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癌との共存を目指しています。
今日は化学療法を受ける予定だったが、通院先の病院の化学療法室が一杯(ベッドに空きがない)とのことで、24日に延期になった。あまり目先のことしか考えていないことがばれてしまうが、この延期、結構、嬉しかった。間隔が空けば空いた分だけ、体調のいい日が増えるからだ。通院先の病院の薬剤師さんの話によると、細胞の分裂の周期から考えると、2週間が一番いいとのことである。
ただ、海外での治験が、2日間投与、12日間休薬というプロトコールで行われていたのを見たことがあるので(さあっと目を通しただけなので記憶はあいまいだが)、それがスタンダードになっているのだろう。多分、数日のずれは大きな問題はないと、僕は考えている。

今日は、父方のいとこにメールをした。僕の経過、病状を説明し(このブログのURLを伝えるという方法もあったが、それはしなかった)、僕の病は、遺伝的な要素がかなり大きいことを伝えた。その上で、「私のいとこに35歳で直腸癌と大腸ポリポーシスを指摘された人がいる。」と内科か外科の先生に言うように伝えた。そうすれば、「便潜血を調べましょう。」ということになるか、「すぐ大腸ファイバーをしましょう。」ということになると思われる。

父親は、僕の病状をいまいち良く分かっていないので、僕が直接、いとこにメールをするという方法を選んだ。いとこ達にきちんと事実を伝えることが、大腸癌の早期発見につながると考えられるので、今日、それを実行した。
本当は、おじ、おばにもきちんと伝えるべきなのだが、まずは結婚、出産を控えた、もしくは、これから20年か30年間、バリバリと働くであろう若い世代に自分の病状などについて説明した。

今日は、我ながらいい事をしたと思う。(自画自賛す。)



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【2008/07/22 20:48】 | 自分の体
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お見事!
カノン
いとこの方に、とてもよいことをなさいました(他画他賛す)。

大腸ポリポーシスというのは、大腸にポリープがたくさんできて、
それががんになる可能性がある遺伝性の病気なのですね。
すると、ポリープができた場合、もぐら叩きのように、内視鏡で
取り続けなくてはいけないのでしょうか。

近しいいとこの病気のことを知り、また突然自分のリスクが高い
ことを知るのは、ショックでいらしたことと思います。不安な気持ち
をサポートしてあげることも、必要なことかもしれませんね。
いとこの皆さまが、冷静に受けとめて、賢く対処なさいますように。

遺伝子を調べると、将来どういう病気に罹患しやすいかわかると
いいます。
アメリカでは、乳がんのリスクが非常に高い女性が、健康な状態
で、乳房切除してしまったケースがテレビで紹介されて、その
過激な対処の仕方にびっくりしたことがあります。

明日から4日くらい、大変な日々を過ごされるのですね。
これから、たくさん楽しいことが待っている長い年月のためです
ものね。
副作用が、あまり強くないように祈っています。

ちょっと難しい話ですが。
のっぽ187
カノンさん

>大腸ポリポーシスというのは、大腸にポリープがたくさんできて、 それががんになる可能性がある遺伝性の病気なのですね。

その通りです。手術を受けた病院の先生(術者の先生)の話によると、「(あなたの)大腸のポリープは、50歳まで、もしくは、50歳代までに、100%癌化する。」という説明でした。気が動転していたので、50歳迄か50歳代迄か忘れました。また、ポリポーシスという言葉は、100個以上、ポリープがある場合に使われる言葉です。
大腸ポリポーシスの中で代表的なものは、家族性大腸ポリポーシスと言って、家族内で大腸ポリポーシス、もっと言うと大腸癌が多発する遺伝性の病気です。
僕の場合、両親は母親は60歳代半ば、父親は70歳代前半なのですが、2人とも健在で、これまで大腸癌を指摘されたことはありません。この点から考えると、僕の診断は「大腸ポリポーシス」ではあるのですが、「家族性大腸ポリポーシス」とは現時点では言えないです。
なお、家族性大腸ポリポーシスの典型的な病歴は、両親のどちらかに大腸ポリポーシスがあって、50歳(代)までに大腸癌を発病していて、かつ僕が・・・というパターンです。(それだと、僕もそれなりに注意できるのですが。)
実は、直腸癌、大腸ポリポーシスという診断がついた時、2つの選択肢がありました。一つは、直腸癌とともに大腸を全部取ってしまう。もう一つは、直腸癌のみを取り、残った大腸を温存するという方法。
僕は前者を選びました。ただ、後者を選ぶと、術後は、カノンさんの言うように、もぐら叩きのように内視鏡で取り続けないといけないですね。この方法の問題は、術後、大腸ファイバーをしていて、また癌を発見した場合、手術が出来ないことです。2度、手術をすることは出来ないと(術前に)説明を受けました。
なお、生活の質(QOL)は、大腸全摘より直腸癌のみを取る方が良いです。この点について、僕は考慮が足りませんでした。ただ、あの時点で冷静な判断をするのは、今考えても、不可能だと思います。

>不安な気持ち をサポートしてあげることも、必要なことかもしれませんね。

その通りだと思います。メールには「(相談があれば)相談に乗りたいと思いますので、何か分からないことがあれば、言って下さい。」とは書きました。

>いとこの皆さまが、冷静に受けとめて、賢く対処なさいますように。

僕もそう祈っています。

家族性大腸ポリポーシスの場合、遅くとも20歳代前半で(大腸癌が出来ていなくても )大腸を全摘する(どこで読んだのか忘れてしまいました)とか、「すべての症例で、30歳を超えたら手術適応となります。」(http://health.goo.ne.jp/medical/search/10U90600.html)と書いてあります。
家族性大腸ポリポーシスの場合は、大腸癌に100%なるので、そういう対応になるみたいです。
なお、大腸ポリープは、大腸癌の前癌病変なので、こういった対応になるのですが、カノンさんが書かれている乳癌のケースは、前癌病変を有していないのに(遺伝的なリスクの高さだけで判断して)乳房を切除してしまったところに普通でなさを感じますね。
乳癌にも前癌病変はあるのですが、多分、テレビで紹介されたケースは、前癌病変も何もないのに、遺伝的なリスクの高さだけで、乳房を取ってしまった、恐るべきケースということだったと思います。

明日から4日くらいは、基本的には、ブログの更新などはお休みする予定です。

>これから、たくさん楽しいことが待っている長い年月のためです
ものね。

このコメント、ものすごい励みになります。有難うございます!

>副作用が、あまり強くないように祈っています。

僕も祈っています。

No title
うさみみ
こんばんは。
体調がいい期間が長くなってよかったですね(^^♪

URLは知人には教えないほうがよいと思います。
好きなことが書けなくなってしまいますから(笑)

好きなことを書くって、かなり大事なことです。


貴重なアドバイス、有難うございます。
のっぽ187
うさみみさん

貴重なアドバイス、どうも有難うございます。
ブログを長く書いている人からの助言は、本当に有難いです。

URLは、知人には教えないようにします。

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コメント
この記事へのコメント
お見事!
いとこの方に、とてもよいことをなさいました(他画他賛す)。

大腸ポリポーシスというのは、大腸にポリープがたくさんできて、
それががんになる可能性がある遺伝性の病気なのですね。
すると、ポリープができた場合、もぐら叩きのように、内視鏡で
取り続けなくてはいけないのでしょうか。

近しいいとこの病気のことを知り、また突然自分のリスクが高い
ことを知るのは、ショックでいらしたことと思います。不安な気持ち
をサポートしてあげることも、必要なことかもしれませんね。
いとこの皆さまが、冷静に受けとめて、賢く対処なさいますように。

遺伝子を調べると、将来どういう病気に罹患しやすいかわかると
いいます。
アメリカでは、乳がんのリスクが非常に高い女性が、健康な状態
で、乳房切除してしまったケースがテレビで紹介されて、その
過激な対処の仕方にびっくりしたことがあります。

明日から4日くらい、大変な日々を過ごされるのですね。
これから、たくさん楽しいことが待っている長い年月のためです
ものね。
副作用が、あまり強くないように祈っています。
2008/07/23(Wed) 22:51 | URL  | カノン #-[ 編集]
ちょっと難しい話ですが。
カノンさん

>大腸ポリポーシスというのは、大腸にポリープがたくさんできて、 それががんになる可能性がある遺伝性の病気なのですね。

その通りです。手術を受けた病院の先生(術者の先生)の話によると、「(あなたの)大腸のポリープは、50歳まで、もしくは、50歳代までに、100%癌化する。」という説明でした。気が動転していたので、50歳迄か50歳代迄か忘れました。また、ポリポーシスという言葉は、100個以上、ポリープがある場合に使われる言葉です。
大腸ポリポーシスの中で代表的なものは、家族性大腸ポリポーシスと言って、家族内で大腸ポリポーシス、もっと言うと大腸癌が多発する遺伝性の病気です。
僕の場合、両親は母親は60歳代半ば、父親は70歳代前半なのですが、2人とも健在で、これまで大腸癌を指摘されたことはありません。この点から考えると、僕の診断は「大腸ポリポーシス」ではあるのですが、「家族性大腸ポリポーシス」とは現時点では言えないです。
なお、家族性大腸ポリポーシスの典型的な病歴は、両親のどちらかに大腸ポリポーシスがあって、50歳(代)までに大腸癌を発病していて、かつ僕が・・・というパターンです。(それだと、僕もそれなりに注意できるのですが。)
実は、直腸癌、大腸ポリポーシスという診断がついた時、2つの選択肢がありました。一つは、直腸癌とともに大腸を全部取ってしまう。もう一つは、直腸癌のみを取り、残った大腸を温存するという方法。
僕は前者を選びました。ただ、後者を選ぶと、術後は、カノンさんの言うように、もぐら叩きのように内視鏡で取り続けないといけないですね。この方法の問題は、術後、大腸ファイバーをしていて、また癌を発見した場合、手術が出来ないことです。2度、手術をすることは出来ないと(術前に)説明を受けました。
なお、生活の質(QOL)は、大腸全摘より直腸癌のみを取る方が良いです。この点について、僕は考慮が足りませんでした。ただ、あの時点で冷静な判断をするのは、今考えても、不可能だと思います。

>不安な気持ち をサポートしてあげることも、必要なことかもしれませんね。

その通りだと思います。メールには「(相談があれば)相談に乗りたいと思いますので、何か分からないことがあれば、言って下さい。」とは書きました。

>いとこの皆さまが、冷静に受けとめて、賢く対処なさいますように。

僕もそう祈っています。

家族性大腸ポリポーシスの場合、遅くとも20歳代前半で(大腸癌が出来ていなくても )大腸を全摘する(どこで読んだのか忘れてしまいました)とか、「すべての症例で、30歳を超えたら手術適応となります。」(http://health.goo.ne.jp/medical/search/10U90600.html)と書いてあります。
家族性大腸ポリポーシスの場合は、大腸癌に100%なるので、そういう対応になるみたいです。
なお、大腸ポリープは、大腸癌の前癌病変なので、こういった対応になるのですが、カノンさんが書かれている乳癌のケースは、前癌病変を有していないのに(遺伝的なリスクの高さだけで判断して)乳房を切除してしまったところに普通でなさを感じますね。
乳癌にも前癌病変はあるのですが、多分、テレビで紹介されたケースは、前癌病変も何もないのに、遺伝的なリスクの高さだけで、乳房を取ってしまった、恐るべきケースということだったと思います。

明日から4日くらいは、基本的には、ブログの更新などはお休みする予定です。

>これから、たくさん楽しいことが待っている長い年月のためです
ものね。

このコメント、ものすごい励みになります。有難うございます!

>副作用が、あまり強くないように祈っています。

僕も祈っています。
2008/07/24(Thu) 01:10 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
No title
こんばんは。
体調がいい期間が長くなってよかったですね(^^♪

URLは知人には教えないほうがよいと思います。
好きなことが書けなくなってしまいますから(笑)

好きなことを書くって、かなり大事なことです。
2008/07/24(Thu) 16:21 | URL  | うさみみ #-[ 編集]
貴重なアドバイス、有難うございます。
うさみみさん

貴重なアドバイス、どうも有難うございます。
ブログを長く書いている人からの助言は、本当に有難いです。

URLは、知人には教えないようにします。
2008/07/24(Thu) 19:09 | URL  | のっぽ187 #-[ 編集]
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