癌との共存を目指しています。
映画「チェ 39歳 別れの手紙」を見て来た。留美子さんのアドバイスに従い、今回は障害者手帳を提示して来た。割引があった。有難い。

映画の方は、チェ・ゲバラもしくは中南米に関心がないと、少し退屈するかな、といった内容だった。僕は、双方に強い関心を抱いているので、2時間余り集中して観ることが出来た。

あらすじ: 1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが……。(シネマトゥデイ)

あらすじの続きを簡単に書くと、革命はうまく行かず、政府軍に捕らえられ、処刑される。かなり、史実に忠実な内容だと思われる。映画によると、革命がキューバでうまく行ったのに、ボリビアでうまく行かなかったのは、ボリビア政府がキューバの二の舞になることを警戒し、CIAの協力を得ていたこと、加えて、インディオ(原住民、農民の多くはインディオであった)が革命軍に協力しなかったことが挙げられる。インディオの密告で、革命軍が殲滅されて行くシーンが非常に印象的だった。

インカ帝国が滅んでから、インディオは白人の支配下に長らく甘んじている。これまで、インディオのそういった状況に僕は同情していたのだが、この映画を見て、「被支配者層に甘んじているのは、ある意味、当然かな。」と思った。

それにしても、「一番近い病院が100km離れている。」だとか、「その病院には、アスピリン(解熱鎮痛剤、ロキソニンと同系統の薬)しかない。」だとか、「鉱夫の50%は、30歳までに死ぬ。」だとか、1967年当時のボリビアは、もう無茶苦茶である。「(ボリビア)政府は、国民のことなど何も考えていない。」と言う、ゲバラの発言は、その通りだと思う。

政府が国民のことをあまり考えないのが、グローバル・スタンダードなのかな、と思ったのと同時に、政府サイドに立った場合、国民をあまりきちんと教育しない方がきっと統治しやすいのだろうな、と思った。

処刑される前に、守衛が「共産主義者は、神を信じるのか。」と尋ねた際、ゲバラが「(共産主義者でも)信じる人と信じない人がいる。私は、人を信じる。」と答えたのがとても印象的だった。

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【2009/02/14 22:31】 | 映画
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留美子
割引になりましたか
良かった(^^)

因みに私は直腸機能障害で
4級なんですよ(^_-)

お教え頂き、有難うございました。
のっぽ187
留美子さん

僕は、ぼうこう又は直腸機能障害で身体障害者手帳の3級です。

割引があると、「時々は、映画でも行こうかな。」という気になりますね。

人を信じるということ
カノン
いえいえ(笑)、歴史オンチの私でさえ、チェ・ゲバラの名前を知っているので、国内での知名度は高いのではないか、と思います。
私は歴史が苦手で、世界史・日本史の知識が、すっぽり抜けています。

今回のエントリーで、のっぽ先生が、チェ・ゲバラに魅せられる理由が、少しわかったような気がしました。
彼は、目を覆うばかりのボリビアの惨状から、国民を救いたいと、本心から思って、革命を企てます。しかし、インディオの密告により、処刑される運命をたどるのですが、彼は最期の時に、それでも「人を信じる」と言います。

その「人」というのは、自分の志を継いでくれる「人」はもちろんのこと、自分を裏切った「人」も含む、全ての「人」ということなのかもしれません。
長い間、被支配者層として虐げられたきた人々が、目先の手柄に目がくらんで、権力者におもねり、ほんの少し自分の立場が良くなるというだけで、自分たちのことを、本気で考えてくれる人を売るということは、よく起こる事だ、と思います。他の人に対する嫉妬もあるかもしれません。

当時のインディオの人たちの無知もずるさも、受け入れて許した、チェ・ゲバラは、魅力的な男性だったのだなあ、と思いました。

この映画を観ていない上に、史実も知らないので、あくまでも、私の偏った解釈(特にインディオさんについて)ですので、トンチンカンな部分は、どうぞ訂正してください。

さて、いよいよ明日から、お仕事ですね。
多少の不安や戸惑いも、おありかと思いますが、のっぽ先生でしたら、きっと大丈夫!
チェ・ゲバラのように、熱い志と誇りを持って(でも、決して命を賭けないように、十分気をつけて)

いってらっしゃい!!

行って来ます。
のっぽ187
カノンさん

100点満点です。全く訂正する箇所が見当たりません。「私は、人を信じる。」とチェ・ゲバラが言ったシーンには、心打たれました。

wikipediaには、<今日でもゲバラは、中南米を始めとした第三世界では絶大な人気を誇るカリスマである。特にボリビアでは「イゲラの聖エルネスト」と呼ばれ聖人同然の扱いである。>と書かれています。肝心なところで、政府軍に密告したりして、何が「イゲラ(イゲラ村で処刑されている)の聖エルネスト」だと思うのですが、そんなものなのかも知れません。

>さて、いよいよ明日から、お仕事ですね。 多少の不安や戸惑いも、おありかと思いますが、のっぽ先生でしたら、きっと大丈夫!

有難うございます。

>チェ・ゲバラのように、熱い志と誇りを持って(でも、決して命を賭けないように、十分気をつけて)

カストロへの別れの手紙の中で「私を必要とする人が(世界にはたくさん)いる。ささやかながら、そういった人達の力になりたい。」(正確な表現は忘れましたが、大体、そんな感じでした。)という一節がありました。ささやかながら、自分の学んだことや経験が役に立てばいいな、と思っています。ただ、ゲバラと違い、命は掛けるつもりはないです。

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映画「チェ・28歳の革命」を見てきた。

あらすじ: 1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。(シネマトゥデイ)

感想:なかなか、良かった。僕は、チェ・ゲバラに以前から強い関心を抱いていたので、「これは是非、見たい。」と思い、映画館に向かった。ただ、チェ・ゲバラのことを知らなかったり、ラテンアメリカ(中南米のこと)にあまり関心の無い人は少し予習をしてから見た方がいいかな、と思う。僕自身、ハバナ以外の地名が分からず、「もう少し予習してから行けば良かった。」と思った。
チェ・ゲバラが資本主義について「おもちゃを一つ持っている子供が2つ、3つと欲しがったら、どうするのか。みんながそうなったら、どうなるのか。」と言っているシーンがあり、印象に残った。また、志願兵の青年に「読み書きができないと、だまされる。(だから、読み書きは、できるようにならないといけない。)」と言い、次のシーンで、木の椅子に腰掛けた兵士達が文字を習っていたところが映し出されていた。
理想の社会を実現するためには、どういった体制が良いのか(資本主義、社会主義、それとも・・・)、また、それを実現するためには、どういった方法を採るのが良いのか(話し合い、選挙、革命、戦争、それとも・・・)は、意見の分かれるところであるが、場合によっては、チェ・ゲバラが採った方法もやむを得ないのではないか、と思った。あと、「愛のない革命家なんて、(私は)考えられない。」という発言も印象に残った。

近々、後編「チェ 39歳 別れの手紙」も是非、見たいと思っている。

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【2009/02/10 23:14】 | 映画
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留美子
確か障害者手帳を
持って居ましたよね
東京では映画の券を買う時
手帳が有ることを言って見せると
安く成るんですよ
本人と付き添いの方がね(^^)
もしかしたら
そちらでも安く成るかも知れませんよ
知ってたら
ご免なさいm(__)m

有難うございます。
のっぽ187
留美子さん

貴重な情報、お教え頂き、本当に有難うございます。障害者手帳(3級)を持っています。

映画館のホームページには、「障害者手帳を持っている人には割引があって・・・。」といった記載は、ありませんでした。それで、「ああ、割引はないのか。」と思い、1500円払って(定価は1800円ですが、会員になると1500円になるということなので、会員になった)観ました。

次、行った時は、受付の人に聞いてみます。

私も見たいと思っています。
ななこ
この映画は、私も見たいと思っています。勿論、続編の方もですが。現在、見に行ける状況では無いので、多分、DVD待ちになりそうです。
チェ・ゲバラには、かねてから、関心があり、若き日を描いた映画、「モーターサイクル・ダイアリーズ」と、「チェ・ゲバラ&カストロ」を見た事があります。(どちらも、同じ、俳優が演じていました)

チェ・ゲバラはアルゼンチンの裕福な家庭に育ち、子供の頃から喘息を患い、そして医学の道に進み、確か在学中に友人と二人で、一台のバイクで、南米旅行をして、その過程で貧しい人々や、ハンセン病患者と出会い、その中で、南米の現実を知り、その時の経験が、その後の彼の人生に影響を与えたという映画が、「モーターサイクル・ダイアリーズ」です。
この映画の原作は、彼の著作「モーターサイクル南米旅行日記」ですが、この経験がやはり彼の人生を大きく変えたようです。

又、彼が死後、今でも多くの人々に影響を与え続け、興味を抱かされるのは、彼のカリスマ性、考え、思想が偉大だからなのでしょう。私も、是非、この映画は見てみたいです。


お勧めです。
のっぽ187
ななこさん

チェ・ゲバラのことをご存知なら、是非、見られることをお勧めします。ベニチオ・デル・トロの演技は素晴らしく、途中から「これは、チェ・ゲバラ本人ではないのか。」と錯覚するくらい上手でした。あと、革命前のキューバが置かれている状態を見ると、「武力闘争は、やむを得ない。」と思いました。

貧しい人々や立場の弱い人々のことを親身になって考えた結果、「革命を起こさざるを得ない。」という結論に達し、それを実行していく様に深く共感を覚えました。

No title
あんず
知人は学生時代にチェ・ゲバラのことを知って、ハバナまで行きました(大使に直接手紙を書いた)。あまりの貧困ぶりに、帰国後、教育支援のNGOを設立し活動していました。が、何度か渡航するうちに、直接的なサポートができない自分にもどかしさを感じたのと、自国が貧しいにもかかわらず、他の途上国に医師を派遣していることに感化されて、医学部を学士入学。今頃は医師としてどこかの国に派遣されてるはず。
一生を変えてしまうだけの影響力が今もあるのですね。変われた知人も若くパワフルで、素晴らしいと思いましたが。

貧困との闘い
カノン
チェ・ゲバラについては、名前しか知らなかったのですが、ドクターだったのですね。
現在でも、公衆衛生の完備は、われわれ人類の重要課題の一つです。
貧困と病気は、一卵性双生児のように、分かちがたいものだ、と思います。

毎年、ほんの僅かですが、「国境なき医師団」に寄附をしています。昨日送られてきた、ニュースレター“REACT”を見ると、昨年、52名の日本人スタッフが、海外に派遣されて、活動しています。インドに行っている精神科医さんもいます。

医師は、日常の診療においても、語弊があるかもしれませんが、社会的に立場の弱い方々と向き合うことが多い、と思います。

のっぽ先生も、ベーシック・インカムやチェ・ゲバラの社会正義に、共感していらっしゃいます。
その優しさは、これまで患者さんと接する中で、自然と身につけてこられたものかもしれないなあ、と思います。

「素敵だな。」と思いますね。
のっぽ187
あんずさん

>何度か渡航するうちに、直接的なサポートができない自分にもどかしさを感じたのと、

「本当に何とかしたい。役に立ちたい。」と思えば、直接的な方法を採ることになると、僕も思います。

>他の途上国に医師を派遣していることに感化されて

SiCKOで見て知ったのですが、キューバの医療制度は、かなりきちんとしているようです。キューバ革命時の精神が残っているんだと思います。

>一生を変えてしまうだけの影響力が今もあるのですね。

チェ・ゲバラは、僕が好きな人物の一人です。「素敵だな。」と思いますね。

有難うございます。
のっぽ187
カノンさん

>チェ・ゲバラについては、名前しか知らなかったのですが、ドクターだったのですね。

そうです。ドクターです。カノンさんをして、そんな感じだったら、日本国内での知名度は、かなり低そうですね。

>現在でも、公衆衛生の完備は、われわれ人類の重要課題の一つです。

医療そのものより、上下水道の普及やワクチンの接種の方がはるかに重要度が高いと僕も思います。

>貧困と病気は、一卵性双生児のように、分かちがたいものだ、と思います。

病気について、ある程度、知ると、貧困の問題は避けて通ることができないと思います。

>毎年、ほんの僅かですが、「国境なき医師団」に寄附をしています。

素晴らしい!
寄付については、ある程度、お金が出来てから、と思っています。自分の生活費、医療費について、ある程度、目処が立ったら、寄付はしたいな、と思います。

>インドに行っている精神科医さんもいます。

へぇ~、そうなんですね。精神科を選んだ時点で、外国で仕事をするのは難しいな、と思っていたのですが。

>医師は、日常の診療においても、語弊があるかもしれませんが、社会的に立場の弱い方々と向き合うことが多い、と思います。

多いです。精神科は、特に多いと思います。

>その優しさは、これまで患者さんと接する中で、自然と身につけてこられたものかもしれないなあ、と思います。

有難うございます。
ある程度、仕事をしていたら、「これは、自分の力だけで、到底、解決できる問題ではないな。」という問題にぶち当たります。(多くの患者さんが待っているという理由で、短い時間で診察を切り上げてしまうことは、すごく不本意でした。)
そうなると、医療制度だとか、効率良く全体を底上げするには、どうすれば良いか、を考えるようになりました。
医療、福祉、それにセーフティネットについては、市場経済にさらすことなく、社会主義的な制度、対応が望ましいのではないか、と僕は考えています。

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