癌との共存を目指しています。
山梨大学医学部2年生、115人中25人留年 http://noppo187.blog39.fc2.com/?no=282 という記事を以前、書いたところ、山梨大学の医学部の学生さんからコメントを頂いた。コメントをしてくれたladyさんに、ladyさんのブログ、記事を拙ブログで紹介したいと願い出たところ、快くOKしてくれた。記事は、こちら。http://blogs.yahoo.co.jp/examination_again/52342312.html

僕も、医学生をしていた頃は、試験で嫌な思いを何度もしたし、2年生から3年生に上がる際と卒業する際に、危うく留年しそうになった。(僕は出来の悪い医学生だった。)

医学生のことを身近なこととして捉えることがあるとすれば、僕が長生きして、結婚し、子供をもうけて、その子が医学部に入った場合位しか思い付かないが、後から医者になる人達が理不尽な思いをしないように、そして、「これだけ医者が足りていない状況で何をそんなくだらないことをしているんだ!」という怒りを込めて、先日、山梨大学医学部のことを取り上げた。事情は、ladyさんの記事と記事からリンクされているサイトに詳しく書かれている。

僕ら癌患者にとって、直接、関係のあることではないが、厚生労働省、文部科学省の硬直した実態を知ることは悪いことではないと思う。

2010年12月12日、追記。このエントリーにコメントをする際は、「管理者にだけ表示を許可」のところをクリックせずに、すなわち公開の形で、コメントして下さい。

2011年5月9日、追記。このエントリーに対する非公開コメント(コメントの内容を非公開とした物)は、内容にもよりますが、原則、削除致します。ご了承下さい。

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【2010/06/27 17:07】 | 学校・教育
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匿名希望
山梨大学の学生です
ここのカリキュラムは殆ど教授たちの趣味で、国試に役に立たない科目で単位を落として留年することもしばしばです。
だから毎年国試合格率も低く留年率が高い。
おまけに先輩からのレポートがないと単位がとれないような科目があり、レポートの囲い込みや争奪のための争いが見るに耐えない。
女子などは先輩と付き合ったり売春してまで過去レポを手に入れています。
本当にこの大学は腐っている。

その場その場でベストを尽くす以外、手はない。
のっぽ187
匿名希望さん

>ここのカリキュラムは殆ど教授たちの趣味で、国試に役に立たない科目で単位を落として留年することもしばしばです。

僕の母校も、そうでした。

>おまけに先輩からのレポートがないと単位がとれないような科目があり、レポートの囲い込みや争奪のための争いが見るに耐えない。 女子などは先輩と付き合ったり売春してまで過去レポを手に入れています。

売春の話は、少し驚きましたが、あり得ない話ではないですね。

日本の国の、こういう駄目なシステムは、なかなか解決されないですが、いい解決法はなくて、その場その場でベストを尽くす以外、術はないと思います。

一つ先輩として、アドバイスをすれば、普通に医者をする分には、1年や2年の遅れは、全然、問題ないです。無理をして、身体を壊さないようにさえすれば、最終的には、どうにかなるんじゃないか、と僕は考えています。

国公立の医学部の出身者は、僕が知る限り、基本的に皆、優秀なので、「最終的には、どうにかなる。」と思います。(私立医大出身者も、優秀な方は沢山、いました。)

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少し考えてみたのですが
のっぽ187
11月28日にコメントをしてくれた方へ

学生時代に何を学ぶべきか、何を学ぶべきだったか、ということについて、少し考えてみたのですが、いい答えが思い浮かびません。

一つ言えていることは、自分が専門とする科以外のことについては、医者になってから学ぶ機会がなかなか無いので、きちんと勉強をしておいた方がいい、もしくは、しておいた方が良かった、ということです。

今年も留年続出!!
山梨大学の4年生
今年の2年生も大苦戦中。
組織学の実習試験の落第者は去年以上・・・・。
もう学生の中でも、60点なくても合格にせざるをえないだろうとという見通しが蔓延しています。

毎年同じプレパラートから出ているのに、なぜ去年・今年は不出来なのでしょうか?
教官も頭を抱えています。

ゆとり教育世代で、詰め込み学習が出来ないのかもしれません。

このままでは、去年の留年者を上回るかも・・・

一患者として
のっぽ187
山梨大学の4年生さん

一患者として、みんな、早く医者になって欲しい、ただ、それだけです。

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厚生労働省のホームページにある国民の皆様の声募集http://www.mhlw.go.jp/iken/bosyu_voice.htmlに以下を送信した。

○○○(府県名を書いた)下の精神科の病院に勤める医者(勤務医)です。山梨大学の2年生は、今年の3年生への進級にあたり、115人中25人が留年したと聞きました。m3.comというサイトの掲示板で知りました。

私は、直腸癌の手術を受けたり、肺に転移したものを取ってもらったり、とフルに勤務が出来ているとは言えないのですが、一緒に仕事をしている先生方は本当によく働いていると思います。

十分、存じているかと思いますが、現在の医師不足は深刻です。一勤務医として、また、一患者として、痛感します。医学部の定員を増やしたことについては、評価しているのですが、医学部生の進級もスムーズに出来るように文部科学省に取り計らって頂けないものでしょうか。私も10数年前、○○の国公立大学で医学部生をしていました。当時を思い起こしても、2割以上、進級に不適格な者がいたとは思えないです。

ご高配のほど、何卒、よろしくお願い致します。(送信内容は以上です。)

なお、文部科学省https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry21/宛にも同内容のメールを送った。

m3.comというサイトにある医師専用掲示板でも、このテーマ(山梨大学医学部2年生が25人、留年したこと)を閲覧した人の総数は、他のテーマとは、一桁から二桁違うので、多くの医者が関心を持っているんだと思う。殆どの医者が、「思うところはあるけど、時間はない。」という状況だと思うので、少し時間のある僕が代わりに厚労省と文科省に意見をした次第である。

2010年4月21日、追記。このエントリーの背景を、コメントの上から2つ目のところに書いています。もしよろしければ、目を通して頂けると有難いです。

2010年12月12日、追記。このエントリーにコメントをする際は、「管理者にだけ表示を許可」のところをクリックせずに、すなわち公開の形で、コメントして下さい。

2011年5月9日、追記。このエントリーに対する非公開コメント(コメントの内容を非公開とした物)は、内容にもよりますが、原則、削除致します。ご了承下さい。

2014年3月12日、追記。コメント欄を閉じます。コメントしてくれた方には、大変、心苦しいのですが。

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【2010/04/20 10:49】 | 学校・教育

一患者にすぎませんが
通りすがり
患者の立場ですが、医師の仕事は患者の生命を預かる大切な職業です。
であるからこそ、社会的な地位も高く収入もあり、一般的に尊敬を受けたりもするわけです。
知識や技術が生半可なままで医師の資格を取って社会に出てこられては、患者はたまったものではありません。
一定の水準に達していないと判断した医学生を留年させた大学側は、誉められこそすれ、非難されるべきではないと考えます。
医師不足だからといって、いい加減な医者が増えるのは恐ろしいことで、そのような風潮には歯止めをかけてもらいたいです。
のっぽ先生の頃と違って、今の学生は学力水準が高くないのかもしれませんし…

このエントリーの背景
のっぽ187
通りすがりさん

僕の説明が不足していました。

医学部の初めの2年間は、教養(英語、ドイツ語、生物、化学、体育とか)と基礎医学(解剖学、生理学、生化学)の一部をしていると思います。

教養で学んだことは、正直言って、殆ど診療の役に立ちません。僕が学生の頃は、「第3の男」という映画を本にしたものを英語で読みました。ドイツ語は、ご存知の通り、臨床の場面で使う機会はありません。(ドイツ人も英語で論文を書いています。)

到達度が低いということがあるかも知れませんが、それらの単位を1つか2つ落としただけで留年とするのは本人(医学生)にとっても可哀想だと思いますし、昨今の医師不足を考えると、致命的に欠陥があるのでなければ早く医者になってくれ、と思います。

解剖学(骨や血管の名前を覚える)については、外科系に進むのであれば、自分が進む分野については、ある程度、必要だと思うのですが、内科系に進むのであれば、あまり必要ないと思います。少なくとも、大事なことは仕事をしているうちに強化されてきますし、必要のないものは忘れてしまう、でいいと思います。生理学、生化学も同様だと思います。

従って、程度の問題ではありますが、最低限のことが理解できれば、次に進む、でいいか、と思います。山梨大学医学部に入って来る人の学力についてですが、ゆとり教育の問題もあるかと思いますが、ある程度の水準にあるのではないか、と考えています。(以前、勤めていた病院で僕の上司だった先生の子供さんが、とある国公立大学の医学部に入りました。はたで話を聞いている分には、入るのは、とても大変そうでした。)ある程度の水準にあると考えられる国公立の医学部で2割以上、留年者が出るのは、僕は問題がある、と考えています。具体的には、過度に高いことを要求しているのではないか、ということです。

あと、先週、入院していた時、吐き気が治まらないために(14日は朝から全く食事も水分も摂れていなかった)、午後10時頃、ナースコールをして、「出来れば、点滴をお願い致します。」と言いました。すると、当直の医者(30歳前後の男性)が出て来て、点滴をしてくれました。翌15日、夜、全く寝就けないので、熱いお茶を飲むべく、給湯器に向かいました。午後10時頃だったと思うのですが、昨日、当直をして、僕に点滴をしてくれた先生が疲れ切った顔をして、電子カルテに向かっていました。

僕も、似た経験を何度もしたことがあるのですが(当直後、日中、働いて、夜、遅くまで仕事をすると、頭が働かなくなる)、同業者として可哀想に思ったと同時に、「これは危ない。」とも思いました。(頭が働かない状況で診療をするのは、僕は危険だと考えています。)

以上のような背景から、厚労省、文科省にメールをしました。


通りすがり
丁寧に説明して下さって、ありがとうございます。
厚労省などに、メールをされた理由が良く分かりました。
入院して治療中でいらっしゃるようですね。奏功して回復されますように。



どう致しまして。
のっぽ187
通りすがりさん

自分が経験して知っていることでも、他の人は知らないということがあるということを再認識しました。

このブログは、自分のメモ帳を兼ねているのですが、もう少し他の職種の人(主婦の方や無職の方を含む)に分かるような文章を書かないといけない、と思いました。

今回のやり取りは、僕にとって、とても学ぶところが多かったです。



追加です。
のっぽ187
通りすがりさん

m3.comというサイトにある医師専用掲示板を再度、読みました。通りすがりさんが初めのコメントで仰っていることを書いている医者も結構いました。

僕のエントリーやコメントは、あくまで一臨床医そして一患者としての意見であるとご理解頂けると有難いです。

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私への返信
のっぽ187
匿名の方へ

記事のご紹介、有難うございます。貴ブログでこの記事を紹介して下さったこと、とても嬉しく思います。

文部科学省からは今のところ、返事は、ありません。

厚生労働省からは、

==========

厚生労働省です。 この度は貴重なご意見・ご要望をいただきありがとうございました。
頂いたご意見は今後の厚生労働行政の参考にさせていただきます。
これからも厚生労働省をよろしくお願いいたします。
このメールは自動的に返信しています。

==========

というメールが4月20日(送ったその日)に届きました。

また、翌21日には、

==========

匿名 様

厚生労働省ホームページをご利用いただきありがとうございます。
お寄せいただいたご要望について確認いたしましたところ、当省において対応することは困難ですので、ご了承願います。
なお、医学部の進級を所管するのは文部科学省になりますので、ご参考までに申し添えます。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

厚生労働省大臣官房総務課行政相談室

==========

というメールが届きました。

あとで匿名は良くないと思い返し、厚生労働省には実名をメールで伝えました。

なお、文部科学省へのメールフォームは実名しか選択できないため、実名でメールをしました。

ところで、もしよろしければ、貴ブログの6月19日付の記事を拙ブログで紹介してもよろしいでしょうか。

医学生の置かれている状況を癌患者やその家族が知ることは、悪いことではないと思いますので。

具体的に効用を挙げると

①長い目で見て、医学教育の改善につながるだろう。理不尽な状況(私はそう考えています)の打開につながるだろう。

②文部科学省、厚生労働省の硬直した実態(そう言って私は差し支えないと思います)を多くの人に知ってもらうことは、長い目で見て、日本の医療の改善につながるだろう。
例えば、日本で十分な医療が受けられない(インフォームド・コンセントが不十分であるとか)のは、個々の医者の技量云々というよりは、むしろ長年の医師抑制政策によるものであると私は考えています。

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のっぽ187
匿名の方へ

無理しなくていいですよ。

>文科省がもし何らかの対応を取ってくれたら・・・と思わないわけではないのですが、おそらく改善は叶わないと思います。

僕も、そう思います。


紹介を♪
lady
のっぽさま


私の記事のご紹介を、というご提案をお受けしようと思います。

問題視して下さる方が一人でも増えて医学教育、医療現場の現実が少しでも改善されれば大きなことですものね。

私のようにメンタルバランスを崩す学生も減ってくれれば良いですし。

ありがたくご提案をお受けしますのでご紹介よろしくお願いいたします。

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