患者さんが数十万円の治療費を払わないまま退院し、そのまま僕の外来に通っていたことを思い出しながら、文章を書いていました。文章を書いている時は、入院費の一時立替払いが不要になっていたことは全く頭の中にありませんでした。

どうも医療費の支払いの制度については、古い知識か自分がした範囲のことしか理解できていなくて、改めて「まだまだ勉強不足だなあ。」と思いました。

今後とも、不十分なところがあれば、今回のようにご指摘戴けると、大変、助かります。

病院のスタッフの対応
のっぽ187
はじめましてさん

初めまして。当ブログへようこそ。

>こういった場合は生活保護を申請すればいいのでしょうが、情報弱者だったりするとそこまで気がつかないのでしょうか。。。
>せめて病院の方が生活保護を勧めてみるとか。

僕も伝え聞いた話なので、その病院でスタッフの方がどういう対応をされたのかは知らないです。電話で話している時に、突っ込んで聞けば良かったのでしょうけど、そこまで頭が回りませんでした。

仰るように、病院のスタッフが、入院費は認定証を発行して貰えば一時立替はしなくて良いですよ、だとか、条件を満たせば生活保護って言うのがあって、それが受けられますよ、だとか言うのが本来だと思います。

No title
ran
コメでいろいろ書いていらっしゃいますが
そのとおりで、格差というより知識の欠落のほうが問題だと思います
その知識を手に入れることが難しい状況のほうが問題でしょうね
とる時は強制。受けるのは請求。この請求が難しい環境もあるでしょうし
ただ。。。思うのは、収入の中心になってる人が病に倒れると治療医だけではなく生活そのものが成り立たなくなるので、サービスを受けても出来ない。ってことも生じてくると思います
個々それぞれの生活環境があるので一重にこんな制度があります。だけでは済まされないと感じます
旦那が元気でそれなりに健保でカバーしてくれてる今は感謝です

制度の問題
のっぽ187
ranさん

>格差というより知識の欠落のほうが問題だと思います

そうですね。その通りだと思います。

>その知識を手に入れることが難しい状況のほうが問題でしょうね

まさしく以って、その通りだと思います。

>とる時は強制。受けるのは請求。この請求が難しい環境もあるでしょうし

請求が難しい場合がある、ここがポイントでしょうね。

>収入の中心になってる人が病に倒れると治療医だけではなく生活そのものが成り立たなくなる

貯金がないと、やりくりが出来なくなってしまいますよね。

>個々それぞれの生活環境があるので一重にこんな制度があります。だけでは済まされないと感じます

活用しにくい制度である、これが問題なんだと思います。

患者さんや家族に知識がある、もしくは、病院のスタッフが親切である(きちんと仕事をする)場合は、問題ないのでしょうが、患者さんや家族に知識がなく、病院のスタッフも不親切であった場合は、こういった事態に陥るのでしょう。
そう考えると、制度が不親切なんだと思います。

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外は今日も晴れている。いつものように敷布団を干す。これまでよりは体調は少しましである。とは言え、頭が少しボーっとする。今、パリで指されている竜王戦(渡辺竜王vs羽生名人)の棋譜などを見ていたが、どうも頭が働かない。「読む」ということが出来ない。あと、食事はそこそこ摂れているのだが、間食を欲しいと思わない。

どうも、+α の部分が働かないし、欠けているようだ。

「生きる」ということだけであれば、今で、そこそこ良いと考えることが出来る。しかし、深く物を考える力や「甘い物が欲しいな。食べたいな。」という感情は、人が人として生きていく上で非常に大切なものであるように思う。

もう少し、人間らしくなりたい。


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【2008/10/19 15:16】 | 自分の体
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主治医との関係
カノン
晴れた日に、敷布団を干していらっしゃるのは、とてもえらいです!
それに、のっぽ先生は、日頃、頭脳明晰なので、ご自分に対する
要求水準が高いように思います(笑)。

正しく理解できているかは疑問ですが、高橋式と梅澤式の違いが、
いつもながらの丁寧な解説で、わかったような気がします。

どちらの方法を選ぶかにつきましては、最終的には、もちろん
のっぽ先生の判断によりますが、主治医さんとの関係も、当然
関わってくるものだ、と思います。

例えば、病院で勤務していらした時、病識のない患者さんが服薬
しないという場合は別にして、処方した薬の量より、自分の意思
で減らしたいと申し出る患者さんを、診ていらしたことも、あるかも
しれません。中には、隠れて薬を捨ててしまっているかも、と疑わ
れる患者さんもいらしたかもしれません。
3月までの、のっぽ先生は、そういう患者さんに対して、どんな
ふうに思われましたでしょうか。

また、自分と方針が違う患者さんの治療に、積極的に取り組もうと
いうモチベーションを、途切れることなく持ち続けてもらうためには、
どのようにしたらよいのでしょう。

羽生さんは、大詰めに来た時、勝負を分けるものは、指運であり、
手がいい所に行くかどうかだ、と言っていました。意味が深過ぎて
わかりませんでしたが、頭に残る言葉でした。

うつ
Ito
最近少し元気になって無理をしすぎたのか、また少しうつが顔を出しつつあります。

調子がいいときは、”+α”の状態を当たり前のように感じるのですが、調子が悪くなると「なんとか生きているだけ」という状態になってしまいます。

人間、ただ生きていればいいってもんではないですよね。いろいろなことを感じながら、人間らしく生きたいものです。

No title
あおくん
欲って本当に生きてる証拠なんだね。
この文章を見て実感しました。



のっぽ187
カノンさん

>晴れた日に、敷布団を干していらっしゃるのは、とてもえらいです!

晴れた日に敷布団を干しておくと、夜寝る時、すごく気持ちがいいので、なるべく干すようにしています。

>のっぽ先生は、日頃、頭脳明晰なので、ご自分に対する
要求水準が高いように思います(笑)。

主治医に「頭がきちんと働くようにして欲しい。」と言うと、「贅沢な。」と思われるかもしれませんが、頭の働かない僕は、気の抜けた炭酸飲料みたいな物なので、頭の働きは必要ですね。

今年の3月までのことを書きます。
患者さんが減薬を申し出てきたら、患者さんに「どうして薬を減らしたいと思ったのですか。」と尋ねますね。副作用が強いのであれば、薬を減らすか、替えるか、しますね。患者さんも人ですから、納得が行かない内容の薬であれば、きっと服薬されないでしょうから
。困るのは、病識のない方ですね。原則、デポ剤を使っていました。
副作用が強くなければ、デポ剤を同じ量で継続するという対応をしていました。デポ剤を使っている患者さんには、「これはビタミンのような物で、今の調子を保つためには必要なものです。」と説明していました。薬理学的には不正確な説明ですが、「今の調子を保つためには必要なものです。」というのは事実だと思います。

僕は、病についての理解はあるつもりです。なので、副作用の程度、効果の程度について、きちんと話し合いたいな、と思っています。
主治医が僕の抗がん剤の用量(特にオキサリプラチンの用量)を減らしたがらないのは、「一日でも長く生きて欲しい。」という親切心から来るものだと、僕は考えています。
長生きも大事だけど、「心地よく生きたい。」という僕の希望をうまく主治医に伝えられるように、今後とも努力を続けて行きたい。返事を書きながら、そう思いました。

>羽生さんは、大詰めに来た時、勝負を分けるものは、指運であり、手がいい所に行くかどうかだ、と言っていました。意味が深過ぎてわかりませんでしたが、頭に残る言葉でした。

よく分からない状況で、かつ時間がない時は(将棋の終盤は、いつも持ち時間が足らなくなる。どの棋士も皆そう)、手が動いたままに指す、ということがよくあるみたいですね。結果、いい手が指せたかどうかは「運」だということですね。
するべき判断をきちんとした後は、私達は「運」に左右されることが多いように思います。羽生さんのその言葉、よく分かります。

人間らしい感情
のっぽ187
Itoさん

>最近少し元気になって無理をしすぎたのか、また少しうつが顔を出しつつあります。

ブログを拝見している限りでは、全く気付きませんでした。

>人間、ただ生きていればいいってもんではないですよね。いろいろなことを感じながら、人間らしく生きたいものです。

人間が人間らしくあるためには、程よい喜怒哀楽や「欲しい。」と思う感情が必要なんだと思います。


生きている証拠
のっぽ187
あおくん

>欲って本当に生きてる証拠なんだね。

そう思います。「お腹すいた。〇〇、欲しいな。」とか「〇〇へ出掛けたいな。」と思う、これって生きている証拠だと思います。

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外は雲一つない快晴。数日振りに敷布団を干す。

10月18日午後0時40分現在の調子は以下の通り。

頭痛はない。
全身倦怠感は、多少、あるが、十分、許容できる範囲。
不快感は、殆どない。
食欲は、普段の8割くらい。食事の摂取も普段の8割くらい。食欲が10割でないのは、下腹部の違和感による。下腹部の違和感だけが気になる。今日は、下痢便だろう。

5-FUは、現在、標準投与量の26.6%である。完璧であるとは言わないが、5-FUに関しては、「働かないのであれば、まあ、こんなものか。」と言える位の量だと思う。

備忘録を兼ねて、今、考えていること、今後の方針を書き記しておこうと思う。

僕が持っている癌細胞は、腫瘍マーカーを殆ど産生していないようで、これまでずっと腫瘍マーカーは正常範囲内である。効果の出具合は、CTで腫瘍が小さくなっているか、大きくなっていないか、新たな腫瘍が出現していないか、を見ることで、主治医は判断するつもりであるようだ。この点については、主治医の考え方に、僕も賛成している。
オキサリプラチンは、現在、標準投与量の43.7%である。化学療法1日目、2日目は、まだ不快感が結構、強かったので、もう一段階減らすことを現在、考えている。別に診察に行くと半日つぶれるので、11月10日の診察の時に申し出たらいいかな、と考えている。

その先であるが。

高橋先生が仰っていること(害作用がgrade 1になる用量に抗がん剤の量を持っていく)と梅澤先生の仰っていること(身体に大きな違和感を感じる抗がん剤治療は寿命を延ばしてくれない)のどちらかを選ばないといけない。ただ、どちらがより良いのかを判断するのは非常に難しい。
学問的には、高橋先生の仰っていることは正しく(僕の主治医を含め、説得の余地がある)、経験上ではあるが、梅澤先生のやり方で行くと、標準的な投与法で行くより、かなり長生きが出来ると思われる。ただ、梅澤先生のやり方を今の主治医がしてくれるかと言うと、疑問である。
また、効果が同等なら、害作用が少ない、もしくは、無い、梅澤式に軍配が上がる。

梅澤式(害作用が殆ど出ない用量での治療とここでは定義する)の早期実践は、梅澤先生以外に出来そうな人が思い浮かばない。今の主治医は、3ヵ月毎に撮るCTを見ながら、僕の希望を受け入れていく、というスタンスだろう(受け入れてくれるとすれば)と、僕は考えている。

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【2008/10/18 13:20】 | 自分の体
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外は晴れている。朝食を摂り、ぼーっと窓の外に目を遣る。50歳代と思しき女性が木を切っている。草むしりもしているようだ。今日は化学療法2日目。全身倦怠感は軽減しているが、椅子から立とうという気にならない。害作用は今回の減量で多少、軽減しているが、今の状態は「病人の小康状態」である。

10月17日午前10時半現在。
朝食は、調子のいい時の80%摂れている。食欲は、まあまあ、ある。食欲も健康な時の80%くらい。
胃の重さは今はない。
胃のむかつきも今はない。
全身倦怠感すなわち、だるさは感じないが、体を動かそうという気には全くならない。

療養していると考えると、この状態が2,3日続くことは正当化されるかもしれない。しかし、僕の場合、抗がん剤治療はエンドレスで続く見通しである。(休眠状態にある患者さんで、抗がん剤を止めても、癌の増大は見られなかった、という話は今のところ聞いたことはない。)
この状態を良しとするかどうか、迷うところではある。これ以上の減量は、エビデンスの範疇からはずれてしまう、という主治医の意見も一理ある。オキサリプラチンは現在、標準的な投与量の44%の量である。エビデンスは、標準的な投与量の50%まであるようなので、現行の投与量は、主治医としては精一杯の妥協であるとも考えられる。
ただ、僕のための治療なので、最終的な判断は、僕が下すことになるだろう。

7月頃は、化学療法を開始してから丸4日間はPCを立ち上げることさえ出来なかったのだから、かなりの進歩があったと言える。しかし、何を常識的な線であると考えるかで、目指すべきところは違って来る。特にその日、用事がなければ、晴れた日は散歩をしたり、草むしりをしたりしようと思う、それが「健康」であり、私(達)が目指すところの「あるべき姿」ではないのだろうか。

窓の外を見ながら、ふと、そう考えた。

【2008/10/17 10:49】 | 自分の体
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No title
ななこ
ブログ拝見して、お元気そうで良かったです^^v

同じ病気ではないので、抗癌剤治療の辛さは、私にはわかりません。
でも、ブログで拝見しての「痛み」は感じます。
エンドレスで化学治療が続くとの事、私には想像もつかないほど、大変だと思います。

また、その治療方針での、主治医との意見の違いで、最終的には自分の判断したいと思われる気持ち、とても大事とも思います。

「僕のための治療なので、最終的な判断は、僕が下すことになるだろう。」
どんな病気でも、最終的には自分の体なので、自分で判断下すのが一番ベストなのだと、私も思いました。しかし、かなり実際には難しいとは思いますが。

今、私も病気療養中の身ですが・・・
「特にその日、用事がなければ、晴れた日は散歩をしたり、草むしりをしたりしようと思う、それが「健康」であり、私(達)が目指すところの「あるべき姿」ではないのだろうか。」

私もそう在りたいです。
そして、人生をそれなりに楽しみたいと、思っています。
私の病気も多分、「一生物」だと思うので、それなりに共生しながら、うまく付き合って行きたいと思っています。

今日も、のっぽさんの体調が、良い一日でありますように♪


No title
ORIN
のっぽさんの今回の日記。何故か、ミレーの一連の絵を思い出しました。

身の回りのほんの一瞬の出来事に、ふと感じる(物思う、はっとさせられる、気付くetc.)ときがありますよね。私も、今、そんな感覚に居ます。




病と上手に付き合って行く。
のっぽ187
ななこさん

お返事が遅くなってしまいました。

抗がん剤治療は、僕がイメージしていた物とは、かなり違いましたね。少なくとも僕にとっては、かなりの苦痛を伴います。

体がしんどかったり、気分が悪かったりすると、「これって、何のための治療なんだろう。誰のための治療なのだろう。」と考えてしまいます。今回も、そう考えました。

そして、自分のことは自分で判断を下すのが一番だという結論に至りました。

お互い、病と上手に付き合って行けるといいですね。

ミレーの絵
のっぽ187
ORINさん

>何故か、ミレーの一連の絵を思い出しました。

ミレーの絵を描写したみたいな記述になっていますね。言われて、初めて気付きました。

>身の回りのほんの一瞬の出来事に、ふと感じる(物思う、はっとさせられる、気付くetc.)ときがありますよね。

そういう気付きをこれからも大切にして行きたいと思います。

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RainBowさんのブログ(http://snookawahagipy.blog93.fc2.com/blog-entry-652.html#comment)に僕がコメントをしたところ、非常に素晴らしい返事が返って来た。抗がん剤治療の本質を突いた返事であると思われるので、拙ブログに転載する。

::のっぽ187さん::
抗がん剤で救われたところとダメージを受けたところを比べて、どちらが自分にとって良いか、それは人それぞれの価値観や副作用の強さや耐えられる度合いにもよるんだろうけど…やっぱり自分で判断していく他ないですね。同じ治療を受けていても、皆同じ辛さかといえば、それは違いますものね。軽く済んでいる部分もあれば、重く出てしまった部分などもあるだろうし…。その人の辛さはその人にしかわからないんだろうと、この治療をしてみて学びましたよ。

「その人の辛さはその人にしかわからないんだろう」この部分が核心に当たると思う。
その人の辛さはその人にしか分からないからこそ、その治療を受け入れる受け入れないを自分で判断し、決断を下して行かないといけないのだろう。そして、主治医と交渉をして行かないといけないのだろう。

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【2008/10/17 00:37】 | 自分の体
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RainBow
あ…(笑)ありがとうございます。あのレスを読み返してみて「なんか伝わりにくい書き方しちゃったなぁ」なんて思っていたのですが、さすがはのっぽさん、理解してくださいましたね。

いろんな方のブログや体験記を読んでいても「なぜ同じ治療なのに、こんなにも自分と違うのか」と思うことが多いのです。そもそも副作用の症状の強さ自体が違うのか、いや、もしかしたら症状は同じなのかもしれないけど、その人と自分とではキャパシティが違うのかもしれない…。とか、よくわからなくなってきて。だからいろんな情報に惑わされず自分で判断していくのが一番なのでは、という結論です(あくまで自分は)。

と、言いながらも自分の経験などはブログに残していますが(笑)、ブログなどの影響力って凄いものがあり、最近はあまり詳しく書いてないこともあったり…。これじゃ自分記録にならないので困るので、ひっそり日記をつけます(笑)。

いい物は残しておく。
のっぽ187
RainBowさん

無断で転載するのは、どうかな、と一瞬、思ったのですが、返事の内容が大変、素晴らしかったので、「いい物は(僕のブログに)残しておく。」のがより良い選択だろうと思い、記事にしました。

副作用の出方は、人により、かなり違いますね。きっと症状の強さが全然違うのだと思います。RainBowさんのcapacityが小さいということはないと思います。

僕の観察が不十分なのかも知れませんが、ブログを書かれている方は、比較的、薬に強い(副作用が出にくい)方が多いように見受けられます。

RainBowさんの経験、記録は、非常に参考になります。少しでも、記録をブログに残して頂ければ、一読者として、非常に有難く思います。

青に染まる日
カノン
今日も良いお天気でしたが、特に昨日は、抜けるような青空が
広がっていました。空に手をかざすと、青く染まりそうな1日でした。
窓から、空を眺めながら、こんなすっきりとした日に、のっぽ先生は
化学療法を受けていらっしゃるのだなあ、と思いました。

気持ちのよい日を、気持ちよいと感じられるくらいに、減薬して、
あたりまえの生活を送りたい、というのが、首尾一貫した主張でい
らっしゃいますね。
いつもは、次回の減量を迷わずに選択なさるのに、今回はどうしよう
か、と迷っていらっしゃる。迷うくらいの量まで、到達しました。
主治医さんとのやり取りを思い返しますと、よくぞここまで辿り着か
れたなあ、と感慨深いものがあります。

RainBowさんのブログ、治療に関するエントリーを読ませていただき
ました。繊細で、優しくて、とても意志の強い方だと思います。
治療の選択にあたって、何度も何度も自分に問いかけながら、
正に内なる声に耳を澄ませて、信じる道を進んでいかれる姿勢を前
に、背筋が伸びる思いがしました。
その陰には、多くの涙があることも知りました。

ひとりの人の選択や決定や意見を、周りが尊重することの難しさを
改めて感じています。
RainBowさんのお父様のお話に、胸を打たれました。
お父様は、お嬢様の治療には、化学療法がよく効くことをご存知の
上で、害作用に苦しむ様子を見かねて、RainBowさんの決心を静か
に受け止められました。胸の内に、多くの葛藤がおありになったこと
は、想像に難くありません。
大事な人の選択を、支持するということの究極の形を、見せていた
だきました。
今、のっぽ先生のお母様も、祈るような気持ちで、ご子息様の選択
を、見つめていらっしゃるのではないでしょうか。

のっぽ先生には、ご自身で選ばれる道が、最善であると信じる力が
備わっています。それが、きっと一番強い味方になります。

人生、奥が深いですね。
のっぽ187
カノンさん

晴れた日の化学療法は・・・微妙ですね。

>気持ちのよい日を、気持ちよいと感じられるくらいに、減薬して、
あたりまえの生活を送りたい、というのが、首尾一貫した主張でい
らっしゃいますね。

そうです。その通りです。

>いつもは、次回の減量を迷わずに選択なさるのに、今回はどうしようか、と迷っていらっしゃる。迷うくらいの量まで、到達しました。
主治医さんとのやり取りを思い返しますと、よくぞここまで辿り着か
れたなあ、と感慨深いものがあります。

有難うございます。
ある程度、人間らしくなったかなあ、と最近、少し思います。
少ない目の投与量が良いと主張されている先生に、高橋豊先生と梅澤充先生がいます。高橋先生は、grade 1の害作用が出る程度の投与量が良いと主張されています。梅澤先生は、高橋先生が提唱される量より更に少ない量が良いと主張されているようです。(梅澤先生の投与量の決め方は、著述だけからでは、なかなか分かりにくいです。)
一応、高橋先生が提唱されている用量近くに来たと思うので、今後、どうしようか、少し考えているところです。今の用量辺りで良しとするか、更に少ない用量を希望するか、ということですね。
なお、高橋先生の提唱する用量では、僕は非常勤勤務(当直やパート勤務)になってしまいますね。

>RainBowさんのブログ、治療に関するエントリーを読ませていただきました。繊細で、優しくて、とても意志の強い方だと思います。

カノンさんと同様、なかなか素敵な方であると思っています。

>治療の選択にあたって、何度も何度も自分に問いかけながら、
正に内なる声に耳を澄ませて、信じる道を進んでいかれる姿勢を前に、背筋が伸びる思いがしました。

内なる声に耳を澄まして、信じる道を進むところに、僕も非常に共感しています。

>大事な人の選択を、支持するということの究極の形を、見せていただきました。

RainBowさんのお父さんは、傑出した人物であると、僕は思っています。

>今、のっぽ先生のお母様も、祈るような気持ちで、ご子息様の選択を、見つめていらっしゃるのではないでしょうか。

多分、そうだと思います。

>のっぽ先生には、ご自身で選ばれる道が、最善であると信じる力が備わっています。それが、きっと一番強い味方になります。

有難うございます。
ここへ来て、そういう力が身に付き、そういう力が自分を良い方向へ導いてくれている。人生の奥の深さを感じます。

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17日、午前0時現在。16日は午後7時~10時半まで眠っていた。

胃のムカムカは無し。
頭が重い感じは僅かにするが、許容範囲内。
手足の痺れは無い。
不快感は軽度。胃が重い感じが多少ある。
grade 1の害作用である。

オキサリプラチンは、胃の重さ、ムカムカの原因となっているようだ。

母親が来たが、今日は、まあまあ普通に対応できたかな。

とは言え、今日(16日夜~17日朝)、当直をするのは不可能である。明日(17日)の日勤も、(そういう予定があったとしても)まず出来ないだろう。

主治医は、今の用量で維持したい様だが、僕としては、もう一段階減らすかどうか、迷うところである。エンドレスで、この用量というのは、少し考えてしまう。

【2008/10/17 00:08】 | 自分の体
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今日、午前11時の採血は白血球4200であった。予定通り化学療法(FOLFOX 11回目)が施行された。オキサリプラチンは、67mg/2時間、5-FUは、1265mg/46時間、で投与されている。オキサリプラチンは前回と同量、5-FUは前回の75%の量である。

症状メモ(18時30分現在)。

18時過ぎまで、軽い頭痛があったが、今はない。
不快感は、18時過ぎまで、そこそこあったが、今は軽減している。
少し眠いかな。
風邪を引いたような体の重さがある。
夕食は、御飯1杯、カレー鍋をお椀に2.5杯、小さなアジ2匹を食べた。普段の8割くらい食べられた。食欲は、少し落ちているが、食事を摂るに当たって差し支えるほどのものではない。
味覚は、多少変わっている気がするが、今日のメニューでは感じられなかった。味覚の変化はあっても軽度だろう。
少し左2指が痺れる感じがするが、普通にタイピング出来るので、問題なしと考える。
排便は、18時に1回。化学療法中に見られる性状の便。少し肛門部に痛みがあった。血便はなし。
胃の重さは、温かい紅茶を18時過ぎに1杯飲んでからは、軽減している。
吐気はない。嘔吐もない。

grade 1に相当する害作用である。

高橋豊先生の著述には、grade 1の害作用が出るように抗がん剤の量を調整する、と書いてある。高橋先生の著書を読んで診療に当たる先生がいたとすれば、「じゃあ、この量で行きましょう。」ということになるであろう。

一患者としては、更に減らしてもらうかどうか、迷うところである。

【2008/10/16 18:41】 | 自分の体
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コメントありがとうございます
肺癌からの生還者
のっぽ187さん
 コメント気づくのが遅れてしまいました。
>今後とも、よろしくお願い致します。そして、5年といわず、10年、20年とお互い長生きしましょう。
こちらこそよろしくお願いします。

私は自分の癌は治せると思っています。
そのつもりで毎日気功の修行に励んでおります。


諦めないこと。
のっぽ187
肺癌からの生還者さん

>私は自分の癌は治せると思っています。
そのつもりで毎日気功の修行に励んでおります。

一番大切なことは、「諦めないこと」だと、僕も思っています。
東洋医学的アプローチは、僕も重視しています。

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告知です。

10月16日~18日は、化学療法を受ける予定です。
従いまして、10月16日~19日は、コメントに対する返事が遅くなる可能性が大きいです。

ご了承の程、よろしくお願い致します。

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【2008/10/15 11:44】 | 自分の体
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No title
あおくん
ちっす。
ケモ終了後のなにか楽しみをみつけてさ、
がんばってのろきろーぜ!



No title
のらくろ
今回からは5-FUが再減量でしたね。

きっと狙いが当たりますように♪

うん、まあ、こんなもんかな。
のっぽ187
あおくん

外は晴れていますね。
「うん、まあ、こんなもんかな。」という感じですね。

今朝(17日)の朝食は、食パンにバターを塗った物が2枚、ベーコンエッグ、ブルーベリージャム、ホットミルク1杯、ホットの紅茶2杯でした。全部、食べられました。

食べる分には、なかなか、いい感じです。

高橋式か梅澤式か。
のっぽ187
のらくろさん

5-FUが25%減量になりました。

現在2日目の午前中(投与開始後、22時間)ですが、体は、そこそこ軽くなった感じがします。頭痛は今のところ、ないです。不快感もないです。

副作用は、grade 1の範疇にあると思います。
高橋式なら、これでOKでしょう。梅澤式なら、もう少し減量ということになるか、と思います。

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NHKスペシャル 病の起源 第4集「読字障害~文字が生んだ病~」 を見た。

一応は、脳を診る仕事をしていたので、たまには知識をアップデートするのも悪くないなと思い、番組を見た。

ブログを書くようになってから、確信したのだが、僕の書く文章は、読点がやたら多い。一つは、読点の箇所で、思考が一休みしているからだと思っていた。しかし、それだけではなく、僕は読点が少ない文章を読むのが苦手だ。もっと言うと、平仮名ばかりで、かつ、読点が少ない文章を読むのにすごく苦労する。自分が読み易いように、読点が多い文章を書いていたのだ。そう思われる。あと、自分のブログを読み直していると、漢字がやたら多い。僕が漢字に比較的強いこともあるのだが、漢字が多い主たる理由は、平仮名ばかりの文章だと、読み直すのが辛いからだ。
英語は区切りがあるので、まだ読める。でも、日本語は平仮名ばかりだと、読点がなければ、本当に読めない。少なくとも僕はそうだ。

読字障害は、脳の39野と40野が巧く働かないのが、その原因だ、と説明していた。読字障害という診断名が付くほどではないが、僕は読字障害の傾向が多少あるようだ。朝、頭が良く働いている時は、文章をすらすら読めるが、脳が疲れると、文章を読んでいると詰まることがある。ブログのコメント欄を読んでいると、時々、そういうことがある。

読字障害の人は、そうでない人に比べ、右脳をよく使うらしい。その結果であると思われるが、空間認知に優れていると言う。僕は、空間認知はそれ程、得意ではないが、何か他に能力が優れているところはないかな、などと思いながら、番組を見ていた。

人は目で見た文字をまずは図形として捉え、それを文字であると認知し、その文字を頭の中で読み上げ、読み上げた言葉が指し示す内容を頭に思い浮かべ、言葉を理解する。なお、39野、40野は、目を通して脳に入って来た文字(図形)を文字として認識する仕事をしていると言う。
僕は左利きなので、言語を司る部位が普通の人と違う可能性があるな、とは思っていたのだが、その可能性がありそうだ。なお、藤堂さんという若い男性が、読字障害の患者さんとしてテレビに出ていたが、鉛筆は左手に持っていた。

ヒトは、言葉そのものは200万年前から使い始めていたのだが、文字は5300年前になってやっと使うようになったという。石器を使う際に使っていた脳の部位を、文字を読む際に代用しているのだという。
癌遺伝子の存在も、ヒトの進化にそれなりに関わっていたのだろう。ヒトが環境に適応し進化を遂げていく過程で、癌遺伝子も何らかの役目を果たしていたのかもしれない。そう考えると、マスタードガスをベースにして出来た抗がん剤は、その作用機序から考えると、随分、乱暴なものだな、と思った。

読字障害の子が学習することによって社会に適応できるように努めるのと同じように、僕らがん患者も癌との共存の道を図る方が妥当であるような気がした。

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【2008/10/12 22:57】 | テレビ
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読字障害
ななこ
そう聞くと、私も自分の文章に読点を、やたらと付ける傾向にあると、自分でも思います。
私も、同じく読点が少なく、文字が続く文章は読むのが困難です。
その点では、私も読字障害なのかも知れません。

小説が好きなのですが、選ぶのに内容もありますが、やはり読みやすい文章の作家を、選んでいる傾向もあります。
好きな作家を調べると、元々児童小説出身だったり・・・ 
また、図書館の最近の分類で言うと、ヤングアダルト(中高校生向き)を選んでいたりします。
また、1冊の読書も早いですが、読み飛ばししながら読んでいたり。

以前から、その事が凄く気にはなっていました。
今日のブログで、なんとなく納得しました。
ちなみに、私は右利きですが。。

癌遺伝子の話がでましたが、最近は遺伝子レベルの研究が進み、住民検診でも、
家族の病歴を必ず聞かれます。
私の家族は、癌の非常に多い家系ですから、私もそのリスクは充分理解して、検診を受け気をつけています。
(ただ、喫煙だけはやめられません。発病してからの、40過ぎての初の喫煙です。)

私には、抗がん剤に関する知識は無いですが、がん患者と癌との共存の道を図る方法、確立できれば良いですね。
また、同様に、現在の精神患者の治療にも、同じ事が言えると思いました。
今のメンタルブログで知る限り、どうも適切な精神医療を受けられている患者が、少ないように思います。患者の要望が高いのか?医師がそれに応えられないのかは、私にはわかりませんが。

ふと、感じた事で、恐縮です。

No title
のらくろ
その番組、自分も観ました!

自分の場合、字は汚いわ、句読点の使い方はメチャクチャだわ...
なにか欠落してます(^^ゞ

>癌との共存の道を図る方が妥当であるような気がした。
どうすれば、現在の標準的抗がん剤治療を、そうした方向へと変化させられるのでしょうね…

学会における高橋豊先生の論文発表や、臨床現場からの梅澤先生の啓蒙活動。
また実際にそうした治療を取り入れて良い経過を過ごしてる患者さん達の声…
ポイントはたくさんありそうですね。

句読点
ORIN
私も句読点については、気にする(気になる)傾向があります。正しく書けているのだろうかと読み返したりすると、余計収拾がつかなくなったりします。

文字の読み書きを学習できない(学校に行かれない)時代の人もいましたよね。それでも、日常の中で学習して行く。学習方法はいろいろでも、記憶力や引き出しの多い才能ある人には感心させられます。

世の中に本を出している超個性的(変人かも・・・)恩師が、誰にでもわかる文章を書けるのが本当に頭のいい奴だ、って言ってます。わかりやすく、読みやすい、それでいて魅力的な文章を書くのって難しいですよね。また、キラリとした文章に出会うと衝撃を受けます。文字の力は大きいですね。・・・どうも私は横道に話がそれるようです。読解力不足。文系じゃないし、と言うのは逃げ道にならないですね。(^^;

癌との共存。「癌患者に見えない」ということは、自分しだいの問題ってこと、なんて思っています。やりたいこといっぱいあるしね~。

言うに易し行うに難し。
のっぽ187
ななこさん

ななこさんのブログは、とても読みやすいです。本当の読字障害の子は、savanna(サバンナ)にキリンが3匹いる、という文(アメリカ人なので、英文)を読む際、savannaが読めない、読んでサバンナと発音できないようです。10歳くらいの男の子だったです。なお、savannaという言葉を耳で聞く分には、すぐに理解できるようです。
なので、僕もななこさんも、読字障害の傾向が多少ある、くらいだと思います。

>また、1冊の読書も早いですが、読み飛ばししながら読んでいたり。

それは、いい読み方だと思います。レバレッジ・リーディング(本田直之著、東洋経済新報社)は、「自分にとってやさしくて読みやすい本を選べ。」「1ページ目からじっくり読まない。」ことを薦めています。

>今日のブログで、なんとなく納得しました。

そう言って戴けると、大変、有難いです。

>癌遺伝子の話がでましたが、最近は遺伝子レベルの研究が進み、住民検診でも、家族の病歴を必ず聞かれます。

そうなんですね。家族歴は僕も大事だと思います。父方の家族歴がはっきりしないので(父方は、病名を隠したがる)、僕自身について詳細な情報が得られず、少し残念だな、と思ったことがあります。

>ただ、喫煙だけはやめられません。発病してからの、40過ぎての初の喫煙です。

精神科領域の障害を持たれている方は、喫煙率が高いですよね。きっと、脳内の神経伝達物質の伝達に、煙草はプラスに働いているのでしょう。
とは言え、肺癌は、僕が持っている大腸癌と同様、もしかすると、それ以上に大変な癌です。
以前、僕が見ていた方で、50歳代のうつ病の方がいました。ヘビースモーカーでした。本人が「煙草を止めたい。」と言うので、うつ病の治療と並行して、禁煙パッチを用いた治療(禁煙)を進めました。うつ病自体の経過が良好だったこともあり、この方は、2ヶ月で禁煙することが出来ました。
精神科の先生が禁煙パッチを用いて治療を行うことは少ないでしょうが、内科もしくは呼吸器内科の先生の中で一部、禁煙外来を開いている人もいるようです。(四国には、精神科の先生で積極的に禁煙を勧めている人もいましたが。)
禁煙を試みられるのであれば、気分が安定している時がしやすいでしょうね。

>今のメンタルブログで知る限り、どうも適切な精神医療を受けられている患者が、少ないように思います。

精神科は、どうもエビデンス(統計的な証拠、根拠)に基づいた医療をしている先生としていない先生がいて、していない先生は、エビデンスを気に掛けていない(知らないのかも)です。少なくとも、精神科は、医師の行う治療にかなりのばらつきがあります。

医者になっている人の能力は、正規分布の山の部分では(分かりにくい表現ですみません。)それほど大差はないと思うので、知識がアップデートされているかどうかは、本人の良心、人間性によるところが大きいです。要は、「良心的な先生にかかるといいよ。」ということですが、いざ自分が患者になって思うのは「言うに易し行うに難し。」ですね。

No title
アンズ
バージンレコードやバージンアトランティック航空を率いる風雲児、リチャード・ブランソンは、自伝で触れていますが、子供の頃から「難読症」で常にいじめられていたそうです。それをスポーツでカバーしていたけど怪我でできなくなり、高校中退。学生向けの情報誌を出版することから、ビジネスをスタートしました。バージン航空も何度も倒産させられそうになったけど(敵は英国航空ですからね)、今や宇宙旅行まで乗り出していますよね。

やはり右脳が発達しているのでしょうか?起業、冒険、独立独歩の精神は、空間認知と関係あるのかな。

実は私の主治医から来るメールには、句読点が存在しないのです。 わざと? 何か意味があってそうしてるのだと思うのですが・・・読みにくいです。



声は届く。
のっぽ187
のらくろさん

>自分の場合、字は汚いわ、句読点の使い方はメチャクチャだわ... なにか欠落してます(^^ゞ

大人になると、実はきちんとした文章を書く機会って、あまりないですよね。少なくとも、今の僕はブログを書く以外、きちんとした文章を書く機会はないです。
文章は書かないと、スムーズに書けなくなるようなので、それは仕方のないことだと思います。

>学会における高橋豊先生の論文発表や、臨床現場からの梅澤先生の啓蒙活動。 また実際にそうした治療を取り入れて良い経過を過ごしてる患者さん達の声…

がん患者さんや家族の方は、こうやって見ると、結構、若い人が多いみたいで、声を出していると、いずれ届くような気がしています。

分かり易い文章を書く。
のっぽ187
ORINさん

>正しく書けているのだろうかと読み返したりすると、余計収拾がつかなくなったりします。

これ、し出すと、きりがないですよね。

>恩師が、誰にでもわかる文章を書けるのが本当に頭のいい奴だ、って言ってます。わかりやすく、読みやすい、それでいて魅力的な文章を書くのって難しいですよね。

僕が精神科医をしている上で大事だと思っていたことが一つあります。それは、患者さんや家族の方に、分かり易く病状や病気(障害)そして治療について説明をする、ということです。
本業(精神科医)の方は、トレーニングの甲斐あって、自分で言うのもなんですが、結構、分かり易く説明できていると思っています。ただ、ブログの方は、これはまだまだ発展途上ですね。もう少し分かり易い文章を書けるようにしたいですね。

>文字の力は大きいですね。

伝達、記録のツールとしては、非常に優れていますし、その力は僕も大きいと思っています。

選ばれし者
カノン
とても勉強になって、非常におもしろいエントリーでした。

自分の文体を見直すきっかけも、与えていただきました。私の文章
は、漢字はそこそこ入っていると思うのですが、読点は少ないです。
入力に当たっては、気をつけているのですが、手書きの場合は、
この傾向が、より顕著に現れます。
実は、私が気にしているのは、このフォーマットの枠を、突き抜けら
れないことです。何だか、すごく融通が利かない気がして、一度
だけ、枠を超えて入力したことがあるのですが、思考が拡散して
いくような印象が、否めませんでした。それで、このように書いて
いるのですが、横に短いので、畢竟、縦に長くなります。
読みづらいようでしたら、是非、そうおっしゃってください。すぐ直せ
ます。とはいえ、もう、慣れてしまわれたかもしれませんが(笑)。

「左利き 言語中枢」のキーワードで、検索してみましたら、CiNii
で、一本、論文が見つかりました。『左利き者の言語中枢について
:文献的考察』(伴 貞彦,2000)です。
次に、引用してみます。
 利き手と大脳優位性(側性化)の関係は、右利きでは、言語機能
 は、左半球が95~96%、右半球が4~5%、両半球が0%と、
 圧倒的に左半球に側性化している。一方、左利きでは、左半球
 が61~70%、右半球が15~19%、両半球が15~20%と
 多彩であった。

のっぽ先生の、書き言葉での表現力は、日本男子離れしていると
ずっと思っていました(この場合、褒め言葉です)。もともとの資質と
職業訓練の賜物かなあ、と思っていましたが、資質の中に、脳の
働きの希少価値(左利き者の頻度は、民族に関わらず、約10%
と考えられる)が、含まれていたのですね・・・。

Wikipediaの「脳機能局在論」に記載されています、右脳・左脳に
ついても、私の今までの思い込み(左脳は論理、右脳は創造性)
が、根本から覆されて、興味深く読みました。

それにしましても、左利き、日本人には珍しい長身、感性、とても
残念なことに年齢には稀な病、非科学的な申し述べようになりま
すが、のっぽ先生は、何かに選ばれているような気がしてきます。

良いことのほうが、まだまだ、きっと隠されていると思います。


右脳
のっぽ187
アンズさん

>やはり右脳が発達しているのでしょうか?起業、冒険、独立独歩の精神は、空間認知と関係あるのかな。

他の人が思いつかないことを思いつく、というのは、もしかすると、右脳が関与しているのかも知れません。ただ、モチベーションは恐らく前頭葉だと思います。

>実は私の主治医から来るメールには、句読点が存在しないのです。

読点が殆ど存在しない文章を書かれる方はたまにいらっしゃいます。が、句読点が存在しない文章を書くというのは、一体・・・。日本語を書くときも英語モードなのでしょうか。でも、それなら、単語と単語の間を空けて欲しいですよね。

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化学療法の2日間と化学療法後の3日間、下痢が続き、このうちの2日間は、血便も見られた。何日間か食欲の低下も見られた。全身倦怠感は減った。その旨を主治医に伝えた。
主治医は、5-FUのみの減量を提案。渋々であるが、これに僕も同意した。
従って、次回(11回目、10月16日~18日)、次々回(12回目、10月30日~11月1日)は、オキサリプラチンは前回と同量、5-FUは、前回から25%くらい減量することになった。
検査の予定については、11月下旬か12月前半にCTを撮ります、とのこと。大体、3ヶ月毎に画像(CTかPET-CT)での評価を行います、とのこと。なお、PET-CTをいついつ撮ります、という話は出なかった。

今回の診察は、主治医の先生は時間と心に余裕があるようだったので、僕が考えていることを伝えた。「stage Ⅳでmuliple metastasis(多発転移)があるのに、こんなことを言うのもなんですが、今は仕事をしていませんが、いずれは復職したいと思っています。(薬は)仕事が出来るくらいの量にしたいです。癌は縮小しなくても、大きくならなければ良い、と考えています。先生もご存知だとは思いますが、休眠療法をしたいです。」と話した。
主治医曰く「化学療法では、癌の根治は難しいです。」とのこと。
僕が「治療(化学療法)は、エンドレスですよね。」と確認すると、(CTなどでの画像による)評価を続けていきながら診て行きたいと思う、とのこと。
僕が5-FUだけではなく、オキサリプラチンの方も減らして欲しい旨、伝えると、主治医は「オキサリプラチンをこれ以上減らすと、(オキサリプラチンを)行っていないのと同じになってしまいます。5-FUだけになってしまいます。これでは昔の治療と変わらないです。」と言う。主治医の頭の中では、「5-FUは、あまり効かない。」となっているようだ。
加えて、「じゃあ、FOLFIRIに替えると、下痢は更に強くなる。(のっぽさんには)化学療法の適応はない、となります。」と言う。
相変わらず、一言、多い人だな、と思った。大阪府下では、岸和田市民病院の消化器内科が、休眠療法を行っています、とホームページに記載しているが、岸和田市民病院まで行くのは遠いし、病院を変わるのは面倒臭い。今通っている病院のスタッフ(外科の受付の方、外来の看護師さん、化学療法室の看護師さん、採血室の看護師さん、会計の方などなど)とも、せっかく仲良くなったのに。

主治医はどうも前回(10回目、10月2日~4日)の用量で行ける、と踏んでいたようだ。実際、かなり楽になった。しかし、僕は今すぐ復職するかどうかは別として、常勤で仕事が出来るくらいの用量にして欲しい。その辺に、ボタンの掛け違いがあるようだ。

あと、主治医の発言を思い出してみると、「手のしびれがなければ、(オキサリプラチンの減量は不適当だと思う、もしくは、今の用量でいいじゃないですか。)」とか「こんなに量を減らして使っている人は他にいないです。」というのがあった。

主治医は残念ながら、標準的な投与量、投与法を信奉しているようだ。そう考えると、よく折れてくれているとも取れるが。

退室する間際に僕が「有難うございました。」と言うと、主治医は「お大事になさって下さい。」とこちらを向いて、はっきりと言った。僕の記憶では、初めてのことである。今日の僕の話は、どれくらい通じたのだろうか。

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【2008/10/10 21:46】 | 診察
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No title
サバ
こんばんは。毎回お辛いですね…。
薬の減量、きっと難しい提案ですよね。
普通に考えたら百人いて百人違うがんなのに標準治療って???とか私は思ってしまいます。
でも患者側がリスクもわかっていて減量を望むのであれば、それは挑戦してもいいのではないでしょうか。
私たちのお世話になっている主治医の先生(二人いて殆どの場合二人で話を聞いていただいてます。)は、本当にゆっくり話を聞いてくれ(一時間以上は普通です)、西洋医学以外の事も受け入れてくれます(決して認めてくれませんが)。はっきり「小さくなればラッキーですけれど、広がらなければいいのです」伝えてます。この頃「そのような考え方もあるようですね。」と言ってもらえる様になりました。
フォルフォクス2クール目以降、白血球がギリギリ落ちてしまって先生が中止もアリですが減量で投与の考え方もありますとのアドバイスいただきました。それからパートナーの調子もいいので-1の減量のままで現在きてます。それがいいのか大きな副作用も出ないのかもとか思ったりします。
とても信頼出来る先生に出会えて私たちは幸せだと感謝してます。
一度、休眠療法の病院に行かれて先生のお話聞かれてみるのも一つかと。





「生き方」の問題
のっぽ187
サバさん

>この頃「そのような考え方もあるようですね。」と言ってもらえる様になりました。

そんなレベル(知名度)なのかもしれませんね、休眠療法って。
僕が今日、休眠療法について話した時は、向こうの反応を見る分には、「知っていますよ。」という感じでした。

サバさんのパートナーの主治医の先生、いい先生みたいですね。

こういう状況で、どうすべきか、というのは、まさに「生き方」の問題ですが、主治医の先生が(休眠療法を)受け入れてくれることをもう少しの間、期待してみようかな、と思っています。
次に移るのも、有望な選択肢だとも思います。ただ、何となく(それこそ直感で、かな?)、待ってみようと思いました。

No title
のらくろ
休眠療法は多くのお医者様にとって、案外やりたくても
なかなか やれる機会がないってこともあるのではないでしょうか。
(今の日本では、したい治療を自由に行える環境にはないと思います)
標準的治療から踏み出すというのは、きっと勇気のいることだと思います。
主治医の先生と のっぽ先生の今後の対話に期待してます。 

休眠療法が行われるに当たって
のっぽ187
のらくろさん

有難うございます。

>休眠療法は多くのお医者様にとって、案外やりたくても
なかなか やれる機会がないってこともあるのではないでしょうか。

非常に的を得た指摘だと思います。
休眠療法をなかなかやる機会がない理由としては、
1)自分から言い出す訳には行かない。エビデンスのないものを薦める訳には(立場上、)行かない。一方では、エビデンスのある治療法(標準的な投与量、投与法)があるので、なおさらである。もし、自分から休眠療法を提案して、その結果、患者さんの転帰が悪かった場合、どうなのか、ということですよね。もっと言うと、それで責任を問われるかもしれない。エビデンスに依存するというのは、言葉が悪いですが、責任を逃れるため、という側面もあると思います。
2)患者さんから申し出るというケースは非常に少ない(と思われる)。
まず、患者さんか家族が休眠療法を知っていないといけない。そして、それを十分理解し、それと心中をする覚悟が必要である。(4期の患者さんがそれを申し出るということは、そういうことである。)
日本の風土はまだ封建的なところが残っていて(全く悪いところだとは思わないが)、患者さんサイドから医者に「これこれ、こういう治療をして欲しいんです。して下さい。」とは言い出しにくい。少なくとも僕はそうである。(そういう精神風土を持っている。)

>標準的治療から踏み出すというのは、きっと勇気のいることだと思います。

素晴らしい指摘ですね!目からうろこが落ちました。
きっと医者サイド(主治医サイド)から見ると、そうなのでしょうね。

>主治医の先生と のっぽ先生の今後の対話に期待してます。

全く駄目という感じではないと(僕の直感では)思います。
今日の診察でもQOLのことに話が及ぶと「それは先生(主治医は僕のことを先生と言う)が決めることです。」と言っていました。少なくとも理屈では、「患者がQOLを重視した治療を望むのであれば、主治医はそれに従わないといけない。例え、それが(主治医が考える)ベストの治療ではないとしても。」を分かっているんだと思います。

書いて思ったのですが、主治医はきっと、標準的な投与量、投与法による治療もしくはそれに準ずる治療が今の僕にとって(主治医の価値観から見て)ベストである、と考えているのでしょう。「私の考えている方法の方が長生きできるよ(期待される生存期間は長いですよ)。」と。
期待される生存期間が長いですよ、と書きましたが、この考えを進めていくと、証拠のある治療法へ、標準的な治療法へ、ということになってしまうのでしょうね。休眠療法はエビデンスすなわち証拠がないので、「どの程度、生き延びられるか不明。」「期待される生存期間は不明。」ということになってしまいますよね。

No title
アンズ
ガンに向き合ってる医師なら「休眠療法」の存在は知ってるでしょう。ただ院内のカンファレンスを通すだけのエビデンスもないし、標準から外れることによる責任は重大ですから、のっぽさんの主治医の気持ちも理解できます。

腫瘍が大きくならなければ、本当に今の活動状態を維持できるのか?
標準量を投与していても、憎悪するケースが多いのでは無いか?

私もずっと疑問なのです。
今、岸和田病院のホームページを見たら、メール相談に応じているようですね。セカンドを取るとなうとちょっと大変でしょうが、メール相談なら気軽ですよね。もうされているかもしれませんね。

変化の途中
カノン
のっぽ先生、お見事でした!さすがです。
主治医の先生、また少し変わりましたね。

働くことは私たちの権利であるということ、(すぐということではなく
ても)仕事をすることがご自身のためであると同時に、精神疾患
に苦しんでいる患者さんのためでもあるということ、経験を活かし
て、より良い精神科医さんになる自信と希望があること、そういう
のっぽ先生の気概が、主治医さんをして、真っ直ぐに向かい合う
姿勢に変えているのではないか、と思います。
強い決意の前では、誰しも襟を正すものなのですね。

休眠療法を受け入れてほしいと願いながらも、今年の3月まで
エビデンスに則って治療をしてこられたお立場から、自分のやり方
を手放さなければならない主治医さんの心の葛藤を、一番理解でき
るのも、のっぽ先生でいらっしゃるという図式が成り立つのかもしれ
ません。

主治医さんの余計な一言は、本当に言わなくてもよいことですね。
その一言を口にしないでいられるかどうかで、その先生の人格が
わかるのではないか、という気すらしてきます。
医療現場で、ここまで言うと患者さんが傷つく、または、希望の芽
を摘むことになってしまうという見極めは、最終的には、医師の心
の温かさにかかってくるように思います。

前回は、長期入院の患者さんについて、丁寧なご返信を本当に
ありがとうございました。私も、病院の購買で、お菓子や飲料水
を抱える患者さんたちの体形を思い出して、のっぽ先生のご意見
に、心から賛同します。
精神保健福祉士さんを重要視している大学の先生は、講義の中で
「長期入院の7万人の患者さんも、地域できちんと受け入れられれ
ば、普通に暮らせます」と言っています。???です。

どういう立場に立つかによって、すべてのことは違って見えるもの
なのですね。



ご指摘、有難うございます。
のっぽ187
アンズさん

>標準から外れることによる責任は重大ですから

うまく行かなかった場合、どうなんだ、ということですよね。

>標準量を投与していても、憎悪するケースが多いのでは無いか?

標準量より少量が勝ることを比較試験で証明しないと、エビデンスを信奉する医者を納得させることは難しいですよね。

>今、岸和田病院のホームページを見たら、メール相談に応じているようですね。

ご指摘、有難うございます。見落としていました。
今の主治医で行くか、休眠療法をやっているところを近くで探し、そちらに変わるか(今のところ、岸和田市民病院が一番近い。)、難しいところですが、今の主治医でもう少し行ってみようと思っています。何となく、そうした方がいいかな、と思いました。

人の心の温かさは、試験では評価できない。
のっぽ187
カノンさん

>のっぽ先生、お見事でした!さすがです。

そう言われると、嬉しいですね。有難うございます。

>主治医の先生、また少し変わりましたね。

少しずつ変わって行っているようなので、出来れば、今の主治医のままで行けたらいいな、と思っています。

>のっぽ先生の気概が、主治医さんをして、真っ直ぐに向かい合う
姿勢に変えているのではないか、と思います。

有難うございます。
30歳代、40歳代で、バリバリ働いていた患者さんにエンドレスに化学療法を行わないといけない、という状況が今まであまり(もしかすると全く?)なかったのかも知れません。そんな気がします。
ならば、ここは僕がパイオニアになって、などと思っている次第です。(他にもっと耕しやすい土地があるのかも知れませんが。)

>休眠療法を受け入れてほしいと願いながらも、今年の3月まで
エビデンスに則って治療をしてこられたお立場から、

エビデンス外のことをする、ガイドライン外のことをする場合、まず気になることが「結果が悪かった場合、どうするんだ。」ということですよね。次に気になるのが同僚(もしくは上司)の目ですよね。個人的な観測なのですが、医者は自分が診療する際、同僚の目を結構、気にしますね。それがその医者のスキルをアップさせるのに効果的であるという面があるので、同僚の目を気にすること自体は悪いことではないのですが。

>その一言を口にしないでいられるかどうかで、その先生の人格がわかるのではないか、という気すらしてきます。

自制心の有無を見て取れるな、と思っていたのですが、そうですね、人格が分かりますね。人格のうち、自制心の有無というのが大きなウエイトを占めているとも言えるのでしょうが。

>医療現場で、ここまで言うと患者さんが傷つく、または、希望の芽を摘むことになってしまうという見極めは、最終的には、医師の心 の温かさにかかってくるように思います。

僕は1992年に大学に入学しました。医学部を2校、受けました。2校 とも面接がありました。
しかし、数分の面接で、人の心の温かさをふるいに掛けることは出来ないですよね。そもそも試験官自体が、人としての心の温かさを有していたのだろうか、と思います。
試験で、人の心の温かさを評価できない以上、医者に当たりはずれがあるというのは避けられないと思います。

「じゃあ、どうすればいいのか。」これは、患者側が考える問題ですよね。

>私も、病院の購買で、お菓子や飲料水を抱える患者さんたちの体形を思い出して、のっぽ先生のご意見に、心から賛同します。

退院させると、食生活が乱れ、糖尿病が悪化する可能性が高い患者さんをどうしたら良いか、というのは、少し考えさせられる問題ですよね。
1)退院を希望すれば、退院させるべきである。
→若くして脳梗塞を起こし、半身不随になったとしても、それは患者さんが自分で判断し希望したことだから、その結果は自分で負うべきである。
2)若くして脳梗塞を起こすのが予見されるのであれば、入院という名の保護的な環境の下で生活を続ける方が患者さんのためになろう。
→現実的な判断だと僕は考えているのですが、これって、余計なお世話という面もありますよね。

あと、「この患者さん、退院させたら、火の不始末を起こすだろうな。」と思われる患者さんが退院を希望したら・・・難しいですよね。
1)のところが、自分で判断したことの結果を自分で責任が取れる範囲のことであれば良いのですが、自分で責任が取れない範囲のことに広がり得る場合(アパートの隣の部屋に火が燃え広がった、だとか。)、どうなんだ、ということになりますよね。

>精神保健福祉士さんを重要視している大学の先生は、講義の中で「長期入院の7万人の患者さんも、地域できちんと受け入れられれば、普通に暮らせます」と言っています。???です。

上記が、現場の意見です。
糖尿病の悪化→脳梗塞(半身不随、失語症)が起こりやすくなる、糖尿病性網膜症(失明してしまう)を起こすかもしれない。
火の不始末→火災
自分で服薬を止めてしまう。→幻覚妄想が再発もしくは増悪すると、近隣の人が迷惑する。(隣近所の人が妄想の対象となる可能性がある。)再入院させる際、家族の負担が大きい。医療保護入院は保護者の同意が必要であるが、親が亡くなっている場合、もしくは寝たきりになっているなどして施設に入所している場合は、兄弟姉妹が保護者にならざるを得ない。兄弟姉妹が遠方に住んでいたら、そのために何度か病院に足を運ばなくてはならない。
などなど、慢性期の統合失調症の患者さんが地域で暮らすためのハードルは高いです。少なくとも僕はそう思っています。

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近くの神社に散歩に行ったら、木の葉が少し赤くなっていた。秋を感じた。少し歩くと便意を催すのだが、気候がいいので、体調がいい日は外へ出るようにしている。家(集合住宅)を出て、坂道を5分くらい登ると、「〇〇神社」と刻まれた石が目の前に現れる。そこから石段を182段、登ると、神社に着く。大晦日の夜には、近隣からたくさんの人が来るような神社なのだが、今日は僕一人。風が涼しく、気持ち良かった。京都の嵐山のお寺に感じが近いかな。

水様便、頻便以外は、体調は良好。

今回の(株式の)大暴落を予想していた訳ではないのだが、9月にたまたま2銘柄、売却していたので、少し、投資用の口座にお金がある。「せっかくの暴落だから、何を買おうかな。」などと、神社にある木製の椅子に腰掛けながら、しばし考えていた。


【2008/10/07 23:10】 | 日記
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No title
あおくん
おはよう!
あー身近なとこで意外と気づかないけどそういう癒し空間って
あるんだよねぇ。
京都は今まで数回行ったけどまた行きたいなぁ。
紅葉きれいそうだ。

あ、今は株暴落してるから空売りなどで儲けてる人かなり
いそうだなぁ。
あー俺、FX小休止してる。だって全て予想の反対方向に
動くんだもん。
今回も売りポジ持っておけばよかったなぁ。

No title
アンズ
近所の公園に銀杏が落ちているんです。ニオイが・・・
もうすぐ金色の小さき鳥たちが舞い、カサコソと踏みしめて歩く季節ですね。

京都の友人を訪ねるつもりでホテルを探したら、11月なんてとんでもない、12月も週末は全滅でした。紅葉、花見、お祭り、思い立ってふらっと行けるのは地元の強みですね。

予想は外す。
のっぽ187
あおくん

こんばんは。

>あー身近なとこで意外と気づかないけどそういう癒し空間って
あるんだよねぇ。

今は実家の近くに住んでいるのですが、19歳で家を出るまでは、ずっと実家に住んでいました。小学校、中学校、高校と同じ環境にいたのですが、裏の神社に行こうかな、と思ったことは殆どなかったです。
35歳になって戻って来て、「ああ、いいところだな。」と改めて思いました。

>京都は今まで数回行ったけどまた行きたいなぁ。
紅葉きれいそうだ。

京都はいいですね。
そろそろシーズンですね。

>あ、今は株暴落してるから空売りなどで儲けてる人かなり
いそうだなぁ。

空売り組は、かなり儲けているでしょうね。

>あー俺、FX小休止してる。だって全て予想の反対方向に
動くんだもん。

僕も、抗癌剤の副作用が少なくなって、「ちょっと持っている株、見てみようかな。」と思ったのがたまたま9月だっただけで、今回の大暴落には正直、驚いています。

とにかく僕も「予想」は全く当たりませんね。今年、オリックスが2位になることなんて、全く予想外でした。

京都
のっぽ187
アンズさん

京都は、ホテル、埋まっているでしょうね、これからは。

日中のお出掛けも良いのですが、夜間拝観(清水寺、高台寺とか)が、僕は好きです。

大暴落
ran
ちょっと遊んだら買ってしまった株
相変わらず指値でなんだけど。。。。ここまで下がるとは思わなかった(指値より大きく下がっちゃいました(;o;_;)o)
3月までの儲けが今や含み損で無くなっちゃいました(^_^;)
まぁ~売らなきゃ損は出ないので気長に持つことに決めました
それにしても凄いことですね
大手の退職金も何百万も少ない。なんて新聞に書いてあったけど
中小なんかだと出ないところも多いのでは?なんて。。。きょっと危機
病で凹んで株で凹んで。。。。
気分転換に自然に触れて癒されたいですわ(*^^)v

源氏物語千年紀
カノン
静かに流れる時間が、輝いて見えるような、清々しいエントリーですね。

キンモクセイの優しい香りに呼び止められたり、常緑樹と並んで
紅葉していく樹木の、それぞれの美しさを堪能したり、とても味わい
深い季節になりました。

京都の嵐山を思わせる佇まい、いいですねえ。
今年は「源氏物語千年紀」。年初から、いろいろなイベントがあり、
昨年の段階で、京都のホテル・旅館は、今年いっぱい予約でほぼ
満室だそうです。

日経平均株価は1万円割れで、すごいことになっていますね。
譲渡損を出してまで、株を売ったりなさらないことがわかりましたの
で、必要のない情報かと思いますが、だいぶ前に書きました「上場
株式等の譲渡損失と申告分離課税を選択した上場株式等の配当
所得との間の損益通算」は、成立が遅れたとはいえ、21年分から
の実施が、すでに決まっていました。
でも、考えますのに、どんなに証券税制を優遇しても、今の状況で、
「貯蓄から投資へ」流れる人が多くなるとは、到底思えません。
株で利益が上がっていたときに、税制も優遇して、個人投資家を
増やしておかなくてはいけなかったのではないか、と思います。
何だか、目先のことばかりに対応していて、つぎはぎだらけです。

のっぽ先生は、祈りながら患者さんに接していらしたのですね。
祈りの中で治療を行なって、患者さんが良くなられたときは、心から
嬉しく思われたことでしょう。とっても、すばらしいことですね。

世界の精神科病床が165万床、そのうち日本の精神科病床が
34万床で20%を占めます。日本の人口が世界の人口の2%と
いうことと比較しますと、本邦の精神科医療の特殊性が浮き彫りに
なります。受け皿が整わないまま、患者さんを在宅に移すことも
問題が多いかとは思いますが、どうなっていくのでしょう。

暴落
のっぽ187
ranさん

今日の暴落は、1953年のスターリン暴落以来の暴落で、史上3番目の暴落らしいですね。

僕も、もともと持っていた株式は1銘柄を除いて、全て含み損を抱えています。当然のことながら、トータルではかなりのマイナスです。
とは言え、株式投資は「これからどうなるか。」が全てですから、きっと好転する日が来るだろう、と考えています。

我ながら、相変わらず楽天的だな、と思います。


長期入院の患者さん
のっぽ187
カノンさん

>静かに流れる時間が、輝いて見えるような、清々しいエントリーですね。

有難うございます。「秋を感じた。」のに、マーケットのことを書くのはどうかな、と思ったのですが、「何でも素直が一番。」と思い、書きました。

>キンモクセイの優しい香りに呼び止められたり、常緑樹と並んで
紅葉していく樹木の、それぞれの美しさを堪能したり、とても味わい
深い季節になりました。

秋はいいですね。もみじより一足早く紅葉する樹木が紅葉しかかると「秋だな。」と思いますね。

>京都の嵐山を思わせる佇まい、いいですねえ。

今回、こちら(大阪)に帰ってくるまでは「どうしてもっと駅に近いところに住まなかったんだろう、うちの親は。」などと思っていました。でも、今は、この環境に非常に満足しています。駅には週に1回くらいしか行きませんが、裏の神社へは週に3,4回は行っていますから。

>今年は「源氏物語千年紀」。年初から、いろいろなイベントがあり、昨年の段階で、京都のホテル・旅館は、今年いっぱい予約でほぼ満室だそうです。

京都は2,3年に一回は、千年紀だとか、五百年記念だとか、していますね。そんな印象です。とは言え、京都は観光するには、ベストな街だと思います。

>日経平均株価は1万円割れで、すごいことになっていますね。

そうですね。2006年7月から株式投資を始めているので、この辺りからは未体験のゾーンです。

>譲渡損を出してまで、株を売ったりなさらないことがわかりましたので、必要のない情報かと思いますが、だいぶ前に書きました「上場株式等の譲渡損失と申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得との間の損益通算」は、成立が遅れたとはいえ、21年分からの実施が、すでに決まっていました。

情報、有難うございます。非常に助かります。損益通算については、その恩恵に与ることが出来る可能性は大です。
予想される収益に対して、その会社の株価が高い場合(割高であると言います)は、株式を売却することにしています。なので、株価が下がっていても、予想される収益が更に低い場合は、売却の対象となります。9月に売却した2銘柄も、その原則に従い、売却しました。当然のことながら、多くの含み損を出してしまいました。
今後も、こういったことを教えて頂けると、大変、助かります。

>どんなに証券税制を優遇しても、今の状況で、
「貯蓄から投資へ」流れる人が多くなるとは、到底思えません。

殆どいないでしょう。

>株で利益が上がっていたときに、税制も優遇して、個人投資家を
増やしておかなくてはいけなかったのではないか、と思います。

その通りだと思います。打つ手打つ手が後手に回っていますね。

>のっぽ先生は、祈りながら患者さんに接していらしたのですね。

広い意味での「祈り」でした。患者さんが悪くなると、患者さんも不幸ですが、医者も不幸です。

>祈りの中で治療を行なって、患者さんが良くなられたときは、心から嬉しく思われたことでしょう。

むちゃくちゃ嬉しかったですね。この喜びがあったからこそ、長い時間、働いたり、強いストレスに晒されながらも仕事を続けて来れたんだと思います。

>本邦の精神科医療の特殊性が浮き彫りに
なります。受け皿が整わないまま、患者さんを在宅に移すことも
問題が多いかとは思いますが、どうなっていくのでしょう。

個人的には、厚生労働省がイメージしている通りには、進まないと考えています。「出来ることは出来るが、出来ないことは出来ない。」これが基本だと思います。無理な政策は何らかの形でひずみをもたらすでしょう。
以下は慢性期の統合失調症の患者さんについて書いています。
25年、30年入院している患者さんのご両親は、かなりの年になっています。亡くなっているケースもあります。35年、40年の入院となると、亡くなっているケースの方が多いです。
ご両親が亡くなっている、もしくは、高齢で施設に入っている、もしくは在宅にあっても、本人の面倒を見る力がない場合、どうなるのか、ということです。患者さんのご兄弟は、ほぼ100%、長期に入院していた患者さんを(自身の家に)引き受けることを拒みます。
じゃあ、一人でアパートを借りて、ということになりますが、何十年も長期に入院していた方が急に、病院の外へ出て、一人暮らしを始めるというのは、殆どの患者さんで無理だと思います。
お金の管理から(銀行や郵便局のATMを使いこなせる患者さんがどれだけいるでしょう)、スーパーで買い物、食事の支度などなど、とても出来るようには思いません。(糖尿病の患者さんを外出させると、十中八九、甘いお菓子を大量に買って帰って来ます。)
ごく一部、「この人なら、サポートがあれば、何とかやって行けるかな。」という方もいましたが、あくまで、ごく一部でした。

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18時10分現在。
下痢が2回、立て続けにあり(grade 1)。肛門部に結構、強い痛みあり。
今日、昼に起きたときに、少量ではあるが、便失禁を確認(grade 2)。
一方、頭の方は、まあまあ冴えている。不快感は少しある程度。

5-FUの害作用は、依然、結構、強く出ている。オーバードーズ(量が多過ぎ)だろう。大腸がないので、小腸でのトラブルを緩衝する臓器がなく、害作用がそのまま出ていると考えられる。
もともと、2回目の入院は、回腸末端部の縫合部からの下血だったので、この手の害作用が最後まで強いのは、無理のないことだろう。

正直、仕事が出来る状態ではない。

次の診察では、今のところの予定では、減薬を申し出るつもりだ。

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【2008/10/03 18:22】 | 自分の体
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お加減いかがですか?
ななこ
少し、体調がよいと聞き、安心しました。
今日は、より体調が良くありますよう祈っています。
毎日、ブログを読み、のっぽさんの精神力の強さに敬服します。
自分も前向きに生きようと、励みになる毎日です。
今は、お仕事、無理でも、この状況を乗り越えられて、復職されたら、きっとすばらしい精神科医として活躍されると信じています。

今日も一日、のっぽさんの体力が回復し、食事も美味しくなりますよう、心より願っています。



時のしずく
カノン
いま、鷲田清一著「『待つ』ということ」(角川選書)を読み返しています。前回は印象に残らなかったのですが、今回、立ち止まったところを書いてみたい、と思います。

希い「祈りを込めない処方は効かない」という章で、精神科医・中井久夫先生の文章が引用されています。引用箇所は、中井先生が書かれたエッセイ「『祈り』を込めない処方は効かない(?)」の自註です。

「効きますように。副作用が出ませんように」と心の中でつぶやきながら処方箋を渡す時には何かが受け手に伝わり、ひいては薬の効き目にも影響するのではないかと私は本気で思っている。薬は、その作用に心身が「賛成」するかどうかで効力がちがってくることが少なくないと私は信じている。 (中井久夫『時のしずく』)

祈りながら、処方箋を書いて渡してくださる医師の存在というのは、すばらしいものですね。

Steve Jobsのスピーチは、本当に心に響きました。全文、プリントアウトして、読んでみました。ご紹介いただいた他にも、次の文章が印象深かったです。

Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something-your gut,destiny,life,karma,whatever.This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.

のっぽ先生に、訳は不要と思いますが、市村佐登美さんの翻訳が、とても良いと思いましたので、挙げてみます。

もう一度言います。未来に先回りして、点と点を繋げて見ることはできない。君たちにできるのは、過去に振り返って繋げることだけなんだ。だからこそ、バラバラの点であっても、将来それが何らかのかたちで、必ず繋がっていくと信じなくてならない。自分の根性、運命、人生、カルマ・・・何でもいい、とにかく信じること。点と点が、自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで、君たちは確信を持って、己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになっても、それは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。

減薬など信じて進まれる道を、応援しています。
またまた、なが~くなってしまいました。すみません!

No title
のらくろ
┌─┐  ┌─┐
      │●│  │●│
      └─┤  └─┤
      _   ∩   _  ∩ のっぽ!
    ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  のっぽ!
 ┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
 |●|    |●|
 └─┘    └─┘


晩御飯、美味しかったです。
のっぽ187
ななこさん

>毎日、ブログを読み、のっぽさんの精神力の強さに敬服します。

お褒め頂き、有難うございます。

>自分も前向きに生きようと、励みになる毎日です。

良かったです。人の役に立てるということは幸せなことですね。

>今は、お仕事、無理でも、この状況を乗り越えられて、復職されたら、きっとすばらしい精神科医として活躍されると信じています。

有難うございます。
自分で言うのもなんですが、復職できたら、結構、いい仕事ができるかな、と思っています。数はこなせないかもしれないけど、いい仕事がしたいですね。

>今日も一日、のっぽさんの体力が回復し、食事も美味しくなりますよう、心より願っています。

いつもいつも有難うございます。
先ほど、夕食を食べてきましたが(今晩は餃子)、とても美味しかったです!

とにかく信じること。
のっぽ187
カノンさん

癌を告知されるまでの僕は、中井久夫先生の、その話を聞いても、「ああ、きっとプラセボ効果なんだろう。」で済ましていたと思います。

ただ、ここ数ヶ月は、「祈りの力」を真剣に信じるようになりました。

思えば、「頼むから、悪くならんとってくれ!」と祈るような気持ちで患者さんに処方をしたことは、数百回もしくは数千回にのぼると思います。(初診の患者さんには、毎回、そう祈っていますね。)
だから、広い意味での「祈り」は、僕も患者さんに、しょっちゅうしていたんだと思います。復職したら、もっと明確に祈りながら、患者さんに処方をしたいと思います。

本文並びに訳、有難うございます。
このことを深く知っていたならば、20歳代、30歳代の前半をもっと自由に生きれたのに、と思いました。とは言え、僕の人生は、まだまだ、大分あると思っているので、この文章もまた、今後、何十年か生きて行く際の道標にしたいと思います。

This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
このアプローチ(ガッツ、運命、人生、業、その他、何でも信じること)は、これまで私を裏切ることはなかった。そして、このアプローチは私の人生の全てを変えてくれた。
自分でも訳してみました(今回は直訳で)が、ほんと、いい文章ですね。もちろん、「点と点を・・・。」のくだりが一番いいところですが。

応援、ありがとう。
のっぽ187
のらくろさん

応援、有難うございます。

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23時30分、現在。

1,2時間、インターネットをしたら、疲れてしまい、横になり、眠ってしまった。
今日の夕食後は、いつも飲んでいるプリンペランを飲まなかった。そのせいか、胃が重い、ムカムカする。だいぶ、胃に来ているようだ。
今、先ほど、母親が仕事帰りに、僕の様子を見に来たのだが、しんどくて、すぐには起きられず。「親しき仲にも礼儀あり。」なのだが、細かい配慮をする気が起こらず、ぞんざいな対応をしてしまった。

薬は減らしたが、全身倦怠感は結構、ある。前回より軽減しているが。
胃の重み、ムカムカは明らか。
少し足先に違和感あり。

この2週間、抗癌剤の投与を受けていなかったので、すこぶる体調は良かった。その分、今回、抗癌剤の投与を受けてみて、落差を感じた。抗癌剤による害作用の存在は明らかである。なお、今晩、「当直をしてくれ。」と頼まれていたとしても、今の体調では、とてもじゃないが、出来ない。

更なる減薬を望む。

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【2008/10/02 23:48】 | 自分の体
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強靭な精神
カノン
NHKハイビジョンで、「100年インタビュー棋士・羽生善治」を
観ました。
羽生さんの強さを探る番組なのですが、その中で、羽生さんが、
「答えのない局面に個性は出ます。その人の好き嫌い、性格、
資質、習慣が出ます」と語っていました。

今回、のっぽ先生の強さを、改めて実感しました。
ドクターとしての冷静さはもちろんですが、ひとりの人間として、
その精神的な強さを、驚きとともに実感しています。

手術後、肺のことも知らされていらしたのですね。

今、告知されて苦しんでいる方々のために始められたブログの
コメント欄でも、ひとりひとりに丁寧に、本当に誠実に対応して
くださいます。褒めていただいたり、励ましていただいたり、私など
どれほど慰められたかわかりません。
ありがたいことなのだなあ、と身にしみて感じます。

前回の「内なる声に耳を澄ませて、それを信じて、自分の心と直感
に導かれるままに生きたい」という言葉の意味が、一段と深く心に
響きました。

いま、正直に申しまして、少しオロオロしていますが、化学療法を
受けていらっしゃらない体調の良い日々に、のっぽ先生が病を
忘れていらっしゃるように、私も心配したり、病を忘れたりしている
ことが、たぶん自然なのだろう、と思います。

おはようございます
ななこ
おはようございます。今日の体調はいかがでしょうか?
副作用のせいで、体調が悪いようす。
そんな中でもお母さんにお気遣いの心、でもきっとお母さんも理解してくださると思います。
病気の種類が違うので、自分には体感ありませんが、さぞ化学療法の副作用の体調不良は辛いのだと、お察します。

また、いつも気軽にコメントして頂く、のっぽさんの病状を聞き、かなり動揺して、昨日はコメント出来ませんでした。

いつも同じ言葉で恐縮ですが、私に唯一出来る事、のっぽさんの体調が、今日は昨日よりいい一日でありますように。
いつも心より、祈っています。

No title
アンズ
「親しき仲にも礼儀あり」は確かにそうなのですが、 体調悪いときにぞんざいになるのは仕方ないですよ。許してくれると思います。

私なんか、術後にケーキを持ってきた母と、「何も食べたくないって言ってるのに!」と病室で大ゲンカしました。
母にしてみれば「好きなものならなんとか食べられるのでは?」という気遣いだったのでしょうが、私にしてみれば「見るだけでむかつく」わけで。。。悪かったなと今は思えますが、不快なことを我慢することはさらなる不快を呼びますから。

医学的な躁うつ病ではありませんが、休薬期間:躁、治療前後数日間:鬱、として過ごしていました。治療後4日目までは欝なんだから仕方がないと、黒い雲が通り過ぎるのを待って、躁期にはできることを何でもやっておこう、この際、無駄使いもしちゃえとという気分でしたね。


Your time is limited, so ・・・
のっぽ187
カノンさん

>NHKハイビジョンで、「100年インタビュー棋士・羽生善治」を
観ました。

ハイビジョンですか。見たかったですね。

>羽生さんの強さを探る番組なのですが、その中で、羽生さんが、
「答えのない局面に個性は出ます。その人の好き嫌い、性格、
資質、習慣が出ます」と語っていました。

嬉しい言葉ですね。答えのない局面をどう打開するかは、比較的、得意としていると、自分でも思っています。

>今回、のっぽ先生の強さを、改めて実感しました。
ドクターとしての冷静さはもちろんですが、ひとりの人間として、
その精神的な強さを、驚きとともに実感しています。

有難うございます。いつも、そうなのですが、こうして高く評価して戴けることは、これ以上なく嬉しいことです。

>手術後、肺のことも知らされていらしたのですね。

3月13日、手術前の検査が行われた後、同じ日に説明を受けました。「肺に4箇所(右3つ、左1つ。もしくは、右1つ、左3つ。)、転移と思われるものがある。」と言われました。
そこで正直、観念しました。

>ひとりひとりに丁寧に、本当に誠実に対応して
くださいます。

有難うございます。「一人一人に対して、きちんとしたい。」というのは、僕の心の底から湧き出て来る感情です。

>褒めていただいたり、励ましていただいたり、私など
どれほど慰められたかわかりません。

良かったです。こうして、返事をしている甲斐があります。


>前回の「内なる声に耳を澄ませて、それを信じて、自分の心と直感に導かれるままに生きたい」という言葉の意味が、一段と深く心に響きました。

昔から、「そうありたいな。」と思っていたのですが、最近は、その感を強くしています。「私達の持っている時間は限られている。」このくだりを強く実感するようになりました。

調子のいい時には、なるべく、病のことは忘れて生活する。これが意外と、日々を充実させる、もっと言うと、日々幸せに過ごせる秘訣なのかな、と思っています。
あと、「心配」は、本来、人間にとって自然な感覚であると、僕は思っているのですが、日々を幸せに過ごすためには、心配しない方が良いみたいですね。
「お金のことでくよくよするな! 心配しないと、うまくいく。」(リチャード・カールソン著、サンマーク文庫)ですね。

こんばんは
のっぽ187
ななこさん

今(10月4日午前1時40分)の体調は、まあまあです。軟便、頻便が続いていること、少し身体が重い感じはしますが、全般的には、まあまあです。

>副作用のせいで、体調が悪いようす。

10月2日の夕方から夜にかけては、正直、きつかったですね。もう少し、お薬、減らしてもらわないと、いけないな、と思いました。

>そんな中でもお母さんにお気遣いの心、でもきっとお母さんも理解してくださると思います。

有難うございます。そう言って下さると、正直、ほっとします。

>病気の種類が違うので、自分には体感ありませんが、さぞ化学療法の副作用の体調不良は辛いのだと、お察します。

正直、あまりいいものではありませんが、以前に比べると、薬の量が減った分、楽になっています。

>いつも同じ言葉で恐縮ですが、私に唯一出来る事、のっぽさんの体調が、今日は昨日よりいい一日でありますように。
>いつも心より、祈っています。

祈りが届いたのだと思います。2日の夕方、夜より、3日の体調の方が良かったです。いつも、祈って頂き、本当に有難うございます。

無理に我慢はしない。
のっぽ187
アンズさん

>体調悪いときにぞんざいになるのは仕方ないですよ。許してくれると思います。

有難うございます。

>母にしてみれば「好きなものならなんとか食べられるのでは?」という気遣いだったのでしょうが、

健康な人は、どうもそういう思考回路になりがちですよね。仕方ないのかな。

>不快なことを我慢することはさらなる不快を呼びますから。

最近は僕も(必要がないと考えられる)我慢はしないことにしています。

薬が身体に入っている時、残っている時は、僕も感情が平坦になりますね。薬の影響がない時、少ない時は、「しないといけないことをまず片付けて、やりたいことに時間を割く。」という生活を、僕も送っています。

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今朝の採血の結果は、白血球4300、うち好中球2300であった。Hb 12.9と血色素量は、ガンを指摘されてから、一番、いい数字。抗癌剤をお休みしていたのと、この2週間、血便がなかったことがHb値を押し上げているのだろう。
問題ないとのことで、予定通り、本日、化学療法が施行された。

今回は、9月4日の用量の75%で、5ーFUは、1687mg/46時間、オキサリプラチンは、67mg/2時間で投与される。

だいぶ、量は減っているのだが、食後、胃が重い感じがする。食欲自体はあまりない。とは言え、普段の8割くらい食べられたが。キムチ鍋、温泉卵は食べられたが、ハンバーグは食べなかった。味覚が少し落ちているようだ。
排便は、1回あった。化学療法をしている時に出る、軟らかい便であった。
あと、気分がすぐれない。あまり人と話す気にならない。不快感がある。
頭が重いとまでは行かないが、すっきりしない。
grade 1に相当する、害作用の内容だと思う。(18時40分現在)

もう一段階、量を減らしたい。それが今日の率直な感想だ。

9月12日の診察で、CTの所見について主治医と十分、話すことが出来ていなかったので、点滴の針を刺しに来た、若いドクターをつかまえて、放射線科の先生が読影した所見はどうだったのか、と尋ねた。

肝臓:S4/8の陰影は、縮小。
肺:左S8、右S10(左右、逆だったかもしれない)の陰影は、やや縮小~同等。
原発巣の壁の肥厚は、分厚くもなっていないし、小さくもなっていない。不変。
リンパ節の腫大はない。
所見)multiple meta stage(多発転移の病期、ステージ)

結局、放射線科の先生が書いた所見そのものを見せてくれたので、その場で記憶して、今、書き出した。目を引いたのが所見のmultiple meta stage. 言われてみると、そうなんだけど、一瞬、医者モードで自分のカルテを見て、その後、我に帰って、患者モードになると、multiple meta stage には少し驚いた。
後、部位ごとに見る。

肝臓:良かった。3月に肝切除を受けたのが、S5/8だから、取ったところやその近くに2ヶ月(前回のCTは5月)で新たな転移巣が出現したということか。

肺:撮ったCT、医者ごとに解釈が分かれている様。古い炎症の痕と考える(5月のCTの所見は、そう書かれていた)よりは、転移と考えるのが妥当だろう。ただ、S8やS10というのは、肺の下の方で横隔膜と重なるところで、少し読影はしにくいところだが。
肺については、手術を受けた病院では、「4つ、転移巣がある。」と言われ、今の病院では、全く指摘されず、であったのだが、9月のCTでは、転移巣を指摘されている。なお、手術を受けた病院で指摘された箇所(S1~6)と今回、指摘された箇所も違うみたいで、正直なところ、よく分からない。

原発巣:外科医からは全く指摘を受けたことのないところ。問題なし、とは言い切れないが、メインは肝臓と肺だろう。

リンパ節:腫大なし、とのこと。良かった。放射線科の先生と今の主治医の先生の間で、意見が分かれているが、これに関しては、腫大なし、でいいだろう。

良く分からないのは、肺である。ただ、血行性の転移を伴っていることは明らかなので(肝臓に転移巣がある)、今の方針に変わりはない。ガンの増大を抑える、これで良いだろう。

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【2008/10/02 19:14】 | 診察
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No title
あおくん
お疲れ。
のっぽさんの病状、初めて詳しく知りました。
どうにかガン細胞が縮小するといいね。

俺みたいな見えない敵よりも見えてる敵の方が
攻略しやすいかな?

ちなみに俺も今日ケモ終了なんだけど胃は思いなぁ。
病院飯は拒絶し、売店で買い食いしてたよ。
(チキンカツサンドがなぜか食えるんだよなぁ。)


No title
アンズ
お疲れ様です。少しは気分よくなっていますように!

「縮小」「やや縮小」「同等」が多いので、薬はきいてるということですよね。今のところ増大を抑えるという目的をしっかり果たしているから、できる限り長く続けられるように、体調と相談しつつ投与量を加減して継続ですね。

Hb 12.9は、いい数値ですよねえ。私はたぶん今日でも、そんなには無いなあ。ウィークリータキソールの治療中は9.0にも達しなかったので、いつも鉄剤を服用していました。ウィークリーだと回復するヒマも無いんですけどね。


No title
サバ
副作用つらいですね…。食べ物なのですが、ご存知かも知れませんがリブレフラワー(1400円くらいです)と言う玄米を粉状にしたものがあります。毎食後、水でといて柔らかくして食べます。匂いは香ばしいです。栄養価も高いので術後ずっと食べています。あと、朝一番に酵母を飲んでいます。何がいいのか分かりませんがこの二つは続けています。パートナーも現状維持で(両肺の多発小結節)小さくも大きくもなっていないので抗がん剤が効いてくれてるのでしょう。転院する前と後の検査では前より転移の箇所が少なくなりました。骨シンチも何となくアテにならない様な。
少しでも御気分がよくなられます様に。
うちも来週8クールさしてきます。

病状
のっぽ187
あおくん

問題は、肝臓と肺だと思っています。

肝臓については、切除したところの近く(同じセグメント)に、新たに転移巣が出現したということになります。肝臓を切除した痕も、CT上は黒く写るので、個人的には「肝臓の黒い部分は、肝臓を切除した痕なのか、新たな転移巣なのか、どっちだろう。」と思っていました
。ただ、今回の所見は、「転移の疑い」ではなく「転移」と書いてあったので、転移だと捉えています。

肺は、指摘されたり、されなかったり、おまけに今回、指摘された箇所は、3月に指摘された箇所と違うところであるよう。ただ、3月に指摘された箇所は、僕が読影しても「転移巣だなあ。」と思えたので、肺転移はあるのだと思っています。

はっきりしていない(と僕が思っていた)ことを、わざわざ、記事に書くのは面倒臭いなあ、と思っていたことと、体調がいい時に病のことを書くのは鬱陶しいなあ、と思っていたこともあり、記事に書くのが遅くなってしまいました。

もう少し数が少ないと、手術適応もあるのかもしれないけど、手術適応がなければ、見えていてもいなくても、対応は一緒だと思います。
あおくんのように腫瘍マーカーに変化はあるけど、画像上、見えない、というのは、どういう状態にあるのか、僕もよく分かりません。

肉系のサンドイッチは、行けますよね。少なくとも、病院食よりは、チキンカツサンドを僕も選ぶと思います。

気分、よくな~れ。
のっぽ187
アンズさん

>少しは気分よくなっていますように!

有難うございます。気分と食べられること、この2つが重要ですね。僕は、そう思っています。

>「縮小」「やや縮小」「同等」が多いので、薬はきいてるということですよね。

僕も、そう捉えています。主治医も、そう捉えています。

>今のところ増大を抑えるという目的をしっかり果たしているから、できる限り長く続けられるように、体調と相談しつつ投与量を加減して継続ですね。

そうですね。続けることがポイントだと思っています。体調と相談しつつ、そして、僕自身が抗癌剤治療を嫌にならないようにすることが大事かな、と思っています。

>ウィークリータキソールの治療中は9.0にも達しなかったので、いつも鉄剤を服用していました。

8台だと、結構、日常生活に差し障りがあるんじゃないでしょうか。僕は、貧血が進むと、立ちくらみと疲れ易さ(自転車を漕いでいると、すぐ息が切れてしまう)が出現、増強します。

食事
のっぽ187
サバさん

>食べ物なのですが、ご存知かも知れませんがリブレフラワー(1400円くらいです)と言う玄米を粉状にしたものがあります。毎食後、水でといて柔らかくして食べます。匂いは香ばしいです。栄養価も高いので術後ずっと食べています。あと、朝一番に酵母を飲んでいます。何がいいのか分かりませんがこの二つは続けています。

食べ物は、ほんと、何がいいのか分からないですよね。

僕が大阪に帰って来た(実家から500mほど離れたところに部屋を借りて一人暮らしをしています)理由の一つは、「ちゃんとした食事を摂るため」でした。
食事がいいせいか、僕も体調は概ね良いです。

>パートナーも現状維持で(両肺の多発小結節)小さくも大きくもなっていないので抗がん剤が効いてくれてるのでしょう。転院する前と後の検査では前より転移の箇所が少なくなりました。

抗癌剤、効いていると思います。

お互い、いい体調を維持したまま、長生きしましょう。

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