ラクトフェリン
ラクトフェリンの生理機能として
①抗菌、抗ウィルス活性
②ビフィズス菌増殖促進作用
③免疫調節作用
④抗酸化作用
⑤鉄吸収調節作用
がある。
ラクトフェリンは、有害な細菌である大腸菌を抑制する一方、有用な細菌であるビフィズス菌に対しては増殖効果を示す。
ビフィズス菌そのものを摂取しなくても、低温殺菌牛乳を飲んでいれば良いという訳だ。
ラクトフェリンは、母乳や牛乳に含まれ、乳児や乳仔の感染防御に重要な役割を果たしていると考えられる。
ラクトフェリンは、抗菌、抗ウィルス活性を持っている。
ラクトフェリン(lactoferrin)。
ラクト(lacto)には、乳という意味がある。
フェリン(ferrin)には、鉄という意味があると思う。鉄の元素記号は、Feだ。
ラクトフェリンは、鉄の吸収に関係するみたいだ。
ラクトフェリンの生理機能として
①抗菌、抗ウィルス活性
②ビフィズス菌増殖促進作用
③免疫調節作用
④抗酸化作用
⑤鉄吸収調節作用
がある。
ラクトフェリンは、有害な細菌である大腸菌を抑制する一方、有用な細菌であるビフィズス菌に対しては増殖効果を示す。
ビフィズス菌そのものを摂取しなくても、低温殺菌牛乳を飲んでいれば良いという訳だ。
ラクトフェリンは、母乳や牛乳に含まれ、乳児や乳仔の感染防御に重要な役割を果たしていると考えられる。
ラクトフェリンは、抗菌、抗ウィルス活性を持っている。
ラクトフェリン(lactoferrin)。
ラクト(lacto)には、乳という意味がある。
フェリン(ferrin)には、鉄という意味があると思う。鉄の元素記号は、Feだ。
ラクトフェリンは、鉄の吸収に関係するみたいだ。
たんぱく質の摂取量、筋肉、利用の上限、食事回数。
①一回のたんぱく質の摂取量20gくらいが筋肉合成に役立つ量である。
②それ以上のたんぱく質(30~40g)を摂取しても、体内に吸収されるけれど、筋肉合成には利用されずにエネルギーとして使用される。
ここまで、石井直方教授のご見解です。
そうすると日本人の普通の食事で、三食とも、たんぱく質20gくらいは摂取できそうです。
『ごはん・納豆・生卵を食べるだけでも15gほどのたんぱく質を摂取することができますし、それにシャケの切り身を一切れも加えれば20gに達するので、普段の食事で十分ということになります。』(引用はここまで)
手元に木綿豆腐がある。
たんぱく質が100g当たり7.3g含まれていると書いてある。
一丁300gなので、たんぱく質は21.9g含まれているということになる。
そのうち、95%が吸収されるとすると、21.9g×0.95=20.805g
これ以上、お豆腐を食べても、身体を作る、という点では意味がない、ということになる。
筋肉を作るのに役立つ量が意外と少ないので、驚いた。
①一回のたんぱく質の摂取量20gくらいが筋肉合成に役立つ量である。
②それ以上のたんぱく質(30~40g)を摂取しても、体内に吸収されるけれど、筋肉合成には利用されずにエネルギーとして使用される。
ここまで、石井直方教授のご見解です。
そうすると日本人の普通の食事で、三食とも、たんぱく質20gくらいは摂取できそうです。
『ごはん・納豆・生卵を食べるだけでも15gほどのたんぱく質を摂取することができますし、それにシャケの切り身を一切れも加えれば20gに達するので、普段の食事で十分ということになります。』(引用はここまで)
手元に木綿豆腐がある。
たんぱく質が100g当たり7.3g含まれていると書いてある。
一丁300gなので、たんぱく質は21.9g含まれているということになる。
そのうち、95%が吸収されるとすると、21.9g×0.95=20.805g
これ以上、お豆腐を食べても、身体を作る、という点では意味がない、ということになる。
筋肉を作るのに役立つ量が意外と少ないので、驚いた。
「がんに効く生活」(ダヴィド・S.シュレベール著) p13
乳がん、結腸がん、前立腺がんなど、欧米諸国で猛威をふるうがんのアジアでの発症率は、欧米の七分の一から六十分の一に過ぎない(2003年WHOの統計)。しかしながら、前がん状態の微小腫瘍の存在を見てみると、五十歳前にがん以外の原因で死亡するアジア人男性の前立腺にも、欧米人の同世代の男性と同じ程度の微小腫瘍が見られる(1965~1979年から1982~1986年までの、日本における潜在前立腺がんの頻度の趨勢、という論文を出典としている)。つまり、アジア人のライフサイクルには、微小腫瘍を成長させない何かがあるのだ。
反対に、欧米に住んでいる日本人ががんになる確率は、移住してからたった一~二世代経っただけで、欧米人と同じレベルになる。欧米人の生活様式の何かが、私たちの身体をがんから効果的に守ることの妨げとなっているのである。(引用はここまで)
かつての日本人の食事、生活習慣には、小さながんを大きくしない何かがあった、と考えられる。
乳がん、結腸がん、前立腺がんなど、欧米諸国で猛威をふるうがんのアジアでの発症率は、欧米の七分の一から六十分の一に過ぎない(2003年WHOの統計)。しかしながら、前がん状態の微小腫瘍の存在を見てみると、五十歳前にがん以外の原因で死亡するアジア人男性の前立腺にも、欧米人の同世代の男性と同じ程度の微小腫瘍が見られる(1965~1979年から1982~1986年までの、日本における潜在前立腺がんの頻度の趨勢、という論文を出典としている)。つまり、アジア人のライフサイクルには、微小腫瘍を成長させない何かがあるのだ。
反対に、欧米に住んでいる日本人ががんになる確率は、移住してからたった一~二世代経っただけで、欧米人と同じレベルになる。欧米人の生活様式の何かが、私たちの身体をがんから効果的に守ることの妨げとなっているのである。(引用はここまで)
かつての日本人の食事、生活習慣には、小さながんを大きくしない何かがあった、と考えられる。
「がんに効く生活」(ダヴィド・S.シュレベール著)p11
私たちは誰でも、体の中に眠っているがん細胞をもっている。どんな生物でも、体内で不完全な細胞をつくりつづけている。人間も同じだ。そしてその不完全な細胞から腫瘍が生まれる。しかし人間の体には、腫瘍の存在を探知し、その成長を抑えることができるさまざまなメカニズムが備わっている。欧米では四人に一人ががんで死ぬ。裏返せば、四人に三人はがんでは死なない。四人に三人は、自己防衛のメカニズムががんを抑えこむことができるからだ。(引用はここまで)
よろしくないもの(農薬とか)をなるべく摂らないようにする。
緑茶、ターメリック、大豆といった抗がん効果がある食べ物を摂る。
運動する(身体を動かす)。
この本に書いてあることをまとめると、こんな感じだ。
私たちは誰でも、体の中に眠っているがん細胞をもっている。どんな生物でも、体内で不完全な細胞をつくりつづけている。人間も同じだ。そしてその不完全な細胞から腫瘍が生まれる。しかし人間の体には、腫瘍の存在を探知し、その成長を抑えることができるさまざまなメカニズムが備わっている。欧米では四人に一人ががんで死ぬ。裏返せば、四人に三人はがんでは死なない。四人に三人は、自己防衛のメカニズムががんを抑えこむことができるからだ。(引用はここまで)
よろしくないもの(農薬とか)をなるべく摂らないようにする。
緑茶、ターメリック、大豆といった抗がん効果がある食べ物を摂る。
運動する(身体を動かす)。
この本に書いてあることをまとめると、こんな感じだ。
LfのNK活性増強効果
4/12 左
ガン細胞を移植したマウスに1㎎のLf(ラクトフェリン)を腹腔内投与すると、ガン細胞の増殖が抑制され、転移も抑えられた。抗アシアロGM1抗体でNK(ナチュラルキラー)活性を抑制すると、抗腫瘍効果は失われた。すなわち、in vivoにおける抗ウィルス効果や抗腫瘍効果はNK活性を高める効果と密接に関連しており、Lfの重要な機能の一つと考えられる。(引用はここまで)
マウスで抗腫瘍効果が見られている。
あと、マウスで抗ウィルス効果も見られた。
in vivo(生体内)における抗ウィルス効果と抗腫瘍効果は、ナチュラルキラー細胞の活性を高めることで得られるのではないか、と書いてある。
4/12 左
ガン細胞を移植したマウスに1㎎のLf(ラクトフェリン)を腹腔内投与すると、ガン細胞の増殖が抑制され、転移も抑えられた。抗アシアロGM1抗体でNK(ナチュラルキラー)活性を抑制すると、抗腫瘍効果は失われた。すなわち、in vivoにおける抗ウィルス効果や抗腫瘍効果はNK活性を高める効果と密接に関連しており、Lfの重要な機能の一つと考えられる。(引用はここまで)
マウスで抗腫瘍効果が見られている。
あと、マウスで抗ウィルス効果も見られた。
in vivo(生体内)における抗ウィルス効果と抗腫瘍効果は、ナチュラルキラー細胞の活性を高めることで得られるのではないか、と書いてある。
昨日の記事の続きです。
低温殺菌(72℃15秒とか65℃30分)だと、ラクトフェリンが牛乳の中に、ある程度、残るのではないか。かなり残るのではないか。
超高温殺菌(120~150℃、1~3秒)だと、95~97℃、5~15分加熱の場合に比べて、ラクトフェリンの残り具体が少なくなるのではないか。
それが昨日の記事で言いたかった事です。
ラクトフェリンは、ナチュラルキラー細胞の活性を増強する。
ナチュラルキラー細胞の活性を高めると、新たな発癌を、より確実に抑える事が出来るのではないか。
低温殺菌牛乳を飲むと、ラクトフェリンを、ある程度、摂取出来るのではないか。
ナチュラルキラー細胞の活性を高める事が出来るのではないか。
新たな発癌を、より確実に抑える事が出来るのではないか。
そう考えている。
低温殺菌(72℃15秒とか65℃30分)だと、ラクトフェリンが牛乳の中に、ある程度、残るのではないか。かなり残るのではないか。
超高温殺菌(120~150℃、1~3秒)だと、95~97℃、5~15分加熱の場合に比べて、ラクトフェリンの残り具体が少なくなるのではないか。
それが昨日の記事で言いたかった事です。
ラクトフェリンは、ナチュラルキラー細胞の活性を増強する。
ナチュラルキラー細胞の活性を高めると、新たな発癌を、より確実に抑える事が出来るのではないか。
低温殺菌牛乳を飲むと、ラクトフェリンを、ある程度、摂取出来るのではないか。
ナチュラルキラー細胞の活性を高める事が出来るのではないか。
新たな発癌を、より確実に抑える事が出来るのではないか。
そう考えている。
癌を排除する自然免疫 (NK細胞)
健康な人の体内でも日々新たな癌の元となる細胞は発生しますが、そうした細胞は免疫系によってその都度排除されています。つまり、免疫を抑制する事は癌の発生や悪性化を促します。癌細胞を攻撃する免疫系には自然免疫と獲得免疫がありますが、自然免疫系の重要な役を担うのがナチュラルキラー (NK) 細胞です。NK細胞は癌細胞を含む異常細胞を認識して排除します。正常細胞は自己抗原の発現によって、NK細胞の破壊の対象から免れます。対照的に、癌細胞や感染細胞はこれらの自己抗原のレベルが変化や減少している事が多く、NK細胞に認識されやすくなっています。NK細胞は1つのマーカーのみで癌を認識するものではないのですが、そもそも1つのマーカーで癌を特定する事は困難です。そして、NK細胞の優秀さは「なんとなく自己細胞っぽくない」細胞を認識して見分けられる点であり、この機能により体内の癌細胞の排除の重要な役割を担っています。(引用はここまで)
ナチュラルキラー (NK) 細胞の活性を高めると、体内の癌細胞を排除できるかも知れない。
ラクトフェリン(lactoferrin)
ラクトフェリン(Lf)という糖たんぱく質が、未加熱の牛乳には含まれている。
LfのNK活性増強効果
4/12 左
ラクトフェリンは、ナチュラルキラー細胞の活性を増強する。
ラクトフェリンの加熱変性に伴う構造変化
市販のラクトフェリン(LF)サプリメント1錠を湿らせてラップに包み、95℃~97℃で湯煎した。(中略)本研究の加熱条件ではLFは完全に失われなかったことがわかる。(引用はここまで)
95~97℃で、5分湯煎、10分湯煎、15分湯煎している。
この加熱条件では、ラクトフェリン(LF)は、ある程度、残るようだ。
ラクトフェリンは加熱されると、変性し(性質が変わり)、凝集体(かたまり)を作る。凝集体(かたまり)は沈殿する(沈む)。それで液体中(例えば牛乳の中)から失われる。
しかし、全部失われるのではなくて、上記条件では、ある程度は、残るようだ。
健康な人の体内でも日々新たな癌の元となる細胞は発生しますが、そうした細胞は免疫系によってその都度排除されています。つまり、免疫を抑制する事は癌の発生や悪性化を促します。癌細胞を攻撃する免疫系には自然免疫と獲得免疫がありますが、自然免疫系の重要な役を担うのがナチュラルキラー (NK) 細胞です。NK細胞は癌細胞を含む異常細胞を認識して排除します。正常細胞は自己抗原の発現によって、NK細胞の破壊の対象から免れます。対照的に、癌細胞や感染細胞はこれらの自己抗原のレベルが変化や減少している事が多く、NK細胞に認識されやすくなっています。NK細胞は1つのマーカーのみで癌を認識するものではないのですが、そもそも1つのマーカーで癌を特定する事は困難です。そして、NK細胞の優秀さは「なんとなく自己細胞っぽくない」細胞を認識して見分けられる点であり、この機能により体内の癌細胞の排除の重要な役割を担っています。(引用はここまで)
ナチュラルキラー (NK) 細胞の活性を高めると、体内の癌細胞を排除できるかも知れない。
ラクトフェリン(lactoferrin)
ラクトフェリン(Lf)という糖たんぱく質が、未加熱の牛乳には含まれている。
LfのNK活性増強効果
4/12 左
ラクトフェリンは、ナチュラルキラー細胞の活性を増強する。
ラクトフェリンの加熱変性に伴う構造変化
市販のラクトフェリン(LF)サプリメント1錠を湿らせてラップに包み、95℃~97℃で湯煎した。(中略)本研究の加熱条件ではLFは完全に失われなかったことがわかる。(引用はここまで)
95~97℃で、5分湯煎、10分湯煎、15分湯煎している。
この加熱条件では、ラクトフェリン(LF)は、ある程度、残るようだ。
ラクトフェリンは加熱されると、変性し(性質が変わり)、凝集体(かたまり)を作る。凝集体(かたまり)は沈殿する(沈む)。それで液体中(例えば牛乳の中)から失われる。
しかし、全部失われるのではなくて、上記条件では、ある程度は、残るようだ。